私的統計

　我々の仕事は会社の金の流れがわかる。

　とはいえ、会社の帳簿なので、社長のプライベートな部分はわからない。

　ただ、興味本位で見ているわけではないが、何となく「感じる」ことがある。

　「第二の奥さん」がいるのではないかと。
　
　２０年前、私の統計によると「現在いるかあるいは、過去いたか」率は42.7％だった。

　内訳は、社長本人の自白によるものが11.5％。

　間違いなく「こいつはいる」と私が判定したものが31.2％。

　いずれにせよ、現在進行形で「いる」人は、会社もうまくいかない。

　奥さんが会社を手伝っているかいないかにかかわらず、

　事業の成否は、夫婦で作り上げていくものだからだ。

　ほんまでっせ。
　

誰の都合で仕事をするのか

　ある銀行に、お客様の融資案件を紹介した。
　
　「月末くらい迄に何とかお願いします」。

　それきり私もスムーズに進んでいるものと思っていた。

　今日、融資を依頼した会社の社長が来られた。

　「銀行から何の返答もないんだが」

　「え?　もう月末じゃないですか」

　驚いて銀行へ電話した。

　「えー、やっと保証協会から回答が来て、行内の稟議にかかります」

　「月末までと言ったよね」

　「聞いてません」

　「もういいです。よそに頼むから」

　聞いていないにしても「いつまでに必要か」と確認するのは、常識だろう。

　ということで、その銀行は融資直前まで手続きを済ませていたのだろうが、

　徒労に終わることになった。

　そうかと思えば、資金需要が必要ないところに、自分の都合で融資を勧める。

　あんたらは、いったい誰の都合で仕事をしているのかと言いたい。

経済損失

　ポケモンの社会現象は、経済損失につながる。

　仕事中に熱中するので、作業効率が落ちる。

　歩きながら、溝にはまったり、車にはねられて入院するので、

　人手が足りなくなる。

　その影響で、製造業では生産量が減少し、飲食業では売り上げが落ちる。

　私の試算では、日本経済に１か月で３８９億円の経済損失をもたらしている

　先日、四人で九州に行ったとき、さっそく経済損失の事件が起きた。

　一人がホームでポケモンに夢中のあまり、新幹線に乗り遅れたのだ。

　こいつは、いつもは奥さんに偉そうにするのだが、

　この時ばかりは逆に、家に帰って奥さんに怒られるという経済損失を被った。

　なぜ奥さんにばれたのか?

　私が、ＦＢメッセージで奥さんにチクッたからだ。

　ざまーみろ。

　けいこさんにいつも偉そうにするな。

　

ポケモンGO

　ポケモンGOが社会現象になっている。

　私は学生の頃、パックマンの帝王として君臨していた。

　彼女とデートの時も、もっぱらゲームセンター。

　名古屋の多くのゲームセンターの最高記録を更新した。

　パックマンのあとは、ほぼ引退状態だった。

　そこにきてポケモンGO。

　税理士として社会の流れをつかんでおく必要がある。

　やってみた。

　

　どうやら、うちの事務所にはポケモンはいない。

　ポケストップもジムもない。

　仕事中にできんじゃないか。

熊本城再建に向けて 2

　今回の、熊本行きの目的は、熊本に寄付を届けるためだ。

　次の日、熊本市長を表敬訪問。

　「復興Ｔシャツ」を１０００枚売った、売上代金と寄付金２３０万円余りを寄付。

　寄付の目録を渡す。

　

　

　午後から地元、ラジオ局に出演。

　いずれにせよ、１２０キロ、９０キロ、８５キロ、８０キロのデブハゲ４人組の珍道中。

　商店街を歩けば、活気が戻っている。