きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール その4 とティータイム

2016-04-30 | 村野藤吾



優美な曲線



2階の廊下の光る壁が気になって。





お茶を飲もうと、ラウンジを目指します。





ホテル棟1階の客室入口には、枝折戸が残っていて
思わず、おーっと見入りました。











ラウンジもみじの窓際の席で
桜まつりのスイーツを頂きました。
桜とチェリーのフロマージュブラン (桜のムースとチョコレート生地を使った桜色のチーズケーキ)


桜のヴェリーヌ (シャンパン風味の桜ゼリー、桜と抹茶のムース)



後から知ったのですが、この奥にはメインバー あさまがあったみたい。
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グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール その3

2016-04-28 | 村野藤吾
エスカレーターが、私を呼んでいます。(笑)




 

繊細なついたて



カウンターと壁を飾るタイルが見事。





こだわりを感じます。
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グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール その2

2016-04-26 | 村野藤吾
トイレはどこ?
とキョロキョロして
思わず歓声を上げてしまいました。
レースを閉じ込めた波打つパーテーション。
その上部には、ふっくらとした照明が。





扉も存在感があります。







日生劇場にも使われているマド貝(アコヤ貝)



ゆったりとした宴会場をつなぐ空間で、ぼーっと椅子に座っていたい
そんな気持ちになりました。
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グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール

2016-04-25 | 村野藤吾
お庭に桜がたくさんあるかなあと訪れたのは
グランドプリンスホテル新高輪。
桜まつりの季節でしたが、日本庭園の桜はまだつぼみでした。



階段を上っていくと、編笠門が見えてきました。
(茶の露地門の一種で、屋根の形が昔の編み笠に似ているから付いた名だそうです。)



茶寮 恵庵
建物はここからは見えません。
いつか入ってみたいなあ。


国際館パミール

外観から オーラを感じて
中へ。

目黒区役所のオブジェとなった照明とは違い
照明が灯っています。


美しい大空間。




村野藤吾の世界に 
心を弾ませながら迷い込みました。

◇茶寮 恵庵
竣工 1985年
設計 村野藤吾
◇国際館パミール
竣工 1990年
設計 村野藤吾
所在 東京都港区高輪3-13-1
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イケフェス大阪 2015年 フジカワビル(フジカワ画廊)

2015-11-23 | 村野藤吾
イケフェス2日目にOZと合流し、
初日の報告を聞きました。

フジカワビル すごく良いビルだったよ。
村野藤吾のエキスが、ぎゅっと詰まった感じ。

















掛軸など展示用に床の間風なスペースを造ったのだそうです。













む・ら・の~!

竣工 1953年
設計 村野藤吾
所在 大阪市中央区瓦町1-7-3

106さんが名づけてくれた
「OZの庭」
まだまだ続きます。

※初めて読まれる方へ
仕事のためイケフェス初日は、OZのみ大阪を巡り
私(きゃおきゃお)は、二日目からOZと一緒に参加しました。
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muranoウォーク オフィスビル

2015-09-15 | 村野藤吾
目黒区美術館で開催された「村野藤吾の建築」展のイベント
muranoウォークに参加しました。大手町界隈と日本橋、そして八重洲を巡りました。
建物の解説は、建築家の永井達也さんです。
前日からの大雨に、開催が危ぶまれましたが
雨も小降りとなり開催されました。

東京駅から雨の大手町を歩き、
初めに取り壊しの決まったみずほコーポレート銀行本店(すでに移転)(旧日本興業銀行)の
外観を鑑賞。ここに温泉ができるという。。以前の記事です。



新常盤橋の上から工事中の常盤橋を望み
常磐小学校の前で足を止めると右手に近三ビルヂングが見えてきました。
戦前の建物とは思えないスマートなビル。

近三ビルヂング(森五商店東京支店)1931年/1956年(増築)
渡辺節建築事務所から独立した、第1作目の建物。
窓ガラスがフラットで、竣工当時は上げ下げ窓だったそうです。


オーナーの説明に耳を傾けつつ
天井のモザイクタイルに目が釘付け。






外観からは想像のつかない
細密画のようなガラスモザイクタイルと、美しいトラバーチンの壁に迎えられて
ビルの中に入った人は、華やかな晴ればれとした気持ちで
オフィスへと向かうことでしょう。
増築、改修工事、そして耐震改修と
細やかな維持管理がなされた 現役ビル。素晴らしいです。


