おこめ

　タイトルを見てドキッとした人は、落ち着いて読んでください。

　アレのことではありませんから。

　先週の金曜日から、おこめの産地である秋田県横手市と、岩手県北上市に行ってきた。

　仕事ですからね。

　ところで、一般の人は、コメの種類をどのくらい知っているのだろうと思う。

　コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまち、ひとめぼれ。

　この辺までは普通に出てくる。

　最近では、北海道のユキヒカリ、ユメピリカが、凄く評判がいい。

　広島では、あきろまん、九州ではヒノヒカリなどなど。

　今や６００種類くらいあるという。

　珍しいところでは、あっぱれむさし、おまちかね、きらりん、青天の霹靂、

　森のくまさん、へんなおじさん、ミルキークイーン、レースクイーン、ほほほの穂、れれれのレ。

　（注）３個ほど実在しないのがあります。

　

　

　

本人限定

　「本人限定受取郵便物到着のお知らせ」というのがきた。

　なんでも窓口で、直接本人が受け取る郵便物があるので、郵便局の本局に来いというのだ。

　本人確認のために、免許証、パスポート、健康保険証、年金手帳、公の機関が発行した身分証

　などのうちから１個じゃなく、２個も３個も持ってくること。

　印鑑もね。

　と書いてある。

　何やら、国家機密にかかわる最重要特命事項が私に下されたらしい。

　特命文書を受け取り、確認したら、例によって「読んだ後は自動的に消滅する」のだろう。

　そして「君の身に何かあっても当局は一切関知しないからよろしく」ということか。

　すべてを揃えて昨日の日曜日、郵便局に向かった。（本局は日曜でも開いている）

　私の身に何かあってもすぐに対応できるよう、一緒に暮らす妻を助手席に待機させた。

　あたりに入念に気を配り、本局に入る。

　誰にもわからないように、窓口でそっと引換書をエージェントに渡す。

　エージェントは普通の郵便局員にしか見えない。

　見事な変装だ。

　「免許証か何かあります？」

　「これです」

　「じゃ、これにサインしてください」

　「はい」

　「郵便物はこれになります。ご苦労様」

　「はあ？　引換書にはあれもこれも書いてあるのに免許証だけでいいの？」

　「いいです」

　・・・・・・。

　ちゃんと本人確認してくれよ。ワシが●正●のスパイだったらどうするんよ。

　で、渡された機密文書がこれ。



　新しい「税理士用電子証明書カード」。

　

　

引退

　江角マキ子さんが引退するという。

　まだ５０歳だ。

　サラリーマンなら定年があるが、個人事業主は自分で区切りを付けなければならない。

　税理士は、寝たきりの介護状態で、たとえ意識がなくとも、

　ハンコを他人が手を添えて押すことができれば引退はない、などと言われた。

　プロスポーツの選手は、ボロボロになるまでやって引退する選手と

　余力を残して引退する選手がいる。

　どちらがいいとは言えないが、難しい判断だ。

　ちなみに税理士の平均年齢は６３歳。

　今年で６０歳の私は、あと１０年は最低でも現役でいたいと思う。

　　

　

かまくら

　かまくらの本場、秋田県横手市に行ってきた。

　ちなみに仕事ですけど。

　ちょうどシーズンまっただ中で、町はかまくらだらけ。

　かまくらは、こうやって雪を固めて形を作る。
　
　

　そして「かまくら職人」がスコップでくりぬいて出来上がり。

　

　

　雪のブロックを積み上げて作るのかと思ったら「そりゃエスキモーの家じゃ」と言われた。

　ちなみに、カマクラだらけの町と、キャバクラだらけの町。

　どちらが好きかと言われたら判断に迷うところだ。

思い込み

　うちでは給料を毎月２０日に締めて、２５日に支払う。

　銀行振り込みなので、３営業日前には銀行に依頼する。

　２５日が日曜日だと２３日の金曜日に支払うことになるので

　２１日には銀行の手配をしなければならない。

　２０日に飲むと、酔いつぶれて給料計算をするハメになる。

　これまで何度か、１５万のところを１５００万支払ったことがある。

　しかし私は一度払ったものを、

　「間違えて多く払ったので返してくれ」と言ったことはない。

　というより口座に残高がないので落ちる心配はないのだ。

　それはともかく、２０日に締めて２５日に支払うものと思い込んでいたが
　
　よくよく考えると月末に支払日を伸ばせば、余裕をもって対応できる。

　そこで今月から月末払いにしたのだが、やはりギリギリになるまで計算する気がしない。

　ここだけの話だが、ワシがもらう給料じゃないので、あまり乗り気がしないのだ。