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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[ Liga 9 ] Academica 0 - 2 Benfica

2008年11月24日 16時57分22秒 | Liga08-09プレビア&レポート
はあ、こういう日は、本当に書く気が起こりません・・・。ということで手短に。
ベンフィカは快勝、でもベンチ・スタートだったアイマールはウォーミング・アップ中に右足大腿に痛みを感じて、出場はなし。怪我の程度はまだ不明。

昨日のO Jogoの予想スタメンが珍しく大体当たって、アイマールはスタメンではありませんでした。カツラニスが発熱のために出場できずに替わりにビーニャ。左サイドバックにダビド・ルイス。
後半にアップするアイマールが映ったときは、いつ入るのかなあ?と楽しみにしていたのですが、その次に映ったときにはベンチに座って大腿の後ろをさすっていて・・・。ものすごく嫌な予感がしたんですよね。で、パブロに関しては、この嫌な予感って絶対に当たるから。
ラジオを聞いていた人によると、アイマールはウォーミング・アップを始めて5分ぐらいしたときに、大腿をつかんでベンチに戻り、キケと話したそうです。その後もう一度ウォーミング・アップをしようとしたそうですが、結局続けられずベンチに戻りました。試合終盤にルーベン・アモリムが交代して、嬉しそうにベンチに戻って座ったんですけれど(先制点を入れたからね)、そのときパブロが立っているのが映りました。身動きもせずに、目がどこも見ていないような感じだったから・・・やっぱり何か悪いことが起きたんだなあって。

Maisfutebolによると、右足大腿に痛みを感じたとのこと。ルイソンも試合終了直前に左大腿に刺すような痛み。キケ監督は試合終了後の記者会見で、「二人がギリシャ戦でプレーできるかどうかわからない。」と話しました。アイマールは、試合の後ピッチでランニングをしてみたようです。(大丈夫なのかな、そんなことして)

試合のほうは、今まで見たベンフィカの試合で一番良かったような気がしました。ルーベン・アモリムはカルロス・マルティンスよりずっと良い選手ということなんでしょうか。ただ後半始まってすぐのレジェスへのPKの判定にはちょっとびっくり。やっぱりベンフィカはビッグ・クラブなんだと実感しました。サラゴサでは絶対取ってもらえない、バレンシアでもたぶん取ってもらえないだろう、微妙なPKです。バルサやマドリードのファン気分が味わえたけれど、相手チームのファンの「おいおい、あれがPK?!」という怒りも充分に想像できて、少し複雑。でも、あれがなくてもベンフィカは勝っていただろうし、0-2は妥当な結果だと思います。

こんなときにタイミングが悪かったのですが、試合後の23時20分からRTP1の Domingo Desportivoという番組でアイマールのインタビューが放送されました。RTPiでは放送がなかったので見ていないのですけれど、How come they didn't broadcast Pablo's interview on RTPi?!とちょっと怒ってしまいましたよ。だって、こういう番組こそ放送してくれなくちゃ、何のためにRTPiにお金払っているんだか。

Maisfutebolにパブロの話した内容の要約があったので、まとめておくと:Aimar: «Lucho é o melhor jogador do campeonato»
「ポルトガル・リーグでベストな選手はルーチョ・ゴンザレス。」(パブロはいつもアルゼンチン人選手に100%忠実ですよね。)

「ヌーノ・ゴメスとルイソンに改めて驚いたわけではないけれど、彼らは良いサッカーをしている。」

「幸いなことにフィジカル・トレーナーは僕のことをとても良く知っていて、良い仕事をしてくれている。(どうかなあ??)
もっと良いプレーをして、ゴールしたい。フォワードの選手たちの後ろでプレーするのは好きだし、それがここで僕がやっていること。チームに適応し、チームが勝つためにここにやってきた。」

「ベンフィカは予想以上に大きなクラブ。全部のスタジアムにこんなにたくさんのファンがいるなんて想像していなかった。ベンフィカで何年もプレーして勝利を勝ち取りたい。
サッカーは分析されすぎだね。90分間に起こったことを一週間ずっと話しているんだから。」
そして、
"Qual o seu jogo preferido?" (「どの試合が一番好きですか?」
"Qualquer um do River!"(「リーベルでの試合、全部!」)
正確に訳せば、「リーベルでの試合どれでも!」ですが。うーむ、Serbenfiquistaでは、「Pena ser tão Riverista.(こんなにRiveristaなのが残念。)」なんて言われていますが、それよりも、リーベルのときが一番良いプレーできていたと自分でも思っているのかなあ?とちょっと悲しいような心配なような。(それはそうなんでしょうけれど、あまり後ろ向きになるのも、ね・・・。)

Estádio Cidade de Coimbra

Árbitro: Pedro Proença (AF Lisboa)

Académica – Peskovic; Pedrinho, Orlando, Luiz Nunes e Edson; Miguel Pedro, Pavlovic (Carlos Aguiar, 60 m) e Nuno Piloto; Lito (Éder, 60 m), Garcés e Sougou (Madej, 75 m).

Suplentes não utilizados: Pedro Roma, Cléber, Cris e Tiero.

Benfica – Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e David Luiz; Ruben Amorim (Jorge Ribeiro, 80 m), Binya, Yebda e Reyes (Balboa, 86 m); Nuno Gomes e Cardozo (Suazo, 61 m).

Suplentes não utilizados: Moreira, Miguel Vítor, Carlos Martins, e Aimar.

Disciplina: cartão amarelo a Pavlovic (46 m), Luiz Nunes (53 m), David Luiz (59 m), Nuno Piloto (64 m), Binya (67 m), Maxi (89 m).

Marcador: 0-1 por Ruben Amorim (30 m); Cardozo (47 m, gp).

PREVIA [ Liga 9 ] Academica - Benfica

2008年11月23日 17時41分48秒 | Liga08-09プレビア&レポート
召集メンバーにルーベン・アモリムが復帰。カルロス・マルティンスも入っています。この二人は、最後のリスボンでの練習では、まだメディカルのチェックを受けながらのトレーニングでした。ディ・マリアの例もありますし、無理させないほうがいいのでは?と思うのですが・・・。

GK - Moreira and Quim;

Defenses - Luisão, Sidnei, Miguel Vítor, David Luiz, Maxi Pereira and Jorge Ribeiro;

Medium - Reyes, Katsouranis, Carlos Martins, Aimar, Balboa, Rúben Amorim, Binya and Yebda;

FW - Cardozo, Nuno Gomes and Suazo.

今日ビジャレアルが負けたために、なんとヨーロッパではベンフィカだけがリーグ戦無敗のチームとなったらしいです。といっても、試合数が違うし、リーグのレベルも違いますからね。もちろん無敗が続くほうがいいので、明日も頑張って欲しいものです。
しかし! 日曜日の相手は、ホームで1年近く無敗を誇っているチームです。最後に負けたのは去年の11月24日。今季は9ポイントで現在11位と調子自体は良くないみたいですが、ホームでは抜群に強いということですね。(サラゴサみたい) でも同時にベンフィカは、このスタジアムで35年間負けていないという記録も持っています。となると予想される結果は・・・引き分けでしょうか。

予想スタメンですが、木曜日にアテネでオリンピアコス戦があるために、選手の顔ぶれは若干いつもと違いそうです。代表の試合のためにホンジュラスまで往復したスアソはほぼ確実にベンチ。怪我明けのルーベン・アモリムを使ってくるのかどうかが、意見の分かれるところ。maisfutebolは、右サイドにルーベンではなくてアイマールを入れ、カルドーソとヌーノ・ゴメスの2トップを予想しています。(Quim; Maxi, Sidnei, Luisão and Jorge Ribeiro; Katsouranis, Yebda, Aimar and Reyes; Nuno Gomes and Cardozo. )
一方O Jogoは、右サイドはルーベン・アモリムで、アイマールはベンチの予想。いずれもシステムは4-4-2で、カルドーソとヌーノ・ゴメスの2トップだろうという見方ですね。

怪我明けのルーベン・アモリムを使って、アイマールがベンチというのも変な気がするし、でもアイマールが右サイドというのもなさそうな気がするし、普通にカルドーソの1トップで、アイマールがトップ下というので良いように思いますが、そうすると右サイドは結局ルーベン・アモリムになってしまうし・・・。またサプライズがあるのでしょうか。案外、ダイヤ型で左にレジェスとか。でもそれだと守備がぼろぼろになりそうだから、ないだろうなあ。

首位だったレイソエスが土曜日の試合でまたもや勝利したため、ベンフィカは例え日曜日に勝っても、首位には立てません。レイソエス、ものすごく強いですね。キケ監督は「ロッカー・ルームでは、今急いで首位にならなくても大丈夫という声が聞こえる。6月の終わりに首位に立ちたい、それまでは慌てる必要はない、ということだ。選手たちは満足していて、強い希望も持っているよ。」と話しました。 

