隠語

　祭りといえば、華やかで賑やかなイメージだ。今、全国で一斉に行われている祭りがある。「確定申告」だ。

　税務当局は、確定申告時期を「祭り」というらしい。私は当局のＯＢ税理士ではないが、他にも当局の「隠語」がある。　
　　【支店】地方の税務署
　　【ウリジョ】売上除外
　　【オヤジ】税務署長
　　【ガサいれ】無予告現況調査
　　【サンズイ】法人課税部門
　　【ツケコミ】社長が個人的な支出を会社の経費で落とす
　　【特殊関係人】脱税者の愛人
　　【たけかんむり】管理部門
　　【はざま】間接税出身者
　　【Ｂ勘】偽の領収書
　といったようなものだ。
　税務署の上部、財務省ではこのような隠語がある。
　　【霊安室】忙しい予算編成時に泊まり込む仮眠室。別名「ホテル・オークラ（大蔵）」
　　【被告人席】閣議の説明者席
　　【ざぶとん】天下り先
　　【生活費】天下り先につける予算や補助金のこと
　　【ピッタシパンツ】予算の計算があうこと
　　【肩たたき】左遷・降格。最初は大蔵省用語だったものが一般化した
　　【熱海の温泉旅館】複雑な税制のこと。ヘンテコな改正で制度を“増改築”した結果

　確定申告期限まであと半月。ただいま1/3の処理を終えたところだ。昨年のペース並みとはいえ、果たして間に合うのか。毎年、胃がキリキリ痛む。
　

答え

　ある人はピューマ、理由は「自分が食べられるから」
　ある人はパンダ、理由は「動物園にいなくなったら子供が悲しむから」
　ある人は毒ヘビ、理由は「噛まれたら死ぬから」
　ある人は鉄人２８号、理由は「扱いずらいから」
　ある人はゴジラ、理由は「でかいから」

　連れて行く動物は自分自身のことで、理由は自分の性格だ。

　正解も不正解もない。自分自身のことだから。

　

心理テスト

　知っている人もいると思うが、心理テストを一つ。

　あなたは桃太郎です。キジとサルとイヌを連れて鬼が島に鬼退治に出かけます。今回はとても苦戦しそうなので、もう一匹助っ人を連れて行くことにしました。

　①その動物は何ですか。
　
　②思い直して、その動物をある理由から連れて行かないことにしました。その理由とは？

　答えは明日のブログで。

ギネス記録

　暗殺されそうになった回数が世界一だとして、キューバのカストロ前国家評議会議長がギネスブックに掲載されることになったらしい。キューバ政府によると、米ＣＩＡの文書に基づく記録で、同議長暗殺の企ては２００６年までに６３８回に上るという。

　暗殺方法は、狙撃、葉巻への毒の注入、野球のボールに仕込まれた爆薬など様々だが、いずれも政府が事前に情報をキャッチして失敗に終わっている。

　私の周りにもギネスに載りそうな記録を持っている人間がいないかどうか思い出してみた。

　ろくな奴がいなかった。

　

事業計画

　報道によると、日本政策投資銀行が女性起業家が事業計画を競うコンペの相談会を２３日に開くた。コンペは女性の起業を支援するのが目的で、最大１０００万円の奨励金が出る。コンペの応募締め切りは３月１４日だ。

　中にはプロでも感心するくらいの立派な事業計画書を作成する人がいる。しかし、立派な事業計画書が立派な事業につながるわけではない。むしろ逆のケースが多いとさえ思っている。

　私の経験では、金融機関の融資担当者も文句が付けようのないくらい、グラフや統計を駆使した立派な事業計画書を作成し、融資を受けて開業し、うまくいかなかったケースがいくつもある。

　逆に、いかにも素人のようではあるが「一生懸命な気持ち」が伝わる計画書は、成功する確率が高い。

　要するに計画のための計画は失敗するのである。