高島屋東京店増築 1952年 1期、1954年 2期、1963年 3期、1965年 4期


八重洲ダイビル(旧大阪ビルヂング) 1967年

フェイクのグリーンが?です。デザインの違うモザイクタイルが壁を飾っています。



特別に屋上を見学させていただきました。
屋上は、3つの塔屋の周囲に細い回廊があり
果実の実る木樹が多く植えられ
小鳥たちの楽園となっています。
これは、オーナーから小鳥たちの安らぎの場所をとのリクエストにこたえてできた、
村野自身が選んだ雑木なのだそうです。
作られた自然は、息づき
ビルを見守っているかのよう。





解体される建物と
オーナーに愛され 手入れを施されている建物。
記憶にとどめておきたいと思う一日。
目黒区美術館の皆様、
楽しいひとときを 有難うございました。
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箱根プリンスホテル(現ザ・プリンス箱根芦ノ湖) 湖畔で行く春を楽しむ

2015-07-10 | 村野藤吾


ロビーの階段下に 不思議な空間があります。



宴会場へと向かう螺旋階段を見て またまた
ときめいて……。












客室のバルコニー







木々を縫うように建てられた、美しい建物です。



静かな湖畔で、お花見。行く春を楽しみました。

季節感のない記事で、ご免なさい。

2015.4.18

このあと、大涌谷プレス発表がありびっくり。
ロープウェイが止まったり、一部交通規制がされていますが
ホテルは平常営業しています。
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箱根プリンスホテル(現ザ・プリンス箱根芦ノ湖) ロビー

2015-07-07 | 村野藤吾
天井を低く抑えた玄関から奥を見ると
目の前に 開放的な空間が広がっています。

柱で区切られた
談話スペースが
大きくとられた左右の窓に沿って続いています。
スワンチェアと名付けられた 愛らしい椅子がここにも。













ロビーの突き当りは 階段室で
降りてみると、玄関からなだらかな傾斜地に建っていることに気づきます。



引き返して 階段を上って
正面が 玄関です。(笑)



日常を忘れ 気分はシンデレラ。

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箱根プリンスホテル(現ザ・プリンス箱根芦ノ湖)でお茶を

2015-06-30 | 村野藤吾
私にとっては、箱根プリンスホテルの名が心地よいけれど、
この4月から、またまた名称が変わり ザ・プリンス箱根芦ノ湖となりました。
神山ロッジに宿泊したのみで、本館の客室はまだ未宿泊。
ランチタイムは過ぎてしまい、お茶でも と本館の中へ。






中央奥が、フロント。


ラウンジ「やまぼうし」を目指します。ああ、でも 階段が気になる~!









のぼったり 降りたり。いつもの私のパターン全開。

やまぼうしは、正面玄関から入り、左手奥にあります。すぐそこなんですけど。。
やっとたどり着きました。(笑)


ひざまずいてサービスされて、ドキドキ。
ケーキセットはホテル料金ですが、珈琲おかわり可。
座った席が死角のようで、なかなかお願いできませんでした。


デザインがキュート。村野ワールドを楽しみました。


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旧箱根樹木園休憩所

2015-06-26 | 村野藤吾
気になる建物。かつての休憩所がどうなっているのか
知りたくて 箱根へ日帰りドライブ。

ホテル駐車場(有料)に車を止め、徒歩で箱根九頭龍の森 を目指します。
なーんだ、陸続きだったのね。
森への入口は、かつて神山ロッジ・コテージの管理棟だった建物。



料金所にさり気なく展示してあるじゃないですか。

この神山ロッジで過ごした、とある夏の日を思い出します。
小さな専用水上バスで、ホテル本館から約5分ほどで、神山桟橋に着き
緑の森のなかに点在するコテージと、ロッジを目にして
なにか特別な リゾート地に来たような気がしました。
2010年4月で営業を休止したとのことで、
ブラインドの降りたメインダイニングが とても寂しげです。


神山ロッジ

その昔、衣料品などを販売するコーナーやティールームがあり
休憩した記憶があるけれど、建物に興味がまだないときで
変わったた建物だなあという印象。

木樹の中から 建物が見えて
やあ 元気!と声をかけたい所だけど
自然に還りつつある佇まいに 声が出ませんでした。

茅葺きの円錐形屋根を持つ、3つの建物。








ガラス越しに パシャ







こちらも ガラス越し。チャペルでしょうか。



湖を望む 貴賓室。中を見てみたい。。








興味深いのは、ホテルが建つ7年前に、レセプション・休憩施設として建てられたこと。
楽しんで設計したのだろうなと
周りをぐるぐる。
高低差のある敷地にあわせ、床面が微妙にデザインを変えているのが
面白い。
柱や壁にある砕いた石が、モザイクタイルのよう。
柱の接続部に注目~!

