リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

遊びと仕事と家事をやったら三また?

2021年07月13日 | 日々の風の吹くまま
7月12日(月曜日)。☀☀☀。今日はちょっと気温が高めのようだけど、25度とか26度とかでも暑そうだという感覚が起きないから不思議。リビング/ダイニングのサーモスタットは25度で、あのとんでもない猛暑で体内体温計がリセットされてしまったのかどうか知らないけど、ああ、涼しいなあという感じ。風の方向がたまたま我が家には最適なので、窓やドアの開け具合に注意しないと涼し過ぎてしまいそうだし、ミニチュア工房にいたっては、すぐそばのパティオドアをちょっと大きく開けると何となく「寒い」と感じてしまうくらい。最低気温は14、5度まで下がるので、気をつけないと寝冷えするかもしれないな。

午前中はミニチュア工房で「ログキャビン」のポーチに置くテーブル作り。キットなら所定の形と寸法のパーツを説明書の写真を見ながら組み立てるだけで楽なもんだけど、自分流100%となると、と何から何まで自分やらなければならない。まず全体のイメージを思い描いて、脳内の製図板にヴァーチャル設計図を書くのにかなりの時間がかかる。自分の脳内にしか存在しないものを「形」にしようというわけだから、ベースと壁の枠組みができて、いざというときに、あれはやめた、こっちにしようと、しょっしゅう心変わり。次はパーツやアクセサリをその日その日にイメージしながら、それぞれイメージに合う大きさの材料を寄せ集めて、寸法を測って、ナイフやミニチュア鋸で切って、糊付けして、寸法が合わなければばらしてやり直し。無垢の材料を使えば絵の具で色をつけなければならないし、花や植木を作ろうとすれば、色紙から小さな花びらや葉っぱを何枚も何枚も何枚も切り出して、茎や幹に貼り付けて行く、何かの修業みたいな作業。そこが自分流の「禅」なんだけど、おかげで、6月のプロジェクトにするつもりが、もう7月中旬。





午後はやっと気乗りがして来たところで仕事を始めたけど、買い物で中断。道路をマスクをして歩いている人の数はぐんと減って、マスクなし同士ですれ違うと、みんな何となくスマイル。そっか、もう長い間スマイルを交わしてなかったんだなあ。目でスマイルできないこともないけど、やっぱり口角がきっと上がる顔中スマイルに勝てるものなし。でも、マスク着用が推奨に変わった店の中では、まだマスクをしている人の方が多い。ドアの前で立ち止まって、ポケットから出したマスクをかけて中に入って行く人もいる。そうだ、マスクが義務化される半年前の去年の春からそういう雰囲気になっていたんだっけ。失われた時間は取り戻せないけど、何となく時計の針が逆回りして、やり直しという感じかな。BC州では18歳以上のワクチン1回目接種率が80%、2回目接種もほぼ50%。新規感染者数も激減で、この分だと集中治療室がどこもがら空きなんてことになるかも。

晩ご飯の後で、やっと仕事に専念。プロジェクトの最後の章で、ルイザが言った通り、かなりおもしろい。まじめにやっていたら、前の章の一節の解釈で編集者のボブからルイザに質問があって、ルイザからワタシに「どう思う?」と質問。当の一節をよぉく読んでみると、解釈の正誤じゃなくて、表現の問題じゃないかと思ったんだけど、前の節の内容をひっくり返すようなセンテンスがあって、これが引っかかりの犯人。まあ、何冊も著書を出版していると言っても、文章の良し悪しとは別の話だから、著者の説明を求める必要がありそう。と、メールを送って、また最後の章のチェック。こういうのはほんとにいい経験になるね。