goo blog サービス終了のお知らせ 

A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[カップ戦] Benfica 0 - 0 Penafiel ( 5 - 3 )

2008年10月20日 16時10分48秒 | Liga08-09プレビア&レポート
また酷い試合を見ちゃったなあという感想しかないのですが・・・。去年までリーガを見ていたGolTVははっきり言って、とても映像が悪かったんです。それがRTPiはびっくりするほど画像が鮮明で綺麗。それなのにそんな素晴らしい画質で放送されている試合が、気が滅入るほどレベルの低い試合ってどういうことなんでしょう。この映像の質に対して試合の質がほとんど不似合いにさえ思えますよ。

二部A(たぶん)のチーム相手に、120分無得点で、PK戦のすえやっと勝ち抜け。てっきりホーム&アウェイだと思い込んでいたので、90分が終わったらテレビを消しちゃいました。何気なく10分後くらいにテレビを付けたら延長戦をやっていたので驚愕。未だにどういう仕組みかよくわかっていませんが。

でも新聞サイトもファン・サイトも思ったよりはチームを酷評していないので、いやいや、寛大だなあとちょっとびっくり。これがサラゴサだったら、「バルボア、大嘘のクラック」とか「ウレッタは二度とプレーするな」とか「このチームは終わっている」とか中傷の嵐になったことでしょう。Journal de Noticiasは少しはっきり書いていたかな:
悪夢の夜はペナルティー戦で救われた
ベンフィカは今シーズン最悪のパフォーマンスを見せ、2.ªのペナフィエルを破るのにPK戦までが必要だった。キケ・フローレスは間違いなく何人かの選手のプレーぶりを恥ずかしく思ったことだろう。
前夜キケ監督は、次の召集メンバーを決めるために今夜の試合は非常に重要だと述べた。しかし、今夜の試合で、サブ・メンバーの誰もがレギュラー・メンバーには程遠いことが確認された。
キケ監督もベンチでかなり呆れていたように見えました。戦術うんぬんの前に個人のパフォーマンスが悪すぎ。ちなみに先発メンバーは、モレイラ:ミゲル・ビトール、ルイソン、シドネイ、レオ:ルーベン・アモリム、ビーニャ、バルボア、ウレッタ:ディ・マリア、マククラ。バルボアとウレッタが両サイドで、ディ・マリアはFWでの起用です。守備陣はほとんどレギュラーなので、特別悪くはなかったと思いますが、中盤から前が・・・。いつもは誰が悪いかなんて、実はあまりわからないけれど、今日の試合ではビーニャ、バルボア、ウレッタが悲惨であることがくっきりとわかってしまいましたよ・・・。56分にはウレッタとバルボアはスアソとレジェスに交代。でもその二人も期待ほどには良くなかったです。とはいえ、この控えメンバー中心になることはずっとわかっていたのですから、この二週間、一体何の練習をやってきたのだろう?と疑問ではあります。攻撃のアイデアも形も連携もなんにもないんですから!

ミゲル・ビトールが膝を負傷して交代しましたが、靭帯の怪我である可能性もあるそうです。

OJOGOの採点

1 Moreira 8
28 Miguel Vítor 5
4 Luisão 5
27 Sidnei 5
5 Léo 5
15 Rúben Amorim 5
18 Binya 4
11 Balboa 4
16 Urreta 4
20 Di Maria 4
19 Makukula 6

8 Katsouranis 78 ' 5
6 Reyes 56 ' 6
30 Suazo 56 ' 5

キケ監督は、
「この試合はベルリンでの試合に影響しないと思う。重要な試合では、違った集中が見られることはもうすでに証明されているから。」
と述べていますが、本当にそうなんでしょうかね~。心配です。

心配といえば、ついにアイマールの状態をポルトガル・メディアも不審がりだして、カップ戦の前になりますが、いくつか記事が出ていました。Recordは:Aimar em dúvida para a UEFA「アイマールはUEFA戦が微妙」。でも、この記事を読んでも、一体パブロのどこが悪いのか全然わかりません・・・。サラゴサで受けた恥骨炎の手術後の回復のために特別なワークが必要とあるけれど、まだ手術後のケアが必要なんでしょうか。まだ治っていないとか??

[ LIGA 5 ] Leixoes 1 - 1 Benfica

2008年10月07日 16時37分03秒 | Liga08-09プレビア&レポート
うーん、こういうところでポイントを落としてしまっては・・・。首位になれるチャンスだったのに。

照明も薄暗いスタジアムでかなりの場末感が漂う中、でも「なんか相手チームのほうが強いような気がするのですけど~」と思っていたら、カルドーソが32分にゴール。これで勝てたらラッキー!と喜んでいたところ、現実はそう甘くはなく、88分にコーナーから綺麗にヘディングを決められて同点。あーあ・・・という幕切れだったのでした。

ダイジェストはこちら。でもこれではあんまり試合の様子はわからないかな。



MaisfutebolのCronicaが試合の様子をよくまとめていたと思うので引用します。


先週の二試合のあとで、ベンフィカの優位が期待されていた、チームのレベルの高さを確認し、順位表のトップに来るためにも。しかしそのイメージは、中盤での力強さと創造性に欠け、守備面では脆弱なところがあるというものだった、特に左サイドでミゲル・ビトールはレオを忘れさせてくれる存在ではなかった。

また、「キケとその仲間たちは、レイソエスのほうがほとんど全ての面で上だったことを認めるのは難しくはないだろう。」とも。

監督の談話は:
「我々が悪い試合をしたことを認めなければならない。いくつかの面で弱い部分があった。多くのボールを敵に渡した、プレスをかけなかった、多くのフリー・キックを与えた、そして最後にはゴールを許した。我々は試合に大変悪い入り方をして、三本続けてパスを繋ぐことができず、勝利に値しなかった。同点になったのは当然だ、我々はカルドソのゴールを利用するすべを知らなかったのだから。特に最後の10分間、私たちにはパーソナリティーが欠けていた。」
かなり怒り心頭のようですね・・・。まあ、わずか開始8分にレジェスが負傷して、ディ・マリアとの交代を余儀なくされたのは不運だったと思います。そのディ・マリアが効率的でないプレーばかり連発だったので、特に。
1点を守ろうとして守備的な交代をしたキケにSerbenfiquistaの掲示板の非難は集中。65分にカルロス・マルティンスに替えてルーベン・アモリム、84分にヌーノ・ゴメスに替えてビーニャだったんですよね。これがピッチの選手たちに「引いて守れ!」というメッセージを伝えることになってしまったのでは?と疑問視されています。

