6月30日(木曜日)。☀☀。今日で6月が終わり。ということは、もう1年の半分が過ぎたと言うことで、いつの間にかって感じ。朝からいい天気。おまけに普通に今の時期の気温なので、家の中は風通しが良すぎて涼しいくらい。このあたりは高層マンションの高層階のいいところかもしれないな。バルコニーではトマトの花が増えたので、実が生るように花の先をこちょこちょとくすぐっていたら、ぽろっと落ちて、、おお、かわいい赤ちゃんトマトが3つ。食べ残して腐らせたトマトが芽を出して、葉を出して、ぐんぐん伸びて、花を咲かせて、いよいよ実を付けた、この生命力の強さよ。ちゃんと大きくなるといいなあ。
ゆうべはArts Clubのファンドレイジングイベントのひとつである「Signature Dinner」があって、今回は3つの劇場のひとつ、BMOセンターのロビーで、演劇人のたまり場で生まれたArts Clubがカナダ最大の劇団に発展する糸口となったミュージカル『Jacque Brel is Alive and Well and Living in Paris』(『ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている』)上演の50周年を記念する特別イベント。ディナーの前に、劇場で当時は駆け出しの舞台監督だった(今は名誉芸術監督の)ビル・ミラードが70日のロングランになった作品の上演に至るまでのエピソードを紹介し、現役の俳優男女4人が人気ナンバー6曲を歌い、さらにオリジナルキャストで存命の4人が加わって、『If We Only Have Love』(『愛しかないとき』)を熱唱して、総立ちの大喝采。ワタシは昔からジャック・ブレルの曲が好きなんだけど、特に一番好きな『アムステルダム』が聞けて涙が出そうなくらい感激。後でビルにあれは酔っ払って歌うと一番いいんだよねと言ったら大笑い。ショーの後はロビーに3列ずらりと並んだ長いテーブルでディナー。ADCの仲間同士で話が弾んで、楽しくて元気が出るひとときだった。
今日も午前中は引越しがあるので、ウォーキングはランチの後。連休前で学校が夏休みに入ったせいか、エレベーターはほぼ各駅停車みたいな感じ。やっと来てみたら、最上階に住む管理組合理事長のゴードンが乗っていて、きのうの大きな荷物はエレベーターの部品だったのかと聞いたら、「部品はまだハンブルクの港で船を待ってるんだよ」。ええっ、空輸するはずだったんじゃないと言ったら、「KONEの大ウソだよ。きのうはバンクーバーに着いたけど追跡できないでいると言うから、KONEのような国際企業がそれはないだろと言ったら、実は船積みを待っているって話になったの」。うはぁ、つまりはいつになるか見当も付かないってことか。「堪忍袋の緒が切れたから、管理会社の法務部が乗り出したよ」。そっか、とうとうそこまで来たんだ。やれやれ、いつまで1台のエレベーターでやり繰りすることになるのかな。それにしても、エレベーターメーカーとしては世界で2位だか3位だかのKONEがすぐにばれるような嘘をつくと言うのはちょっと驚き。企業の隠ぺい体質もグローバル化したってことかな。
マーケットに行くのにエレベーターで降りたら、ロビーでまたゴードンとばったり。あんまり張り詰めてストレスにならないようにしてねと言ったら、「何が何でも決着をつけるまでだよ。もうばかばかしいのを通り過ぎてる」。そうねえ、弁護士の出番かもねと言ったら、「管理会社が契約解除するために弁護士を雇ったんだよ」。やっぱり。このメインテナンス契約は、入居が始まって管理組合が発足する前に開発業者が結んだ解約不能の10年契約なので、今まで故障ばかりしていても我慢して来たわけなんだけど、うん、ここまで来たら最後の手段に訴えるしかないよね。ゴードンの肩をポンポンと叩いて、日差しの中をマーケットへ。まだ野菜類を売るテーブルは少ないけど、自家製の食品や手芸品のテーブルが増えて、マーケットの規模はかなり大きくなった感じ。子供たちは今日から9月の新学年まで2ヵ月の長い夏休みで、公園の芝生に座っておやつを食べているママ友?グループもちらほら。
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