嫌な予感

　カープの誇る先発四本柱の一角、大竹寛投手の去就が微妙になってきた。

　残留するならもう少し歯切れのいいコメントが出るはずだ。

　「君が必要だ。残ってくれと言われた」と言うのだが・・・。

　これに似た経過が過去にあった。

　タイガースに移った新井選手の時だ。

　あの時の新井選手のコメントも歯切れが悪かった。

　最悪でもタイガースにだけは行ってほしくない。

　金本、新井、シーツ。

　カープはタイガースのために選手を育てて送り出す養成機関ではない。

　どうしても行くなら、西武なら許しちゃる。


　

涙には勝てない

　税務署の「統括官」は一般企業で言うと課長に相当する。

　通常の税務調査では、専ら担当の調査官と話を詰め、統括官と話をすることは多くない。　

　今回の案件の担当は、新卒らしき女性調査官なので、統括官がいつも横に付いている。

　私「こんないいかげんな調査結果を納税者に示すなんて、担当官は誰？」

　統括「いや、最終責任は私です」

　私「あなたが全部目を通しているというわけですね」

　統括「そうです」

　私「統括ともあろう人が、こんな簡単なことに気付かないのはどんなもんでしょう」

　私は人のミスにとことん付け入るタイプだ。

　横に座った女性調査官の目に涙が・・・

　私は追い打ちをかけて、ズバッと言ってやった。

　「ごめんね。そんなつもりで言ったんじゃないから。ホントごめん」

誤審

　日本シリーズ第二戦で、明らかに誤審と思われるジャッジがあった。

　イーグルス走者の内野ゴロで１塁アウトと思われたのが「セーフ」と判定されたのだ。

　スローで見ると明らかな「アウト」だ。

　当然、ジャイアンツの原監督は、猛然と抗議した。

　その抗議の様子を見て、ふと思い出した。

　これは交通違反で警察に捕まった時の自分と同じではないか。

　口角泡を飛ばして、不利な判定をした権力に立ち向かう。

　しかし、一度下された判定は決して覆ることはない。

　「親が危篤」

　「前の車も同じだ」

　「お前の勘違いだ」

　など何を言っても許されない。

　許されないのに、それでも抵抗する。

　監督はしつこ過ぎると罰金を取られる。

　私はしつこくなくても罰金を取られる。

　この点がわずかに違うだけだ。

　２０代の頃から、かなり罰金を払ってきた。

　あなたの停まった信号機、もしかしたら私の罰金で建ったものかも知れない。

　

偽装

　阪神ホテルに続いて、リッツカールトンにもレストランの食品原産地の誤表示があった。

　私は鈍感になっているのかもしれないが、それほど驚いていない。

　フグは、どこで採れても下関で水揚げされれば「下関のフグ」だし、和牛は何処で生まれても最終が松阪なら「松阪牛」だ。

　加工食品はもっと分かりにくいと聞く。

　それにしても、ここのところマスコミは、何か不都合があると「これでもか」というくらいに叩く。

　誤表示は許されないこととはいえ、報道する側に余裕が感じられないと思うのだが。

国民教育

　中国人観光客の海外での行動が、これ以上看過できないと見たのだろう。

　10月の国慶節の長期休暇に合わせて、中国政府は海外へ渡航する中国人旅行客向けのオフィシャルマナーブックを作成した。

　『文明旅游出行指南（礼儀正しい旅行の案内）』と題されたハンドブックには、世界に恥ずかしくない旅行者たるための、具体的な注意事項が列挙されている。

　・痰やガム、ごみなどをポイ捨てしない。禁煙場所で喫煙しない
　・ホテルの備品を壊さない。水や電気、食べ物を無駄にしない
　・どこにでも大小便をしたり、鼻くそをほじったり、歯くそを取ったりしないこと

　国別の対策の項目もある。

　・日本では食事中に自分の衣服を整えたり、手で髪を直したりしてはならない。
　・日本人の家に客として行く場合は靴下を履き、靴を脱ぐこと。
　・ハンガリーではガラスや鏡を割ってはいけない。これは不吉だとみられる。
　・ネパールでは足で現地人のものにさわってはならない。
　・ドイツでは指を鳴らすのは犬を呼ぶためのもの。人を呼ぶときに鳴らしてはいけない。
　・ギリシャでは気軽に親指を突き出さないこと。これは非常に侮辱的な意味な手振りになる。
　・スペインでは女性はイヤリングをしなくてはならず、そうでなければ服を着ていないように見られる。

　小学生向けのマナー本か？