ダブルスタンダード

　ラグビーワールドカップで、試合中にスタンドで旭日旗が振られた。

　もし、野球やサッカーの国際試合で旭日旗が振られたら、あの国が黙っていなかっただろう。

　そんなにアレコレ言わなかったのは、あの国ではラグビーはマイナー競技だから。

　そう思っていたら案の定、

　「旭日旗は試合会場に持ち込むのに、入れ墨は隠せという日本は二重基準だ」と言い出した。

　それなら言わせてもらおう。


　・旭日旗に似た、朝日新聞のマークには何も言わないのに、似ても似つかない
　　白と赤のストライプに、何でもかんでも旭日旗だとイチャモンをつけるのは何故？
　　　　　⇒　朝日新聞は、我々の味方。御用聞き新聞だから。

　・すでに謝罪も賠償も済んでいる慰安婦（従軍売春婦）のことは、いつまでも
　　しつこくイチャモンつけるのに、自分らがベトナムで起こしたライダンハンの
　　問題を無視しているのは何故？　
　　　　　⇒　日本については、あることないこと何倍、何十倍にも拡張して反日教育。
　　　　　　　自分らのしでかしたことは無視して、自国民には教えないから。

　これをダブルスタンダードと言わずして、何がそうなのか。

　自分のことは棚に上げて、人のことはあることないことでっち上げて非難する。

　いつものやり口だ。

　もしも、ラグビーワールドカップにあの国代表が参加していたら

　「日本のユニフォームは旭日旗を連想させる。デザインを変えろ」と言ってくるに違いない。

悪人顔

　テコンドー協会が揺れている。

　以前これと同じようなことがあったなと思って気が付いた。

　ボクシング協会と全く同じではないか。

　不透明な経理。

　茶坊主で固めた協会人事。

　試合における疑惑の判定。

　そして協会トップの悪人顔。

　テコンドーの金原会長も、ボクシングの山根会長もそろって悪人顔だ。

　それだけで「公明正大にしています」と本人が釈明しても

　「で、いったい何人殺した？」と言いたくなるような顔だ。

　私のように腹黒い人間でも、顔がいいだけで善人に見えるのとえらい違いだ。

結末

　税務調査は、そこそこ稼働している企業で７、８年に一回。

　事務所のクライアント数は、約600件。

　単純にいうと一年で６０件余りの調査があることになるのだが、

　実際、ウチでは一年で１２、３件だ。

　来月から年明けにかけて、５件の調査が決定している。

　先週末、６件目の依頼の電話があり、事情を説明して

　「来年、４月以降ですね」と言うと

　税務署はなんとか１２月にねじ込もうとする。

　「決定権のある上司に代われ」と言うと

　「私が任されているので」と言う。

　アンタじゃ埒が明かんので代われと言っているのに

　「今、席あきです」。


　で、昨日、上司らしき人から電話があり

　「事情は分かりましたので、とりあえず調査の予定は撤回します」。


　最初からそう言えば済むんじゃ、と思った。

命の差別

　台風被害で避難所に逃げ込んだホームレスの人が、入所を拒否されたことが問題になっている。

　きれいごとで言うなら「命に軽重はない」ということなのだろうが、
　
　実際の場面では必ずしもそうならないことがある。

　「トリアージ」という考えがある。

　救急事故現場において、患者の治療順位、救急搬送の順位、搬送先施設の決定などにおいて

　用いられるもので、識別救急（しきべつきゅうきゅう）とも称する。

　そうした現場では同時に対応できないので、治療の順番を決めるのだ。

　助かる見込みのない患者あるいは軽傷の患者よりも、処置を施すことで命を救える患者を

　優先するというものである。

　これに類似した考えで「避難所トリアージ」という概念もある。

　大規模地震で大量の避難者が出て避難所が大幅に不足する場合に、

　避難所の利用者に優先順位を付け、自宅を失った人、高齢者、障害者などを優先して

　受け入れるというものだ。

　今回は、ホームレスの人たちが優先順位が低いと判断されたのだ。

　この問題には正解はない。

　少なくとも、軽々しく「命の軽重はない」と言うべきではなく、

　拒否した自治体の対応を一方的に攻めるべきではない。

　
　

御即位

　5月1日に即位された天皇陛下。

　今月22日は「即位礼正殿の儀」が内外から1999人の賓客が招かれて行われた。

　なぜ2000人ではなく1999人だったのか。

　それは私が当日仕事で名古屋にいたからだ。

　陛下には申し訳ないことをしたが、仕事なので欠席したことを許してもらいたい。

　なお、皇位継承順位、１億１千２５５番目の私は、今の天皇の在位中に

　陛下にもしものことがあっても、それに続く１億１千２５５人の継承者がすべて

　いなくなる場合を除いて天皇にはならない。

　ところで、皇太子から天皇陛下になられた現在、昔のように気安く「浩くん」と呼べなくなった。

　今後も、日本に天皇陛下が存在することの意義と意味を噛みしめながら

　日々アーティストとしての活動に邁進する所存です。