箱根園史より
1971年 箱根樹木園・休息所開業(坊ヶ沢地区)
1978年 箱根プリンスホテル開業(96室、ローラースケートリンク跡)
1980年 天皇皇后両陛下が箱根樹木園をご見学、箱根プリンスホテルにご宿泊
1989年 神山コテージ開業(40棟、箱根プリンスホテルより送迎船)
1990年 神山ロッジ開業(16室)
1996年 箱根プリンスホテル神山コテージ露天風呂開業
2010年4月 箱根樹木園が箱根九頭龍の森に、箱根ピクニックガーデンが箱根芦ノ湖パノラマパークに改称
      神山コテージ/神山ロッジは一時営業休止

泊まった時は、露天風呂に入った記憶が。

竣工 1971年
所在 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139

今は、九頭龍神社が大人気です。







2015.4.18
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浪花組本社ビル 特別見学会

2015-02-10 | 村野藤吾
13時からの見学会の前に
どこにあるのか下調べのつもりで行ってみると
異彩を放つ建物が目の前に。
広角レンズを持っていないので 全景が入らないなあ~。とぶつぶつ。



生きた建築ミュージアムフェスティバルの懸垂幕がさがり 歓迎モード




「見学ですか?」と法被を着た方に声をかけられ
そうです。と答えたら、同じように写真を撮っていたかたが二人いて
「じゃ、中へどうぞ。ご案内します」と 参加者3人のVIPな見学会が始まりました。

まずはエレベーターで5階テラスへ。
浪花組は、左官業のほかに、飲食店も経営する会社だそうです。



蛇腹の庇の下は、リゾート感覚あふれる空間
ちょとくたびれた おしゃれなテーブルと椅子があり
後で これはかつて経営して閉店した心斎橋プランタンのものと知る。







エレベーターホールに立てかけてあるのは
心斎橋プランタン(2003年閉店)の籐製のパーテーション。




戎橋プランタン(1995年閉店)のパネル発見!



奇抜な外観ですが、内部はいたってシンプル。
出窓の下は、収納庫になっています。



月に数回職長さんが集まる2階事務室




家具類は すべて 村野藤吾デザイン!



総ステンレスの地下金庫室
金庫室は独立していて、細い通路がぐるっとめぐらされています。



一階は、総大理石づくり。床から一体化されたカウンターがすごい。
かつて金融業も営んでいたそうです。


心斎橋プランタンの椅子



本当は 建物を見てもらうこと以上に、左官の仕事を知ってもらいたかったのだと思う。



こてを使い分ける職人の技を
次回は見てみたいものです。

一人前になるまで 7、8年。
人を育てる会社なのです。

竣工 1964年
設計 村野・森建築事務所(村野藤吾)
所在 大阪市中央区東心斎橋2-3-27

生きた建築ミュージアムフェスティバル2014

見学して一番驚いたのは
三代目 中川貢社長の肖像画。
ものすごいオーラがありました。
社員の方は、「左官界のカリスマ」と説明してくれました。

浪花組本社は、建物だけでなくインテリアまでデザインされた
実に美しい建物です。

この日の見学会のために、初めて大掃除をしたのだそうです。
キップの良い社員のかたに、深々とお辞儀をしてあとにしました。

◇参照図書
月刊ビル2号〔特集 浪花組〕
村野藤吾 建築とインテリア
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帝国ホテル 茶室 東光庵

2014-04-13 | 村野藤吾
皇居一般参観から始まった東京デートの最後は、帝国ホテルへ。
かねてから行ってみたかった茶室を予約して訪れました。
建築家 村野藤吾が設計した茶室です。



宴会場の並ぶ階の廊下中程に立ってる方に、名前を呼ばれました。
「お待ちしておりました」

看板がなければ、ここが茶室の入口とは気が付きません。
午前中は海外からのお客様で賑わったそうですが
ひっそりとしています。
この時間、二人で貸し切りだなんて 幸せ~。



茶室へと続く路地



天井は竹を組んだもの。


奥は「松濤の間」





屋上日本庭園があります。





東光庵








春慶塗の吉野棚



やわらかな光を落とす光天井には、スプリンクラーがついています。
炉に炭を使うからだとか。

ほのかに炭火の香りがします。

「どうぞ足をくずして
楽になさって下さい。…
外国の方は、前に投げ出して座っていますよ。」

そう言われても…できないものです。
作法を知らないと告げると
「大丈夫です。お茶を楽しんでくださいね。」



もう一人の方が お茶をたててくれましたが
美しい作法で 見とれました。
緊張して お茶碗をよく見るのを忘れました。
何も知らないって、ほんと怖いもの知らずです。



東光庵を切盛りしている方は、女将さんて言うのかな。
お話を聞くと、村野先生にもお会いしたことがあるそうです。
京都「佳水園」の女将さんと、どこか雰囲気が似ています。
この空間を大切に思う気持ちが 話の端々から伝わってくるのです。

