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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 15] Belenenses 0 - 0 Benfica

2009年01月24日 16時21分29秒 | Liga08-09プレビア&レポート
引き分けてしまったために、首位陥落が目前です(涙)。明日のスポルティングとポルトの結果次第ですが、3位となる可能性が大。

雨と風、ぬかるんだでこぼこのピッチの悪い条件の中で、それでも前半の試合内容は悪くはなかったと思うんです。特別良くはないけれど、「駄目だ、こりゃ!」と匙を投げるような内容でもなかったかなと。アイマールも良く走り、ボールにもたくさん絡んでいました。でも、とにかくゴールが遠い・・・(泣)。前半3分と8分の立て続けのビッグ・チャンスに入れられなくて、ショック大きすぎです(私が)。特に8分のが、信じられないようなプレーからだっただけに、なんで最後が決められないの??と呆然。

おっと動画が必要ですよね。まだYoutubeに上がっていないようですし、オフィシャルのビデオにはなぜかパブロの8分のプレーがないので、とりあえずこちらから:Belenenses - Benfica このビデオでは3分、キーパーのミスしたボールをアイマールが拾って、ほぼGKと1対1になってシュートした(そして止められた)場面は載っていません。(オフィシャルのほうにはあるのですが) 替わりに8分のパブロのプレーが最初のほうにあります。これだと何が何だかわからないし、私もライブで見たときは(横の味方にパスしようとしたボールがディフェンスに当たって自分に戻ってきたのかな?)と思いました。でもリピートを見たら、振り向きざまに相手ディフェンスの肩を抜いているような感じ。リピート映像を見てですら、一体何をやっているかよくわからないけれど、魔法のようにボールがパブロのところに戻ってきています・・・。Maisfutebolも「天才のプレー、でもシュートはそうではない。Está muito melhor e aquele lance aos dez minutos foi de génio (o remate já não).」 とほほ、確かに。シュートは弱い上に、キーパー正面。
Serbenfiquistaのパブロのスレッドを見たら、どーんとダンベルの写真が載っていて、「もっと力を付けろ。」と書いてありました。わ、笑えない。それで右の写真のように本人もなってしまったわけですが、パブロって背筋が柔らかそうですね。よく倒れないものです。相手選手がびっくりしている写真もあり、下のほうに載せました。

そんなわけで点は入らなかったものの、希望が持てなくはない状況で始まった後半。ますますピッチ状況が悪くなったせいか、アイマールは消えがちに。ロマレダのように水はけの良いグラウンドなら、雨が酷くてもかえってボールが早く走って、いつもパブロはプレーしやすそうに見えましたが、ここは水がぴちゃぴちゃとたまってボールが勢いを失って止まってしまいます。パスが意図したより短くなる場面が多くなってしまいました。キケ監督は試合後ピッチ・コンディションの悪さについて、「繋ぎがおそくなった。それは選手たちをとても疲れさせ、スピードを持ってプレーするアイマールやディ・マリアのような選手たちにはダメージとなった。」と話しましたが、それでずいぶん早い交代(67分)となったのかも。でも、それより前、パブロが頑張ってボールをキープ、イェブダ(かな?)からスアソにロング・ボール、スアソはGKと1対1になりかけ、「やったあ、ようやく1点だあ!」と喜んだのもつかの間、意味不明に転んでシュミレーションを取られるという場面がありました。スアソがGKに触られているのは確かなのですが、PKをもらうならすぐに倒れないと! 二~三歩走ってから倒れたのでは「やっぱり倒れてみます。」という風に見えるじゃないですか(怒)。この選手、本当にインテルの選手なんですか?と少し疑問になってきました。

結局アイマールがいなくなってから、圧倒的に攻められる場面が多くなり、それを修正するためかカルロス・マルティンスを最後に入れたり、なんだか選手交代も分けがわからないことに。そしてミゲル・ビトールが二枚目イエローで退場・・・。はあ、前半の出来からするともう少しプレーしようがあったのでは?と後味の非常に悪い試合だったのでした。

試合後Serbenfiquistaの掲示板を見たところ、キケ監督スレッドが数時間のうちに40ページとか進んでいます。批判の嵐。4-4-2への批判、スアソとディ・マリアが先発だったことへの批判、多くの選手が本来のポジションと違うことへの批判(アイマール、ルーベン・アモリム、ダビド・ルイスなど)、そして選手交代への批判。交代はルーベン・アモリム→レジェス、アイマール→ヌーノ・ゴメス、ディ・マリア→カルロス・マルティンスの順番だったわけですが、1点が必要な状況でカルドーソの出場がなしというのが理解できないし、やっぱり一番批判されているところです。

個人的にはベンフィキスタたちの反応は過剰かなと思うけれど、そんな私でもものすごく驚いたのは、キケ監督の試合後のこの言葉。
「レジェスは、スタメンでプレーできないのは問題があるからだということを理解しなければいけない。私は失望している。レジェスは新聞の表紙を飾っているが、どうしてなのか私にはわからない。彼のやっていることはゼロだ。彼はチームのためにプレーすることを理解しなければいけない。」
ええっ?!? 悪いけれど、心底びっくりしました。アーセナルやマドリードにいたときのレジェスのプレーはあんまり好きでなかったけれど、ベンフィカでのプレーは割りと良いかなと思っていたので。年末に怪我をして、確かにその後本調子ではないような気もしますが、それにしてもここまで言われるほど?? それだったらディ・マリアは??? そもそも、選手の態度に不満があるならば1対1の場で伝えればいいことで、なぜわざわざ記者会見で言うのでしょう? 選手のためにもチームのためにも全然役立たないどころか、害になるばかりだということがなぜわからないのかものすごく不思議です。ほとんどcrazyにさえ思えるけど・・・。第一、これまでのレジェスのプレーがゼロなわけないじゃん。

同じ記者会見でアイマールのことは批判していないのがまた謎というか・・・。レジェスがゼロなら、ある意味パブロもゼロなんじゃないかな。
「試合前アイマールに言った、君に欠けていることが一つだけある、と。彼は、それはゴールですか?と聞いたが、私は違うと言った。欠けているのはゴール・チャンスを作るプレーをすること、もっとボールを欲することだとね。そして今日の試合で彼はそれをやった。」
うーん、微妙です。まず話の内容以前に、(そんなもったいぶった話し方をパブロにしなくてもいいのに~。普通にもっとこれこれしてね、って言えばいいのに~。)なんて(苦笑)。内容も、ゴールのチャンス作りにはもう少し後ろのポジションのほうが良いのでは?と。

Estádio do Restelo:

Árbitro: Elmano Santos

Equipas:

BELENENSES – Júlio César; Baiano (Cândido Costa, 54m), Carciano, Rodrigo Arroz e Tininho; Mano, Diakité e José Pedro; Silas, Marcelo (Porta, 83m) e Wender (Maykon, 70m).

BENFICA – Moreira; Maxi Pereira, Luisão, Miguel Vítor e David Luiz; Yebda e Katsouranis; Rúben Amorim (Reyes, 57m); Aimar (Nuno Gomes, 67m) e Di María (Carlos Martins, 72m); Suazo.

Ao intervalo: 0-0

Acção disciplinar: Cartão amarelo a Baiano, David Luiz, Júlio César, Luisão, Diakité, Katsouranis, Miguel Vítor (segunda amarelo e expulso), Porta, Tininho.

