桒田三秀税理士

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地球の重さ

2012-04-30 10:09:42 | 日記
 地球が誕生して46億年。そして最近100年間で人口が爆発的に増加した。地球はその分重くなっているのだろうか。

 地球を重くする要素と軽くする要素があるが、結論から言うと地球は毎年5万トンずつ軽くなっているという。

 地球上の人口が増えて、巨大なビルなど建造物を建てても、地球全体の重量は変わらない。人も物も地球上にもともとある物質の形を変えて作られていくからだ。私の体重は80キロ弱だが、100キロになっても地球の重さは変わらない。

 一方、地球は燃料を消費し続ける巨大な原子炉のようなもので、エネルギー燃焼により地球の質量が減る。

 逆に、地球は宇宙から毎年4万トンの塵を受け止めている。太陽系が構成された際の残がいが地球の重力に引き寄せられて、地球の一部となっている。

 プラスマイナスの結果、地球は毎年5万トンずつ軽くなっているのである。



福島ラーメン

2012-04-29 08:02:00 | 経営
 幼い頃(ワシにも子供の頃がある)、即席ラーメンといえば「福島ラーメン」だった。名前は福島だが九州福岡のメーカーで、とんこつベースだ。

 そのあと「チャルメラ」「出前一丁」などが発売された。福島ラーメンは「棒状」でソーメンのように真っ直ぐな麺が特徴的だ。

 そういえば最近は復刻版の食品が次々に発売されている。ボンカレーや森永ミルクキャラメル、カルピスなど。

 福島ラーメンと同様、息の長い商品として「ベビーハム」がある。高校時代、ベビーハムを炒めて卵でとじたものが夜食の定番だった。

 35年前、あのころからファンタは100円だった。 

 

持ち家か賃貸か

2012-04-28 08:00:28 | 経営
 収支とキャッシュフローを合わせる必要のないサラリーマンは賃貸より持ち家が有利。これが常識だった。 ところが最近ではマイホーム購入の合理性が消えたと指摘する書籍や論評が増えてきた。

 戦後の高度成長で、住宅・土地価格の上昇率は賃金・物価のそれを上回り、住宅所有は資産形成の有効な手段だった。しかし、バブル崩壊でデフレ経済に突入した。

 デフレ下で住宅ローンを背負うと、実質的な債務負担が重くなる。昇給率が低下し、雇用は不安定となり、持ち家の資産価値が下がる。

 「家賃も住宅ローンも月額の支払額は同じ」「賃貸はいつまでたっても持ち家にならない」という住宅メーカーのセールストークをよく聞く。

 しかし現在の状況下で、完済までたどりつけるかどうかは不透明だ。購入15年以下だと売ってもローンの残高のほうが多い。

 住宅ローンは向こう数十年間の家賃を前借りしているイメージだとすると判りやすい。そうしたリスクを覚悟のうえで家を買うことが必要だ。



ビジネスマナー

2012-04-27 07:35:21 | 経営
 各会社に、新入社員が入社するシーズンだ。新入社員が教えられるビジネスマナーのひとつに電話の応対がある。

 どんなマニュアルにも必ず一番目に書いてある。

 「電話は3コール以内に出ること」。

 当たり前のマナーだとされているが、こんなルールいつからできたのだろう。

 そもそも相手の都合を考えずに電話をかけておきながら「3回以内に出なかったら失礼とみなす」奴のほうがよっぽど失礼だと私は思う。

 電話に出ると仕事の流れが止まるし、会話を中断させなければならないし、出かかったものをもう一度戻さなければならない。一週間ぶりのお通じだったらどうしてくれるのか。

 そうした諸々の苦難を乗り越えながら、皆電話に出てるに違いない。

 どこかの社員教育コンサルタントだかが勝手に決めた「電話のマナー」がいつしか常識となって、日本全国「3回以内」に出なかったら「マナーの悪い会社」ということになってしまった。

 ウチ?もちろん3回以内で出るようにしております。

 

 

 


名車パジェロ

2012-04-26 06:32:59 | 経営
 今の車の3台前、私はパジェロに乗っていた。買って一週間ばかりのころ、素振りをしていたゴルフクラブがすっぽ抜けて運悪くパジェロの方向へ飛んで行った。

 「時間よ止まれ」と思ったが止まる訳はない。ヒュンヒュンと鳴りながら飛んで行ったクラブは「ガシャーン」と音を立てて車にぶつかった。クラブヘッドが当たったのに、塗装がペロッと剥がれただけでヘコミとかは全然なかった。
 「なんて頑丈な車なんだ」

 買って二週間、息子がまだ2歳のころだ。ドアの内側をかじって穴をあけやがった。
 「なんて頑丈な歯をしてる奴なんだ」

 買って三週間、親戚の家に行った帰り、橋の欄干にぶつけてステップガードが曲がった。
  「なんて頑丈な橋なんだ」

 買って12年、譲った親父が広島で事故をした。相手の2トントラックはボコボコの廃車になった。パジェロは後部の右ガラスが割れ、ボディー側面がへこんだだけだった。私が迎えに行って、警察の事情聴取のあと、ダンボールでガラスを目張りして運転して帰った。「直せば乗れますよ」という車屋さんの言葉だったが、修理代のことも考え廃車にした。

 三菱パジェロ。「なんて不運な車なんだ」