桒田三秀税理士

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エアロトレイン

2010-11-30 07:39:20 | 経営
 目指すべき山(目標)に登るにはいろんなルートがある。かつて東京~大阪間は蒸気機関車から新幹線まで、レールという軌道の上を走る乗り物だった。近い将来レールのないリニアモーターカーの敷設が決まっているが、リニアとは全く違うルートで山頂を目指す人がいる。

 この未来列車には翼が付いていて、ボディの両側のプロペラで列車を加速させ、翼に発生した「揚力」で列車を浮上させる。翼と地面の間に空気が高速で流れると「地面効果」と呼ばれる反発力が発生し、「揚力」と「地面効果」で地上10センチほど浮上する。このエアクッション作用によって超高速での浮上走行を可能にするという仕組みだ。

 ボディの素材には「難燃性マグネシウム合金」を使用し、消費電力は新幹線の約三分の一程度、最高時速はリニアモーターカー並みの500キロだ。「ガイドウェー」と呼ばれる専用路に設置された太陽電池パネルと風力発電のみで賄えるため、100%自然エネルギーで走れる。さらに、コイルやレールの敷設も不要で建設費も安い。環境面でもコスト面でも魅力的なこの夢の未来列車“エアロトレイン”を発想、開発したのが東北大学の小濱泰昭和先生だ。

 小濱先生によると「現在の乗り物を改善しても、環境に対する負荷軽減としては焼け石に水である。それならば新しい乗り物をゼロから作るしかない」という。2020年までに定員350人、時速500kmで走行する有人機体の完成を目標としている。

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丼の「、」のないやつ

2010-11-29 06:53:29 | 日記
 事務所の電話を光電話に変えることにした。考えると今の電話は事務所を建てたときから使っているので、もうかれこれ13年になる。

 まだスタッフが妻とSさんの二人だった時のことだ。事務所を離れるときは私の携帯に転送するようにしていたが、転送解除を忘れたまま私は東京へ出かけてしまった。

 事務所へかかるはずの電話が全部私の携帯へかかってくる。解除を頼むにも事務所へかけると「転送」になっているからかからない。そこで隣の父の家に電話して解除を頼むことにした。

 私 「事務所へ行って受話器を外して『1420♯』とボタンを押して転送解除して」
 父 「♯ってどれな?」
 私 「音楽の時、♯とか♭とか習っただろ?」
 父 「なんじゃそれ?」
 私 「じゃ、とりあえず今のは忘れて、井戸の『井』に似たボタンがあるじゃろ?」
 父 「はあ?」
 私はブチ切れて 「丼の中の『点』をとったやつがあるじゃろうが」
 父 「丼の中には何も残っとらんわ」
 
 まるで仕掛けられた時限爆弾を遠隔操作で解除するくらい手間がかかった。

 以上の会話は羽田空港から新宿行きのバスの中だったものだから、気がついたらクスクス笑いの渦。しかし30分かけて解除に成功すると、知らない人だらけのバスの中は拍手喝采となった。←この部分は、やや脚色。 

 ちなみに留守番電話でも「終わりましたら♯(シャープ)を押してください」と言うのだが、正しくは「#(ナンバー又はスクエア)」という。シャープは横線が斜めなのに対して、ナンバーは縦線が斜めなのだ。

 父にはシャープだろうがナンバーだろうが関係ない。
 


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税務調査官の目 その33

2010-11-28 07:46:31 | 税と会計
 税務調査官は、来訪して即調査に着手することはない。まずお茶でも飲みながら他愛のない雑談をしたりする。ただ「いい人だ」と勘違いしてはいけない。雑談にも重要な意味があるのだ。雑談の中にこそ、帳簿や決算書に表示されない重要事項のキーがあるのである。

 会社兼自宅になっているような場合は、100%の確率でトイレを借りる。トイレに行く途中の廊下に貼ってある○○銀行のポスター、トイレの中の●●信用金庫のタオルなど目に入るすべての物が調査対象だ。

 預金通帳などを住居区域の部屋に取りに行こうとするとついてきたりするので、そういったものは予め調査を受ける部屋にすべて用意しておいた方が良い。
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地味なスポーツ

2010-11-27 09:29:34 | 日記
 地味なスポーツを地味な人がやると、誰にも知られないまま引退ということもある。陸上競技もマラソンや駅伝を除いては今まであまり注目されされていなかった。

 ここにきて福島千里選手の活躍で陸上競技が一躍脚光を浴びてきた。世界レベルからはまだまだだが、順調に伸びるとファイナリストになれる可能性はある。アジア大会で中国人記者から「女優になる気は?」と聞かれたほど、陸上の選手としてはかなり美人だ(笑)。 

 福島選手を見ていて、つくづく中村宏之コーチの存在を思わずにいられない。普通のコーチだったらまずフォーム改造に手をつけるだろう。福島選手の右手の振りは陸上選手としては致命的にも思えるからだ。肘から先があれほど振れると重心が安定せず、通常だったらロスが多いはずだ。中村コーチはおそらく右手の振りを直すより、他の長所を伸ばすことを選択したに違いない。

 そうして徹底した筋力トレーニングで、上下動が少なく一定の目線で走る、そして足が後ろにいってから伸びきる前に引き戻す「あめんぼ走法」という彼女独特の走法が生まれたのである。

 今後の福島選手の活躍から目が離せない。
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イルミネーション

2010-11-26 07:07:57 | 日記
 一年たつのは早いもので、今年もあと40日を切ってしまった。恒例のクリスマス・イルミネーションをライトアップした。

 福山市北部の養護施設の送迎バスの運転手さんから「通常はルートではないが、この時期はイルミネーションを見るためにこの道を通っています」と言われ、止めるに止められない。しかし、飾り付けをする事務所のスタッフには迷惑がられている。

 昨年は「イルミネーションの事務所」ということで「こんなことする事務所ってどんなだろう」と通りすがりの人が「経理を見てください」と来られた。宣伝広告効果を狙っているわけではないが、目立つことは間違いない。

(注) 写真をクリックすると拡大画像になります。


 


コメント (2)
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