[Taca da LIGA] Benfica 1 - 0 Belenenses

2009年01月19日 16時34分26秒 | Liga08-09プレビア&レポート
サン・フランシスコから帰ってきました。飲茶、ショッピング、新しく開館した科学博物館・・・とまあそれはいいとして、昨日土曜日は、なんとか試合を見てから家を出発するができました。といっても珍しくテレビで放送がなかったので、ネットで見ただけなのですが。アイマールの出来はわりといいかな、と思えたので、安心して出かけることができましたよ、ほっ。

さきほど帰宅して各新聞の採点を確認したところ、やっぱり良い点が付いていますね。やれやれ。O JogoもA Bolaも7点、オフィシャルでも良かった3人に入っています。それでもmaisfutebolは「努力はしていたが、良くない。」の評価ですからね~、いろいろな見方があるということです。

今更動画を貼ることもないかなと思いますが一応。カエルさんのページのビデオ:Benfica 1-0 Belenenses
Youtubeの動画のほうはこちら:



試合の前半はさっぱり良くないように見えて、(ああ、これじゃまたボロボロに批判されるよ)と真っ青でしたが、前半何分だったか、ドリブルで数人を抜いて、PKエリアの近くまで来たときにファウルで止められたプレーがありました。その後から急に良くなったように見えたけれど・・・今まで大きな試合で何度もゴールに繋がるようなすごいドリブルをしてきたアイマールが、本当に自信がなくてポルトガル・リーグでドリブルができなかった、なんてことあるのでしょうか。でも、確かにそのドリブルの後は目に見えて自信を持ってプレーしているようだったので、(最初からもっと自信持っていいのに!)と思ってしまいました。 そういえば昨日は試合開始から、ワンタッチプレーを減らしてボールをキープしようと務めているのがはっきりわかりましたね。キケ監督から言われたとおりにするなんてパブロって何て素直なんだ!と感動。

キケ監督は、
「彼は良くなってきている。でも私は一人の選手を中心にチームを作ることはしない。アイマールは、守備面で非常に良い働きをした、ボールを奪い、それから多くの攻撃面で姿を現した。アイマールはボールを持っているときのみ試合を決めることができる。」
いろいろ矛盾のある言葉ではあります。ボールを触ることが少ないフォワードのポジションでは試合を決めることはできないんじゃ?とか。土曜日の試合でパブロは後半右サイドにいることが多かったのですが、これはルーベン・アモリムが怪我をしたため。バレンシア時代は右サイドは苦手だったイメージがありましたが、今では前線にいるときよりまだ右サイドのほうがいい感じです。

アイマールの言葉:
「もっと良くなって、もっとたくさん試合をしたい。初めて4試合続けて試合をできた。今年は怪我に関しては運があるね。ベンフィカで今が僕の一番良いときではなくて、もっと続けて試合ができることを願っているよ。信じられないことに見えるけれど、今までは怪我のためにこれほどたくさんの試合に続けて出ることはできなかった。」
この談話があるということは、試合の後にインタビューされたということですよね、見逃してしまいました。本当に、このまま試合に続けて出ることができればいいのですけれど! 3試合に一度怪我をしていては、とてもベストなフォームに辿り着くことなんて絶対に無理ですもん。

O Jogoのアイマールの評価:
質の高いディテールで敵を恐怖に陥れたが、チームメートはそれを上手く利用できなかった。攻撃にダイナミズムを与え(主に後半、マークが外れ、スルーパスのスペースが開いてから)、フリーキックが素晴らしく、相手にパニックを与えた。
コーナーもフリー・キックもとても良いボールを蹴っていましたね! ポルトガルの人たちは知らないでしょうけれど、どちらもこれまであまり得意ではなかったから、意外といっては失礼ですけれど、びっくりしたのは事実です。何度も何度もコーナーを蹴っていたので、あまり蹴るとまた恥骨を痛めるんじゃと心配になったほど。 

他にもオフィシャルやA Bolaの評価も訳したいのですが、今晩は時間がないのでまた明日にします。(一日休むと書くことがたくさんあって大変。)
試合の結果について書いていなかったですね。カツラニスのヘディングにより1-0でベンフィカの勝利です。得点差以上に、内容的にはベンフィカのほうが圧倒しているように見えました。ただ、試合最終盤にBelenensesがボールをゴールに押し込んだ際、キーパー・チャージを取られてゴールを無効にされたんです。これまた誰が見てもキーパー・チャージなどなくて、ゴールは有効だったと思います。つまり本来なら1-1の引き分け。ベンフィカは本当に優遇されていますよね。こんなんでいいのか?!ともやもやしますが、とりあえずアイマールがコンディションを回復してくれることが一番大事なので、まあいいかと目をつぶっている状態です。

Taça da LIGA – 3.ª Jornada (3.ª fase) 17/01/09

Estádio Luz – Assistência: 35 022

Golos: 1-0 Katsouranis (45’)

BENFICA: Moretto, Maxi Pereira, Luisão, Miguel Vitor, David Luiz, Yebda (C. Martins, 73’), Katsouranis, Ruben Amorim, Di María (Reyes, 68’), Aimar e Cardozo (Suazo, 61’). Treinador: Quique Flores.

BELENENSES: Júlio César, Baiano (Vinícius, 30’), Rodrigo Arroz, Carciano, Tininho, Maykon (China, 59’), Pelé, Mano, Silas, Wender (Porta, 68’) e Marcelo. Treinador: Jaime Pacheco.

Árbitro: Bruno Paixão (Setúbal)

Disciplina: Cartões amarelos - Carciano (25’), Di María (65’)

Previa [Taca da Liga] Benfica - Belenenses

2009年01月17日 18時32分26秒 | Liga08-09プレビア&レポート
明日はカップ戦の3試合目で、召集メンバーにアイマールが復帰。昨日はアイマールの平静な様子を見て少し安心したけれど、やっぱり納得できないわ(苦笑)。アイマールが穏やかに受け止めているみたいだからOKとかそういう問題じゃなくて・・・。「マラドーナはディ・マリアを見に来たんだから、僕のことを何も言わなくても、それは当然だよ。」と言っていたけれど、 そんなことを記者に説明する羽目にどうしてならなければいけないの?

キケ監督は、マラドーナは別にアイマールを見に来るわけではない、カルドーソ、ヌーノ・ゴメスに続く3人目のフォワードとしてはアイマールよりスアソのほうが得点が見込める、という二つの単純な理由でスアソではなくてアイマールを召集外にしたのでしょう。それは正しいことなのかもしれないけれど、もしもアイマールがマラドーナの前でいいプレーができていたら? パブロが得る自信は限りなくチームのためになって、スアソを選ばなかったことの少しのマイナスなんて、余裕でカバーできていたのに。実際試合の展開を見ると、ディ・マリアは3-0のリードで投入ですよね。アイマールがプレーできるチャンスは充分ありましたよ~。今シーズン、ベルリン戦で良いゴールを挙げた以外は特別チームに貢献してきたわけではないディ・マリアがマラドーナの前で最後の10分だけ良いプレーをして代表確定(のような雰囲気)。チャンスを生かしたディ・マリアはすごいと思います。でも、期待には応えていないけれどそれなりにベンフィカの勝利に貢献してきて、二週間で三試合に先発中だったアイマールがマラドーナの前でプレーするチャンスさえも与えられなかったというのが・・・パブロがどうやって自分を納得させたのか聞いてみたいぐらい、私は納得できないな。

上右の写真、パブロがマラドーナに近づいてご挨拶をしたんですね。マラドーナ、もしかしてアイマールがベンフィカでプレーしていることも知らなかったんじゃない? パブロの横の人は、パブロの代理人(マスカルディではなく)かなと思いましたが、ずっとマラドーナの横に座っているから違うかも。

昨日のアイマールの話の中で、A Bolaに載っていた知らなかったものがありました。「家で子供たちとたくさんサッカーをしているけれど、練習のときより疲れるよ。」だって。Agustin君はともかく、Saraちゃんはまだ2歳ですよね? サッカーができるとは思えないけど。それにしてもこんなパパにサッカーの相手をしてもらっていたら、すごく上手くなりそうです、Agustin君。ぜひサッカー選手になってもらいたいものです。(でも20年後かあ、まだまだだ・・・。)

昨日の記者からの質問に答えている映像、TV Benficaにもありますね:TV-Benfica 15.01.2009 (2) でも右のキャプチャー写真はそちらからではなくて、A Bolatvというものから。

全然明日の試合のPreviaを書いていませんが、正直なところ気が抜けてしまったというか・・・。新聞サイトもそうなのか、MaisfutebolにもO Jogoにもpreviewが載っていないような気がします。キケ監督は「イレブンは替わるだろう。」と話しました。イレブンといっても、いつのイレブンから替わるのかわからないので、何とも。
明日は異例に早い16時からの試合。カリフォルニアでは朝の8時です。サラゴサのときはよくありましたけれど。

明日土曜日San Franciscoで一泊してくるので、明日のブログは書きません。試合がサンフランシスコへ出発するまでに終わるといいなと思っています。

召集メンバー:
Guarda-redes: Quim e Moretto;

Defesas: Luisão, Maxi Pereira, David Luiz, Jorge Ribeiro e Miguel Vítor;

Médios: Reyes, Katsouranis, Aimar, Rúben Amorim, Binya, Di María, Carlos Martins e Yebda;

Avançados: Cardozo, Nuno Gomes e Suazo.




