リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

初めてのリバークルーズの説明会に行って来た

2023年03月13日 | 日々の風の吹くまま

3月12日(日曜日)。⛅☁。今日から夏時間で、朝がちょっと遅くなった感じだけど、実際は早起き。午前8時に目覚ましがピーピー。きのうの朝は午前7時だった時刻。これで時差ぼけ状態になる人が多いらしいけど、こういう時の特効薬は、「きのうの時刻はすっぱり忘れる」。時間帯を超えて旅行するときも、今ごろバンクーバーは何時かなぁんて考えないで、行く先の時計だけ見ていれば、最初の日は寝不足を感じても、ひどい時差ぼけにはならないで済むの(少なくともワタシは・・・)。何はともあれ、時計の針を動かすのはほんっとにこれで最後ってことにしてほしいもんだな。

今日はオランダとベルギーのリバークルーズの参加者に対する説明会があって、遅くとも9時には出て10時にはArts ClubのBMOセンターに着いていなければならないので、ミューズリとジュースだけの朝ご飯。早めに着けば、コーヒーとペーストリーにありつけるからと、結局は8時半過ぎに出かけて、9時半ちょっと過ぎに到着して、コーヒーとクロワッサンで朝ご飯の続き。それにしても、ずいぶんいるなあ。どう見ても4、50人はいるから、船がArts Clubツアー御一行様であふれちゃいそうな感じ。Arts Clubのクルーズは毎年恒例のイベントで、まず「添乗員」として同行するトラベルエージェントのジェフが用意した冊子を配って、注意事項やチェック項目を説明。冊子を開いて真っ先に出て来る「チェック項目」は何と「処方薬」に関することで、必ず機内持込み手荷物に入れて、(赤で)絶対に預ける荷物に入れてはいけないと書いてあって、ページの下の方に非常時に備えて処方薬の名前を書き留めておく欄がある。いいアドバイスだなあ。でも、ツアー参加者の年齢層がわかっちゃうなあ。うん、帰り道にカレシが言ったもん、「50代以上ばっかり」。あはは、そうだろうなあ。子連れで楽しめるようなクルーズじゃないからね。




リバークルーズで一番重要なのは、乗船時間を厳守すること。遠い昔から河川が重要な交通手段になって来たヨーロッパでは、そのための施設やシステムが整備され、厳格に運用されていて、航行する船の接岸、離岸、閘門の通過のスケジュールは1年も前から決まっているんだそうな。だから、ジェフが言うには「何時に離岸すると決まっていたら、ほんとにその時刻に離岸する」から、観光に出かけていて船が出る時間までに戻らなかったら、まだ戻っていない人がいるからって待っていてはくれない。そういう人はおいてけぼりになって、次の接岸地か閘門まで自腹を切って辿り着いて船に合流することになるわけ。「過去に何度もそういうことがあったので、改めて強調しておきます。肝に銘じておいてください」。なるほど、たとえばベルギーで名物のビールを飲み過ぎて時間が経つのを忘れちゃったとか、うっかり遠くまで足を伸ばし過ぎて時間内には戻れなくなっちゃったとかね。ヨーロッパの都市の中を流れる川を行くわけで、いつも行ってみたくなる風景が外に見えているんだもの、「ついうっかり」は大いにあり得るよね。


船は待っていてくれないって

ツアーの人数は多いけど、誰でも申し込みできるから、実際にArts Clubと関連のあるメンバーはごくわずかで、今回はティムとヒラリーの夫婦と1人旅のジーンと、おや、同じく1人旅のケイトお姉ちゃんも。今回は行かないんだと思ってたと言ったら、「ヒラリーに説得されちゃったの。リバークルーズはもう4回目よ」。でもさあ、仲良し同士で楽しくやれていいじゃないの。ケイトお姉ちゃんはもう80代半ばなんだけど、健啖家で冒険好きの教育学者で、めちゃくちゃ気の合う人で、(長女に生まれたけど甘えん坊のワタシが)いつもこんなお姉ちゃんがいたらなあと秘かに思っていた、まさにその人。ひと足先にアムステルダム入りするんだそうで、杖をついて、やるよなあ。だからいつも「大きくなったらケイトお姉ちゃんのようになりたいの」とみんなに言ってるんだけど、この先のクルーズの予定の話になって、来年の秋にバンクーバーからアラスカを経て東京に行くSilverseaの最新の船に予約しちゃったと言ったら、「東京は乗り換えで空港に下りたことしかないの。行ってみたいわぁ」。へえ、じゃあ、一緒に行く?リンクを送るね。ほんとに、川の流れは絶えずして、海原は果てしなく、旅をして回れるのも今のうちだと思うから。



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