OJOGOの採点:

Quim 7
Miguel Vítor 6
Luisão 6
Sidnei 6
Jorge Ribeiro 6
Katsouranis 5
Yebda 4
Carlos Martins 5
Nuno Gomes 5
Cardozo 7
Di Maria 3

Rúben Amorim 4
Binya 3

あまり面白くない試合で、目を引いたものと言えば、このカエル君ユニぐらいでしょうか。実際には遠目で見ると、カエルはあまり目立ちません。でもアップになったりすると、カエル君が見え「ふざけたユニフォームだ!」とつい思ってしまいます。GKのキムのユニにまでこのにっこりカエルが付いていました。
もう一つ試合中にびっくりしたのは、今日は集音マイクの性能が良かったのか、キケ監督の指示がクリアに聞こえたこと。一度など、「Carlos, mira hora!!」とか何とか叫んでいたような。(冠詞までは聞き取れませんでしたけど。)

Estádio do Mar, em Matosinhos

Árbitro: Olegário Benquerença (AF Leiria)

LEIXÕES – Beto; Vasco Fernandes (Paulo Tavares, 83 m), Nuno Silva, Elvis e Laranjeiro (José Manuel, 57 m); Roberto Sousa, Bruno China e Hugo Morais; Braga, Marques (Diogo Valente, 68 m) e Wesley.

BENFICA – Quim; Miguel Vítor, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Carlos Martins (Ruben Amorim, 65 m), Yebda, Katsouranis e Reyes (Di Maria, 8 m); Cardozo e Nuno Gomes (Binya, 84 m).

Ao intervalo: 0-1

Golos: 0-1, Cardozo (32 m); 1-1, Wesley (88 m).

Resultado final: 1-1

Cartão amarelo a Katsouranis, Bruno China e Quim.




[ UEFA Cup ] Benfica 2 - 0 Napoli

2008年10月03日 16時01分31秒 | Liga08-09プレビア&レポート
詳しいダイジェストがあったので、貼っておきます。



アイマールについては新聞サイトを読みましたが、どこにもはっきりしたことは書いてありません。唯一maisfutebolが、「選手は招集されたが、痛みを訴え、出場は微妙だった。キケ・フローレスは召集したが、最後のテストの結果、ピッチに送るリスクは冒さないことにした。」と書いています。maisfutebolは「午前中の時点でわかっていた」としているのですが、そうだったのかな。最後の練習で、あまり動けなかったのでしょうね。月曜日のリーグ戦はどうかなあ。またRTPiで放送されるので、出れるといいなと思います。

さて今日の試合については、誰もが大満足。エスタディオ・ルスは本当に素晴らしい雰囲気のようでした。ナポリの監督は、「先制点までは違う結果に終わるような感触を持っていた。ベンフィカの先制点の前のプレーにうちの選手に対してのファウルがあったのではないか。」と言っています。確かに、ファウルかも?と一瞬ナポリの選手が油断したような感じでした。監督は同時に、「ベンフィカは技術の高いチームで、良いプレーをした。ベンフィカに敗れることは恥ではない。」と言ってくれています。
ラベッシを交代させたのが失敗だったかもしれませんね。座り込むラベッシが印象的でした。

一方のキケ監督。右サイドにカルロス・マルティンスではなく、ルベン・アモリムを使ってきました。カルロス・マルティンスは後半71分から出場して、FKでヌーノ・ゴメスのヘディングをアシスト。今日はキケ監督の采配は的確に当たった感じです。「選手たちにおめでとうを言いたい。彼らの態度はとてもよかった。ファンはチームに満足しているに違いない。彼らのサポートは必要不可欠だ。」と話しています。

OJOGOの採点:
Quim 6
Maxi Pereira 7
Luisão 8
Sidnei 8
Jorge Ribeiro 6
Katsouranis 8
Yebda 7
Rúben Amorim 6
Di María 7
Nuno Gomes 7

Carlos Martins 7
Binya 5
Urreta 4

掲示板でディ・マリアを絶賛している人がいますが・・・私は見ていて、「ドリブルもいいけれど、ボール失う前に誰かにパスしてくれ~!」と思いました。
オフィシャル・ページの「良かった三人」は、ルイソン、カツラニス、レジェスです。個人的にはシドネイという選手も大変良かったと思います。やっぱりCBというのは大事ですね。

UEFAカップのグループ・リーグの抽選は10月7日、来週の火曜日に行われますが、すでにポット分けはされています。ベンフィカは第1ポッドです。

Pot 1
Milan
Sevilha
Valência
BENFICA
Schalke 04
CSKA Moscovo
Tottenham
Hamburgo

Pot 2
Estugarda
Ajax
Olympiakos
D. Corunha
Bruges
Spartak Moscovo
Paris Saint-Germain
Heerenveen

Pot 3
Rosenborg
Udinese
Feyenoord
SP. BRAGA
Slavia Praga
Manchester City
Galatasaray
Sampdoria

Pot 4
Hertha Berlim
Partizan Belgrado
Nancy
Portsmouth
Aston Villa
Santander
F.C. Copenhaga
Dínamo Zagreb

Pot 5
Saint-Etienne
Wolfsburgo
Standard Liège
Twente
NEC
Metalist Kharkiv
Lech Poznan
MSK Zilina

これで、グループ・リーグでミランやセビージャなどと同組になることはないわけです。でも、ポット2のアヤックスやパリ・サン・ジェルマンも力的にはベンフィカと変わらないような気がするけど・・・。UEFAのシステムを忘れてしまいましたが(去年サラゴサはここまでもたどり着かなかったし)、CLグループ・リーグ3位のチームは、トーナメントから参加するのかな。

Estádio da Luz, em Lisboa

Árbitro: Wolfgang Stark (Alemanha)

BENFICA – Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Ruben Amorim (Carlos Martins, 71 m), Katsouranis, Yebda (Binya, 76 m) e Reyes; Nuno Gomes e Di Maria (Urreta, 78 m).

NÁPOLES – Gianello; Cannavaro, Rinaudo e Contini; Maggio, Blasi, Hamsik (Russotto, 66 m), Gargano e Vitale (Mannini, 78 m); Lavezzi (Denis, 71 m) e Zalayeta.

Ao intervalo: 0-0

Golos: 1-0, Reyes (57 m); 2-0, Nuno Gomes (83 m)

Resultado final: 2-0

Cartão amarelo a Cannavaro, Vitale, Reyes, Di Maria, Contini e Gargano.