[Taca da Liga] Benfica 4 - 1 Olhanense

2009年01月15日 15時13分22秒 | Liga08-09プレビア&レポート
今日は全然書く気分でないので短く。
まあ少なくともアイマールはマラドーナに挨拶はできたんですね。Clarinに載った写真です。(Maradona estuvo en Portugal, saludó a Aimar y vio el gol de Di María)「パブロ・アイマールはグラウンドにもベンチにもいなかったが、Vip席を通りかかったときに10番から愛情深い挨拶を受けた。」と書いてあります。パブロの表情が悲しそうなのは気のせい? 下に大きいサイズの写真を載せておきます。少しは元気付けになるといいのですが・・・。

マラドーナはこの後、ディ・マリア、ルーチョ、リッサンドロ・ロペスとホテルの部屋で会ったそうです。

試合のほうですが、得点から想像されるほどベンフィカが良かったわけではありません。どっちかというとベンフィカの試合内容はかなり酷かったような・・・。マラドーナが「ポルトガル、レベル低いぞ~」と思ってしまったのではないかと心配になるほど。でも、ヌーノ・ゴメスは1得点しているし、O Jogoは7点の採点だし、アイマールはスタメンの座を失うかもしれませんね。

62分に交代出場したディ・マリアは87分にゴール。何やらマラドーナに捧げるようなパフォーマンスをしていました。それはもう自己中なゴールで、え~と思いつつ、自分を目立たせなければいけない場面でちゃんとゴールできるディ・マリアは偉いです。常に自分のことを最優先に強引にプレーする、アイマールには決定的に欠けている資質ですが、サッカー選手として成功するには不可欠なことだと最近確信しています。

また書き忘れ。今週末の試合がないと昨日書きましたが、確かにリーグ戦はないのですけれど、このカップ戦の別の試合があります。ベンフィカは土曜日16時からBelenensesと。消化試合に近くなるんじゃないかな。ミッドウィークと週末にカップ戦が連続だなんて、とても妙なカレンダーです。

Estádio da Luz, em Lisboa

Árbitro: Marco Ferreira (AF Madeira)

Benfica: Moretto; Miguel Vítor, Luisão, Sidnei e Jorge Ribeiro; Katsouranis, Fillipe Bastos (Ruben Amorim, 68 m), Reyes (Di Maria, 62 m) e Carlos Martins (Maxi Pereira, 79 m); Nuno Gomes e Cardozo.

Suplentes: Quim, David Luiz, Binya e Suazo.

Treinador: Quique Flores.

Olhanense: Bruno Veríssimo; João Gonçalves, Marco Couto, Javier Cohene e Stephane; Rui Duarte (Moses, 82 m), Ukra, Toy (Rodrigo, 74 m) e Rui Baião; Djalmir e Bruno Mestre.

Suplentes: Ricardo Ferreira, Diogo, Edson, Castro e Steven Vitória.

Treinador: Jorge Costa.

Disciplina: Cartão amarelo para Rui Duarte (27 m), Ukra (42 m) e Miguel Vítor (85 m).

Golos: Djalmir (12 m), Nuno Gomes (25 m), Jorge Ribeiro (28 m), Sidnei (61 m) e DI María (87 m).

Ao intervalo: 2-1.



[ Liga 14 ] Benfica 1 - 0 Sp. Braga

2009年01月12日 15時51分02秒 | Liga08-09プレビア&レポート
またアイマールのフリー・キックからダビド・ルイスがヘディングでゴール。これが決勝点となって、ベンフィカが勝利したわけですが、このゴールが完璧なオフサイドだったものですから・・・うーん、何と言ってよいやら。



間違いなくオフサイドですよね。この前の試合のアイマールのパスは肉眼では難しいかなあと思いましたが、今度のは素人でもジャッジできそうです(苦笑)。審判はどこをどう見ていたのでしょうか。ブラガの監督さんは、「こんなジャッジ、この20年間見たことがない! ポルトガルではビッグ3以外のクラブはチャンピオンになってはいけないんだね。」と怒っています。ああ、わかりますとも、その気持ち。更に後半にはディ・マリアが左サイドからエリア内に入っていって倒されたところでPKの笛。これもPKじゃないよねえ~と思ってしまいました。こちらはスアソがPKを止められたので、得点にはならなかったのですが。

とはいえベンフィカとしては得点が認められた以上、返上するわけにもいきませんし。とりあえず3ポイントを取って、ポルトがトロフェンセに引き分けたために、首位を奪回です。(スポルティングと同ポイント)

試合内容も非常に悪かったので、あまり気分はすっきりとはしません。それからアイマールがねえ・・・。私は前半のパブロは悪くなかった、少しずつコンディションも上がってきているかな、と思ったのですけれど、新聞やベンフィキスタたちにはえらく批判されています。確かに後半は何もできていなかったけれど、チーム全体がスアソがPKを失敗した後気落ちしたのか、攻められっぱなしだったんですよね。それにしても、サッカーって本当に見る人によって違うものだなあと改めてびっくりですが、Correio da Manhaはディ・マリアとアイマールがベンフィカの中で一番悪い選手だったとしていて、ディ・マリアとアイマールに4、スアソに6をつけています。一方O Jogoのほうは、ディ・マリアが6、アイマールが5、スアソが4。ほぼCorreio da Manhaと正反対の評価じゃないですか! 私がつけるなら、ディ・マリアとアイマールが5、スアソが4かな。前半のパブロは6だと思いますが。

ポルトガルの記者は、キケ監督にまで「いつまでアイマールには忍耐を持ち続けるのか?」と記者会見で聞いています。これではまるで、パブロが酷いパフォーマンスをしているみたいですよね。監督の答えが、新聞によって違うのでまた混乱しますが、O Jogoは、
「"tem de dividir mais as jogadas para ser mais desequilibrador, mas isso tem que ver com a confiança".
彼はもっとバランスを崩すようなプレーを入れなければならない。でもそれには自信が必要だ。」
これだと実は意味がよくわかります。この3試合、アイマールはまったくドリブルというものをしていないんです! 試みてさえいません。ドリブルをしてこそ、パスが生きると思うので、どうしてもパスだけだと片手落ちというか、威力半減なんですよね。今シーズン最初のほうの試合ではそれなりにドリブルしていた記憶があるので、できなくなったわけではなくて、やっぱり怪我が怖いのかなあと想像しますがどうなんでしょう。
Maisfutebolのほうのキケの答えは、こんな風になっています。
「Ele ainda não deu tudo o que os adeptos esperam, mas estamos a tentar que a confiança dele suba. Precisa de dividir mais as jogadas com os colegas, em vez de tentar resolver tudo em cada lance, ao primeiro toque. Para que consiga chegar ao seu melhor, precisa de ter o nosso apoio, bem como o apoio de colegas e adeptos. 
彼はファンの全ての期待に答えていないが、私たちは彼の自信が増すように努力している。ファースト・タッチで全てを解決する替わりに、プレーをもっとチームメートと分かち合わなければならない。彼がベストになるためには、私たちのサポート、そしてチームメートとファンのサポートを必要としている。」
これを読むと一瞬、アイマールは自分勝手なプレーをしているの?と思ってしまいますが、実際はその正反対です。シンプルにプレーしすぎとでもいいますか、どうせチームメートにパスしても大したことは起こらないのだから、もっと自分でがんがん行ってもいいのでは?と思う場面がたくさん。なのでこのキケ監督の言葉をどう解釈したらいいのかわかりませんけれど、自分に自信を持つためにはみんなのサポートを必要としているというのは確かです。いろいろあった一年の後の新しいリーグでまた怪我につぐ怪我だったから、精神的にも堪えることは間違いないですよね。これ以上追い詰められることのないよう、温かい目で応援してほしいけれど・・・現地ファンには温かい目なんて存在しないのが困ったところです。

それから今日のパブロは、自分ではファウルだと思っているものを全く取ってもらえなかったので、例によってイライラしていました。ただファウルはともかく、ボールがサイドを割ったときのジャッジが滅茶苦茶だったのには、見ているこっちもびっくり。パブロが怒るのも無理ないなあ。リピートを見ると、ちゃんとアイマールはボールに触らないように気を付けていて(いつもこういうことには正確ですよね)ベンフィカ・ボールにしているのに、ジャッジが逆なんですもん。イラついた余りイエローまでもらういつもの悪いパターンでした。

トラパットー二とキケで何か違うの?と言われるほど超守備的な試合についても少し書きたいところですが、今日は時間がないのでまた明日に。
今週水曜日はもうカップ戦があるようです。ここに来てこんなにハード・スケジュールって一体どうして?! 