試合は現地時間20時15分より。ポルトガルではSportTV1が放送。アイマールが怪我をせずに、頑張れますように。

アカデミカの正式名称は、Associação Académica de Coimbraといいます。その名のとおり、コインブラという町のチーム。ポルトガルでは、町の名前が素直にチーム名称として使われることが少な目なのかな。 


[ Liga 8 ] Benfica 1 - 0 Estrela da Amadora

2008年11月17日 16時50分42秒 | Liga08-09プレビア&レポート
今日もサプライズがありました~。放送が始まってすぐに選手入場口が映ったのですが、そこにはトレーニング・ウェア姿のレジェスが。えっ、レジェスがベンチ・スタート?!とびっくり仰天していると、入場を待っている選手の後ろ姿に21番が。えっ、ヌーノ・ゴメス?! 
そう、今日のサプライズは、予想されていた4-4-2クラシックではなく、ダイヤ型だったこと、そして2トップがスアソとヌーノ・ゴメスだったこと。キケ監督、わざと最も予想できないメンバーを組んでいる?なんて疑いたくなりますが、レジェスは手を怪我していたようなので、その影響もあってベンチ・スタートだったのかも。レジェスと、さらにルーベン・アモリムも不在だったために、キケ監督は4-4-2ではなくて再度ダイヤ型を採用したのかもしれません。

結果はといいますと・・・ボールは回せていましたが、決定力に欠けるというか、あまりチャンスが作れていなかったかなあ。ダイジェストはこんな感じ:
Benfica, 1 Estrela da Amadora, 0 Liga Sagres 2008/09

一部のベンフィキスタたちからは「酷い試合。3ポイント取れたことだけが収穫。」と酷評されています。試合を見終わって、Serbenfiquistaでこの評を読んだときは、正直かなり意外に思いました。確かに特別良い試合ではなかったけれど、それほど悪い内容でもなかったと思うんですよね。「苦しんだ末の勝利」と書かれているのにも違和感。だってボール支配率がベンフィカの70%です。最後の最後は少しどたばたしましたが、危なかった場面はキムがヘディング・シュートを弾いた一回のみだったかと。前半の決定的チャンス(24分ごろ)をスアソが決めていれば、楽勝だったろうなという印象です。

アイマールはといいますと、すごく良くはなかったけれど、まあまあ普通に良かったかな。カルロス・マルティンスにミスが多かったこと、相手にしっかりマークされていたことから、意図どおりの攻撃ができない場面が多かったのですが、スアソへの惜しいスルーパス(ダイジェストにはなぜか出てきませんが)、空中でのヒール・パス(これも出てこない)などパブロらしいプレーがありました。ベンフィカ唯一のゴールも、パブロからゴール前のヌーノ・ゴメスに正確なミドル・パス、ヌーノ・ゴメスがじたばたしながら前に落として、シドネイがシュートですし。

キケ監督は、
「このシステムは我々の機能を向上させる。他のシステムを持つことは良いことで、4-4-2を理解した後で、他のシステムを改善することができる。だが、まだ多くの改善点がある。」
またカルドソがベンチだったことについて、
「5人のフォワードがいるので、ポジションの変更がある。それを完全には説明できない。スタメンのこともあれば、交代で入ることもあるが、私たちはカルドーソがチームに与えるものをとてもはっきりと知っている。」
O Jogoは、こんな風に書いています。
予想とは反対に、キケはレジェスをベンチに置き、カルロス・マルティンスをスタメンにした。カツラニスがダイヤ型の一番後ろ、イェブダが左で、カルロス・マルティンスが右、アイマールがダイヤの頂点。しかし中盤で問題が現れた。イェブダはカツラニスに断りなくカツの領域に侵入、またその反対のことも見られた。カルロス・マルティンスもまた、中央(そこにはアイマールがいるのだが)と右サイドの間で混乱しているようだった。結果キケ・フローレスは試合の間中、チームのメカニズムを修正するために、怒鳴り続けることになった。前半は全体として、ベンフィカのサッカーが流れることはなかった。戦術の不足と何人かの選手のインスピレーションの不足によるものだろう。
O Jogoの採点:
12 Quim 6
14 Maxi 6
4 Luisão 6
27 Sidnei 7
25 Jorge Ribeiro 6
8 Katsouranis 5
24 Carlos Martins 80 ' 5
26 Yebda 5
10 Aimar 6
21 Nuno Gomes 64 ' 6
30 Suazo 85 ' 5

18 Binya 80 ' 3
6 Reyes 64 ' 5
7 Cardozo 85 ' -

A Bolaの採点のほうは、
Quim 6; Maxi Pereire 6, Luisao 6, Sidnei 7, Jorge Ribeiro 6;
Katsouranis 6, Yebda 5, Carlos Martins 5 (Binya 4); Aimar 6; Nuno
Gomes 6 (Reyes 5), Suazo 6 (Cardozo -).

カツラニスとスアソの点がA Bolaのほうが6で、O Jogoが5、後は同じですね。
とにかく勝ててよかったです。去年地獄を見ているので、アイマールが90分フル出場できて、この程度の内容で勝てるなら、もう他に何も言うことはありません。

最後にキャプチャー写真を二枚ほど。今日もお髭を綺麗に剃ってくれていて、so beautiful! もう少しキャプチャー写真がありますが、明日は練習がお休みで、ニュースもなさそうなので、残りは明日に回します。





Estádio da Luz, em Lisboa

Árbitro: João Capela (AF Lisboa)

Benfica: Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Yebda, Katsouranis, Carlos Martins (Binya, 80 m) e Aimar; Suazo (Cardozo, 84 m) e Nuno Gomes (Reyes, 64 m).

Suplentes: Moreira, David Luiz, Fellipe Bastos e Balboa.

Treinador: Quique Flores.

Estrela da Amadora: Nelson; Hugo Gomes, Mustafa, Nuno Coelho e Moreno; Celestino (Márcio Têti, 64 m), Vidigal, Jardel (Pedro Pereira, 86 m) e Alexandre; Varela e Ndiaye (Anselmo, 77 m).

Suplentes: Filipe Mendes, Hugo Carreira, Marco Paulo e Goianira.

Treinador: Lázaro Oliveira.

Disciplina: Cartão amarelo para Luisão (14 m).

Golos: Sidnei (50 m).

Ao intervalo: 0-0.



PREVIA [ Liga 8 ] Benfica - Estrela de Amadora

2008年11月16日 17時21分00秒 | Liga08-09プレビア&レポート
試合開始時間がポルトガル時間の18時半からと、いつになく早い時間帯です。

召集メンバーは:
GK: Moreira and Quim.

Defenses: Luisão, Maxi Pear tree, David Luiz, Jorge Ribeiro and Sidnei.

Medium: Reyes, Katsouranis, Aimar, Balboa, Fellipe Bastos, Binya, Carlos Martins and Yebda.

FW: Cardozo, Nuno Gomes and Suazo.

アイマールが入っているのを見ると、怪我情報があったわけではないけれど、良かったあとやっぱりほっとします。レジェスが出場停止から復帰、ダビド・ルイスもリーグ戦では今季初めて召集されています。

注目のシステムは、レジェスが復帰するためにいつもの4-4-2に戻ることが予想されています。キケ監督が次のように話していることから見ても、たぶんそれは確かなのでしょう。
「アイマールはいつも良かったのだけれど、怪我のためにそれが継続して示せなかっただけ。ギマランエス戦では決定的なことをして、D.Ave戦では良かった。パブロはチームがより良いプレーをするのを助ける。彼はフォワードとしても、2トップの後ろでもプレーできる。ときにはサイドでもプレーしなければならないだろう。一つ確かなことは、一人の選手だけのためにシステムを変えることは決してやらないということだ。プロジェクトを一人の選手を中心に行って、その選手がいなくなったら、システムがなくなってしまうから。」
は~。なんだか去年と同じような状況ですね。別にアイマールだけのためにシステムを変えろと言っているわけではなくて、チーム全体が良いプレーをして、その上勝てるシステムがあるのなら、そちらを採用したほうがいいのでは?と思うだけなんですけれど。アイマールをフォワードやサイドの選手として使うくらいなら、パブロより良い選手はたくさんいると思うんですよね~。どうして誰もジダンやリケルメやルイ・コスタにはフォワードをやらせないのに、アイマールにはフォワードをやらせるのだろう・・・。リケルメのほうがずっとフィジカルは強いし、シュート力もあるし、アイマールよりは良いFWになれそうなのに、なんてぼやきたくなってしまいます。