勝ち抜け!

2008年10月03日 09時32分58秒 | Liga08-09プレビア&レポート
2-0で勝利。二試合合計で4-3となり、勝ち抜けとなりましたね。3-3でもアウェイ・ゴールの差で勝ちぬけできていましたが。

結局昨日書いたサイトもオフィシャルも見れなくて、普通にいつものようにJustin TVの中のネット放送で観戦しました(怒)。まあまあの画質で見れたので、まあいいんですけれど、なんだかすごく疲れました。なんといっても、アイマールがいきなりベンチからも外れてしまったから、その時点でどっと疲れが。
今晩ニュースを読んで、詳細がわかったらまた書きますけれど、パブロ自身はプレーするつもりだったみたいなんです。(現地情報より) でも、直前にベンチ外が決定したみたいで、コンディションというよりも戦術的判断だったのかなあ。

ベンフィカの試合については、すごくキケ監督の試合っぽいような、まるで昔のバレンシアの試合を見ているような気がしました。つまり前半のベンフィカは全然良くなくて、アイデアも工夫もクリエイティビティもまるでないサッカー。後半も同じでしたが、カツラニスから左サイドのレジェスに素早いナイスなパスが渡ると、レジェスが一発で決めてくれて・・・。それまで完璧に試合をコントロールしていただけに、ナポリにはこれが恐ろしくショックだったのでしょう、それから突然ベンフィカがとても良くなって、追加点を奪い、終わってみれば完勝のような印象です。スポルティング戦とそっくりな展開。この二年こういうチーム、こういう試合展開を見ていなかったので、慣れないというか、勝ったのに軽く呆然とするというか(苦笑)。

一つ言えることは、フィジカル・トレーナーのパコはかなり優秀な仕事をしているということ。スポルティング戦に続き、この試合でもベンフィカの選手たちは後半になるほど、調子が良くなっていくように見え、見るからに疲れていたナポリの選手たちと好対照だったから。相当厳しいフィジカル・トレーニングを課しているのでしょうね。逆にそれがアイマールには負担過ぎて、怪我の頻発になってしまっているように思うけれど。パブロの場合、90分間フルにプレーするより70分間良い状態でプレーするほうが大事だから、少し練習の負担を減らしてあげたほうがいいんじゃ?なんて素人的には思います。

PREVIA [UEFA Cup] Benfica - Napoli

2008年10月02日 16時23分18秒 | Liga08-09プレビア&レポート
この数日、毎日アイマールのアップの写真があるので、髭が刻々と伸びていく様子が観察できます。(別に観察したくないけど)

アイマールはナポリ戦に召集されました。ただキケ監督は20人を招集。パブロは水曜日の練習で、メディカル部門にモニタリングされながらチーム練習をしたとのことなので、ベンチ入りできるかどうかはぎりぎりまでわからないでしょう。15分だけ練習を見ることが許されたメディアによると、パブロはランニングとクロスを上げるところはやっていたみたい。

アイマールについてのキケ監督の話:
「最後の瞬間まで可能性を見極め、待つことにするが、選手の未来と健康を損なうようなリスクは犯さない。彼はよく回復し、良くなっているが、プレーできるかどうかまだわからない。私たちは忍耐強く待つと共に、他のオプションも考えている。」
この言葉からすると、結構厳しそうです。確かに無理して大きな怪我に繋がるのはとても怖いですよね。

その他の召集メンバーは:
GK: Moreira e Quim

Defence: Luisão, Léo, Maxi Pereira, Jorge Ribeiro, Sidnei e Miguel Vítor

中盤: Katsouranis, Aimar, Balboa, Rúben Amorim, Urreta, Binya, Carlos Martins e Yebda

FW: Reyes, Di María, Nélson Oliveira e Nuno Gomes

RTPのNewsに水曜日の練習の様子がありました。パブロはチームメートと一緒に走っていますね。Benfica recebe o Nápoles

キケ監督はナポリを迎えるにあたり、記者会見で「スポルティング戦のときよりも、もっと守備を安定させてプレーしなければならない。後半我々はより多くの主導権と自信を持っていた。前半は敵をレスペクトしすぎだった。スポルティング戦の後半のような試合を期待している。あの後半は好きだった。」と述べました。
でも、あのときはアイマールがいたし、わりあい早い時間帯で1点が取れましたからね~。明日はもっとずっと難しい試合になると思います。

ベンフィカの予想スタメン:といってもまたサプライズがあるかもしれませんけれど。(前節のサプライズは、アイマール、レオ、カツラニスがベンチ・スタートだったことでした。)

キム
マキシ、ルイソン、シドネイ、ホルへ・リベイロ
カツラニス、イェブダ
カルロス・マルティンス、レジェス、
ヌーノ・ゴメス、ディ・マリア

一方のナポリは、ラベッシを召集。スタメンで出てくるのかな?

試合は、現地時間木曜日の20時15分より。勝ち抜け条件は、1-0、2-1などで勝つこと。負けはもちろん引き分けてもベンフィカの敗退が決まります。3-2だったら、PK戦かな。パソス戦のような4-3だったら、たぶんベンフィカの敗退だと思います。

どうやって試合を見るかですが、ベンフィカとportal Sapo(会社の名前?)のパートナーシップにより、こちらのサイト:Benfica - Napoliで見れるそうです。本当に日本やアメリカから見れるのかは、実際に試合時間になってみないとわかりませんね。サイトは18時15分からオープンし、Serbenfiquistaに載っていた情報によると、先着65,000人の人のみが、Virtual Stadiumに入れる-つまりネット放送を見れることになっているらしい。これまた本当なのかどうかは不明。ここで見れなかったら・・・たぶんJustin TVあたりで探すしかないかな。そうそう、こちらのスレッドも要チェックです:Links Possiveis para o Benfica - Nápoles

[Liga 4] Benfica 2 - 0 Sporting

2008年09月28日 17時09分44秒 | Liga08-09プレビア&レポート
スタメンでなくて愕然としたけれど、途中交代で入ってすぐに良いパスで先制点をアシストしたのに、髭もざっとだけれど剃ってくれていたのに・・・。

まだキケ監督の言葉しかないので詳しいことがわからないのですが、アイマールは左大腿の先日の怪我が再発したかもしれず、ナポリ戦出場が怪しくなっています。本当に再発で筋肉の断裂があったら、また最低でも三~四週間の離脱は確実。ポルトガルのスポーツ・ニュースでは「怪我が深刻である可能性もある。」と伝えたそうです。キケ監督の言葉は、「カルロス・マルティンスは(ナポリ戦で)プレーするだろうが、アイマールに関しては待たなければならない。医師より先に判断を下したくない。」«Carlos Martins vai jogar, mas em relação a Aimar temos de esperar. Não gosto de adiantar-me aos médicos.»