たった今A Bolaの採点を知りましたが、おお、大体私と一緒ですね。
A Bola:
Moreira 7; M.Pereira 6, Luisao 6, M.Vítor 6, D.Luiz 7; Yebda 5,Katsouranis 6; R.Amorim 6, Di Maria 5 (Reyes 5); Aimar 5 (C.Martins 5), Suazo 5 (N.Gomes -)

LEAGUE - 14.ª Day - 11/01/09

Assistance: 32 837

BENFICA 1-0- SP. BRAGA

Golos: 1-0 David Luiz (45+2')

BENFICA: Moreira 6, Maxi Pereira 5, Luisão 6, Miguel Vítor 6, David Luiz 5, Katsouranis 5, Yebda 5, Ruben Amorim 5, Di Maria 4, Reyes (65 ') 5, Pablo Aimar 4, Carlos Martins (72 ') 3, David Suazo 6, Nuno Gomes (83 ') 3. TRAINER: Quique Flowers

SP. BRAGA: Eduardo 6, João Pear tree 6, Moisés 6, Frechaut 6, Evaldo 5, Luis Aguiar 5, Matheus (66 ') 4, Vandinho 5, Alan 5, Cesar Peixoto 4, Meyong (63 ') 5, Mossoró 5, Pablo Cesar (84 ') 3, Rentería 5. TRAINER: Jorge Jesus

PREVIA [LIGA 14] Benfica - Sp. Braga

2009年01月11日 18時05分00秒 | Liga08-09プレビア&レポート
召集に、モレイラ、ヌーノ・ゴメス、レジェスが復帰し、バルボア、キム、ビーニャが外れました。(アイマールは無事に召集されています。)
水曜日の試合で悪かったバルボア、日曜日の試合で悪かったビーニャが外れているのは罰ですよね。またGKのキムも罰がずっと続いていて、水曜日の試合では召集されたのですが、また召集外に戻りました。サラゴサではこんな風に一つの試合で悪かった選手を召集外にするなんて、選手層に余裕がなかったのも大きいけれど、ほとんど記憶がないもので、どうしても馴染めないやり方です。罰を与えて、パフォーマンスは上がるものなのかなあ・・・。

ゴール・キーパーがほとんどローテーションになってしまっていることについては、記者会見でキケ監督は質問されていました。キムがミスをしたので、モレイラ、そのモレイラもミスしたので、今はベンフィカのGKはモレットという人になっています。明日の試合もたぶんモレットが先発。キケ監督は「シーズンの半ばになって、キーパーを誰にするのか考えなければいけないのは、監督にとって良い状況とは言えない。」と認めました。

明日の相手ブラガは現在5位、ベンフィカと3ポイントしか変わりません。なんと去年の9月21日以来負けがないそうです。失点はこれまでにわずか5失点。歴史を紐解きますと、ベンフィカは1954年以来ルスでブラガに負けたことは一度もないそうです。でも、同時に2005/6シーズンにヌーノ・ゴメスの1点で勝利したのを最後に、最近2シーズンは引き分けのみ。
守備を固めてくるチームという感じかな、苦戦しそうですね。

最近試合前日のブログを書いていていつも思うのですけれど、試合相手がどんなチームか皆目見当が付かないのが困ります。どんな試合を期待したらいいのか全然わからないんだもの。そうして考えると、キケ監督やアイマールも大変だろうなあ。情報は周囲からもらうのでしょうけれど、それでも実際に試合してみないとわからないことは多いだろうし。後半戦に入れば二順目となるから、監督や選手も少しやりやすくなるでしょうか。

Maisfutebolの予想スタメンはこんな感じ:
Benfica: Moretto, Maxi Pereira, Luisão, Miguel Vítor, David Luiz, Ruben Amorim, Katsouranis, Yebda, Di Maria, Aimar and Suazo.

O Jogoはディ・マリアのところにレジェスを入れている他、ディフェンス陣が少し違う予想です。

どこかの新聞サイトが「ギマランエス戦の勝利は、態度が良くなったからではない。ビーニャではなくカツラニスが攻守のバランスを上手く取ったため。」と書いていましたが、全く同感です。態度は最低限必要なものでしょうけれど、それだけで勝てるようだったら誰も苦労しないと思うので。
ビーニャは良くないけれど、イェブダもあまり良くない。いっそここにルーベン・アモリムを入れみたらいいのに。
今日スポルティングが勝ったために、ブラガ戦は絶対に勝利が必要です。


PREVIA [Taca da Liga] V. Guimaraes - Benfica

2009年01月07日 15時44分23秒 | Liga08-09プレビア&レポート
ポルトガルのサッカーのシステムがどうなっているのかわからないのは困りものです。明日の試合、結構重要なものなんでしょうか? Taca da Ligaと言われても何のことやら。明日試合があることさえあまり意識していなかったんですけれど、Previaを読むと、組める限りのベスト・メンバーになっています。つまりアイマールも予想先発に入っているのですが、中二日では良いパフォーマンスは期待できないだろうなあ・・・。本当はそんなのでは困るのですが、最近中二日でプレーしていないし、無理だと思う。O Jogoによると、ダイヤ型の可能性もあるとのこと。スアソが召集されたものの先発は難しそうなので、フォワードはカルドーソとディ・マリア。で、パブロがトップ下の予想ですが、そう言いながらも先発ではないかも。アメリカでは普通に放送があるところもすごいです。

すごいと言えば、キケ監督が記者会見で「この試合に負けても、監督は続けられると思いますか?」と聞かれていたのには、かなり驚きました。このタイミングで監督解任が頭に浮かぶベンフィキスタはいくらなんでも忍耐がなさすぎでしょう。キケ監督は、「自分が耐えられるプレッシャーがどれくらいかはわかっているが、ファンや首脳陣が耐えられるプレッシャーについては知らない。彼らが6月に私を判断する忍耐を持っていればいいのだが。」と答えていました。うーん、ポルトガルの人たちってかなり過激で短気なようなので、大丈夫でしょうか。

というわけで、この大会に勝つと何がどうなるかわからない(UEFAに出れる?)ままに、明日試合を見ることになりそうです。
上に書いたように、システムはダイヤになるかも。カツラニスが出場停止が明けて復帰、ヌーノ・ゴメスはもう1試合出場停止。トロフェンセ戦で1点目のゴールを防げなかったGKのモレイラが召集されず、逆にキムが召集され先発となりそう。ちょっととっかえひっかえという感じですね。

Taca da Ligaを調べるために、以前も読んだことのあるポルトガル “F”の魂を少し読み直したのですが、今読むととても面白いですね。以前はベンフィカの選手の名前を一人も知らなかったので、ただ固有名詞の羅列に思えましたが、今だと試合の出場選手のリストを見るだけでも興味深いです。基本2トップだったっぽいなあ、とか、ルスで易々と負けるのは昨シーズンからなんだなあなどたくさん発見があります。また、今度詳しく書いてみたいと思います。(今もブログ続けていただいていれば良かったのにねえ・・・)

最後にトロフェンセ戦のA BolaとMaisfutebolの採点。左がA Bolaで、右がMaisfutebolです。(Maisは5点満点)点が全然違って、こういうのを見ると、サッカーの評価なんて主観的なものよねえと思ってしまいます。ディ・マリアの4と1、スアソの6と2。いや、でもスアソが6というのはあり得ない気がする。それに2失点しているのにディフェンスが5というのもないでしょう。

1 Moreira 3 2
14 Maxi P. 5 2
4 Luisão 5 2
27 Sidnei 5 2
25 J Ribeiro 5 3
18 Binya 3 1
24 C Martins 4 2
15 R Amorim 5 3
20 Di Maria 4 1
10 Aimar 4 3
30 Suazo 6 2