一服頂いた後、他の茶室を見学させていただきました。

奥にある、10畳の「月歩の間」





襖の柄が 可愛いです。



踏込み床は、2枚合わせたもので、
木目が大変美しい板です。







おもてなしの心を
茶室の空間で楽しんできました。

東京オリンピック開催に向けて、改修工事が計画されるようですが
どうかこの茶室は このまま維持して欲しいものです。

◇東光庵
竣工 1970年
設計 村野藤吾
所在 東京都千代田区内幸町1-1-1
   帝国ホテル 本館4階
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日生劇場◇日本生命日比谷ビル

2013-11-18 | 村野藤吾
今年10月で、日生劇場は誕生して50周年を迎えました。
オフィスビルに劇場が同居しているのを忘れるくらいの
大空間。
オペラ、演劇、ミュージカル、コンサートなどが上演され
多くの方が訪れている劇場です。
ガラスモザイクの壁は、3.11の大地震にもびくともしなかったそうです。
小学生のためのミュージカル「ニッセイ名作劇場」などのメセナ活動もしています。
我家の息子たちも、そういえば観に行きました。
初めてのミュージカル、楽しかったそうです。

ブロ友さんと久々に見学させていただき
村野ワールド 満喫しました。
ゴミ箱に至るまで
今もなを 村野藤吾の意匠を守り続けているのには
頭が下がります。

photo by kyaokyao







1963年10月のこけら落としは、ベルリン・ドイツオペラの「フィデリオ」が上演され
50周年の今年、「フィデリオ」が再び上演されます。



ロビー側の引き手は、ヴァイオリンのf字孔のよう



ホール側は、蝶のような押し板がついています



壁はゆるやかに波打ち
幻想的な空間となっています。







ホールから出た時に、目が眩まないように 照度を計算してあるそうです。













photo by OZ
私には撮れない アコヤ貝の美しい写真を
どうぞ楽しんで見てくださいね。







































舞台フォーラム2013が11月21日開催されます。

日生劇場◇日本生命日比谷ビル
竣工 1963年
設計 村野藤吾
所在 東京都千代田区有楽町1-1
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みずほコーポレート銀行(旧日本興業銀行本店)

2013-06-21 | 村野藤吾
日曜日のオフィス街は
シャッターが降りています。

銀行の建物ゆえ
窓の前には、植え込みがあり
近寄るものを拒んでいます。
でも どこか 温かみを感じてしまう。











外壁は鏡のようにピカピカで
周囲の建物を映し出しています。





赤い御影石



細くなった先端は
12層分吹き抜けの機械室だそうです。
生き物のような不思議な形にびっくり。



こういうビルで働いていたら
建物を ちょっと 自慢しちゃうのにな~。






竣工 1974年
設計 村野藤吾
所在 東京都千代田区丸の内1−3−3
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目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー2013 アルバム

2013-06-09 | 村野藤吾
千代田生命保険相互会社の本社ビルとして建てられ
2003年、改修を経て目黒区役所本庁舎となった建物です。
目黒区美術館と目黒区主催の建築ツアーに初参加しました。

用途変更されても、いまもなお建築家村野藤吾の
意匠は生きています。
なにげに通り過ぎていた場所が
説明を聞くことで ひとつひとつ意味を持っているんだなあと感心しました。

難しいことは抜きにして、バーチャルツアーを楽しんでくださいね♪
(茶室は前の記事をご覧ください)


高低差のある敷地を利用して建てられているので、南口は3階にあります。


エントランス

かつては照明として輝いていたらしいアクリルのオブジェ



エントランス天井には、8つの天窓があり
ガラスモザイクで四季をあらわしています。




村野藤吾は、1階渡り廊下からの眺めが好きだったそうです。
植え込みの樹木が育ちすぎて
見晴らしが悪くなっています。


2階渡り廊下には窓はなく、細いガラスがあしらわれています。



電車の連結部をイメージ?




しじゅうからの間




屋上

中央の白いものは、エントランスの天窓








階段は中央に立つ柱などにより吊りささえられていて
まるで 宙を泳ぐかのよう。












元守衛所



そして6月8日(土)の最終見学会の1時間前に訪れ
茶室で ぼーっとしてきたのでした。。
建物の中で ふわーっとした気持ちで空間を楽しむのって
とても贅沢な至福のときです。

2009年10月訪問時の記事です
らせん階段 ・ しじゅうからの間 ・
 屋上の井戸はもうありません
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