今日はとても良い画面でネット観戦できたのですが、パブロが怪我したなんて全然気が付きませんでした。レジェスのゴールをアシスト、その数分後にはパブロがファウルをもらって、そこからのFKをカルロス・マルティンスが蹴り、シドネイがヘディングで二点目。アイマールが両方のゴールに絡んでいたので、とてもハッピーに試合を見終わったところに、現地観戦をした方から「足をすごく気にしていた。また怪我をしたかも。」という情報が(涙)。直後にあったテレビの録画放送をまじまじと見たのですが・・・どこで怪我をしたのかやはりわかりません。ロス・タイムに入る直前に、顔を手で覆っている場面があったので、ここかな?と思ったけれど、ずいぶん前から足は気にしていたようなんですよね。はあ・・・。

試合のダイジェストはこちら:
Benfica 2-0 Sporting (resumo, Liga Sagres 27.09.2008)


またこちらには1点目とアイマールのパスがよく見える映像が:1-0 Reyes 67' (enterで入って、Benfica-Sportingをクリック)

試合全般については、Jornal de Noticiasの記事が一番私が見た印象に近いかなと思ったので引用します:Trivela de Reyes abre caminho à vitória do Benfica perante o Sporting


スポルティングのほうが、より成熟し、より良く組織され、より行き届いたチームである印象を見せた。ベンフィキスタは相手のような持続性を見せられなかった。

しかし、ベンフィカはより高い所に行き着くための能力と武器を持っていそうなことを示した、チームの幾人かの高いレベルの能力と技術によって。昨日はアイマールとレジェスがその現実の一端を示し、違いの瞬間を創造したのだった。

最初の数十分間は、両チームの特徴の違いが確認された時間だった。スポルティングは練習で学んだことを頭に入れて試合に入り、自然に主導権を握った。(中略)

アントニオ・レジェスはチームを動かそうとしたが、他のチームメートたちは守備を心配しすぎていた。
チームにダイナミックさと明晰さを与えるために、キケはカツラニスを投入、カルロス・マルティンスを右に回し、ルーベン・アモリムをベンチに下げた。新しい布陣となったベンフィカは良くなり、バランスが生まれた。

スペイン人監督は戦略にもう少しの才能を加えることにした。パブロ・アイマールが現れ、アルゼンチン人選手は、レジェスのゴールをアシストして重要な違いを見せることになった。レジェスのゴールはルスに火を付け、スポルティング監督のパウロ・ベントが対応策を取る前に、決定的な二点目が入ったのだった。


ベンフィキスタたちは興奮の渦に巻き込まれていますが、特別ベンフィカが良い試合をしたようには見えませんでした。後半もカツラニスが入って良くなったというものの、アイマールが入るまでは膠着しているように見えたし。パブロが10分間ほど本気を出したら、あっという間に点が入った・・・そんな印象。レジェスへのパスなんて、本当にすごく簡単そうに見えますよね。

キケの話:
「後半が従うべきモデル。ダイナミックさがあり、選手たちは連帯していた。これからも続くといいと思う。選手たちの態度は望みうる最高のものだった。」
だったら最初から後半のメンバーで行けば?とも思いますが。前半点を入れられなかったから良かったけれど、危ない場面もあったので。

Ojogoの採点:

Quim 6
Maxi 6
Miguel Vítor 7
Sidnei 7
Jorge Ribeiro 5
Yebda 7
Carlos Martins 6
Rúben Amorim 5
Nuno Gomes 6
Cardozo 6
Katsouranis 7
Aimar 6
Di Maria 4

19歳のCBコンビがとても高い評価です。アイマールは、カルドーソやヌーノ・ゴメスと同じ点なんですね。

ベンフィカのオフィシャル・ページは、毎試合チームで一番良かった三人を選んで寸評を加えていますが、今回はレジェス、イェブダ、アイマール。:Destaques do Benfica パブロへの寸評は:
アイマールが90分間プレーしなかったことは事実だ。しかし、彼が勝利を決める要因だったことは間違いない。レジェスのゴールへのアシストだけではなく、プレーを助けたり、グループに成熟さを与えたり、ベンフィカのサッカーのスピードを上げたり下げたりすることを知っていることによって。チームを助けるインテリジェンス。
うん、うん、本当にそうですね。終了間際のFKでは、チームメートに上がらないように指示していたり。そんなアイマールをナポリ戦では最初から見れることをとてもとても楽しみにしていたのに・・・本当に残念です(涙)。怪我が重いものじゃないといいけれど(祈)。

下のはMaisfutebolのficha de Jogo。↑↓のところは点数のようです。


 

PREVIA[LIGA 4] Benfica - Sporting

2008年09月27日 15時51分21秒 | Liga08-09プレビア&レポート
スポルティング戦は、土曜日(Saturday)の20時45分から。各新聞はものすごく盛り上がっていますが、このダービーの位置づけがよくわかっていないせいもあって、あまり緊張しないかな。昨シーズンまでの試合前の死にそうな緊張感はもう二度と感じないのかも。まあ、そのほうが健康的ですよね。

TV BENFICAの1分10秒すぎに、アイマールのシュート・シーンがあっていい感じです:Tvbenfica26092008_quique 本番の試合でこんな風にゴールが入ったらいいのになあ。これまたもう一生パブロのゴールを見れないんじゃないか、なんて悲観的な今日この頃。(練習だけでも見れて嬉しかったです。何回も繰り返し見ちゃった。)

よく見たらMaisfutebolにPreviaが載っていました。予想スタメンですが、ディフェンスはシドネイとカツラニスのCB、右サイドにマキシ・ペレイラ、左サイドにレオが復帰の見込み。前線は、アイマールがヌーノ・ゴメスに替わって先発しそう。サイドは、バルボアがいきなり召集外。パソス戦では大変悪かったわけですが、今度は召集されないというのもすごいです。右にルーベン・アモリム、左にレジェスとなるのでしょうか。
といっても、毎試合キケは新聞サイトの予想スタメンとは違うメンバーで来るので、今回もサプライズがあるかもしれません。

両チームの予想スタメンは次のとおり:

Benfica: Quim; Maxi Pereira, Katsouranis, Sidnei e Léo; Ruben Amorim, Yebda, Carlos Martins e Reyes; Aimar e Cardozo.

