１/２

　今日で６月も終わり。

　今年も１/２が過ぎようとしている。

　我々の仕事の関係先である税務署は異動の時期だ。

　しばらくは税務調査もなく、落ち着く日々が来る。

　反対に、会合やセミナーが立て込む。

　そうこうすると、お盆が来て、秋が来て、年末が来て正月だ。

　この繰り返しで、５８年経つ。

　しかし、毎年、新しいお客様との出会いがある。

　同じことの繰り返しのようで、実は新しい発見もいろいろある。
　
　

　　　

チョーク

　世界的なチョークのメーカー、羽衣文具が廃業した。

　昨年１０月に、羽衣文具社長が会見で

　「弊社では平成２７年３月末日をもちまして廃業いたすこととなりました。少子化と教育環境の変化による需要の減少、後継者不在に加え私の体調不良により、やむなく廃業を決心いたしました」

　と述べていた。

　そして今、廃業した羽衣文具の高品質なチョークを、世界中の数学者や教授が買い求めているらしい。

　日本でも多くの学校などから指名買いされていた羽衣文具のチョークは、海外では「チョーク界のロールスロイス」とも称されているほどの品質で、スタンフォード大学のブライアン・コンラッド教授は羽衣文具の廃業にあたり、今後15年分の羽衣文具のチョークを買いだめしたという。

　なぜ多くの学者や教授がホワイトボードよりも黒板とチョークを好むのか。
　
　1つはホワイトボードは掃除に多くの手間がかかり、洗浄液なども用いる必要があるため、より維持費用がかかるという点。

　そしてもう一つは、ホワイトボードマーカーのインクはいつ切れるか分からない、という点。

　これは学者などにとって、通常考えられているより遥かに大きなストレスになるようだ。

　「羽衣文具の廃業は数学界の悲劇」と言われるほど、世界の数学者にとって衝撃的なことだったようだ。

　オンリーワン、ナンバーワンの日本製品は多いが、意外なナンバーワンもあるものだ。　

夜店小僧

　二代目夜店小僧がデビューした。

　夜店は、３０歳の娘や２５歳の息子が子供の頃、よく行ったが、ここ２０年近く行ったことが無かった。

　久しぶりの夜店は進化していた。

　

　年末のアメ横かと思うくらいの人出だ。

　

　

　（注）顔が１０倍に見えるのは、遠近法によるものです。

低レベルな激戦

　激戦をまたも制した。

　Ｓは私を目標に、半年以上にわたって猛練習を重ねてきたらしい。

　結果は、アウト５１：５６、イン５３：５１、トータル１０４：１０７でかろうじて私が勝った。

　Ｓが連れてきた「すごく上手い人」が凄かった。

　アウト４１、イン３２のトータル７３。

　ドライバーは常に２８０ヤード以上。ロングホールは２オン。

　インでは５バーディだ。

　「すごく参考になったじゃろ？」

　とＳは言うが、ワシらとレベルが違いすぎて、全然参考にならんわ。

ある男

　その男は最近ゴルフに熱中している。

　明日は、その男とゴルフだ。

　私は昨年１２月以来だ。

　「明日、迎えに行こうか？」と言うと

　「早朝練習に行くからいい」と言う。

　その男は、私をライバル視していて

　「お前には絶対勝つ」と断言する。

　わしも早朝練習に行こうっと。