キケ監督は「一人だけのためにシステムは変えない。」と言っていますが、突き詰めれば、レジェスを一番に生かすためのシステムか(4-4-2)、アイマールを一番に生かすためのシステムか(losango:ダイヤモンド型)かということになると思います。今のところキケ監督の好みとして前者を完成させたい、そのためにはアイマールはフォワードかサイドの選手としてしか使いようがないということですよね。もっと言えば、キケ監督は最初から4-4-2を使いたかったから、レジェスをレンタルで獲得したのかもしれません。そうするとなぜアイマールが必要だったんだろう?と謎ですが・・・まあ、それは最初から謎なわけで。カップ戦でだけでもダイヤ型を採用してくれたことに感謝しなければいけないのかも。(ちなみにキケ監督はD.Ave戦でのチームのプレーぶりには満足しているそうです。)

おっと話が逸れました。予想スタメンは、Maisfutebolが、Quim; Maxi, Sidnei, Luisão, Jorge Ribeiro; Carlos Martins, Katsouranis, Yebda, Reyes; Aimar and Cardozoと、アイマールとカルドーソの2トップ。
O Jogoもほとんど一緒なのですが、2トップだけが違っていて、アイマールとスアソを予想しています。
これは・・・今までのスタメン予想が完全に外れる流れからいくと、アイマールがスタメン落ちかな? O Jogoも今回はちゃんとそれを考慮に入れていて、「いつものサプライズで、カルドーソとヌーノ・ゴメスが先発する可能性もあり。」と書いてあったので、笑いました。フォワードに関しては、もはや論理的な予想は不可能という感じ。

現在首位のレイソエスが今日勝ったために(それもスポルティングに!)、ベンフィカが明日例え勝利しても首位にはなれません。ポルトも今日勝ったので、ちょっとプレッシャーがありますね。
今日は浅田真央も駄目だったし、マドリードも負けたし、心配だなあ。(って全然関係ない?!) マドリードといえば、シュスターが解任されたら、キケに話が来るのでは?とベンフィキスタたちは少し心配しているよう。「いくらなんでも途中でプロジェクトを放り出すことはないだろう。」という声が多い中で、「ファンデ・ラモスはどう?」「ライカールトは?」という声もちらほら。んー、ファンデ・ラモスはパブロのことを使いそうもないし、ライカールトは来るわけないし。
とはいえ、そんな余計なことは考えずに、ベンフィカと、(出れれば)アイマールが良い試合をして、勝てますように。




[カップ戦] Benfica 3 - 0 Desp. Aves

2008年11月11日 17時06分47秒 | Liga08-09プレビア&レポート
昨日のスタメン予想は怪しいと睨んでいたので、選手が入場してくるときにアイマールの姿を見つけても、逆に驚かなかったです。ベンフィカのほうがセカンド・ユニで、例のカエルさんのついた白ユニだったのには少し驚きましたが。

今日の試合の一番の驚きはでもメンバーではなくて、システムの変更です。

--------------Moreira-----------
Maxi-----Luisao----Sidnei----Leo
--------------Binya-------------
---------Yebda-----C.Martins----
--------------Aimar-------------
---------Suazo----Cardozo-------

つまり、2トップの後ろにアイマールを置いたダイヤ型がついに・・・。ポルトガル語ではlosangoというようです。
結果のほうはといいますと前半30分までに3点を取って、残りの時間は練習試合のような雰囲気でした。上右はO Jogoですが、「Losangoがアイマールを解放、キケの新しいシステム」とありますね。このシステムでアイマールがexcellentなことはわかりきっているので、パブロについては今更どうこう言うこともありません。繊細なボール・タッチ、正確なパス、ドリブル、常にスペースが生まれるように計算された動き・・・多彩な攻めで見るものの目を楽しませてくれました。そのうちの一つの見せ場は3点目、マキシ・ペレイラのゴールをアシストしたパス。


ライブで見たときは、トラップ・ミスしたのかと思いました~。でも、リピートで見ると、ちゃんとヒールでパス出していますね。今日のA Bolaの表紙には「A MAGIA CONTINUA」とあります♪ リピート映像があるのは、TV Benficaのダイジェスト:Benfica - Desp.Aves

またどういう風の吹き回しか、最近試合のたびに綺麗に髭が剃ってあります。若干しわが多め?と思いましたが、beautifulな顔でした。ただ、Serbenfiquistaで「あまりmotivationがないように見えたけど」なんていう意見が。うーん、そうは見えなかったけれど、確かにちょっと元気がないような気がしたというか、わりと淡々とプレーしていたような。相手が二部のチームだから、これくらいできて当たり前という感じだったのかな。マキシ・ペレイラのゴールのアシストの後の表情なんて、悲しそうにさえ見えるほどです。
それから、90分のフル出場だったのですが、最終盤は、膝に手をつくほどフラフラに疲れていて、大丈夫?!と心配になっちゃいました(一瞬また怪我?!とぎょっとしましたよ)。まだ体調は万全ではない様子。次の試合は土曜日のリーグ戦で、中4日しかありませんが、回復できるのかなあ。それともスアソとカルドーソは途中交代で、パブロはフル出場ということは、土曜日は当てにされていないのか・・・。

キケ監督がシステム変更をトライしてくれたことは嬉しいけれど、クロニカに「前回のようなPK戦を避けるために、監督はベストな選手たちを投入。」と書かれているのを読むと、ベストを投入するのはUEFA Cupの試合のほうだったんじゃないの?とちょっともやもや。スアソ、カルドーソ、アイマール、カルロス・マルティンスって、贅沢すぎるメンバーです。交代で入った選手は、ウレッタ、バルボア、ダビド・ルイス。

このダイヤ型のシステムがまた採用されることがあるのかどうかは・・・不明です。今日はレジェスもディ・マリアも不出場でサイドの選手がいなかったこと、ホームで非常に弱いチーム相手であったことがダイヤ型採用の大きな理由です。試合後、またキケ監督ではなく、アシスタント・コーチのスクリベが会見して、こう話しています。
「2トップの後ろのアイマール? 続く戦略かどうかまだわからない。もっと続けることもないとは言えない。」
このシステムの恩恵を一番受けたのはもちろんアイマールですが、カルロス・マルティンス、右サイドバックのマキシ・ペレイラも良かったですね。逆にイェブダ、ビーニャ、カルドーソは悪かったですが、別にシステムの影響ではないと思います。

O Jogoの採点は:

Moreira 5
Maxi 7
Luisão 5
Sidnei 67 ' 7
Léo 5
Binya 4
Yebda 6
Carlos Martins 72 ' 6
Aimar 7
Suazo 6
Cardozo 4

David Luiz 67 ' 5
Balboa 72 ' 4
Urreta 59 ' 5

オフィシャルは、ベストな三人に、アイマール、カルロス・マルティンス、シドネイを選んでいます。
アイマールについては、Pure Magicというタイトルで、
彼はポルトガルで最もインテリジェントな選手の一人で、それはピッチでの一歩ごとに明らかになっている。ファンタスティックなフォームで、常にラインの間の小さなスペースを狙い、パスを受けて組み立て、敵を揺さぶる瞬間のシンプルなタッチのエレガントさ。その例が前半30分のプレーだった。体を正確にくるりと回転させ、マキシ・ペレイラの三点目をお膳立てした。
ベンフィキスタの中には、「論議を呼ぶかもしれないけれど、アイマールはルイ・コスタより良い選手のような気がする。」と書いている人までいました・・・。それに答えて、「二人は違うタイプの選手だから比較できないんじゃないかな。ルイ・コスタはもっとリケルメのようなタイプだよ。」と書いている人がいて、深く同意です。(といっても、ルイ・コスタのプレーをそれほどたくさん見たことがあるわけではないのですが。)

Estádio da Luz, em Lisboa

Árbitro: Elmano Santos (AF Madeira)

BENFICA – Moreira; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei (David Luiz, 67 m) e Léo; Carlos Martins (Balboa, 72 m), Yebda, Binya e Aimar; Suazo (Urreta, 58 m) e Cardozo.

DESP. AVES – Rui Faria; Nuno Mendes, Sérgio Carvalho (Rui Miguel, 46 m), Sérgio Nunes e Pedro Geraldo (Leandro, 46 m); Vinicius; Romeu Ribeiro, Gouveia e Ruben Lima; Sami (Romeu Torres, 71 m) e Robert.

Ao intervalo: 3-0

Golos: 1-0, Yebda (3 m); 2-0, Luisão (19 m); 3-0, Maxi Pereira (30 m).

Resultado final: 3-0

Benfica apurado para a quinta eliminatória da Taça de Portugal.

Cartão amarelo a Sérgio Carvalho, Sani, Gouveia, Suazo e Leandro.

[ UEFA ] Benfica 0 - 2 Galatasaray

2008年11月07日 17時05分57秒 | Liga08-09プレビア&レポート
惨敗。Happines hasn't lasted long as usual, but at least I'm used to it.