その他の召集選手: Moreira, Jorge Ribeiro, Miguel Vítor, Bynia, Di María, Makukula e Nuno Gomes.

Sporting: Rui Patrício; Abel, Tonel, Polga e Grimi; Miguel Veloso, Moutinho, Rochemback e Romagnoli; Derlei e Yannick Djaló.

その他の召集選手: Tiago, Daniel Carriço, Pedro Silva, Ronny, Adrien, Pereirinha, Tiuí, Hélder Postiga e Liedson.

キケ監督は記者会見でディ・マリアのことを話しています。少し筋肉の怪我もあったらしく、フィジカル状態がよくないそうです。また一番最後にチームに合流したため、チームの戦略にまだ馴染めていない面もあるよう。監督もディ・マリアが100%の状態に戻ることを待ち望んでいます。

木曜日はBenfica TVについてのプレゼンテーションもありました。全世界中で放送することが最終目標だそうです。すでにU.S.A.から打診が来ているようなことがRecordに書いてありますが、本当なのかな。個人的には、もうすぐ日本に帰ると思うので、アメリカよりさっさと日本で放送してもらいたいものですが、バルサやミランならともかくベンフィカではどう考えたって多くの需要はなさそうですよね・・・。
また、maisfutebolには、来週木曜日のナポリ戦が、USA、北アフリカ、イタリアで放送されると書いてあります。アメリカで?! But, how?? In which channel??? ベンフィカTVの記事の中に書いてあるけれど、FSCやGolTVが放送するということなのかなあ。両方とももう見れないから、それじゃ意味ないんですが。
このゴロ、エンフィカに見えるし、なんとなくバットマンとスーパーマンが混ざった雰囲気。



Previa [Liga 3] Paços de Ferreira - Benfica

2008年09月22日 16時02分11秒 | Liga08-09プレビア&レポート
アイマールは無事に召集メンバー入り。でも、スタメンではないでしょう。キケ監督は記者会見でパブロが先発かどうか聞かれてこのように述べました。
「彼はとても小さな筋肉の断裂があり、プレーを止めていた。しっかり回復するためには時間がかかる。
今週と来週大事な試合があるので、短期的な結果を求めるあまり選手の健康を損ねたくない。フィジカル的にも精神的にも一番良く準備ができている選手がプレーするほうが容易だろう。」
また、「たぶん100%ではないかもしれないが、彼を当てにすることはできる。」とも。
その他の召集メンバーはこちらのとおり:

GK: Quim e Moreira.

Defesas: Sidnei, Miguel Vítor, Léo e Jorge Ribeiro.

Médios: Yebda, Binya, Maxi Pereira, Carlos Martins, Aimar, Balboa, Di Maria, Reyes, Ruben Amorim e Urreta.

FW: Cardozo, Makukula e Nuno Gomes.

スアソはやはり召集外。日曜日にMRIの検査を受けたはずですが、まだ詳しい結果は報道されていないようです。Maisfutebolは、「スポルティング戦も微妙」と伝えていますけれど、根拠が書いていないし。

MarcaみたいなPreviaがどこにもないので、予想スタメンが見つけられませんが、これまでの情報を総合すると、CBはMiguel Vítorとシドネイの10代コンビ、中盤はたぶんイェブダとカルロス・マルティンンスかな? ナポリ戦では機能しませんでしたけれど。サイドにバルボアとレジェス、前線はカルドーソとヌーノ・ゴメス。と、こんな風でしょうか。ナポリ戦ではウレッタもレジェスもディ・マリアも良くなかったので、右サイドは誰になるのか予想がつきません。

ベンフィカは公式戦いまだ勝利がなく、ポルトがリオ・アベと引き分けてくれたこともあり、明日は絶対に勝利が必要です。相手がどのくらいの力のチームなのか皆目見当がつかないのが困ったところですが・・・。今日旅に出る前の最後の練習は予定よりも二時間も遅れて始まりました。理由はキケの話が長引いたため。監督からの指示が山のようにあったのかもしれません。
放送は、RTPiがliveでやってくれるので、安定した綺麗な画面で見れるはずです。現地時間21時より。アメリカでは午後1時なので、平日のこの時間帯というのはあまり嬉しくないな。
そういえば、私、チームの名称さえ間違って書いていました! Pacosだと思い込んでいましたが、Paçosなんですね。なのでパコスではなくパソス・デ・フェレイラ。
場所はこのあたりのようです。セルタ・デ・ビーゴに近いくらいの場所なんだ・・・。 自分でもほんっとに馬鹿みたいですが、スペインの地名見るとなんだかすごく悲しいです。

[UEFA Cup] Napoli 3 - 2 Benfica

2008年09月19日 15時43分05秒 | Liga08-09プレビア&レポート
うーん、最悪の結果とは言いませんが、かなり悪い結果じゃないかと・・・。
前半を見終わったときは、キケ監督の首を心配しちゃいましたよ。だって素人目にも、無茶苦茶弱いとわかるくらいでしたから。

Youtubeのダイジェスト映像はこちら:


試合を見始めて最初にびっくりしたのは、右サイドにバルボアでもなくアモリムでもなく、ウレッタがいたこと。これが実は大失敗だったわけですが・・・。
16分にカルロス・マルティンスのCKからスアソのヘディングで先制点。夢のようなスタートだったのに、すぐ次のプレーで同点にされ、更にその2分後には勝ち越され・・・数分の間に連続失点って、どこかのチームに酷似していませんか?? その後も、レオがゴール・ラインぎりぎりでシュートを間一髪クリアする場面があったり、目も当てられない惨状。カルロス・マルティンスは無意味なファウルをするし、ディ・マリアはどこにいるのだかわからないし、なんでいつもこうなの?とさめざめ泣きたくなるような前半だったのでした。

ハーフ・タイムの間に外出しなくてはいけなくて、戻ってきたらネットが繋がらなくなっていました。ラジオに切り替えたけれど、混乱している間に3-2に。最後15分はネットが復活、でもスコアはそのままで試合終了。

後から記事を読んでわかりましたが、前半悪かったウレッタ、ディ・マリア、カルロス・マルティンスのうち、キケ監督はウレッタに替えて、後半頭からバルボアを投入。でも3点目の失点をしてしまいます。3-1ではほぼUEFA敗退は決まりなので絶望的な状況でしたが、その5分後ルイソンがセットプレーからボールを押し込んで、3-2に。なんとかルスでの希望を残しました。55分からカルロス・マルティンスに替わったカツラニスのおかげで、ベンフィカはずいぶん良くなり、後半は試合を支配できるようになったそうです。