7 Cardozo 4 2
26 Yebda 4 2
11 Balboa 3 2

[Liga 13] Trofense 2 - 0 Benfica

2009年01月05日 18時01分18秒 | Liga08-09プレビア&レポート
最下位相手に負けて、今までの無敗記録が途切れることに・・・。こういうものなんだよねえと思いつつも、まさか負けるとは思わなかったので唖然としたというか。ファンたちは激怒、スタジアムの外では1000人のベンフィカ・ファンが選手たちを待ち受けて、抗議、罵りの言葉を投げつけました。スアソなどには拍手したようですが。その様子、Youtubeに上がっています。直接ここに載せるほどではないので、リンクだけ:Trofense - Benfica - jogadores insultados e apupados à saída do estádio ルイ・コスタがファンをなだめようとしています。

まあ、でもこんなことを書くと怒られそうですが、殺伐としてちょっとサッカーらしくなってきたかな。今までの試合はどんなに悪い出来でもなんとなく勝ったり、引き分けたりして、さほど批判もされないし、まるでぬるま湯につかっているようなだるい雰囲気だったから、個人的にはかえってぴりっとしたかも。
順位も、今日勝ったポルトに抜かされ、昨日勝ったスポルティングに並ばれました。これまでみたいに酷い内容の試合をしていてずっと首位なんてありえないから、仕方ないです。

Serbenfiquistaではもちろん「酷い試合」と言われているし、キケ監督も、
「全ての面で悪い試合をした。敵に対して主導権をとらなかった。我々は非常に弱いゲームをした。シーズンで非常に悪いときだ。」
と話しました。
ただ私は、すごくおかしな話ですが、これまでの試合と比べて特別悪くもなかったかなあという気が・・・。特に前半はベンフィカの試合にしては(いつも恐ろしく退屈なんで)まあまあ面白かったんですよね。アイマールも最初の25分ぐらいはわりと良かったような。
ただ、パブロは前半19分、スアソからのパスを受けて(その前のパスはパブロ)キーパーと1対1になったのに、シュートをキーパーに弾かれてしまいました。あれは入れないと駄目でしょう。というか、あれを外したから負けたとも言えるので、ベンフィキスタから酷評されるのも仕方がないことです。ただそれはそれとして、全体的には12月の先発した二試合よりはずっと良いように見えたので、ほっとしました。Ojogoの採点では皆と同じ4がついていますが、Maisfutebolは「ベンフィカで良かった選手を選ぶのは非常に難しい。悪い程度が少なかった選手として、ホルへ・リベイロとアイマール。アイマールは3回か4回、何ができるかを見せた。もっと継続的にそれをやらないといけない。」と書いています。試合後半、少し消極的だったのは気になりますが(キケ監督が攻撃の責任を取る選手がいなかったと言っているのは、パブロのことかも・・・)、90分間プレーしたので怪我はないと思いたいところです。

試合のほうは、前半の前半はベンフィカが押していて、その後トロフェンセが少し持ち直し、でもベンフィカが全体としては優勢かなあ、早く点が欲しいぞ!と思っていたら、前半終了間際にワン・チャンスでトロフェンスのほうが先制。後半、ディ・マリアに替えてカルドーソを入れ、ダイヤ型にしてきたベンフィカなんですが、どういうわけかこれが全然機能していませんでした。相手に攻められているうちに、ビーニャがstupidなハンドで二枚目イエローを出されて退場。でも、ビーニャがいなくなって、中盤をアイマールとカルロス・マルティンスで支えていた数分間はわりと良かったような気がします。その後カルロス・マルティンスに替わってイェブダが入ったら、そのイェブダがパス・ミスだらけで、結局2点目を入れられ万事休す。 イェブダが試合終了後、すごく嬉しそうな笑顔だったのには驚愕しました。Serbenfiquistaでも批判されていますが、あれには誰もが驚くでしょう。

試合のダイジェストが見つからず、トロフェンセのゴール・シーンしかありません。






Ojogoの採点

1 Moreira 2
14 Maxi 4
4 Luisão 4
27 Sidnei 3
25 Jorge Ribeiro 6
18 Binya 1
24 Carlos Martins 69 ' 4
15 Rúben Amorim 71 ' 4
20 Di Maria 3
10 Aimar 4
30 Suazo 4

26 Yebda 69 ' 2
11 Balboa 71 ' 2
7 Cardozo INT 4

試合を見ているときには気づきませんでしたが、下の写真を見ると、パブロずいぶん日焼けしましたね。アルゼンチンは真夏ですから、プール・サイドで休暇を過ごしたのかな。テレビ画面にあまり映らなかったけれど、今日は容姿的にはgoodでした。



LIGA - 13.ª Jornada - 04/01/09

Estádio CD Trofense - Assistência: 5131

Golos: 1-0 Reguila (45’), 2-0 Hélder Barbosa (82’)

TROFENSE: Paulo Lopes, Paulinho, Valdomiro, Miguel Ângelo, Tiago Pinto, Milton do Ó, Delfim (Areias, 70’), Mércio, Hugo Leal (Pinheiro, 82’), Reguila e Hélder Barbosa (David Caiado, 84’). Treinador: Tulipa.

BENFICA: Moreira, Maxi Pereira, Sidnei, Luisão, Jorge Ribeiro, Binya, Carlos Martins (Yebda, 69’), Rúben Amorim (Balboa, 71’), Di María (Cardozo, 46’), Aimar e Suazo. Treinador: Quique Flores.

Árbitro: Jorge Sousa (Porto)

Disciplina: Cartões amarelos - Miguel Ângelo (44’), Mércio (45’), Binya (48’ e 64’), Suazo (55’), Milton do Ó (68’),Jorge Ribeiro (70’), Maxi Pereira (77’); Cartão vermelho - Binya (64’)


[ UEFA ] Benfica 0 - 1 Metalist

2008年12月19日 17時14分25秒 | Liga08-09プレビア&レポート
8-0で勝つどころか、負けてしまいました・・・。昨シーズンのサラゴサとあまり変わらない弱さのような気が段々してきましたが、大丈夫でしょうか。一番何とかしてほしいのは、ホームであっさり負けること。もう少し何とかならないものかと。ホームでは死ぬ気で頑張るぐらいの気合が欲しいのですが、気配もなく・・・。

グループ・ステージ勝ち抜けがほぼ限りなく不可能だったこの試合、現実的なキケ監督は、この前のリーグ戦から7人もの選手を変えてきました。更にシステムもなぜかダイヤ型。10番のポジションに入ったのはヌーノ・ゴメスです。ふーん、キケ監督は4-4-2のときもダイヤ型のときも、アイマールとヌーノ・ゴメスを同じポジションで使いたいのですね。二人が似たタイプには見えませんが。各新聞の採点を見ると、ヌーノ・ゴメスは悪くなかったようです・・・って、私もネットで試合を見たのでした。それもテレビと同じくらい綺麗な画質で。ただ、あんまりにも試合がまったりとして、緊張感のかけらもなく、まるで練習試合のようだったため、全然身を入れて見れなかったんですよね。だから、Correio da Manhaがカルドーソやヌーノ・ゴメスに6点を付けているのを見ても、えっ、そんなに良かったっけ? 決定的チャンスを外したところしか思い出せないけど!とびっくりしたり。逆に、ディ・マリアは71分に入ってから、それなりにチャンスを作ろうとしていたように見えたので、4点という採点にはええっ?! なんだか見るところが違っているようです。

この試合が練習試合のように熱意のないものに思えたのは、ルスががらがらだったせいもあります。Ojogoが「まるで無観客試合のようだった」と書いているとおり、選手たちの声がよく聞こえて、それって無観客試合の特長ですよね。報道によると、観客はそれでも11,100人いたということなんですけど、そんなにいたようには思えなかったなあ。
結局試合は、ゆるゆると進み、ベンフィカが偶然のように何度かビッグ・チャンスを掴むものの(つまり意識して崩したわけではなく、相手がふっとミスしてくれたりするおかげで)、ことごとくそのチャンスをふいにしていました。カルドーソとヌーノ・ゴメスのシュート・ミス(ヌーノ・ゴメスは結局打たなかったかな)は特に痛かったです。サッカーの定石どおり、チャンスを逃し続けていると、最後はやられてしまうもの。84分にメタリストがワン・チャンスをものにして、0-1で試合は終了したのでした。さすがにルスに響き渡るブーイング・・・。

