人は人、自分は自分かも知れない。でも自分がルールを守っている目の前でルールを破られたら無視できるだろうか。
昨年末、市内M銀行でのことだ。そこは3台のATMを設置しているが他の銀行のように1台1台に対して並ぶための白線がない。そこで順番を待つ客は中央の1台に対して1列で並び、3台のうち空いた台に順次詰めて行っていた。公衆トイレの要領だ。
一見すると両脇のATMは並んでいないように見えたのかもしれない。実際は10人以上が並んでいるのに、年配の夫婦が右端のATMが空いた瞬間、台の前に立って操作を始めようとした。
私 「もしもし」
夫婦 「あ~ん?」
私 「皆、並んでいるのに入っちゃだめですよ」
夫婦 「この台には並んどらんじゃろう」
私 「3台に対して1列で並んでるんで。見りゃ分かるでしょ」
夫婦 「そんなん誰が決めたんじゃコラ」
私 「ゴタゴタ言っとらんで列のケツに並ばんか」
夫婦 「うるしゃーわ、おみゃーは何の権限でそんなこと言うとるんじゃ」
支店長登場
支店長 「どうなさいました?」
夫婦 「ワシらが使おう思うたらこいつがゴチャゴチャぬかすんじゃ」
私 「おみゃーが並ばんけえじゃ」
夫婦 「何じゃこの銀行は、客にイチャもんつけるんか」
支店長 「決してそのようなことは」
夫婦 「こぎゃん不愉快な思いをしたんは初めてじゃ」
支店長 「申し訳ございません」
支店長代理「おみゃーらは客じゃにゃー、二度と来んな」
支店長 「いやそのそういうわけでは」
支店長代理「いや、お前らはもう出入り禁止!!」
臨時支店長代理の私は、迷惑な客を勝手に出入り禁止にした。夫婦は烈火の如く怒ってATMを使うことなく帰って行った。私はぺこぺこする支店長を尻目に、行員の皆様の冷たい視線を浴びながら悠々とATMを使い、愛車の国産車に乗って帰った。
夫婦は黒いベンツSクラスだった。ヤバー!!
それ以来その銀行の半径500メートル以内には近寄っていない。
昨日、1年ぶりに行ったら3台のATMそれぞれ1台ずつに白線が引かれていた。
昨年末、市内M銀行でのことだ。そこは3台のATMを設置しているが他の銀行のように1台1台に対して並ぶための白線がない。そこで順番を待つ客は中央の1台に対して1列で並び、3台のうち空いた台に順次詰めて行っていた。公衆トイレの要領だ。
一見すると両脇のATMは並んでいないように見えたのかもしれない。実際は10人以上が並んでいるのに、年配の夫婦が右端のATMが空いた瞬間、台の前に立って操作を始めようとした。
私 「もしもし」
夫婦 「あ~ん?」
私 「皆、並んでいるのに入っちゃだめですよ」
夫婦 「この台には並んどらんじゃろう」
私 「3台に対して1列で並んでるんで。見りゃ分かるでしょ」
夫婦 「そんなん誰が決めたんじゃコラ」
私 「ゴタゴタ言っとらんで列のケツに並ばんか」
夫婦 「うるしゃーわ、おみゃーは何の権限でそんなこと言うとるんじゃ」
支店長登場
支店長 「どうなさいました?」
夫婦 「ワシらが使おう思うたらこいつがゴチャゴチャぬかすんじゃ」
私 「おみゃーが並ばんけえじゃ」
夫婦 「何じゃこの銀行は、客にイチャもんつけるんか」
支店長 「決してそのようなことは」
夫婦 「こぎゃん不愉快な思いをしたんは初めてじゃ」
支店長 「申し訳ございません」
支店長代理「おみゃーらは客じゃにゃー、二度と来んな」
支店長 「いやそのそういうわけでは」
支店長代理「いや、お前らはもう出入り禁止!!」
臨時支店長代理の私は、迷惑な客を勝手に出入り禁止にした。夫婦は烈火の如く怒ってATMを使うことなく帰って行った。私はぺこぺこする支店長を尻目に、行員の皆様の冷たい視線を浴びながら悠々とATMを使い、愛車の国産車に乗って帰った。
夫婦は黒いベンツSクラスだった。ヤバー!!
それ以来その銀行の半径500メートル以内には近寄っていない。
昨日、1年ぶりに行ったら3台のATMそれぞれ1台ずつに白線が引かれていた。