というわけで、ルスで1-0、2-0、2-1で勝てば、通過できます。でも引き分けでは駄目なので、厳しいことは確かですね。

ベンフィキスタからキケへの批判は、まず若いウレッタを使ったこと。大事な試合を戦う用意がまだできていない選手だったということです。またカツラニスをベンチに置いたこと。カルロス・マルティンスの守備が不安定で前半はベンフィカの中盤は全くありませんでした。また、4-4-2のシステムのはずが、試合中は実際には4-2-4になり、圧倒的な中盤での数的不利があったこと。選手にシステムを徹底させることができていませんでした。

良かった選手は、シドネイとスアソ。シドネイも若い選手なので(19歳でしたっけ?)、こちらは良くて、ウレッタの起用を批判されるのは、もしかしたらアンフェアーなのかもしれませんが・・・でもウレッタはリーベル・アベ戦でも良くなかったし、どうして大事なUEFAの初戦で?!とやっぱり疑問です。キケって実はかなりのチャレンジャーなのかも。

OJOGOによる選手の採点:

Quim 5
Maxi Pereira 3
Luisão 6
Sidnei 6
Léo 5
Yebda 6
Carlos Martins 4
Urreta a 3
Reyes 4
Di María 3
Suazo 7

Katsouranis 5
Balboa 5
Nuno Gomes 4

攻撃陣がこれだけ悪い採点で、2点も取れたなんて驚きですけれど、2点ともセット・プレーからなんですよね。まだベンフィカの試合で、流れの中で綺麗に決まったゴールを見た記憶がありませんが、あったかな。そもそも、ベンフィカは公式戦まだ勝利がないんですよね。今週末のパコス戦に勝てなかったら、まずいことになりそうで怖いです。
ナポリの選手の採点も載っていましたが省略。ラベッシが8でした。ベンフィキスタの一人が「代表ではラベッシがディ・マリアの控えだったって?! 信じられない!!」と書いていましたが、たぶんディ・マリアは疲れていたんじゃないかと・・・。

ベンフィカのファンの批判は審判へも。前半、カルロス・マルティンスへのイエローが見逃されたことと(すでに1枚目をもらっていたBlasiのファウルだったため、レッドだったはず)、また後半シドネイへのPKが見逃されたこと。まあ、でもねえ、審判への不満は必ずあるものだから・・・。

心配なのはスアソが相手ファウルにより負傷をして、月曜日のパコス戦の出場が微妙。右大腿のmialgiaとは、何?と調べたところ、筋肉痛とスペイン語の辞書にはあります。だったら大丈夫そうなものですけど。

Estádio S. Paolo, em Nápoles

Árbitro: Bjorn Kuipers (Holanda)

NÁPOLES – Navarro; Santacroce, Cannavaro e Contini; Maggio e Blasi (Pazienza, 46 m); Gargano, Hamsik (Pia, 76 m) e Vitale; Denis (Zalayeta, 67 m) e Lavezzi.

BENFICA – Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Léo; Urreta (Balboa, 46 m), Yebda, Carlos Martins (Katsouranis, 55 m) e Reyes; Di Maria (Nuno Gomes, 63 m) e Suazo.

Ao intervalo: 2-1

Golos: 0-1, Suazo (16 m); 1-1, Vitale (18 m); 2-1, Denis (20 m); 3-1, Maggio (54 m); 3-2, Luisão (59 m).

Resultado final: 3-2

Cartão amarelo a Blasi e Carlos Martins.

[ Liga 2 ] Benfica 1 - 1 Porto / Pablo, animo(涙)

2008年08月31日 16時46分20秒 | Liga08-09プレビア&レポート
ものすごくショックなので、あまり書けないかも・・・。

SPTの放送はライブではなさそうだったので、苦労してネット観戦を試みました。前半カツラニスがPKを取られるところまでは普通に見れましたが、それからはほとんど見れなくて。後半ようやく繋がったと思ったら、いきなり右のアイマールが倒れているシーンだったんです(泣)。その後ネットは繋がっていたのですが、頭が真っ白になって、試合の様子は全然わかりませんでした。
とりあえずカルドソが56分にヘディングで同点に。59分にカツラニスが二枚目イエローで退場、ベンフィカは10人に。その後もレオが負傷で交代したり、イェブダが交代を要請したり、レジェスやディ・マリアの足が吊ったりしているうちに、1-1のままで終了。

カリフォルニアではSPTというチャンネルで夕方17時より放送がありました。怪我するとわかっている試合を後から見るほど辛いことってないです・・・。
それは後半2分、アイマールはディ・マリアのパスに反応して左サイド奥まで走ったのですが、たぶんファーストタッチが強すぎたのかな、ボールが遠くに行きすぎてしまって、エンドラインぎりぎりで折り返し。角度がなくて、ボールは直接GKの手に渡りました。そして自分は無理な姿勢で倒れこみ、そのときでしょうか、筋肉に痛みを感じたそうです。そのまま交代。

まだ正式な怪我情報の発表はありませんが、筋肉系の怪我であることは確かなよう。断裂があるかないかで、全治の日数が違ってきますね。断裂があったら三週間から一ヶ月はかかるでしょう。大きな断裂だったら、もっと(泣)。
キケはこんな風に:
「(5人もの負傷を訴える選手が出たことについて)特に深刻なものではない、みんな筋肉の痛みだ。パブロ・アイマールの状況だけがより困難だ。彼はpicadaを感じて、ピッチを去らなければいけなかった。」

«Não há nenhum problema grave. É tudo dores musculares, só a situação do Pablo Aimar é mais complicada. Ele sentiu uma picada e teve de sair», revelou.
picadaというのはスペイン語でも似た単語だったと思いますが、「刺すような痛み」という感じ? 筋肉の怪我のときによく使われていたはずです。 この3年間というもの筋肉の怪我は全くしていなかったので、一層ショックが大きいです。今のフィジカル・トレーナーのパコはリバプールで何年かベニテスと仕事をした人で(上右の写真の人)、評価も高いです。だから理論的には怪我は少なくなるはずだったのに・・・。いつだって「今度こそいいことが起きるだろう」と期待するのに、悪いことばっかり。アイマールにいい加減かき集められる気力がなくなってしまいそうで心配です。私自身ももう底をつきそう。(サッカーを見ていて、こんな辛い気持ちになるなんて絶対尋常じゃないって・・・。止めにしたいです、ほんとに。)

