息子の生命保険料を引き落としするために、息子名義の古い通帳を記帳しに行った。
古すぎて、ATMが受け付けない。
窓口に行って事情を説明して、ATMで使えるようにしてもらいたいと依頼する。
あまりに古いので、一旦解約して新規に通帳を作り直すため、本人に窓口に来てもらう必要があると言う。
「お宅の勝手な事情で息子をわざわざ来させるわけにはいかないし、こうして届印、私の免許証を提示して何で出来ないのか」
と窓口で言っていると、周りが注目し始める。
「あのなあ、親が出てきて言っとんじゃコラ。何の文句があるんなら」
支店長らしき人が出てきて、「こちらへどうぞ」。
隅っこの応接スペースへ導かれる。
多分、支店全体が対クレーマー迎撃態勢にシフトしたのだと思われる。
このまま土下座させたら、明日は新聞に出ることは百も承知だ。
「明日、指定の時間に担当を来させてくれ。あんたとこの事情だから、ワシは動かん」
市内で二か所目の出入り禁止の銀行ができた瞬間だ。
古すぎて、ATMが受け付けない。
窓口に行って事情を説明して、ATMで使えるようにしてもらいたいと依頼する。
あまりに古いので、一旦解約して新規に通帳を作り直すため、本人に窓口に来てもらう必要があると言う。
「お宅の勝手な事情で息子をわざわざ来させるわけにはいかないし、こうして届印、私の免許証を提示して何で出来ないのか」
と窓口で言っていると、周りが注目し始める。
「あのなあ、親が出てきて言っとんじゃコラ。何の文句があるんなら」
支店長らしき人が出てきて、「こちらへどうぞ」。
隅っこの応接スペースへ導かれる。
多分、支店全体が対クレーマー迎撃態勢にシフトしたのだと思われる。
このまま土下座させたら、明日は新聞に出ることは百も承知だ。
「明日、指定の時間に担当を来させてくれ。あんたとこの事情だから、ワシは動かん」
市内で二か所目の出入り禁止の銀行ができた瞬間だ。