桒田三秀税理士

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引き際の美学

2010-12-15 06:23:46 | 経営
 西武ライオンズを退団した工藤公康投手(47)が今月、東京都内で「日本では無理なのかもしれない。遠い、近いといろいろあるけど、チャレンジできるものならチャレンジしたい」と語り、海外チームへの移籍を目指す意向を示した。

 工藤選手は9月に戦力外通告を受けたが現役続行を希望。プロ生活30年目に向け、米国、韓国などでのプレーを視野に練習を続けている。 

 「まだまだ現役で十分やれるのに」と惜しまれながら引退するのも格好いい。しかし、他にもサッカーの三浦選手のように「自分を必要としてくれるなら」と限界まで現役を続ける選手もいる。サッカーJリーグの選手の引退平均年齢は26歳。三浦選手は44歳になる来季も現役を続行する。

 翻って税理士はどうだろう。特別養護老人ホームに入って、署名も押印もできない状態であるのに現役を続けているという笑えない話もある。

 税理士は毎年確定申告シーズンになると、一般納税者の無料相談の当番を割り当てられる。ところが一定の年齢以上の高齢の税理士は高齢であるがゆえに免除される。税理士としての職責が果たせないなら、引退したらどうだろう。

 
 
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