リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マンション暮らしに慣れたかな

2015年09月16日 | 日々の風の吹くまま
朝食が終わった頃、きのうはピチョピチョとさえずっていた天井の火災警報器がときどきポ
ケッ、ポケッとしゃっくり。今日から金曜日まで共有部分の防火設備の点検をやっていて、お
知らせには「警報が鳴ることがありますが、不便は最小限にとどめるよう努力をしますので
ご容赦を」と書いてあったので、これがそうかと思っていたら・・・。

カレシが今夜のイベントに着て行くシャツにアイロンをかけていると頭の上で突然飛び上が
るような大音声。よく聞いていると「これから火災警報システムのテストをします。警報が鳴
りますが、避難する必要はありません」という管理会社の担当責任者のアナウンス。へえ、
アナウンスできるなんて知らなかった。我が家には煙探知器3つの他に火災警報器が5つ
ある。(ちなみにスプリンクラーのヘッドは15個もある。)この音量なら5つもいらないよねと
言っていたら、今度はいきなり耳を劈く警報。2、3分鳴り続けて止まったけど、そっか、これ
が「避難してくださ~い」という時の警報なのか。これならどんなにぐっすり眠っていても目が
覚めそうだな。

住み始めてから6週間で集合住宅暮らしならではのいろいろを「初体験」したけど、基本は
壁や天井、床を隔てて生活している人たちが市町村と言う自治体の中にさらに一種の「自
治体」を形成しているということで、だから市条例のような規約があるし、管理組合の理事
会は選挙制だし、管理費と言う「税金」で自治体住民が共有する財産を維持管理している
わけだな。ロビーやエレベーターの中にはモニターがあって、管理会社からのお知らせや
注意が常時表示されている。

理事会の議事録を見ると一番多い苦情はやっぱり「騒音」。小町横町のマンションの騒音
の悩みを読んでいると、日本では子供に起因する音が問題という印象だけど、こっちは昔
から娯楽機器や楽器の音量が中心。でも、廊下では他の部屋のテレビの音が聞こえること
があっても、上や隣の部屋の騒音は幸いにも今のところ皆無。もちろん、たまにコトンという
音がするし、上からトントントンという足音?が聞こえるけど(1歳くらいの双子がいるらしい)、
想定内だし、かすかな音だから気にならない。嘘のように静まり返る深夜には「大いびき」
が聞こえて来るけど、別に気にはならない。ワタシが鈍感なのかもしれないけど、他人の音
がキライなカレシが何も言わないところを見ると、当たりが良かったのかも・・・。

コメントを投稿