プログラミング

　ここだけの話だが、女性の知らない男性の体の秘密を教えよう。　

　私は、夜中、一回はトイレに起きる。

　布団から出た瞬間に、体内プログラムによりカウントダウンが始まる。

　トイレまでの距離１０メートル。歩くのが７秒。

　ドアを開けて便器の蓋を上げるのが２秒。

　パンツを下すのが２秒。

　ミサイルを取り出すのが３秒（普通より大きめ）。

　発射準備よし。

　つまり、起きた瞬間に１４秒後にミサイル発射に向けてカウントダウンしているのだ。

　格納庫からミサイルが出てくるのが５秒かかったとしよう。

　非常にまずいことになる。

　もっとまずいのが、出ているつもりで発射している場合。

　格納庫の中がえらいことになる。

　過去何度か、真夜中に叫んだ。

　「母ちゃん、替えのパンツ持ってきて」

　

　

一線を超える

　恋愛感情がないが、手はつなぐ。

　ホテルでパジャマ姿で一緒の部屋にいても一戦は超えていない。

　ＳＰＥＥＤの今井議員と、相手のナントカという議員はともに口をそろえて言う。

　浮気問題を扱う弁護士は、これらを状況的に判断すると、

　どう言い訳しても「裁判では100%負ける」という。

　「一線を超えていない」などと変な言い訳をせず、堂々と言えばよい。

　「一発やりました。それが何か？」

　

　

歌詞を糺す ⑤

　2016年12月30日　発売の③に続く

　先日亡くなった、平尾昌晃さん作曲の「カナダからの手紙」

　作詞は橋本淳さんだ。

　　　　ラブレター フロム カナダ

　　　　もしもあなたが 一緒にいたら

　　　　どんなに楽しい 旅でしょう
　
　　　　ラブレター フロム カナダ

　　　　色づく街を 歩いていると

　　　　涙がほほに こぼれてきます

　　　　あなたの声を 思い出して
　
　　　　カナダの夕陽 見つめています

　　　　息がとまるような くちづけを

　　　　どうぞ私に 投げてください

　　　　ラブレター フロム カナダ

　　　　あなたのいない ひとり旅です

　設定が不自然すぎる。何故カナダなのか。何故一人旅なのか。何しに行ったのか。

　カナダの部分を、他に置き換えてみる。

　「ラブレター フロム 越後」

　「ラブレター フロム 練馬」

　イマイチだ。やはり外国でないとダメなのか。

　「ラブレター フロム ボスニアヘルツェゴビナ」

　「ラブレター フロム ブルキナファソ」

　語呂が悪い。三文字の外国がいいのか。

　「ラブレター フロム インド」

　「ラブレター フロム パナマ」

　インドやパナマの人には悪いが、イメージがちょっと。

　ということで、消去法でカナダ。

　


　

いつからそんな風に

　「今年、還暦を迎える」と言うと、「えー、まだ若いですね」と言ってくれた。

　「ところで髪は染めておられるんですか」

　「はい、染めないと真っ白です」

　「いつからそんな風になったのですか？」

　「・・・・・」

　そんな風って、どういう風なのか。

　昔に比べて、若干少なくなってきたような気がするが、

　そんな風と言われるほど少なくなってるとは思わない。

　そんな失礼なことを言うお客さんには、思わず　

　「税金、多く払ってもらおうか」と思ってしまう。

朝か夜か

　外国人は、朝シャワーして体を洗う。

　日本人は、夜、風呂に入って体を洗う。

　これから始まる一日の最初にさっぱりするのと

　一日が終わってさっぱりするのと、どちらがいいのだろう。

　たとえて言うと、ウンコした後に尻を拭くのと、

　ウンコする前に尻を拭く違いだ。

　面倒だから、どちらも止めるか、どちらもするかハッキリしてもらいたい。