歯医者は敗者か。

　コンビニは全国で４３０００店。その１．５倍以上の６８０００件もあるという歯科医院。親が歯医者でない新規開業の歯科医は、今や銀行も融資を渋るという。そんな歯医者は医者の中の敗者か廃車か？

　そんな中、従来の歯科医院が営業していなかった時間に開ける医院が増えているという。先日の朝のＴＶのことだ。新宿歌舞伎町「あーす新宿歯科」について話題だ。同歯科は午前〇時から午前五時までの営業。ホスト、ホステス、モデル、タレント、深夜営業の様々な店関係者が患者で訪れる。

　深夜診療は人件費のアップにつながる反面、診療報酬は割増料金がとれない。そのため開ければ患者が確実に見込めるのに営業しない医院が多い。

　従来の業界では「営業外だった時間」という切り口がこれからのキーワードか？　ちなみに、私のところもかつて「２４時間対応」ということになっていて、実際午前二時半に来られたお客様もいた。