昨日のキケ監督の言葉を読んだときから、またスタメンが変なんじゃないかと嫌な予感はありましたが・・・。実際のスタメンは、スアソとヌーノ・ゴメス、左にディ・マリア、右にレジェス。アイマールとカルロス・マルティンスがベンチ。ルーベン・アモリムにいたってはベンチ外。

試合の様子については、監督自らが的確に描写してくれています。
「最初の5分で、試合の残りがどうなるかがわかった。たくさんのミス、プレーの際の判断の間違い。攻撃に連携がなく、守備面も悪かった。前半チャンスはあったが、後半は駄目になった。
悪いスタートの後では事態を改善するのは難しかった。チャンスはあったが、ボールのコントロールが悪かった。ガラタサライは良い試合をした。彼らは中盤で良いプレーぶりだったが、それは起きてはならないことだった。
全体としてガラタサライのほうが良かった。我々の動きは良くなくて、ボール・ロストが続いた。チームがボールを失ったときのリンカーンの働きが決定的だったと思う。ベンフィカはインスピレーションに欠け、ファンの期待のレベルからはほど遠かった。」
OK OK, but you are not a commentator but a manager, right?!? 最初の5分で試合の結末がわかったなら、さっさと何か手を打ってよ~!と思うのは私が素人だから?? 点を取られるのも時間の問題のように見えていたのに、アイマールの交代は1点を失ってからの後半57分です。

Maisfutebolも
ガラタサライの10番、リンカーンの働きをキケは評価。彼はベンフィカの中盤と守備陣の間で自由に動き回った。中盤が失われていることは明らかだったのに、キケは前線の4人をキープしたままだった。(←4-4-2ではなくて、実質4-2-4になっていたということ) なぜ監督はシステムを変更しなかったのか、Maisfutebolは質問してみた。
で、キケ監督の答えは:
「選手はすでに混乱していた。システムを変えたら、もっと難しいことになっていただろう。私たちは、練習どおりに、シーズン当初からみがいているシステムでプレーしなければならない。変更は問題の解決にはならないと信じている。ベンフィカは中盤から前にかけて4人の質の高い選手がいて、これからもそのシステムを続けていけると思っている。」
はっ?! 本気でしょうか・・・。もしかしたら国内ではそれでいいのかもしれませんが、ヨーロッパの試合ではもっと柔軟性がないと駄目なんじゃ? 練習していないシステムではプレーできないなら、他のシステムも練習したほうがいいのでは?? 

今日のメンバーで最も批判されているのはディ・マリアです。Correio da Manhaでは、「右でも左でも、間違いは同じ。パスが最も望ましいときにボールをキープし、クロスが求められているときにシュートする、ボールを走らせるべきときには自分が走る。またもや不安定なパフォーマンス。」なんて書かれていたり。でも、そのディ・マリアは最後までピッチにいたので、その点もキケ監督は質問されています。で、答えは:
「彼は若くて、時には難しいこともある。私たちはみんな、彼がいつも良い判断をするわけではないことは知っている。ドリブルしなければいけないときにしないこと、シュートのときにパスすることを。しかし同時に私たちは彼が質の高さを持っていることも知っている。確かにオリンピックで見せたものからは遠いが、ディ・マリア自身がそれを良く知っている。彼は20歳で、学ぶ意欲がある。彼には時間を与え続けなければならない。」
バレンシアにいたウーゴ・ビアーナという選手を思い出しちゃいました。悪いパフォーマンスをするたびに、「彼はまだ若いから。」とキケは言っていたなあ。もちろんディ・マリアはビアーナより才能のある選手だと思います。(ごめんね、ビアーナ。)でも、ディ・マリアに時間を与える代償にチームが負けていたら、意味がないような。

こんな風にディ・マリアにはとても寛大なキケ監督ですが、交代で入った選手たち(アイマール、カルドーソ、カルロス・マルティンス)については大変批判的です。
「今日私がした交代は良いものではなかった。交代は有効ではなく、その正反対だった。多くのボールを失い、チームはさらにばらばらになり、ガラタサライのプレーは容易になった。
チームを良くしようとしたのだが、実際のところ私はどの選手も気に入らなかった。混乱は大きく、ダイナミックスは改善しなかったばかりかその反対だった。相手はどんどん良くなっていった。敵のエリアに入ることができず、そのため全ては難しくなった。」
交替選手のせいで負けたみたいな口ぶりですね。公平に見て、アイマールはあまり良くなかったと思うんです。O Jogoが4をつけているのも当然です。でも、そもそもパブロは負けているときに交代でピッチに入って活躍できるタイプの選手ではないと思うし(成功した試合をほとんど思い出せません。うんと昔のラニエリのときのソシエダ戦で交代で入って追いついたことがあったかな。0-0からなら勝利できた試合はわりとたくさんあるけれど。)、システム的に欠陥があるのに、選手だけを入れ替えてもそりゃ無理でしょと思うけれど、もちろん贔屓目が入っています。

あとこのローテンションもね~、どうなんでしょうか。一応新聞によると、アイマールは怪我明けなので一週間に二度の試合は避けたということになっています。でもディ・マリアなんてもろに怪我明けですよね。また、月曜日の試合も、リーグ戦ではなくてカップ戦です。今日40分パブロを使うくらいなら、試合の最初から55分くらいまでプレーさせたほうが良かったのではと思いますが、結果論なのかもしれません。(でも、ほら、勝っているチームはいじるなとよく言うじゃないですか!)

O Jogoの採点:
Quim 6
Maxi 4
Luisão 4
Sidnei 4
Jorge Ribeiro 6
Yebda 2
Katsouranis 4
Di Maria 2
Nuno Gomes 5
Suazo 6
Aimar 4
Cardozo 3
Carlos Martins 4

ベンフィカがトルコのチームに負けたのは初めてのことだそうです。ああ、それはショックですよね。
気になったのは後半の途中から、選手たちに諦めが入っていたように見えたこと。適当なパス、無理なドリブル、自分勝手なシュート・・・どうして「Yes, we can!」って思えないかな?? サラゴサのパブロの最初の年、ロマレダでの国王杯バルセロナ戦。前半バルサに圧倒されて簡単に0-2にされた試合がありました。VFは後半頭からアイマールを投入して、必死で追いかけたんですよね。結局1点しか返せずに1-2で負けたけれど、後半の45分間はスリリングでとても良い試合だったのを覚えています。どうしてああいう風にできなかったのかなあ。だって、ルスだよ! ホームなのに、こんなになすすべもなく負けるなんて・・・信じられません。幸い、ベンフィカのファンたちはサラゴサのファンほど厳しくないので、それほど酷評されていませんけれどね。

他会場の試合結果と順位表。二試合を戦ってポイント1はもしや最低の数字? ギリシャで勝たなければいけなくなったわけですが、それって無茶苦茶高いハードルです。



Estádio da Luz, em Lisboa

Árbitro: Martin Atkinson (Inglaterra)

BENFICA: Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Di María, Yebda (Carlos Martins, 65), Katsouranis e Reyes (Aimar, 57); Nuno Gomes (Óscar Cardozo, 61) e Suazo

Suplentes: Moreira, Urreta, Binya e Miguel Vítor

Galatasaray: De Sanctis; Samoglu, Servet Çetin, Emre Asik e Hakan Balta; Lincoln, Fernando Meira, Ayhan Akman e Arda Turan (Volkan Yaman, 90+3); Baros (Mehmet Guven, 81) e Umit Karan (Yildiz, 85)

Suplentes: Aykut Erçetin, Serkan Kurtulus, Aparslan e Akça

Disciplina: Cartão amarelo para Çetin (11), Akman (14), Maxi Pereira (55), Suazo (72) e Luisão (90)

Marcadores: 0-1, Emre Asik (52); 0-2, Umit Karan (69)

Ao intervalo: 0-0

Resultado final: 0-2. 