この結果、なんとベンフィカはグループ・ステージで勝ち点わずか1。最下位でした(とほほ)。対してメタリストはグループ1位。失点ゼロ、勝ち点10という素晴らしい成績です。こちらに参加チームの成績がありますが:Classificações、勝ち点1のチームなんてありません(泣)。フェイエノールトとあと1チームが勝ち点0、その2チームの次に悪い成績のチームがベンフィカなんです。

アイマールはこの試合でずっとアップしていましたが、終盤に点が入って負ける展開となったため、出番はありませんでした。結局0-2で負けたガラタサライ戦で25分くらいプレーしたのが、今季のUEFAカップでのパブロのプレーのすべて。昨季は、少なくともアリス戦で90分間フルにプレーしたから、今年より多かったですね。ベンフィカに来た意味あるのかな?と考えてみたり。考えても仕方ないんですけど。

うんと前向きに考えれば、これでリーグ戦に集中できるということでしょうか。

Taça UEFA - 5.ª Jornada - 18/12/08

Estádio da Luz - Assistência: 11 100

BENFICA 0 - 1 METALIST

Golos: 0-1 Rykun (84’)

BENFICA: Moreira 5, Maxi Pereira 5, Miguel Vítor 6, Sidnei 6, David Luiz 5, Binya 5, Yebda 5, Fellipe Bastos 5, Balboa (55’) 4, Urreta 6, Nuno Gomes 6, Di María (71’) 4, Cardozo 6. TREINADOR: Quique Flores

METALIST: Goryainov 6, Maidana 5 , Obradovic 5, Papa Gueye 6, Gancarczyk 5, Edmar 6, Bordiyan 5, Slyusar 5, Trisovic 5, Rykun (64’) 6, Jajá 5, Konyuschenko (79’) 4, Fomin 6, Devic (46’) 4. TREINADOR: Myron Markevich

Árbitro: Bernhard Brugger (Áustria) 6

Disciplina: amarelos: David Luiz (22’), Maxi Pereira (27’), Slyusar (35’), Urreta (78’), Obradovic (80’), Binya (88’)

PREVIA [ UEFA ] Benfica - Metalist

2008年12月18日 16時09分19秒 | Liga08-09プレビア&レポート
アイマールが別に怪我をしていないのに、これほどプレビアを書くのに気が乗らない試合というのは、ブログを書き始めて以来初めてかもしれません。

キケ監督が正直に端的に話してくれています。
「我々は現実的で、それが達成するのには難しい目標であることを知っている。私たちは野心はあるが、同時に現実的でもある。それがほとんど不可能であることを知っている。」
確かに~。8-0で勝った上で、ヘルタ・ベルリンとオリンピアコスの試合が引き分けに終わらないといけないんです。ほぼ可能性はゼロと言っていいでしょう。

今季のUEFAでベンフィカが戦った試合の総得点がようやく6。失点は11。一試合に8点(11分間に1点のペースが必要)がどれだけ無理なことかはっきりわかります。ちなみにUEFAでベンフィカは1勝3敗1引き分け。1勝1敗は最初のナポリ戦ですから、グループ・ステージではこれまで2敗1分けです。disastorusな数字ですね。まあ、リーグ戦見ていてもものすごく弱いなと思うので・・・ヨーロッパの舞台でこうなるのも当然といえば当然です。でも、もう少しベターな結果を期待していたので、失望感がとっても大きいです。

召集メンバー
GK: Moreira and Moretto;
Defenses: Maxi Pereira, Miguel Vítor, David Luiz, Sidnei, Luisão;
Medium: Binya, Philip Bastos, Katsouranis, Yebda, Balboa, Aimar;
Forward: Cardozo, Urreta, Di Maria, Nuno Gomes, Suazo.

キムが引き続き召集外。レジェスとルーベン・アモリムも召集されていません。逆にディ・マリアが召集復帰。(ずいぶん急な召集です)。アイマールは一応召集されていますが、ベンチ・スタートかな。明日先発だと、月曜日のリーグ戦では控えがほぼ決まるようなものですね。(なあんてパブロが先発だったりして)

O Jogoの予想スタメン
1 Moreira.
14 Maxi Pereira
4 Luisão
27 Sidnei
23 David Luiz
11 AD Balboa
18 Binya
26 Yebda
16 Urreta
7 Cardozo
21 Nuno Gomes

試合は現地時間19時45分より。


[カップ戦] Leixoes 0 - 0 ( 5 - 4 ) Benfica

2008年12月14日 17時43分32秒 | Liga08-09プレビア&レポート
はあ~。最近はアイマールを応援するのが重荷になりつつあるというか、いっそやめたほうが毎日幸せに生活できるような気がしてしまって・・・まずい兆候ですね。もっと気楽に考えないと、投げ出しちゃいそう(弱気)。

ベンフィカは、延長を含めて120分間戦って0-0。PK戦でレジェスが失敗し、5-4でレイソエスの勝利。ベンフィカのカップ戦の敗退が決まりました。・・・。

最初にお断りなんですが、てっきりホーム&アウェイだと思い込んでいたもので、90分が終わるとさっさとテレビのスイッチを消してしまったんです。なので、30分間の延長とPK戦は見ていません。だって、片方のチームのスタジアムだけで勝ち負けが決まってしまうなんて、ものすごく不公平じゃないですか?! こんな妙なトーナメントがあるなんて夢にも思いませんでした(ぶつぶつ)。というわけで、これから書く感想は90分間についてのものです。

試合は、とにかく雨がどしゃぶり。今回はO Jogoのスタメン予想は当たらなくて、アイマールは先発でした。髪の毛がびっしょり濡れて、巻き毛が全部伸びているパブロ、いつもよりずっと髪が長く見えました。プレイのほうは、O Jogoには4点を付けられているし、「アイマール向きのピッチじゃなかった」という言葉はまだ優しいほうで、かなり批判されています・・・。うーん、雨の中でのアイマールの試合をいくつか見たことがあるけれど、別に苦手じゃないし、いつもは他の人が滑る中で上手さが目立つぐらいだと思うんです。でも、それはボールを動かしている試合のときのみ。今日のように、ディフェンスを文字通り背中に背負って、ぬかるんだピッチで踏ん張ってボールをキープすることを求められたら、そりゃ厳しいですよね。普通のコンディションのときでさえ無理があるのに。Correio da Manhaなどには「中盤と前線の橋渡し役になれなかった」とありますが、あんな前の方にいたらそんなことできるわけないって。何度も後ろからのハイ・ボールを相手ディフェンスと競っていたけれど、身長差がありすぎて不憫なほど。

それでも後半は相手ディフェンスも疲れてきたのか、アイマールはボールを失わなくなって、だいぶリズム出てきたかなあという感じでした。しかし、そこでヌーノ・ゴメスと交代。68分のことでした。その後のベンフィカの攻められ方がすごくて・・・パブロ良くないと思っていたけれど、いるのといないのとじゃずいぶん違うんだなあとびっくり。そのへんのところがMaisfutebolにも書いてありますね。
アイマールは前半はまたもや弱弱しかった。ハーフタイム後は良くなったが、今度はアルゼンチン人選手のサッカーの崇拝者であるはずのキケがアイマールをピッチから取り去った。チームは攻撃を失った。
キケはパブロのサッカーを賞賛していないと思うけれど。(していたらFWのポジションで使うはずがないもの。) 現地情報によりますと、リーグ戦に備えて最初からアイマールのフル出場はない予定だったそうです。でも、リーグ戦には一週間あるし、ミッド・ウィークは限りなく消化試合に近いUEFAだし、温存する意味がわかりません。

さて、これでUEFAに続きカップ戦からも敗退が決まり、残すはリーグ戦だけとなってしまいました。選手の人数は多いのに、試合数はものすごく少なくなるわけですが、大丈夫でしょうか?! 試合に出してもらえない選手が不満を持ちそうだなあ。

気分は悪いですが、O Jogoの採点:
31 Moretto 5
14 Maxi Perreira 5
4 Luisão 6
27 Sidnei 5
23 David Luiz 6
18 Binya 5
8 Katsouranis 4
16 Rúben Amorim d 64 4
6 Reyes 6
10 Aimar d 69 4
30 Suazo 109 ' 5

1 Balboa 64 ' 4
16 Urreta AE
21 Nuno Gomes AV 69 ' 4
7 Cardozo AV d 109 ' 4

そうそう、アイマールはPK戦をみんなの後ろに隠れて見ていたそうです。パブロは怖くてPK戦を見れないタイプなんですよね~。(可愛いけれど、プロのサッカー選手としてはどうなんだろうか??)



