看板

　外資系のライフプランナーなどには、銀行の出身者が珍しくない。

　通常、そうした人がまず間違いなくとる行動はこう。　

　営業で回ったことのあるかつての顧客を尋ねる。

　「こんにちは社長。今度、銀行を辞めて〇〇になりました。どうぞよろしく」

　「ふーん。それで何の用？」

　こんな冷たい対応に落胆するのが第一段階だ。

　そこで、いかに自分が看板を背負って営業してきたかを思い知る。

　銀行の看板が無ければ、いかに顔見知りでも相手にされない。

　最近、また、クライアントの担当行員が外資系のライフプランナーに転身した。

　彼もまたこうした経験を乗り越えていけるのだろうか。

Ｕ１８野球ワールドカップ

　今日から韓国で始まる野球のＵ１８ワールドカップ（Ｗ杯）に臨む高校日本代表が、

　日韓関係の悪化を受けて現地入りの際に日の丸などが入っていないシャツを着て訪韓。

　自民党の武田良太元防衛副大臣は２８日、

　「韓国が強要したのなら極めて非常識で失礼だが、強要されていないのに自ら日の丸を外すのはもっと問題だ」とし、さらに

　「自ら日の丸を外すのなら、試合に参加しなくてよい。そんな気概では勝てない」と述べた。

　少々過激な発言ではあるが、私も基本的にはその通りだと思う。

　冷静に考えれば、わざわざ無地のシャツで訪韓するのは、

　韓国に忖度し過ぎる行為である一方で、もしそれが原因で高校生たちの身に何かあったら

　と考えさせられるほど、日韓の関係は深刻なのだということだ。

　もし日本が優勝したら表彰式でメインポールに日の丸が掲げられ君が代が流れる。

　そんな光景を想像している。

グリーンランド

　グリーンランドはデンマークの自治領で、世界最大の島。

　日本の約6倍もの面積がある。

　このたびトランプ大統領が、グリーンランドを買いたいと言って物議を醸している。

　一説には核拡散条約が失効したロシアを監視するための基地の場所として

　グリーンランドは最適の地理環境にあるからだという説もある。

　メルカトル図法の世界地図だとピンとこないが、地球儀でみると「なるほど」と思う。

　それにしてもアメリカは何の権限で世界を仕切るのか。

　そしてそのアメリカに盲目的に追従せざるを得ない国ってどうなのか。

　

溜飲を下げる

　四連覇の可能性が少なくなったカープ。

　丸選手がジャイアンツに移籍したことで、ジャイアンツの戦力がアップ。

　逆にカープの戦力がダウンした。

　相手から主力選手を奪うことで、相手の戦力を削ぎ、自分の戦力に加える。

　このプラスマイナスは大きい。

　加えて、中崎、野村、岡田、今村などの計算できるピッチャーの不調。

　野間、松山、田中など計算できる野手の不調。

　これでＡクラスにとどまっているのは、ある意味よくやっていると言えるのではないか。

　逆にジャイアンツは、あれほど資金を投入し、主力を奪って戦力ダウンしたはずのカープ戦で

　5年連続負け越しとなった。

　優勝を逃してもカープは溜飲を下げたといえる。

　オフシーズンには戦力の見直しをしなければならない。

　石原は引退させる。

　中崎・今村・堂林・岩本の四人は、筒香か今永とトレード。

　また来年は優勝だ。

　

アン・パンチ

　アンパンマンがバイキンマンに繰り出す「アン・パンチ」が一部で問題になっている。
　
　「暴力で問題を片付けるのは、教育上よくない」というのだ。

　昔から悪を懲らしめる正義の味方はあらゆる場面に登場した。

　普通「目には目を歯には歯を」で暴力を振るわれたら暴力で返す、というのが常識だろう。
　
　それができないからこそ、アンパンマンや水戸黄門やスーパーマンに思いを託すのだ。

　あれもダメ、これもダメと言っていては、かえって善悪の判断がつかなくなる。

　そもそもアン・パンチがダメと言っている親たちだって、アンパンマンで育ったはずだ。

　「アン・パンチ」がダメなら

　「アン・カンチョー」や

　「アン・ルイス」

　「アンジェリーナジョリー」

　ならいいのか。