リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

あぁ~あ、あたふたの日々はまだ終わらない

2024年06月11日 | 日々の風の吹くまま
6月10日(月曜日)。☁⛅🌤。起きた時は曇り空で、天気が変わるのかと思ったけど、だんだん晴れ間。でも何だか寒いなあ。きのうの最高気温は22度だったそうで、前の日の27度からまさに急降下。今日はきっともっと低いんだろうな。これ、秋が早く来ちゃったのか、春が未だにぐずぐずしているのか。ま、どっちにしても夏は影が薄い存在で、あと3週間で学校が長い夏休みに入るというのに、どうしちゃたのかな。それでも、今年は去年の今ごろに比べると山火事が200件以上も少ないそうだから、探せば良いこともあるってことで、それがバランスってもんなんだろうな。

今日は普通にウォーキングに行ってモールを5周。細長いモールは中心街の6番アベニューに沿って2ブロックにまたがっていて、ヘルスケア系のオフィスが並ぶ2階の真ん中の吹き抜けの周りを1周するとだいたい400メートルなので、5周すると2キロになり、マンションからの行き帰り400メートルほどを加えると2キロ半のウォーキング。距離を増やしたばかりの頃は運動量が増えたという実感があったけど、慣れてしまうと4周の頃と全然変わらない感じだからおもしろい。年齢1歳から5歳までの幼児教育を謳う大きな保育園があって、10時ごろに行くと散歩から帰って来る子供たちに遭遇する。少し奥の銀行のオフィスがあったところで内装が進んでいて、床に動物や花のカラフルな絵が描かれているところを見るとどうやら別の保育施設が入るような印象。バンクーバーは家賃が高騰しているだけじゃなくて、保育所のスペースが絶対的に不足しているそうだから、共働きの子育て世代には住みにくいところになったから、家賃はバンクーバーより低くて通勤の便もいいニューウェストミンスターに引っ越して来ているんだろうな。だから、私たちが移って来た9年前は6万5千人だった人口が今では9万人を突破して、10万都市になるのは時間の問題・・・。

えび天そばでランチをしてから、ドロシーのメールに返事を書き始めて、長々と近況とこれからのプランを書き連ねるのに1時間。芝居脚本の日本語訳と英語訳の2つのプロジェクトが合流するような様相になって来たので、メールで説明しながら、自分の頭の中も整理。ドロシーはたぶんもうアラスカ行きの船の上だろうから、潮風に吹かれながらゆっくり読んでもらえば御の字。本職が作曲家のドロシーと初めて会ったのは彼女の『The Piano Teacher』のオープニングレセプションで、彼女のやさしい人柄に魅了されて、その場でいつか日本語に訳して日本に紹介したいと言って以来のおつきあい。だから、ワタシにとって日本語訳は「友だちとの約束」だし、英語訳の方も原作者との仲立ちをしてくれた小学校1年からの親友との約束だから、ひたすらがんばって来て、今やっと突破口が見えて来ているわけ。年のわりには何か息の長い話なんだけど・・・。

メール書きが終わっても、途切れることのないワタシの「やらなきゃリスト」には脚本の仕上げの他に、水の濾過器のフィルター交換、カレシの運転免許証更新の予約、スペアの寝室のガラクタ撤去。エスターが来るまであと3週間で、私たちのクルーズがアラスカに向けて出港するまであと3ヵ月。アマゾンからは注文したキッチン用品の発送の通知があって、道路向かいの郵便局への配達は木曜日。さらに追いかけるように「こんなのはいかが」メールが来て、クリックしたら、ハウザーの新しいアルバム(Classic II)。大好きな『アルビノーニのアダージョ』で始まって、モーツァルトの『ピアノ協奏曲第23番』、ベートーベンの『熱情』、ドヴォルザークにバッハに・・・この人はクラシックからロックからラテンからジャズまで、どんな曲でもチェロに歌わせることができる、まるでチェロを弾くために生まれてきたような天才。あっ、欲しいっと即行でカートに入れて注文をクリック。配達は20日。はあ・・・。




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