こころの時計を ぎゅっと10日前に戻してみてください。
東京は、桜の見頃を迎えていました。
東京国立博物館で開催中の、阿修羅展に出かけました。
時まさに 花見シーズン。上野公園は 花見客で大混雑。
正門前に、ただいま40分待ちの表示が…。
天平彫刻の八部衆像という、8体ユニットからソロデビューした 阿修羅。
ガラスケースから飛び出して、周囲を360度まわって見ることができます。
展示室入ってすぐの高いところから、阿修羅像の展示室を見下ろすと、なにやら異様な雰囲気。
普段観られない全体像を見るために、何重もの人垣が時計回りに少しずつ動いているのが見えました。
すごい光景…。と言いながら、いつしかこの渦の中に。
左右の顔と 後姿。今しか見ることができないと思うと、何度もまわって見たくなります。
人垣が消えないのは、みんな同じ想いだからかな。
オリジナルの朱色が消え、より人間みの有る憂いの顔。ひきつけるものがあります。
大変、たいへん。阿修羅ファンクラブのバッジ、つけてくるのを忘れました!
八部群像は、どれも特徴があり 名前を覚えました。なかなか良い顔立ちをしています。
国宝八部衆・国宝十大弟子の現存14体が勢ぞろいするのは4月19日まで。
せっかくの機会、お見逃しなく!
四天王は、それぞれの役目にふさわしいものを手にした、迫力有る像でした。
踏まれている邪鬼の姿、とてもリアルで面白かったです。
夕方か、夜間延長時間に行くのがいかもしれません。
帰りに、阿修羅フィギュアを予約して帰りました。
届くのが楽しみです。
平成館、2階ロビーの大きな窓からみえる庭園は桜が満開。
本館北側に広がる庭園の公開も、19日までです。
詳しくはこちら
本館前の枝垂桜
混んでいるのです~~。
本館北側の庭園
桜の花を、小鳥が食いちぎって落としていきます。
風もあり、はらはらと散る花びらを、両手を差し伸べて一生懸命追っていたら
家族に笑われました。
◇阿修羅展
東京国立博物館平成館
2009.3.31~6.7
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2009.4.7