リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

友だち運に恵まれたのは

2014年10月14日 | 日々の風の吹くまま
三連休明けで、いい天気。きのうはかなりの雨が降っていたのが、どうやら今日1日だけの
息抜きらしい。明日から月末までほぼ毎日雨、雨、雨。この調子だと、人間も錆が出て来る
か、足に水掻きが生えて来るかのどっちかになってしまいそう。まあ、「バンクーバーでは日
焼けしない代わりに錆びる」とか「バンクーバーっ子は足に水掻きがある」とか言うのはずっ
と昔からあるバンクーバーっ子の自虐ジョークなんだけど・・・。

晴れるのは今日だけと言うので、モールへひとっ走り。デパートのクリニークのカウンターで
いつものローションの大きいのを注文したら、若い美容部員?が中国語でしゃべり始めて、
「マンダリン、話せますか?」 ほお、バンクーバーでは百年以上も中国語=広東語だったの
が、最近はマンダリンが主流になりつつあるのかな。ニイハオとシェシェなら言えるんだけど、
と言ったらにっこりして「シェシェ」。いろんな国の言葉で「ハロー」と「サンキュー」だけは言え
るけど、それじゃあ空港から出られないよね、と言ったら、お嬢さんは笑いながら、レシート
と一緒にサンプルがいろいろ入ったギフトバッグをくれた。ギフトをくれるよりも値下げしてく
れればいいのにと思うけど、ま、「虚栄」を売るのが美容産業だから・・・。

スーパーに向かって歩いていたら、セロンにばったり。ぎゅっとハグして、元気してたぁ~と、
何だか女学生みたい。セロンは元ワタシのピアノの先生。ピアノの方は下手の横好きの域
を出なかったけど、レッスンをやめた後もずっと親しい友だち。「いっつもメールしようと思っ
てはついつい怠けちゃうのぉ」。あはは、それはワタシも同じよぉ。子供たちは元気?と聞い
たら、長女のドリーはもう高校3年生で、来年はエミリー・カー美術大学でデザインを勉強す
ると決めているんだそうな。うん、彼女は才能があるもんね。一方で2つ年下のエイダンは
将来何をしたいのかまだ「わっかんなぁい」。まっ、男の子ってそんなもんじゃないの?

メールしてね、今度ランチしようね、と言って別れたけど、今度会うのはいつかな。ものぐさ
なワタシの交友関係は何だか糸が切れた凧みたいなところがあって、超が付く筆不精、メー
ル不精、電話不精。でも、すばらしい友だち運に恵まれたみたいで、たまに会うだけなのに
いつも会っているように付き合ってもらえて幸せ。もしかしたら前世の行いが良かったのか
なあ・・・なぁんて。