PREVIA [ UEFA ] Benfica - Galatasaray

2008年11月06日 17時11分00秒 | Liga08-09プレビア&レポート
自分の笑顔が超prettyだってこと実は自分でわかっているでしょう?と聞きたくなるようなスマイル・・・。アイマールがUEFAカップのガラタサライ戦を前に記者会見したことを朝から知っていたのですが、TV Benficaはずっとキケ監督の会見映像しかアップしてくれなくて、「ええ~、アイマールのはなし??」とイライラしていたら、ついさっき載せてくれました。Thank you so much! MOliva83さん、って別に知っているわけではないけど。TV-Benfica 05.11.2008 (2)
でも記者会見の内容を読むと、いつもの「薪をとんとん」をしているはずなんですけど、その映像も見たかったなあ。

パブロの話の内容のほうはと言いますと、O Jogoはこんな風に書き出しています。
セイシャルのプレス・ルームの机を1回、2回、3回。人々は「薪」が不運を追い払ってくれると言うが、それこそアイマールがしたことだった、伝統どおり指で。自分のフィジカル・コンディションについて聞かれてすぐに。
「残念なことに、僕のキャリアを通じてずっと、たくさんの怪我をしてきた。それがもう繰り返されないことを願っている。アルゼンチンでは・・・(笑いながら木の上を叩いて)。 フィジカルが良ければ、より良くプレーができる。」
何度もこれやっているんですけれどね~。ちなみにポルトガルでも同じことをする習慣があるようです。
その他には・・・
「僕はいつも前の試合よりも次の試合のほうがいいことを願っている。ギマランエス戦でプレーしたよりもガラタサライ戦ではもっと良いプレーをしたいし、明日よりも月曜日はもっと良いプレーをしたい。わからないな・・・、本当のアイマールとは・・・良いプレーもすれば悪いプレーもするよ(笑)。」←(ここがTV Benficaに映っている部分ですね。)

「(ラボーナについて)ああいうパスは考えて出すものではない。一瞬のことなんだ。とても素早く起こること。ただ上手く行っただけ。でもまた上手くできるといいなと思っている。」

「チーム内でのポジションは、練習と試合中に良いプレーをして勝ち取るもの。偉大なチームでプレーしていて良いことの一つは、多くの良い選手がいること。だから毎日ポジションを勝ち取らなければならない。ベンフィカのようなチームでは一試合でそれを勝ち取ることはできない。」

「ベンフィカで多くの試合に出て良いプレーをしたい。その後で代表でプレーすることはいつだって素晴らしいことだ。マラドーナが選ばれたことに驚かなかったよ。僕の国ではサッカーは重要で、人々は多くの希望を持っている。」
ガラタサライ戦への召集メンバーは、
GK: Moreira and Quim
Defenses: Luisão, Maxi Pereira, Jorge Ribeiro, Sidnei and Miguel Vítor
Medium: Reyes, Katsouranis, Aimar, Ruben Amorim, Urreta, Binya, Di Maria, Carlos Martins and Yebda
FW: Cardozo, Nuno Gomes and Suazo

ディ・マリアが復帰していますが、レオは外れています。
O Jogoはギマランエス戦と全く同じスタメンを予想していますが、どうでしょうか?
キケ監督はメンバーについてこんな風に:
「相手による。ギマランエス戦では走ることを重要視した、私たちは相手のディフェンスよりスピードのあるフォワードを持っていたから。試合の必要性に応じて常に選手を変える。でも明日どうするかは話したくない、敵に手の内を明かすことになるからね。でも違った動きが見られると思うよ。ギマランエス戦のときのように、私たちがやりたい試合がどのようなものかはっきりしたイメージを持っている。」
ここまで新聞の予想が全く当たっていませんから、明日も何かびっくりがありそう。O Jogoはサプライズがあるとすれば、右サイドでは?と書いています。ルーベン・アモリムでなくカルロス・マルティンスまたはディ・マリアの可能性。前線ももちろん変更があるかもしれません。どの新聞サイトもアイマールとスアソのペアを強力に薦めていますけれど。

一方ガラタサライは、怪我のため8人の選手が召集外。キューエルも来なかったんですね。でもミラン・バロシュはいます。(いつも顔がヌーノ・ゴメスと似ているような気がしてならない・・・) ガラタサライはホームでの第一戦を勝利しているので、もしもルスで勝利するとほぼ勝ちぬけが決定します。監督は「引き分けでも良い結果。」と言っていますね。

Serbenfiquistaの掲示板ではものすごくアイマールは期待されているので、私のほうが勝手にプレッシャーを感じてしまいます~。みんながルスでパブロの魔法を再び、と熱望している様子・・・。復帰戦では良くても、力を使い果たすのかどうか知りませんが、次の試合はあまり良くないことが多いので心配だなあ。でも、TV Benficaの映像を見る限り笑顔もあって、明るい雰囲気。
キケ監督が「ベンフィカに望んでいるレベルにまだ近づいてさえいない。」と話したとおり、チームは決して良いプレーをしているわけではありません。でも明日はとにかく勝つことが大事なので、油断せずディフェンスに気を抜かず、チーム全員が全力でがんばってほしいものです。

試合はポルトガル時間の19時30分より。ネットで見れるといいのですが。

[ Liga 7 ] V. GUIMARAES 1 - 2 BENFICA

2008年11月03日 16時57分22秒 | Liga08-09プレビア&レポート
さっき書き忘れました。11月3日はアイマールのお誕生日でしたね。Happy Birthday, Pablo! ¡Feliz cumpleaños!

右の写真はスアソの先制点の後のもの。a very pretty picture...

試合全体のダイジェストは、TV Benficaで:Vit.Guimarães 1-2 Benfica

さきほど再放送があったのでもう一度見直してみたのですが、さっきはアイマールのラボーナに興奮していて(笑)あまり気にならなかったけれど、ベンフィカのプレーぶりは・・・うーん、あまりいいとは言えないかもしれません。なんといってもボール支配率が30%台ですから。アイマールが本気を出した数分で二点取れてしまって後は守っていただけ、という風にも形容できるかな。18分という早い時間に0-2になったので、後の時間の使い方が難しかったかもしれませんね。

O Jogoはこんな風に:
アイマールの創造性にスアソの力強さと効率性が結び付けられた20分間は、二つのゴールを生み出し、それはベンフィカがポルトとスポルティングとの差を広げ、首位のレイソエスに脅威を与えるのに充分なものだった。最初の1点目は歴史的なもの。ベンフィカのリーグ戦5000ゴール目だったから。しかし決定的なゴールだったのはシドネイのヘディングで、これはその後ギマランエスが敗北を逃れようとあらゆることを試したとき、ベンフィカがレジェスの退場により10人で戦ったときに役立ったのだった。
スアソはとても良かったけれど、ちょっと自己中だったような。パブロが空いているときでもボールを出さないんだもの。レジェスにもそういう傾向が。もう少しアイマールにボールを渡したほうが、攻撃はスムーズに行くと思うのですが。(結局二人とも無理に突進してボールを取られちゃう。)

キケ監督は:
「チームにとってとても難しい試合だったが、反応は90分を通して良いものだった。ベンフィカのユニフォームを着るプライドを伝える勝利。選手たちからの回答に私は満足している。
10人に減って、試合は非常に難しいものになった。前半我々は中盤で攻撃的で素早いチームだったが、後半は違う仕事を果たさなければならなかった、よい大きい犠牲を払い、攻撃を少なくするという。私たちはベンフィカの二つのバージョンを見ることになった、良いプレーをするチームと、苦しむことのできるチームだ。」
10人になった後半は仕方ありませんが、個人的な好みとしては、前半はもう少しボールを持ってほしかったかな。

アイマールのラボーナはベンフィキスタたちからも絶賛されています。Youtubeにパブロのパスをいろいろな角度から見ることのできる映像がアップされていました。(後半のほう):Suazo and Aimar (作者からの要請でブログへの埋め込みはできないみたい。)試合を実況していた人が「20年プロ・サッカーに携わっているが、こんなパスは見たことがない。」と言っていたそうです。
アイマールは真面目でおとなしい人柄なのに、サッカーのプレーとなると、大胆で派手でびっくりするようなことをしますよね~。そういう遊び心があるというか、純粋にサッカーって楽しいなと思わせてくれるから、パブロのプレーは大好きなんです。 

O JogoとCorreio da Manhaの採点。左がOjogoで、右がCMの点です。

Quim 7 6
Maxi 6 5
Luisao 6 7
Sidney 8 7
Jouge Ribeiro 7 6
Yebda 7 6
Katsouranis 6 6
Reyes 4 3
Aimar 7 7
Suazo 8 7

Carlos Martins 5 4
Cardozo 5 4
Binya 4 3

私の印象は、CMのほうが近いです。
ベンフィキスタたちが激怒している審判についてですが、名前はCarlos Xistra(カルロス・シストラ)という人。
Youtubeにすでに問題となる箇所をまとめた映像が上がっています。


パブロのは、確かにPKではないように思うけれど、でもファウルではあるような気がする。この後パブロは治療を受けなければいけなかったのか、しばらくピッチに戻ってこなかったので、ものすごく冷や冷やしました。開始4分でもう負傷退場だったらどうしようと思って。
カツラニスからスアソに出たパスは、絶対にオフサイドではないでしょう。そしてスアソが顔を蹴られているのは、どう見てもイエロー、下手したらレッドかも。レジェスの二枚目イエローは顔へのキックが理由ですが、これほど酷くはありませんでした。
それから、下の写真ですけれど、最初のPKエリア内で激しく蹴られた後のもの。椅子がありますよね? これはなんと観客席から投げられたもので、危うくパブロを直撃するところでした。(弾んで少しパブロに当たったような気も。)その後、何十個も投げられたのですが(選手はもういなかったけれど)、これって危険行為じゃないんでしょうか?!?



