ＭＲＩ

　先週、脳神経外科でＭＲＩ検査を受けた。

　自覚症状としては、指先がしびれる感じがするというものだ。

　しかし、検査を受けた動機は主として事務所のスタッフからの命令に近い要請だった。

　私は、３か月前事故をした。相手の人の車をボコボコにし、自分の車も先日やっと修理が出来上がってきたばかりだ。

　一旦停止をせずに優先道路に出て、相手の車が私の車の横腹に突っ込んできたという事故だ。

　過失割合は、９：１で私が悪い。

　相手の人が「自分は１割だって悪くない」と思うような事故だった。

　そういうことで、ＭＲＩを受けたのだが、結果は衝撃的だった。

　「以上は特にありません」。

　そうなると、あの事故や、最近の数々の忘れ物や、税務署に対してのブチ切れは、単に加齢によるものだということになる。

　しかし、私には結果はわかっていた。

　私は昔からそうなのだ。

お客さん、あんたもか・・・

　昨日、広島へ行った。

　夜６時３０分からの会議を終え、９時前に袋町からタクシーを拾う。

　「なあなあ運転手さん。例の店、どの辺にあるん？」

　「はあ？」

　「例の店よ、とぼけちゃって」

　「あれでしょ。宮澤大臣の・・・」

　「それそれ」

　「わたしゃ、よう知らんのですよ」

　「タクシーの運転手ともあろうものが、旬の話題の店くらい押さえとかんとダメじゃろ」

　「あれから一日何人もの人に言われるんですが、本当に知らんのです」

　「まあええわ、でもちゃんと勉強しとかんといけんで」

　「勉強って・・・。私、こう見えても自民党の党員なんで、今度党の事務局行って聞いときますわ」

　「そうじゃなくて、タクシーの運ちゃん仲間に聞いたらすぐわかるじゃろ」

　とか言いながら、駅に着いた。
　
　

過密日程

　昨日は忙しかった。

　9:00　　　税務署調査官２名が来所　クライアントの税務調査が始まる（クライアント同席）
　11:00　　 クライアントＳ社社長が来所
　11:30　　 クライウントＴ社へ行く
　12:20 　　帰社して昼食
　12:35　 　鞆のクライアントＯ社訪問のため外出
　14:30　　 そのまま市内へ帰ってクライアントＫ社を訪問
　16:30　　 事務所へ帰り、Ｎ社社長と専務と打ち合わせ
　18:30　　 尾道から相談でお客様来訪
　20:00　　 税務調査打ち合わせのため、クライアント来所
　21:00　　 夕食
　23:00　　 爆睡

　だいたい、いつも５件程度のお客様とは会うのだが、昨日は８件のお客様と会い、その間別に電話で打ち合わせやら何やらで、いつものようにボーッとする暇が無かった。　　 　　　

そして誰もいなくなった

　安倍内閣の女性官僚が相次いで辞職した。

　二人とも、辞職しなければ収まりがつかなかったのだろう。

　ただ、「もっとちゃんとやれよ」と思う。

　ちゃんとやれ、とは国会議員が本来やるべきことである。

　野党は、与党の、特に閣僚になった議員のスキャンダルを一斉に探すのが常だ。

　こんなことで国政が停滞するのはバカバカしい。

　この程度のことで、閣僚や議員を辞職しなければならないのなら、議員の首がいくつあっても足りない。

　かくして、国会議員はみんな小粒となり、悪いこともしないが良いこともしない、何もしない議員ばかりになるのである。

ＳＭクラブ

　ＳＭには、Ｓ（サド）と、Ｍ（マゾ）がある。

　サドとは、苛める側で、マゾとは苛められる側だ。

　かつては専門的なマニアの店もあったというが、今では風営法の関係で激減しているとか。

　わが郷土選出の国会議員、宮沢洋一氏が「ＳＭ疑惑」に晒されている。

　政治資金を、ＳＭバーに使っていたというのだ。

　それだけを聞くと、「宮澤議員本人がそういういかがわしいところへ出入りしていた」という風に受け取られるのであるが、事情を知る人によるとそうでもないようだ。

　当該店は、報道で言われるような「専門的な店」ではなく、店主によると女性が裸になることもなく「余興として」やっていた店だという。

　しかし、秘書だか関係者だか知らないが、宮澤議員はとんでもなく恥ずかしい地雷を踏んだことは間違いない。