Estádio do Mar, em Matosinhos

Árbitro: Olegário Benquerença (AF Leiria)

Leixões: Beto; Vasco Fernandes, Joel (Sandro, 106), Elvis e Laranjeiro; Roberto Sousa, China e Hugo Morais; Braga (Chumbinho, 97), Wesley e Diogo Valente (José Manuel, 73)

Suplentes: Berger, Castanheira, Marques e Serginho Baiano

Benfica: Moretto; Maxi, Luisão, Sidnei e David Luiz; Ruben Amorim (Balboa, 65), Binya, Katsouranis e Reyes; Aimar (Nuno Gomes, 68) e Suazo (Cardozo, 109)

Suplentes: Moreira, Miguel Vítor, Yebda e Urreta

Disciplina: Cartão amarelo para David Luiz (45+1), Elvis (53), Binya (66), Reyes (88), Sidnei (102), Nuno Gomes (112)

Ao intervalo: 0-0

Final dos 90 minutos: 0-0

Final do prolongamento: 0-0

Resultado final: 5-4

[カップ戦] Leixoes - Benfica

2008年12月13日 17時58分35秒 | Liga08-09プレビア&レポート
ちょっとばたばたしていて、全然時間がないので本当に手短に。コメントもいただいているのですが、明日の朝にお返事しますね。

明日土曜日の現地20時45分から試合です。

召集リスト:

GK: Moretto e Moreira.
Defesas: Maxi, Miguel Vítor, Luisão, David Luiz e Sidnei.
Médios: Binya, Katsouranis, Yebda, Ruben Amorim, Reyes, Balboa, Aimar e Urreta.
FW: Cardozo, Suazo, Makukula e Nuno Gomes.

またGKのキムが召集外です。うーむ・・・。

先発ですが、RecordやA Bolaはこの前のリーグ戦とほぼ同じメンバーを予想しているのに対して、O Jogoは、右サイドにバルボア、ビーニャのところにイェブダ、アイマールのところにヌーノ・ゴメスを予想しています。O Jogoは先週ほどには自信がないようですが(笑)、それでもたぶん練習を誰かが偵察した上での記事だと思うので、ある程度信憑性はありそう。まああまり期待しないで見てみます。でも、もしアイマールがベンチだとすると、来週木曜日のUEFAの試合は放送がないし、今年最後の試合は、旅行に出かけてしまうので見れないので、当分パブロの姿を見れないことになってしまって、すごく淋しいなあ。できたらプレーしているところを見たいものです・・・。たとえ髭もじゃでも。

その他のベンフィカ情報は、UEFAの対戦相手のメタリストがもうリスボン入り。ウクライナのチームですが、もしかしてリーグ戦が今ないのかもしれませんね。ええと、このチームに8-0で勝たない限りベンフィカはUEFA敗退が決まります。メタリストの監督は「8-0で負けることはありえない。」と言ったようですが、うん、残念ながら私もそう思います。この前6-0だったのだから、100%ありえないわけではないでしょうけれど。






[Liga 11] Maritimo 0 - 6 Benfica

2008年12月08日 16時43分44秒 | Liga08-09プレビア&レポート


今日の試合はあんまりじっくり見れなかったので、また明日よく見てみようと思っています。

まずは動画。でも、あんまり試合の様子はわからないですね。



最近O Jogoの先発予想はよく当たります。確かにアイマールは先発でした。ただ、あんまり調子は良くなかったですね~。怪我明けだから仕方ないかとは思いますが、この前ギマランエス戦で一ヶ月ぶりに復帰したときは、びっくりするほど調子が良かったので、そのときとはずいぶん違うなと思ってしまいました。良いプレーもあったけれど、微妙に体が重いようなそんな感じ。よくこれでキケ監督は先発に起用したなあ。80分にヌーノ・ゴメスと交代したのですが(かなり疲れているような表情でした)、そのヌーノ・ゴメスはその後の10分間で、2ゴール、1アシスト。私がヌーノ・ゴメスのファンだったら、ヌーノのほうが調子いいのになぜ使わないんだ?とか文句を言いそう(苦笑)。もちろん一人少ない相手に0-3で勝っていた中での交代出場は、すごく困難な状況だったわけではありませんけれど。

試合のほうは、0-6というスコアから想像するほど圧倒的なものでも、内容が良いものでもありません。つまり、バルサのような試合っぷりとは違うんです。前節の2-2の試合とそれほど内容的に変わらないのに、スコアがこんなに違うって不思議。でも切れ切れにしか見ていないから、全部を通して見ると印象が違うのかな?

ダイジェストを見ればわかるとおり、前半16分に相手GKのマルコスがスアソを引っ掛けて、一発退場のレッド・カード。キケ監督も認めているとおり、文字通り試合の行方を決定した瞬間でした。レジェスのPKは、一瞬ボールが右ポストに当たったのでヒヤッとしましたが、無事入ってよかった。アイマールもちゃんと前を向いてPKを見ていたし。(ベンフィカではPKのときも後ろを向かないようにしているみたい。)
その後は一人少ない相手に怒涛の攻撃・・・というわけじゃなかったんで、やっぱりバルサとは違うんですよね。2点目が42分に入るまで、少し停滞気味だったような。2点目も65分の3点目もセット・プレーだったのは、ちょっぴりもやもやするところ。点が取れれば何でもいいんですけれど、やっぱり綺麗な流れで、アイマールのラスト・パスからFWが得点という形が理想的なので(私には)。ほんとにベンフィカは流れからの得点が少ないんですよね。

現在首位のレイソエスが明日月曜日に試合をするので、ベンフィカは今のところ暫定1位ということになります。レイソエスが勝たなければ、ベンフィカは晴れて首位ということに。
ベンフィカが6点差を付けたのは1974年5月にOlhanenseに7-1で勝って以来34年ぶりだそうです。(全然チーム名に馴染みがないから、ふーんとしか思えないのが淋しい)

今日良かった選手は、レジェスとスアソですね。

O Jogoの採点:
1 Moreira 5
14 Maxi Pear tree 6
4 Luisão 7
27 Sidnei 6
23 David Luiz 6
18 Binya 58 ' 4
8 Katsouranis 7
15 Rúben Amorim 68 ' 6
6 Reyes 8
10 Aimar 80 ' 6
30 Suazo 8

26 Yebda d 58' 6
11 Balboa d 68' 5
21 Nuno Gomes d 80' 7

パブロの点は、5じゃないかと思ったけれど、とにかく怪我がなくてまずは良かったです。今日は、少しお髭があって、ここ数試合ほどbeautifulではなかったのが残念。昨日の練習のぼやけた動画を見たときは少し顔が太った?と思いましたが、今日見たら相変わらず痩せていました。ちょっと顔がこけすぎかな。そこに無精ひげが加わると、ストイックに苦行に耐えている人みたいに見えちゃいます。

今日の場面で一番好きなのは、試合後マキシ・ペレイラに肩を抱かれながら、二人で笑顔一杯で話しているシーン。うわー、本当に仲良しなんだな!と一目でわかる二人の様子でした。笑顔のマキシに何か話しかけられて、肩をすくめながら「えー、そうかなあ?!」みたいな感じでちょっとおどけた様子のパブロも満面の笑顔。そのパブロを見つめるマキシの顔がまた幸せそうで。何やら妙に花や蝶が飛び交っていそうな二人の間なのでした。試合中、アイマールは苦しそうな表情が多かったので、これを見てずいぶんホッとしましたよ。

Estádio dos Barreiros, no Funchal

Árbitro: Artur Soares Dias (AF Porto)

Marítimo – Marcos; João Guilherme, Fernando Cardozo e Van der Linden; Paulo Jorge, Bruno (João Luiz, 65 m), Olberdam e Miguelito; Marcinho; Manu (Bruno Grassi, 19 m) e Djalma (Babá, 58 m).

Suplentes não utilizados: Briguel, Luis Olim, Vítor Júnior e Bruno Fogaça.

Benfica – Moreira; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e David Luiz; Katsouranis e Binya (Yebda, 58 m); Ruben Amorim (Balboa, 67 m), Aimar e Reyes; David Suazo.