試合のほうは、しっかり見ていないからよくわかりませんが、ベンフィキスタたちはまずカツラニスに怒り心頭。でも最初のPK、普通取るかなあ。勝手にルーチョが倒れただけに見えるけれど。あれがPKならこの前のパブロのを取ってくれても良かったのに。二度目のイエローのファウルは完全に不必要なものでした。カツラニスと同点という不本意な結果をのぞいては、試合自体まあまあ良かったんでは?という評価のようです。
私にはディ・マリアが溌剌としていて良かったように見えたけれど、ベンフィキスタたちの評価はわりと厳し目。
代表では全然良くないように思えるルーチョがポルトではとても良く見えました。

アイマールは前半しかなかったわけですが、良くはなかったです。相変わらずパスミスが目立ったし。ヘディングのチャンスや、ゴールのチャンスもありましたが、決まらなかった。唯一いいな♪と思ったプレーは、前半最後に右サイドからカルドーソに上げたクロス。カルドーソの頭に完璧に合っていて、なぜかゴールは決まりませんでしたが、いいクロスでした。
フォーラムで誰かが「アイマールは最前線でプレーするのに適したフィジカルを明らかに持ち合わせていない。このポジションでプレーするためにものすごく努力をしていると思う。」と書いていました・・・。うん、ボールが来るのをひたすら待って走り回るのは大変だし、そういうことも怪我に繋がったのかも。パブロがもっとボールを持って、主体的にゲームを作っていくプレーが好きなんだけれど・・・怪我をした今となってはどうでもいいことですね。

最後になりましたが、試合のダイジェストです。ダイジェストのほうが、90分の試合より面白く見える・・・。 そうそう、試合はとてもやばい雰囲気でした。ファンがラインズマンを襲ったり、ファンたちがぼこぼこ警官に警棒で叩かれていたり。これに比べればロマレダはずいぶんのんびりしていました。
(私、ここにはアイマールの写真以外貼りたくないんですけれど。Youtubeのこれ、嫌だなあ。なんとかならないものかな。)




Place: Lisbon (53,496 spectators)

Arbitrator: Jorge Sousa (Port)

BENFICA: Quim, Maxi, Luisão, Katsouranis, Léo (R. Amorim, 69 m), Yebda, Carlos Martins, Reyes, Di Maria, Aimar (Nuno Gomes, 50 m), Cardozo (Sidnei, 65 m). Trainer: Quique Flowers.

FC PORT: Helton, Sapunaru, Bruno Alves, Rolling, Fucile, Fernando (Hulk, 65 m), Tomás Costa (Guarín, 46 m), Raul Meireles (Candeias, 82 m), Lucho González, Rodríguez. Lisandro. Trainer: Jesualdo Ferreira.

Marker: 0-1, Lucho Gonzalez (11 m, g.p.); 1-1, Cardozo (56 m)

Share to discipline: YELLOWS - Katsouranis (10 m and 59 m), Sapunaru (16 m), Fernando (20 m), Rodríguez (26 m), Cardozo (51 m), Lucho (70 m), Lisandro (81 m), Nuno Gomes (83 m). REDS: Katsouranis (59 m)

[ LIGA 1 ] Rio Ave 1 - 1 Benfica

2008年08月25日 17時19分18秒 | Liga08-09プレビア&レポート
試合のダイジェストはこちら。最後にキケとヌーノ・ゴメスのインタが入っているので長くなっています。:



弱いチーム相手に引き分け、しかもポルトとスポルティングは勝ったとあって、ベンフィキスタは怒り心頭。個人的には不幸慣れしているせいもあって、この結果にはちっとも驚きませんが(大体予想できましたよね)、どうやらすごくまずい事態みたいです。リーガの感覚だと「とりあえずアウェイでの引き分けは悪くはないんじゃ?」と思いますけれど、優勝するには確実にポイントを重ねていく必要があるので、ライバルが勝っている中でのとりこぼしは命取りになるみたい。このへんの感覚はずいぶんリーガと違います。30節しかないというのもあるのかも。

結局ライブではRTPiはポルトの試合を放送しました。ベンフィカの試合はなかったので苦労してネットで見たのですが、試合が終わってから「RTPiでダイジェスト番組はないのかなあ?」と番組表を眺めていて、現地時間の午前3時25分からFUTEBOL: LIGA SAGRES Diferido Rio Ave - Benficaというのを発見。カリフォルニアでは午後7時25分からになるので半信半疑でテレビを付けてみたところ、本当に放送がありました・・・。 Diferidoというのはdelayedという意味でしょうか。画面も綺麗だったし、ハーフタイムは省略でしたがしっかり90分放送してくれて、ものすごくびっくり。つまりRTPiは毎週二試合(ライブと録画)を放送するということ? 月額4ドルでそれってあり?と信じられないのですが。RTPiの番組表はこちら:RTP International RTP Europeの番組表に沿ってネットでも放送があるようです。Americaの番組表は全然正しくない・・・。

そういうわけで、試合結果よりも、アイマールがテレビで見れたことのほうがとても嬉しかったのでした。あのマジョルカ戦以来なので特に(涙)。顔のほうは相変わらずの髭もじゃで、ほんっとに髭が邪魔でしたが、顔立ちやジェスチャーはいつものパブロで、つぼな場面も多かったです。
そのへんはまた明日にでも書くとして、プレーとしては、前半はフォワードのポジションで全然駄目。カルロス・マルティンスが頭を打って救急車で病院に行き、替わりにフェリペ・バストスがIn。でも布陣はそのままだったため、パブロはボールにさえもあまり触らないままに前半は終わりました。カルロス・マルティンスは軽い記憶障害があり、経過観察のために病院で一晩を過ごしますが、重傷ではないということです。

