リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何ともうつっぽい遺伝子

2015年06月27日 | 日々の風の吹くまま
暑い!今日は30度まで行ったらしい。窓のない工作室は暑い、と丸鋸のテーブルを外に持
ち出してプランター作りに精を出したカレシはシャツの胸が汗でびっしょり。ワタシはさっそく
「猛暑ドレス」。頭からすぽっと着られる露出度の高いタンクドレスで、膝上10センチのミニ
だからいたって快適。でも、日本の年相応的礼儀作法感からしたら目の毒かな。これで東
京の街を闊歩したら「不快被害病」で体調を崩す人が激増しちゃったりしてね。まあ蝦夷地
の生まれ育ちのワタシは、暑いときはそれに見合った格好をして家の中にいるのが一番。

と言うことで今日は「仕事」。もめごと解決の話し合いで、苦情を申し立てた側がだんだんに
激高して感嘆符だらけになるのがドラマさながらでおもしろい。それにしても30代、40代は
日本社会の中堅だろうに、年齢に比してcoping skill(対処能力)が低いのか、根がひ弱な
のか、マナーとやらにこだわって繊細化しすぎたのか、何と言ったらいいのか。でも、繊細な
割には激怒とか暴言とか責めるとか、言葉は過激だからおもしろい。会社が働き難い職場
なのか、それとも社員が使い難い人間ばかりなのかはわからないけど。

これほど欝っぽい人が多いのは脳内物質セロトニンの輸送体の遺伝子が短いせいだろうと
思う。セロトニンを細胞に取り込むたんぱく質の遺伝子には長いタイプと短いタイプがあって、
両親から1個ずつ受け継がれる。日本人(中国人や韓国人も)には2個とも短い人が圧倒
的に多くて、白人の3倍か4倍。このタイプの人は不安や恐怖を感じやすく、生まれつきネガ
ティブで消極的な性格になりがちなんだそうで、人事問題の報告書を訳していると「なぁるほ
ど!」と納得できてしまう。逆に2個とも長いとノリが良すぎて破目を外しやすい性格になり
やすいそうだから、長短1個ずつが理想的と言えるかもしれない。まあ、こればっかりは親
を選べないのと同じでどうしようもないか。

ワタシの遺伝子が長短どっちなのかは何とも言えないけど、極楽とんぼではあっても同時
にわりかし慎重なところもあるから、長短1個ずつかもしれないな(なぁんて希望的観測・・・)。
逆に生まれつき不安感が強くて、何かとネガティブ思考なカレシは(小町横町によくいるよう
な)「日本人」的な情緒性が明確だから、2個とも短い可能性が大きいな。まあ、人間の性格
なんて一長一短なんで、どっちにしても遺伝子のせいってことにしておけば?