Suplentes não utilizados: Moretto, Miguel Vítor, Urreta e Cardozo.

Disciplina: cartão amarelo a Luisão (35 m), Ruben Amorim (43 m), Binya (45+4 m), Reyes (49 m), Fernando Cardozo (50 m), David Luiz (55 m), Katsouranis (60 m) e Moreira (75 m); cartão vermelho a Marcos (16 m).

Marcador: 0-1 por Reyes (20 m, g.p.); 0-2 por Suazo (42 m); 0-3 por Luisão (65 m); 0-4 por Suazo (85 m); 0-5 por Nuno Gomes (86 m); 0-6 por Nuno Gomes (90+2 m).

PREVIA [Liga 11] Maritimo - Benfica

2008年12月07日 17時48分04秒 | Liga08-09プレビア&レポート
まず召集メンバー。

GK: Moretto e Moreira;
Defesas: Maxi, Miguel Vítor, Luisão, Sidnei e David Luiz;
Médios: Binya, Katsouranis, Yebda, Ruben Amorim, Reyes, Balboa, Urreta e Aimar;
FW: Cardozo, Nuno Gomes e Suazo.

アイマールは入っていますね! でもなんとGKのキムが召集から外されています。 スタメンどころかいきなり召集外って・・・個人的には、そこまでしなくても~と思いますが、Serbenfiquistaなどでは賛否両論です。アテネの5-0の試合を見ていないので、どこまでキムの責任の失点だったのかわからないし、昨シーズンまでのプレーぶりも知らないので、なんとも言えません。

その他ヌーノ・ゴメスとルイソンも招集に復帰。
キケ監督はブラジルにいるレオについて記者会見で触れ、「個人的な状況は理解しているが、レオはチームのダイナミズムを離れた選手。忘れるしかない。」と話しました。ちょっと冷たいような気もするかなあ。プロの厳しい世界、実際そうなんでしょうけれど、話し方が・・・。

ところでびっくりするのは、明日の試合、MaisfutebolもO Jogoも予想先発イレブンにアイマールを入れていること。ええっ、まさかと思いつつ、2サイトともその予想とは、どこかで情報があったのでしょうか。
Maisfutebolの予想は、
BENFICA: Moreira; Maxi, Luisão, Sidnei and David Luiz; Binya (Yebda); Ruben Amorim, Katsouranis and Reyes; Pablo Aimar and Suazo. O Jogoもビーニャのところがイェブダになっているだけで、後は同じです。O Jogoは、試合のキーパーソンとしてアイマールを選んでいるほど。チーム練習に合流してわずか2日で、先発なんてことあるのかなあ?! 怪我が怖いので慎重に行ってほしいのですけど。

相手のMaritimoというチームは、これまでリーグ戦での失点がわずかに5点。(すごいな!) リーグでベストの守備を誇っています。一方ベンフィカの得点は18点で、これもリーグでベスト。つまり最小失点のチームと最大得点のチームの対決というわけです。得失点は、この2チームは同じで8。これもリーグで一番良い数字だそうです。(今日ポルトが試合をして9となったので、ポルトがベストのような気がする) ベンフィカは18得点10失点、マリティモは13得点5失点。ベンフィカは2002年以来、マリティモのホームでは負けていないらしい。

試合開始は現地19時15分。明日は用事があるので、試合の後半30分ぐらいに家を出なければなりません。なのでパブロが先発だったら嬉しいけれど、後半出場だと見れないかも。いずれにしろ、怪我さえなければ!とそれだけが願いです。(ポルトもスポルティングも順調に勝っているので、明日勝たないとかなりまずいんですけれどね。)

[Liga 10] Benfica 2 - 2 V. de Setubal

2008年12月02日 18時04分37秒 | Liga08-09プレビア&レポート
酷い前半、いきなり失点までして、ハーフ・タイムで0-1。でも後半開始後15分間ほど少しまともにプレーしたら、逆転。まあこれで首位ならいいかあとロス・タイムでテレビを消して外出しました。ところが帰ってきてみると、同点に追いつかれていて、あんぐりとしか言いようがありません・・・。木曜日の大敗の後にこれって、モラル的にちょっとまずいでしょう。



緩慢な動きで同点ゴールを許したGKのキムに批判が集まるのは当然としても(先週の代表戦から一体何点失点しているのでしょう?! 3試合で12点ぐらい??)、チーム全体も生気のないパフォーマンスだったなあ。

勝てば首位、というのは大きなモティべーションになるはずなのに、前半のベンフィカは気の抜けた、やる気ゼロのプレーぶり。小さな国の大きなクラブはどうしてもこうなってしまうのでしょうか? 適当にやってもそのうちゴールが入るだろう、みたいな。サッカーの試合はもっとピリピリして、一つのミスが命取りになって、一点のゴールのためにみんなが必死になって、見ているだけで死にそうに緊張するものではなかったっけ? 

ベンフィキスタたちも、「態度とプロフェッショナリズムの欠如は明白。チームのプレスのなさは馬鹿げているほどで、相手チームが思うままにプレーするのを許している。勝ち越しの2点目の後に、内容が低下。これがキケのメンタリティーなの? こんなことではどこにも行き着かない。」と嘆いているし、フォーラムには「Desisto! (Give up!)」というスレッドまで。もうgive up?とかなりと驚きましたが(苦笑)。これを書いた人は、永遠にベンフィキスタだけれど、もうベンフィカを信じることはできないそうです・・・。まあ、確かに去年の経験から言うと、いくらファンがチームを信じたって、駄目なときは駄目なんですよね。

今日ポジティブだったことは、一時的にせよ逆転できたことじゃないかな。あのまま負けていたら、キケ監督の立場もかなり危ういものになっていたかもしれません。オリンピアコス戦の後で、キケ監督解任を主張する人たちが一気に増えていましたから。

試合のほうは、オリンピアコス戦と4人の選手が入れ替わり、カルドーソ、カツラニス、ミゲル・ビトール、カルロス・マルティンスが先発しました。アテネで調子の悪かったイェブダとダビド・ルイスが外された形です。キケ監督のこの「とっかえひっかえ」があまり好きじゃないんですよね。調子の悪かった選手を外し、違う選手を使って、その選手が今ひとつだとまた前の選手に戻り・・・。いつまで続くのでしょうか。
そのキケ監督:
「全体的には良い試合をした。ゴール・チャンスがたくさんあった。2-1の後で試合をコントロールしようとしたが、できなかった。アクシデントが我々の成功を阻んだ。」
アクシデント? 全体的に良い試合? うーん。確かにこれより悪い試合をベンフィカは今シーズンやっているし、その上勝ちさえしたこともあります。ベンフィカの中では相対的に良い試合だったと言いたいのか・・・。
とにかく手中に収めていたかに見えた首位の座は逃し、ポルトとスポルティングが勝ったためにポイント差は縮んでいます。Ojogoの書くとおり、Liderança fugiu pelas mãos de Quim (Leadership ran away through the hands of Quim)。キムだけの問題じゃないと思いますが。内容の悪い試合を続けていると、運良く勝つことはあるにしろ、やがては行き詰って破局が訪れる・・・ような気がするので、なんとか早急に試合内容を改善してほしいものです。

LIGA – 10.ª Jornada – 01/12/08

Estádio da Luz – Assistência: 25 921

Golos: 0-1 Laionel (35’) 1-1 Katsouranis (47’) 2-1 Suazo (58’) 2-2 Anderson (90’+1’)

BENFICA: Quim , Maxi Pereira , Sidnei , Miguel Vítor , Jorge Ribeiro (David Luiz, 85') , Ruben Amorim , Carlos Martins (Yebda, 76’) , Katsouranis , Reyes , Suazo , Cardozo (Urreta, 80’). Treinador: Quique Flores

V. de SETÚBAL: Pedro Alves , Janício , Robson , Anderson , Cissokho , Sandro , Mateus , Ricardo Chaves (L. Branco, 63’) , Leandro Lima , Laionel (Elias, 54’), Bruno Gama (Carrijo, 74’) . Treinador: Daúto Faquirá

Árbitro: Vasco Santos (Porto)

Disciplina: Amarelos: Katsouranis (37’), Sandro (75’ e 90’+3’). Vermelhos: Sandro (90’+3’)