桒田三秀税理士

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おせち料理

2010-12-31 09:23:26 | 日記
 私が子供の頃、12月30日には親戚が集まって餅をついた。
31日には朝から母親がお節料理を作っていた。得意料理は、グリーンアスパラを牛肉で巻いて砂糖醤油で似たものだった。色形がそっくりだったので「『う○こ』みたいだ」と言ったら「あんたは食べなくてよろしい」と言って食べさせてもらえなかった。

 夜はコタツに集まって紅白歌合戦を見る。終わると同級生たちと本通りに繰り出す。三が日には最上稲荷に初詣。こうした年末年始のルーチンワークがいつの頃からかなくなった。

 おとといは仕事納めのあと、神辺の「匠」さんでライブ。昨日は「麻雀 会議室」で14時間打ち続けた。スタッフのOは親の時、お客様のSさんに国士無双の13面待ち、ダブル役満96000点をブチ当てた。(珍しいものを見た)

 それやこれやで年が暮れてゆく。国が、地方が、産業が、会社が、学校が、そしていろんな人間関係までもが曲がり角に来ているのかもしれない。

 来年はどんな年になるのだろうか。

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ルールを守らない人たち

2010-12-29 07:29:16 | 日記
 人は人、自分は自分かも知れない。でも自分がルールを守っている目の前でルールを破られたら無視できるだろうか。

 昨年末、市内M銀行でのことだ。そこは3台のATMを設置しているが他の銀行のように1台1台に対して並ぶための白線がない。そこで順番を待つ客は中央の1台に対して1列で並び、3台のうち空いた台に順次詰めて行っていた。公衆トイレの要領だ。

 一見すると両脇のATMは並んでいないように見えたのかもしれない。実際は10人以上が並んでいるのに、年配の夫婦が右端のATMが空いた瞬間、台の前に立って操作を始めようとした。

 私   「もしもし」
 夫婦  「あ~ん?」
 私   「皆、並んでいるのに入っちゃだめですよ」
 夫婦  「この台には並んどらんじゃろう」
 私   「3台に対して1列で並んでるんで。見りゃ分かるでしょ」
 夫婦  「そんなん誰が決めたんじゃコラ」
 私   「ゴタゴタ言っとらんで列のケツに並ばんか」
 夫婦  「うるしゃーわ、おみゃーは何の権限でそんなこと言うとるんじゃ」
   支店長登場
 支店長 「どうなさいました?」
 夫婦  「ワシらが使おう思うたらこいつがゴチャゴチャぬかすんじゃ」
 私   「おみゃーが並ばんけえじゃ」
 夫婦  「何じゃこの銀行は、客にイチャもんつけるんか」
 支店長 「決してそのようなことは」
 夫婦  「こぎゃん不愉快な思いをしたんは初めてじゃ」
 支店長 「申し訳ございません」
 支店長代理「おみゃーらは客じゃにゃー、二度と来んな」
 支店長 「いやそのそういうわけでは」
 支店長代理「いや、お前らはもう出入り禁止!!」

 臨時支店長代理の私は、迷惑な客を勝手に出入り禁止にした。夫婦は烈火の如く怒ってATMを使うことなく帰って行った。私はぺこぺこする支店長を尻目に、行員の皆様の冷たい視線を浴びながら悠々とATMを使い、愛車の国産車に乗って帰った。

 夫婦は黒いベンツSクラスだった。ヤバー!!
 それ以来その銀行の半径500メートル以内には近寄っていない。

 昨日、1年ぶりに行ったら3台のATMそれぞれ1台ずつに白線が引かれていた。

 
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柔道が必修科目

2010-12-28 05:52:33 | 日記
 私が高校生の時、男子に限って剣道か柔道が選択必修で剣道を選択していた。剣道を選択したのは剣道は防具を付けるので柔道より”痛くなさそうだったから”。

 大きな誤算だったのはその防具だ。剣道部ではないので防具は他人と共有する。多分先輩の先輩のそのまた先輩の何百人がつけたであろう面や小手。夏になると滅茶苦茶臭いのだ。面をかぶるのは勇気が要った。

 また、防具はあっても下手な奴は防具のない部分を打ってくるので、喧嘩になったこともある。真冬の寒い時期には一週間にわたって「早朝寒稽古」があった。真冬の体育館の床は氷のように冷たかったのを覚えている。

 中学校では「柔道」が必修科目になるという。ところが柔道の練習中に死亡する生徒が後を絶たないことが危惧されている。不思議なのは柔道人口が日本の何倍もいるフランスで、死亡事故がほとんどないという事実だ。

 指導者の指導が早急に望まれる。
 
 
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ストロー現象

2010-12-27 07:30:06 | 経営
 ストロー現象とは、新幹線や高速道路の開通により一方の都市の経済が他方の都市に吸い上げられ衰退することを言う。

 東北新幹線の八戸(青森県八戸市)-新青森間(81.8キロ)が12月4日開業し、東京-新青森間(713.7キロ)が全線開通した。開業により東京-新青森間は最短3時間20分と従来より39分短縮された。来年3月5日に新型車両「はやぶさ」が登場、さらに10分短かくなる。地元の経済効果への期待は大きい。青森県は「全線開通は千載一遇のチャンス」と観光客呼び込みや企業誘致を期待する。

 ただ今後の集客には不安も残る。集客以上に地元の人が「近くなった」仙台や、さらに東京まで買い物などに行ってしまう「ストロー現象」の懸念がささやかれている。実際に秋田新幹線開業(1997年)で秋田市中心街の通行量が減ったという調査もあり、「過疎とストロー現象の両方が効いた」(地元経済界)との声も。

 2015年には北海道・新函館まで延びる計画であることから青森は「通過駅」になるのではとの指摘もある。観光地として知名度、実績とも青森を上回る函館との勝負になるからだ。 便利になった反面、ますます過疎化が進む可能性もある。まさに両刃の剣だ。
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税務調査官の目 その37

2010-12-26 07:45:22 | 税と会計
 税務調査の対象はどうやって選定するのだろう。すべての法人を平均すると税務調査は10年に1回より頻度が少ない。中には20年近く調査のない会社もあるし、反対に3年に一回の場合もある。

 3年に1回の会社は毎年調査があるのと同じことになる。調査は必ず3年分を対象にするからだ。そうした会社ははっきり言って目をつけられていると言ってよい。専門用語で「継続管理法人」、つまり調査の定期巡回コースに入っているのだ。

 また、その時々の「旬」の業種というものがある。現在では一段落したが、消費者金融のグレーゾーン金利を「過払い請求」で取り戻すことが一斉に行われた。それで倒産した消費者金融業者も多い。この「過払い請求」にかかわった司法書士や弁護士は、税務当局からみれば「旬」の業種で当然ターゲットになる。現在、この業界に向けてかなりの件数の調査が行われているようだ。

 意外なことに医者や弁護士など社会的地位の高い人は、自分の業に対しては高い倫理観を持っている反面、税に関してはかなり問題のある人もいる。昔から脱税が多いとされたパチンコ、風俗、不動産も今は景気が悪くて脱税どころではない。

 次に狙われる業種は?
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