後半はヌーノ・ゴメスが入って、ウレッタが右サイド、アイマールが左サイドとなりました。パブロは前半よりはボールに触れるようになりましたが、55分にコーナーから先制されてしまいます。なんでどこのチームに行ってもこうなの?!と真っ暗になっていたら、その次のプレーで、アイマールがいきなり右サイドにロング・パス。(そろそろ本気を出そうぜ!という感じだったなあ。)これはシュートには繋がらず一旦少しだけ後ろに戻されますが、すぐにすでに右サイドに走りこんでいたパブロにボールが渡り、充分にディフェンスを引き付けながらアイマールは右のウレッタに軽くパス。ウレッタがクロスを上げ、キーパーが弾いたところをヌーノ・ゴメスがヘディングで同点ゴール。先制されてからわずか一分後に同点ってすごいね!と感動、そして安堵しました。その後に畳み掛けることができれば良かったのですが・・・。何度もチャンスはあったのに。パブロがエリア内で進路を妨害されたものは「PKでしょ!」という声が圧倒的。確かにPKを取る審判もいそうです。バルサ-サラゴサでバルサの選手があれをやったら絶対PKとなりますね。90分のパブロの外してしまったもの。「偉大な選手なら普通決めるでしょ!」と言われているし、新聞にも「スキャンダラスに失敗。」なんて書かれているし(泣)、こういうところを決めないと~。カルドソにパスしても良かったかなあ。

そのへんが響いたのか、新聞での評価はかなり悪いです。

採点:
12 Quim 6

14 Maxi Pereira 5

4 Luisão 5

8 Katsouranis 5

5 Léo 5

6 Yebda 7

24 Carlos Martins a 28' 4

15 Rúben Amorim a INT 4

16 Urreta a 70' 6

10 Aimar 5

9 Cardozo 5

私には普通に見えて、6ぐらい?という印象なんですけれど。アイマールというよりは全体的に攻撃がちぐはぐ。明らかにベンフィカの攻撃はサラゴサより劣っているような気がします。というか、チーム力がサラゴサとあまり変わらないような。

他にもいろいろ書きたいことがありますが、今晩はもう遅いので明日にします。

League - 1. º - 24/08/08

Estádio dos Arcos, em Vila do Conde – 10.800 espectadores

RIO AVE: Paiva, Miguel Lopes, Gaspar, Bruno Mendes, Sílvio, André Vilas Boas, Livramento (André Carvalhas, 90+2m), Delson, Evandro, Tarantini (Niquinha, 82m) e Semedo (Ronaldo, 72m).
Treinador: João Eusébio.

BENFICA: Quim, Maxi Pereira, Luisão, Katsouranis, Léo, Ruben Amorim (Nuno Gomes, 46m), Yebda, Carlos Martins (Felipe Bastos, 28m), Urreta (Balboa, 69m), Aimar e Cardozo.
Treinador: Quique Flores.

Golos: 1-0, Semedo (55m); 1-1, Nuno Gomes (56m)

Árbitro: Carlos Xistra (Castelo Branco)

Disciplina: Cartões amarelos – Miguel Lopes (45+2m), Felipe Bastos (49m), Tarantini (68m), Luisão (78m)

Classificação do jogo: 6


試合まであと2時間半ですが

2008年08月25日 02時24分21秒 | Liga08-09プレビア&レポート
宿泊ホテルに到着したときの写真があったので。予想通り、相変わらず髪も髭も伸び放題。

あと、昨晩寝るときまで放送予定がRTPになっていたけれど、今朝見たらなくなっていますね。まあ国内の放送チャンネルと違っていたので、絶対おかしいと思っていたんですよね。たぶんポルトの試合をRTPiではやるのでしょう。ネット番組表によると、スポーツ賭けのサイトでベンフィカの試合が見れるみたいですが、うーん、depositが必要のようでためらってしまいます・・・。


PREVIA [ LIGA 1 ] Rio Ave - Benfica

2008年08月24日 17時29分58秒 | Liga08-09プレビア&レポート
いよいよ開幕戦です。相変わらずアイマールがポルトガル・リーグにいることが信じられないような気がしますが・・・。そのせいか、あまり緊張もしていないような。降格まで経験してしまった後では、今更もう何かに緊張できないようなそんな感じ。試合前に緊張する気力をあの残留争いで全部使い果たしちゃったのかも。

アイマール本人もどうなんでしょう? あのお髭ぼうぼうの顔からすると、サラゴサの二年間や降格のことをなかったことにするのは難しいのかなという気がしますが、考えすぎでしょうか。

そんな風に気持ち的にはこの三年間経験したこともないような変てこな気分なのですが、ニュース的にもAsやMarcaやアラゴンの新聞に載っていたような試合のPreviaが見つからなくて戸惑ってしまいます。もちろんA BolaやRecordの紙版には載っているのでしょうけれど、オンラインでは読めないのかな。(どこかにあるけれど見つけられていないだけの可能性も。)

断片的なニュースを書きますと、召集メンバーは:
GK: Quim and Moreira;
Defence: Léo, Luisão, Maxi, Nélson and Sidnei;
Medium; Balboa, Binya, Carlos Martins, Fellipe Bastos, Katsouranis, Rúben Amorim, Aimar, Urreta and Yebda;
Foward: Cardozo, Makukula, Nuno Gomes.

昨日の練習で怪我をしたレオは召集入り(大丈夫?)。ベティスへの移籍が間近のネルソンも招集されました。一方手続き上プレーできないレジェスはもちろん召集外。

レジェスのところにウレッタ。右サイドがルーベン・アモリムかバルボアなのかはファンの間でも意見が分かれていますが、守備を重視してルーベン・アモリムのほうでしょうか。レオが大丈夫だとすると後はインテル戦と同じメンバーかもしれません。カルロス・マルティンスとピボーテを組む選手がイェブダ(金髪のとさかみたいな髪型の人ね)ではなくBinyaとなる可能性も少しだけあるようです。イェブダがインテル戦で良くなかったため。

ベンフィカは開幕戦で三年間勝利がないと数日前に書きました。でも、サラゴサの30年以上アウェイでの開幕戦に勝利がないというものすごい記録ほどではないから、気にしないようにしましょう。
下の写真はルス。明日の試合は、アウェイでVila do Condeというスタジアムです。またスタジアムの名前やチームの愛称を一から覚えないといけないんですね。

いろいろ書いたけれど、今年の3月ごろは手術までしたのになかなか痛みが消えてくれなくて、チーム練習にさえ復帰できなくて本当に苦しかった。3月15日には自分で「サラゴサから追い出されようと、どこのクラブに行こうと、とにかく痛みさえなくなってくれれば後のことはどうでもいいです。」なんて書いているし。本当にサラゴサは追い出されちゃったけれど、この頃を思えば、アイマールがまたサッカーをできる体になっただけでもすごく嬉しいことなんだから喜ばなくちゃいけませんよね。できたら自分のポジションで楽しくサッカーをしてほしいけれど・・・きっとそれは欲張りな願いなのでしょう・・・。Anyway, パブロにとって良い一歩となりますように。Good luck in your first match in Portugal, Pablo!