Estádio D. Afonso Henriques, em Guimarães

Árbitro: Carlos Xistra (AF Castelo Branco)

V. Guimarães: Nilson; Andrezinho, Danilo (Mohma, 46), Gregory e Luciano Amaral; Flávio Meireles (Nuno Assis, 46), Wénio e João Alves e Desmarets (Luís Filipe, 59); Roberto e Douglas

Suplentes: Serginho, Carlitos, Fajardo e Moreno

Benfica: Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Ruben Amorim (Binya, 85), Yebda, Katsouranis e Reyes; Aimar (Carlos Martins, 69) e Suazo (Cardozo, 77)

Suplentes: Moreira, Fellipe Bastos, Nuno Gomes e Miguel Vítor

Disciplina: Cartão amarelo para Danilo (11), Aimar (34), Flávio Meireles (34), Reyes (42 e 45+1), Wénio (63), Yebda (87). Cartão vermelho para Reyes (45+1)

Marcadores: 0-1, Suazo (15); 0-2, Sidnei (18); 1-2, Douglas (41)

Ao intervalo: 1-2

Resultado final: 1-2

Rabona~!

2008年11月03日 07時10分57秒 | Liga08-09プレビア&レポート
危なかったけれど、勝ちました! I'm so happy!!

アイマールはラボーナでスアソにロング・パス。スアソが見事にゴールを決めてくれて、先制点。二点目も、パブロがもらったファウルからレジェスのFKをシドネイがヘディング・ゴール。でも前半終了間際にレジェスが二枚目イエローをもらってしまい、後半を丸々10人で戦う羽目に。審判の妙なジャッジがたくさんあって、ベンフィキスタたちは激怒していますね。

録画放送だと思っていたテレビがライブでびっくりしたけれど、ぎりぎり間に合って良かった。パブロは今日は綺麗にお髭が剃ってあって、いつものangelicなパブロに。(どれだけ気紛れなんだか!) プレーも怪我明けにしてはとても良かったと思います。試合中の、しかも点に結びついたラボーナが見れて、とてもhappyです。

映像は悪いけれど、今のところ一番パブロのラボーナがわかるもの。実況がいい感じ♪(GolTVってあるけれど、ダイジェスト番組ですね、きっと。)


試合直前ですが・・・

2008年11月03日 04時24分45秒 | Liga08-09プレビア&レポート
アイマールは先発との情報。昨晩ブログを書いたときから、サプライズはありそうな気がしていましたが、大丈夫なんでしょうか?! 怪我のことが超心配です。しかもパートナーはスアソ。びっくりです。

アメリカでは45分遅れでテレビ放送があるのですけれど、ベンフィカの試合かどうかはっきりしないので、ライブでネットを見るべきか悩みます・・・。

Previa [ Liga 7 ] V. Guimaraes - Benfica

2008年11月02日 16時14分14秒 | Liga08-09プレビア&レポート
やれやれ、アイマールは無事に召集されました。一ヶ月ぶりです。とりあえず一歩前進ですね、な、長かった・・・。あっ、横の写真はなんにも関係がありません。このところずうっと写真がなくて淋しいので、ちょっと載せてみただけ。8月7日にTVIでインタビューを受けたときのものです。(服が相変わらず超適当だなあ。)

明日日曜日の対戦相手はギマランエスですが、これは市の名前で正式にはVitória Sport Clubeというようですね。スタジアムの収容人数が3万人とあるので、普通の規模のスタジアムのようです。(ほっ。いえ、あんまり小さいスタジアムだとなんだか見ていて気が滅入るものですから。)

ベンフィカの召集メンバーは:
GK: Quim, Moreira:

Defense: Luisão, Maxi Pereira, Jorge Ribeiro, Sidnei, Miguel Vítor;

Medium: Reyes, Katsouranis, Aimar, Fellipe Bastos, Ruben Amorim, Binya, Carlos Martins, Urreta, Yebda;

FW: Cardozo, Nuno Gomes, Suazo.

レオとディ・マリアがそれぞれ怪我のため(治ったばかりのためでしょう)、バルボアが戦術上の理由で召集外となっています。
バルボアについて、キケ監督は:
「私は彼のことをマドリードの下部組織にいたときから4年間知っている。彼(の加入)は私の指示だったために、バルボアには最大のことを要求する。彼にはまだ適応の時間が必要だ。プレーするためには飛躍しなければならないが、それが問題だとは思わない。彼は良い選手で、良いフィジカルを持っている。」
また、ギマランエスについて:
「チャンピオンとなる条件を持っているチームだ。ベンフィカにはまだないもの。去年彼らは我々より上位でフィニッシュした。このことだけでも試合の難しさがわかるというものだ。」
ギマランエスは現在8位、ベンフィカとのポイント差は3しかありません。メンバー表を見ると、一人フランス人がいる以外は全員ポルトガル人とブラジル人です。

ベンフィカのほうでは、フォワードはヌーノ・ゴメスとカルドーソの2トップが予想されています。スアソとアイマールがベンチ・スタート。中盤については、Maisfutebolは、レジェスとカルロス・マルティンスの両サイドとイェブダとカツラニスのピボーテを予想。一方Correio de Manhaは、カツをベンチ、ルーベン・アモリムを右サイド、イェブダを守備的中盤、カルロス・マルティンスを少し前目と予想しています。(また蓋を開けてみたらびっくりなことがあるかも。)
中盤はレジェスの左サイド以外、毎試合かなりころころ替わるんですよね。もう少し固定したほうがいいんじゃ?と思いますが、キケ監督も迷っているのかも。絶対これっ!という組み合わせがないので。実はフォワードについても同じことが言えて、カルドーソが今ひとつの試合の後にスアソをスタメンにすると、スアソが今一つで、途中交代のカルドーソが結果を出し、またスアソはベンチに逆戻りとか(今がその段階)、なかなかはっきりしません。守備の4人、レジェス、イェブダ、ヌーノ・ゴメスが固定で、後は試合に応じてローテーションなのでしょうか・・・。今のところ、どんなメンバーにしてもあまり良い試合がないのですが。

今日はポルトが負け、スポルティングは勝ちました。ベンフィカは勝てば、その他のチームの結果次第では首位になることも可能です。今まで無敗だったリバプールが負けたのを見てしまったので、ベンフィカも注意してもらいたいものです。(一応ベンフィカもリーグ戦はここまで無敗。)

今日は一日雨だったのずっと家にいて、スポルティングの試合を見てみました。そうしたら、ベンフィカと同じ感じにだらだらした試合ぶり。プロのサッカーの試合の大前提として、ボールは取られない、狙ったところにボールを蹴れるというのがあり、その上でどれだけ難しいことをできるかが勝負だと思うのですが、ポルトガルのチームはその大前提があまりできていないような・・・。ボールは簡単に取られる、味方に正確にパスができない、結果意図どおりの攻撃が不可能。守備はまあいいんですけれど、攻撃がまったく組み立てられないんですよね。偶然に頼ったゴールが多いような。(今日のスポルティングのゴールも相手のミスから) スポルティングの試合の後に、スペイン語ローカル局でメキシコ・リーグを見たところ、こちらのほうがはるかにサッカーらしい試合をしていたように見えました。でも、ポルトガル・リーグだってあんなにブラジル人が多いんですから、パスがまともにできないなんてあるはずないですよね~。気のせいなのか、たまたま今まで見た試合が悪かったのか・・・。日曜日は良い試合が見れますように、アイマールが怪我をしませんように。

アメリカもあと2時間で夏時間が終わり、日曜日から通常時間に戻ります。(早く家中の時計を一時間戻さなくては!) この時期は一時間得できるのでちょっと嬉しいです。日本とは時差が広がるので、今まで日本時間で午後4時前後だった投稿が、5時頃になると思います。

Maisfutebolの予想スタメン:

V. GUIMARÃES: Nilson; Andrezinho, Gregory, Danilo e Luciano Amaral; João Alves, Flávio Meireles e Wénio; Fajardo, Douglas e Desmarets.

Outros convocados: Serginho, Lionn, Moreno, Momha, Tiago, Luís Filipe, Nuno Assis, Carlitos e Roberto.

BENFICA: Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Carlos Martins, Katsouranis, Yebda e Reyes; Nuno Gomes e Óscar Cardozo.

Outros convocados: Moreira, Miguel Vítor, Felipe Bastos, Ruben Amorim, Binya, Aimar, Urreta e Suazo.



