桒田三秀税理士

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無料相談 2

2017-02-28 07:08:54 | 日記
 無料だと何でもしてくれると勘違いしている輩がいる。

 医療費控除の領収書を、整理も計算もせず、

 スーパーのビニール袋に入れて来たオバサンがいた。

 席に着くなり中身を机の上に出す。

 こっちが全部するものと思っているらしく、手伝う気配がない。

 「あなたも並べ替えるの手伝って」

 「・・・・」

 大きな顔をさらに大きくして手伝う。

 1時間かかって計算した。

 「源泉徴収票は?」

 「パートだし、貰ってない」

 「それじゃあ手続きできませんよ」

 「えー。10万以上も払ってるのに医療費の還付をしてくれないの?」

 「あのね。医療費控除は医療費が戻るんじゃなく、かかった医療費に応じて税金が戻るの」

 「2時間も待ったのに・・・」

 「そりゃ残念でした。でも次から、きちんと領収書は整理して、せめて計算くらいしてきて」

 「だって無料相談でしょ」

 「あんたのような心がけの人間は、ワシの権限で一銭たりとも税金は戻さん」

 あれから、医療費控除の領収書を見る前に、源泉徴収票を見るようにしている。

無料相談

2017-02-27 08:05:10 | 日記
 確定申告時には、税理士が相談会場に割り当てられる。

 今では電子申告が普及し、会場に設置されたパソコン画面を一緒に見ながら指導する。

 以前は、一人一人に対し、申告書を手書きで仕上げるのを、話をしながら対応していた。

 変わらないのは無料相談の客層?だ。

 ほとんどが年寄り。

 その中から比較的若い女性を見つけるのは大変だ。

 5、6人いる税理士の対応状況と、順番を待つ人を比較する。

 「ふむふむ、この状況だと、あの女性に当たるために、このジジイで少し時間を稼ごう」

 とか、
 
 「このババアを超特急でこなさんと、あの娘に当たらん」

 とかペース配分に細心の注意を払っていた。

 ほとんどの場合、そうした努力が報われることはないのだが、

 たまにズバリと的中することがある。

 「ここ、書き方がわからないの」

 「ここは、この数字を書くんだよ」

 「じゃ、こっちは?」

 「それは、この数字」

 「でもそれだと税金が追加になるじゃない」

 「じゃあ、おじさんが還付して あ・げ・る」

 そんなやりとりも今はない。 






美談

2017-02-26 06:09:28 | 日記
 アメリカの小学生の女の子が、算数の宿題に困って

 地元警察のフェイスブックにメッセージを送ったところ、

 宿題を解いてくれたという美談が話題になっている。

 少女の母親がそのやり取りをシェアし、オハイオ警察に感謝。

 警察署側も「役に立ててうれしい」とレスポンスしたという。

 算数の問題は

 (8+29)×15=

 これに対して、警察官から「カッコの中を先に計算しなきゃいけないから、

 37×15になるってことだよ」と返信が来た。

 問題はその次だ。
 
 じゃあ、(90+27)+(29+15)×2だったら?

 という問いに対して

 「左のカッコと右のカッコの答えを足して、それに2をかければいいんだよ」だった。

 この間違った答えを指摘された警官は

 「俺は歴史が得意で、算数は得意じゃない」。

 これは美談か、ただ少女を誤った方向に導いた誤指導かは評価が分かれるところだ。



 

 

 

 

 

まかない

2017-02-25 06:39:11 | 日記
 この時期、税理士事務所はブラック企業と化す。

 3回連続で土曜出勤。

 月水金の夜は、残業デーで23時前後まで仕事をする。

 火木土も遅い。

 今年は2月20日の月曜日から、月水金を3セット、計9回の残業デー。

 残業デーは夕食を出す。

 外の業者に委託していた時期もあるが、現在は毎回女房が作る。

 こんな感じ。 

 

 

 みんなこれを楽しみにしてくれているので、

 頑張って作る甲斐があるというものだ(女房談)。
  

おそろしいふるさと納税

2017-02-24 08:01:51 | 日記
 ふるさと納税が周知され、多くの人が利用している。

 1万円を寄付すると、ほぼ同額の税金が安くなるばかりか

 半額程度の物が貰える。

 たとえば、コメを選んだとしよう。

 コメどころ新潟県のある村に、夫の小遣いから1万円をふるさと納税する。

 すると5000円相当のコメが贈られてきて、そのコメは家族で食べる。

 妻は喜び庭駆け巡るで、ハッピーハッピー。

 と思っている夫はノータリンのバカ者だ。

 ふるさと納税しなければ、コメは妻が家計の中で買う。

 ここで疑問なのが、浮いたコメ代がどこに消えたのかと言うことだ。

 浮いたコメ代は、妻の小遣いへと消えているに違いない。

 過去「傘の法則」や「新聞代の法則」などを世に発表してきた私だが、

 これを新たに「ふるさと納税の法則」として世に問いたい。