桒田三秀税理士

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巧遅拙速

2010-12-04 06:46:17 | 経営
 組織は「巧遅拙速」の集合体だと言われる。つまり
     「巧遅」・・・上手だけど仕事の遅い人。
     「拙速」・・・下手だけど仕事の早い人。
 どちらかに当てはまるのがそれぞれ4割ずつで、どちらでもない人もいる。
     「遅拙」遅くて下手な人が1割、「巧速」上手で早い人が1割。
 すべての経営者が「巧速」の人材ばかりを集めたいと思うのであるがそうはいかない。
そこで社員教育の必要性が問われるのであるが、教育とは別の問題で単純なミスをする人はなかなか直らない。ミスの少ない人は最初からミスが少ないという統計もある。

 100人の組織は30人で70%の利益を上げ、残り70人で30%の利益を上げる。計算上は30人の組織になっても70%の利益は残るのだがそうはいかない。今度は30人のうちの9人で70%の利益を上げる組織に変わるだけなのである。

 100%の効率で回転する組織はない。
コメント
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