[Liga 6] Benfica 2 - 1 Naval

2008年10月27日 15時54分07秒 | Liga08-09プレビア&レポート
今日の試合も・・・今ひとつだったなあ。

ゴール・シーンはこちら。
Benfica vs Naval (6Jornada)


試合全体のダイジェストはTV Benficaで:Benfica 2-1 Naval (Liga Sagres 2008-2009) - Highlights

スローでダイナミズムがないというか、見ていて楽しめない試合。何かが機能していないという感じなのですが、それが何なのかわかりません。(たぶん監督にもわからないのでしょう。) ベンフィキスタたちの代表的な感想は、「チームの進歩のなさが心配だ。キケがこれから成長すると言うのをずっと聞いてきたが、ちっとも変わりがないように見える。」 ポルト戦の後半、ナポリ戦の後半は良かったけれど、それ以降ずっと生気のない試合を続けています。

先発メンバーはやはり昨日書いたものとは違い、カツラニスではなくカルロス・マルティンスがイェブダと組んでピボーテ。右サイドにディ・マリアではなくルーベン・アモリム。
誰が特別悪いということもないのですけれど、単調にだらだらプレーして、ときどきのゴール・チャンスをあららという感じに外し、膠着感、閉塞感で息が詰まりそうになっていた70分ようやくルイソンがレジェスのFKをヘディング・シュートして先制点。でもその10分後には追いつかれてしまって、はあ?!? 幸いその4分後にカルドソがまたもやヘディングで勝ち越してくれて、「やれやれ~」でした。あのまま引き分けていたら、疑念、非難が噴出していたでしょうから、ほんと危なかったです。

O Jogoは:
試合前キケ監督は継続性、試合を読むこと、安定性を求めた。しかしベンフィカはその正反対に、あまりにもスローなリズムと主導権のなさが目立ち、後方に大きなスペースを与えた。イェブダとカルロス・マルティンスがスタメンだったが、少々驚きなことに、連携がなく、攻撃への移行が明らかに上手く行っていなかった。
採点:
12 Quim 6
14 Maxi 6
4 Luisão 6
27 Sidnei 5
25 Jorge Ribeiro 7
26 Yebda 67 ' 5
24 Carlos Martins 6
15 Rúben Amorim 55 ' 6
6 Reyes 6
21 Nuno Gomes 6
30 Suazo 66 ' 6

8 Katsouranis 67 ' 6
20 Di Maria 55 ' 4
7 Cardozo 66 ' 7

この採点で見ると、みんな結構いいじゃん!と思えてしまいますが・・・。カルロス・マルティンスは5か、下手したら4じゃないかなあ。スアソも5だと思う。逆にディ・マリアが4というのはちょっと可哀想。たぶん途中で怪我をしたのではないかと。出てきた当初は積極的で良かったのですが、途中から消えていました。そう、積極的に何かを仕掛ける選手がディ・マリア以外にいないんですよね。そういう意味でアイマールが復帰できたら少しはましになるかもしれませんが、フォワードの位置からではどうなのかなあと疑問。

といろいろ書きましたが、とりあえず3ポイント取れたのはgreatなことです。スポルティングも引き分けたために、ベンフィカはポルトとスポルティングの上になりました。首位はレイソエスとNacionalです。

パブロが来週は召集メンバーに入れそうなのかとても気になりますが、月曜日と火曜日は練習がお休み。水曜日から練習が再開されます。水曜日までもやもやしたまま待つのはなんだか嫌ですが、仕方ありません。

stádio do Sport Lisboa e Benfica, em Lisboa

Árbitro: Rui Costa (AF Porto)

Benfica – Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Ruben Amorim (Di Maria, 54 m), Carlos Martins, Yebda (Katsouranis, 67 m) e Reyes; Suazo (Cardozo, 65 m) e Nuno Gomes.

Suplentes não utilizados: Moreira, Léo, Binya e Makukula.

Naval – Peiser; Carlitos, Paulão, Diego (Fabrício Lopes, 66 m) e Dudu; Alex, Lazaroni e Baradji; Davide (Marinho, 57 m), Marcelinho e Bolívia (Michel, 75 m).

Suplentes não utilizados: Jorge Baptista, Godemeche, Saulo e Real.

Disciplina: cartão amarelo a Dudu (60 m) e Carlitos (72 m).

Marcador: 1-0 por Luisão (70 m); 1-1 por Marcelinho (81 m); 2-1 por Cardozo (85 m).

PREVIA [ Liga 6 ] Benfica - Naval

2008年10月26日 16時23分27秒 | Liga08-09プレビア&レポート
今週もアイマールが出場しないのにPREVIAを書かなければいけないなんて、ため息が出てしまいます。ざっと短く。

RTPのニュースにキケ監督の記者会見映像と、キケ監督の言葉に合わせて土曜日の(かな?)練習映像が使われていました。ビデオはこちら:Benfica recebe domigo a Naval 1.º de Maio  パブロが走っているところはすぐに出てきます。あまりベンフィカの練習風景はニュースに取り上げられないので、最近はRTPiのニュースを全然見ていませんでした。これを見て一日に何度もやっているニュースを録画したところ、同じ映像が撮れましたけれど、PCで見るのとあまり変わらなかったです。ベンフィカではパブロはマキシ・ペレイラと走っていることが多いですね。何かマキシに話しかけながら走っていたような。この二人に比べてルイソンの巨大さには改めてびっくりです。巨人と小人2人みたい。

書きたいことは以上で終わりなんですが、全然PREVIAになっていないし・・・。もうちょっと書きますと、ええと、キケ監督は、「ベンフィカに一番欠けているのは、安定性」と言っています。「たくさんの試合に勝つことによって、それを得るしかない。」とも。また攻撃の選手がたくさんいることについて、
「ベンフィカのようなチームは優れたフォワードの選手を4~5人は必要としている。バレンシアでも同じだった。クライフェルト、ビージャ、ミスタ、アイマール、ディ・バイオ。このような状況に怖れはないし、全員からベストなものを引き出さなければならない。」
別にキケ監督に意地悪を言うわけじゃないんですけれど、クライフェルトは全然使われなくて文句を言っていたような。(もちろん怪我も多かったけれど。) ミスタも使われなかったし、ディ・バイオはいなかったんじゃないかな。

日曜日の試合で、ベンフィカは史上5000ゴール目となるゴールをマークするかもしれません。クラブの公式の記録によると、現在のゴール数が4998。5000ゴールに後二つと迫っています。

ナバル戦の予想スタメンは、Quim; Maxi, Luisão, Sidnei, Jorge Ribeiro; Di Maria, Yebda, Katsouranis, Reyes; Nuno Gomes and Suazoとなっていますが、またどうなるかわからないです。Unquestionableなスタメンだったはずのカルロス・マルティンスがいつの間にか外されているし・・・。

Navalのオフィシャル・ページがとても見難くて自信がありませんが、Figueira da Foz‎という町にスタジアムがあるのかな。(横の地図を見ていたら、昨シーズン、サラゴサが国王杯で苦戦したポンテべドゥラってこんなところにあったんだあなんて思ってしまいました。)

日曜日からヨーロッパはサマー・タイムが終了して通常の時間に戻りますよね? ポルトガルはどうなんだろと調べたところ、10月の最終日曜日の午前1時に戻るとあります。来週の日曜日はもう11月だからやっぱり明日ですね。日本とは時差が広がるはずですが、アメリカとは・・・縮まる? アメリカのサマー・タイムはいつ終わるのかわからないし(明日ではないと思う)、まったくこの夏時間とやらはややっこしくて困ります。
ちなみに明日の試合開始はポルトガル時間で19時。今日ポルトがレイソエスに負けたので、ポルトを抜くチャンスです。首位のレイソエスには届きませんけれど。



[ UEFA Cup ] Hertha Berlin 1-1 Benfica

2008年10月24日 16時14分13秒 | Liga08-09プレビア&レポート
Hertha Berlin 1-1 Benfica (UEFA Cup 2008-2009) - Highlights


ううむ・・・ベンフィカの試合って何とも形容のつかない変なものが多いような。未だにこのチームの個性がわからないなあ。アイデンティティが掴めないというか。

ネットで画面はさほど良くないながら、問題なく見れました。最初にびっくりしたのが、入場してくる選手の中にビーニャとディ・マリアがいたこと。ここまでポルトガル・メディアの報道している予想スタメンを信じていると、驚くことがとても多いです。非公開練習が多いからこうなるんでしょうね。サラゴサで、新聞報道の予想スタメンと実際が違うことは滅多になかったですもん。
ただ今回のビーニャは、試合前のウォーム・アップでイェブダが負傷したため。痛みを感じたそうで、リスク回避のために急遽ビーニャを出場させたのだそうです。
カルロス・マルティンスではなくてディ・マリアだったのは、マルティンスが怪我明けだったためかも。

試合のほうは・・・前半はベンフィカは駄目駄目。レジェスが右サイド、ディ・マリアが左サイドだったのですが(理由は謎)、レジェスは本当に出場しているのか?!と思うほど画面に映りませんでした。ビーニャが相手にパスしているのは何度も目撃。ベルリンには何度か決定的なチャンスがあったように思うけれど、ラッキーにも勝手に外してくれたり、キムがナイス・セーブしてくれたり。

後半、キケ監督はさっぱりだったカルドソに替えてスアソを投入。すると後半開始わずか5分後、ベルリンの決定的なチャンスを防いだ直後にカウンターから、ヌーノ・ゴメスがグレートなスルー・パス、ボールを受けたディ・マリアがスピードでディフェンスを振り切ってゴール。(スアソへのパス?とライブで見たときは思いましたが) うわあ、あんな酷いサッカーをしていたのに、いいのか勝っちゃって?!と思わないでもありませんでしたが、勝つにこしたことはありません。い、行けそう?と思った直後、でもここでキケ監督が謎の選手交代。63分カツラニスに替えてカルロス・マルティンス、73分レジェスに替えてウレッタ。カツもわからないし、レジェスも後半は左サイドに移り良くなっていたのに一体なぜ?! 案の定、ウレッタがボールを失ったところから始まったベルリンの攻撃で、Pantelicがゴラッソ。同点にされてしまいました。

試合後、キケ監督は、
「ヌーノ・ゴメスは試合の流れを読むという点で素晴らしい働きをした。それがチームに必要なことだった。彼のような選手をたくさん持つべきだが、このチームは若い。時が経てば、選手たちは成長して、試合をもっと良く理解できるようになると信じている。」
と話しましたが、ベンフィキスタの掲示板では、「あんたが一番試合を読めていないよ!」と言われていますね(苦笑)。まあ、下に張ったO Jogoがカツに4点を付けているように、もしかしたらカツラニスは悪かったのかも。私にはビーニャのほうがすさまじく悪かったように見えたし、替えるならビーニャのほうだったという意見が掲示板では多いのですが。(ビーニャは髪を派手に染めているのですごく目立つというのもあるのかもしれません。)

アウェイでの引き分け、勝ち点1は良い結果ではあります。でも「勝てたよね~」という後味の悪さが・・・。とはいえ、前半の悲惨なだらだらプレーを思い出せば、勝ちを望むのは分不相応なのかも。
ベンフィカは前半45分の間中パスが3本と繋がらないようなプレーぶりの後、後半少し良くなり得点、加点して、そのまま勝つ、または追いつかれて引き分けるというパターンがほとんどなのですが、これでいいのか今ひとつ釈然としません。今のところは帳尻が合っている感じですが・・・このままで大丈夫なのかな。

O Jogoの採点:

Quim 7

Maxi 5

Luisão 6

Sidnei 5

Jorge Ribeiro 6

Binya 5

Katsouranis 66' 4

Di AD Maria 7

Reyes 72' 5

Nuno Gomes 6

Cardozo INT 4

Carlos Martins 66' 4

Urreta 72' 3

Suazo INT 6

同じグループの他の試合結果は:
Galatasaray-Olympiakos, 1-0 (Kewell, 25)

ベルリン戦の詳細:
Árbitro: Paul Allaerts (Bélgica)

Hertha Berlim: Drobny; Chahed, Friedrich (Kaká, 53 m), Simunic e Stein (Pantelic, 66 m); Darbai (Kacar, ao intervalo), Santos, Lustenberger e Nicu; Raffael e Voronin.

Suplentes: Gang, Dormovchiyski, Bigalke e Fardi.

Treinador: Lucien Favre

Benfica: Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Binya, Katsouranis (Carlos Martins, 65 m), Reyes (Urreta, 73 m) e Di María; Nuno Gomes e Cardozo (Suazo, ao intervalo).

Suplentes: Moreira, Miguel Vítor, Léo e Balboa.

Treinador: Quique Flores

Disciplina: Cartões amarelos para Di María (51 m), Kacar (58),

Golos: Di María (50 m) e Pantelic (73 m).

Ao intervalo: 0-0.


UEFAカップの全試合結果:

GROUP A

Schalke 04-PSG, 3-1
(Mabiala, 12 pb; Kuranyi, 39; Halil Altintop, 69) (Chantôme, 90)

Twente-Santander, 1-0
(Denneboom, 6)

(Recess: Manchester City)

GROUP B

Galatasaray-Olympiakos, 1-0
(Kewell, 25)

Hertha Berlin-Benfica, 1-1
(Pantelic, 74) (Di Maria, 51)

(Recess: Metalist Kharkiv)

GROUP C

Seville-Estugarda, 2-0
(Romaric, 15; Renato, 16)

Partizan-Sampdoria, 1-2
(Diarra, 34) (Bonazzoli, 20; Dessena, 55)

(Recess: Standard Liège)

GROUP D

Udinese-Tottenham, 2-0
(Natale, 24 gp; Pepe, 86)

Zagreb-NEC dynamo, 3-2
(Mandzukic, 3; Balaban, 81; Vrdoljak, 84) (Carlos, 23 pb; Janssen, 78)

(Recess: Spartak Moscovo)

GROUP E

Heerenveen-Milan, 1-3
(Pranjic, 85 gp) (Jong-a-Pin, 19 pb; Gattuso, 23; Inzaghi, 69)

Sp. Braga-Portsmouth, 3-0
(Aguiar Luis, 8; Rentería, 46; Alan, 87)

(Recess: Wolfsburgo)

GROUP F

Zilina-Hamburg, 1-2
(Rilke, 69) (Petric, 15; Olic, 44)

Aston Villa-Ajax, 2-1
(Laursen, 8; Barry, 45) (Vermaelen, 22)

(Recess: Slavia Plague)

GROUP G

FC Copenhaga-St. Étienne, 1-3
(Santin, 59 gp) (Gomis, 2; Perrin, 37; Payet, 65)

Rosenborg-Club Brugge, 0-0

(Recess: Valence)

GROUP H

CSKA Moscovo-Sport Corunha, 3-0
(Dzagoev, 9 and 12; Vagner Love, 60)

Nancy-Feyenoord, 3-0
(Zerka, 48; Feret, 54; Helder, 85)




PREVIA [ UEFA Cup ] Hertha Berlin - Benfica

2008年10月23日 16時05分58秒 | Liga08-09プレビア&レポート
アイマールが召集もされていないのでは、気合を入れて記事を読む気にもなれません。簡単に書きます。

ベンフィカの20人の選手たちは無事にベルリンに到着し、練習も終えました。ベルリンはとても寒いと記事にあったので、気温を調べたところ、今現在朝の8時35分で5度。木曜日の最高気温が12度。さ、寒いですね~。ちなみにリスボンは今13度で、今日の予想最高気温は20度。(私のいるSan Joseなんて、今は夜の11時半で16度、木曜日の最高気温はなんと29度! みんな半袖です!)

キケ監督は記者会見で「勝てればもちろん良い結果だが、それが駄目な場合は、負けないことが大事。」と述べました。
一方ベルリンのLucien Favre監督は、「ヘルタは自分の戦いをすればベンフィカに勝つことのできるチームだ。」と保証。ベンフィカについては、「守備のセンターが強力で、中盤にテクニックがあり、前線にいくつかのオプションがあるチーム。」との見方を示しました。

ヘルタには四人のブラジル人がいるそうです。O Jogoが注目のエースに選んでいるのはそのうちの一人のRafael(ラファエル)。想像力とテクニックがある司令塔の選手だそうです。ポジションは右サイド。
フォワードのVoroninという選手を聞いたことがありますが(リバプールかどこかにいたような)、筋肉の負傷のため出場は微妙のよう。
システムは4-4-2で、ベンフィカと同じです。

一方ベンフィカのほうですが、昨日までの報道とは異なり、ヌーノ・ゴメスのスタメンはほぼ確定しているみたい。パートナーがカルドソとなるのかスアソとなるのかがはっきりしていません。その他のメンバーは昨日書いたとおり。攻撃陣はディ・マリアもいるし、選択肢が豊富です。でもルーベン・アモリムが召集外ですし、ミゲル・ビトールも怪我をしたばかりなので、守備面が少し心配。アウェイにしてはかなり攻撃的な布陣といえるかも。

ベンフィカはこれまでにドイツで16試合を戦って、12敗4分け。得点14失点45。無茶苦茶ドイツのチームに弱いということですね・・・。そういえばユーロでも。とはいえ今のベンフィカは(アイマールがいないこともあって)どちらかというとフィジカル重視なチームになっているような気がするので、どうなることでしょうか。

試合はポルトガル時間の19時半より。