"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

美味しくて安心『手前味噌』を仕込んでみませんか

2013年01月17日 16時59分04秒 | 主催する催し

 旧十二月六日。"寒"の真っ只中。年末から続く寒さは"寒"に入ってますます厳しくなっているように感じてしまいます。インフルエンザにノロウィルス、もちろん普通に風邪も流行っていますが、お元気に冬を満喫されていますでしょうか。
 
阪神淡路大震災から18年が経ちました。震災以降に生まれた子供たちがもう高校を卒業するほどに育っているとは、隔世の感を禁じえません。あらためて鎮魂の想いをもって犠牲者への祈りを捧げると共に、東日本大震災の復旧、行方不明者が見つかることを強く願い、祈るばかりです。

 さて、今回は"暮らしのリズム"が主催する食』のイベントのおはなし。安全・安心でしかもとっても美味しい、手前味噌を一緒に仕込んでみませんか。『手前味噌仕込みの会』開催のお知らせです。

 平成18年の春分の日に初めて開催して以来、今回で第8回目を迎えることになりました『手前味噌仕込みの会』。今年は3月20日水曜日・春分の日に行うことが決定しました。
0221misojikomi  皆で大豆を潰し、こうじと塩
と共に混ぜ、各自の1升瓶に仕込んでお持ち帰り。1升の味噌はおおよそ2kg。安全で美味しい国産大豆と、こうじ屋んから直接取り寄せる国産原料のこうじ、海水から作る塩で仕込む手前味噌は、もちろん保存料・着色料ゼロ。お店では決して買うことができない特別な味噌になることでしょう。(写真は一昨年の模様です)
 今回は、初の試みとして米こうじに豆こうじブレンドして仕込んでみます。米の赤味噌なのだけど、ちょっと中部地方の豆味噌のコクもあるような、欲張った味噌を目指してみたいと思います。
 日本が誇る伝統的な発酵食品、味噌をぜひご自分の手で仕込んでみてはいかがでしょうか。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。もちろんお一人様でも大歓迎です。
 初めて参加される方には、一升瓶と重石を準備いたします。リピーターの方の中には二つの瓶を毎年交互に仕込んで一年以上の長期熟成味噌を楽し
まれている方もいらっしゃいます。
 作業のあとは、会場の居酒屋ニュー信州特製の手前味噌料理で乾杯。打ち上げの酒宴もあります。さらに、すっかり定着した塩麹を始め、味噌やこうじ、大豆を利用した料理の簡単なワークショップも行います。どうぞお楽しみに。

“暮らしのリズム”&居酒屋ニュー信州共催
第八回【手前味噌仕込みの会】今年は米+豆こうじのブレンド味噌
日 時 ◆ 平成25年3月20日(水・春分の日)14時30分集合
会 場 ◆ 居酒屋ニュー信州
     渋谷区渋谷3-20-16 tel:03-3797-6966
内 容 ◆ 手前味噌仕込み作業(15:00~17:00)
      各自仕込み味噌2kgをお持ち帰り。
      ニュー信州裏メニューの肴で乾杯~酒宴(17:30~)
費 用 ◆ 初めてのご参加=5500円
            (一升瓶、仕込み味噌2kg、乾杯の一杯と料理2品付き)
    二度目以上のご参加=4000円
            (仕込み味噌2kg、乾杯の一杯と料理2品付き)
      酒宴での追加お飲み物、酒肴は各500円です。
定 員 ◆ 20名
お申し込み期限 ◆ 3月9日(土)まで。ただし定員に達し次第締切となります。
参加者がご用意するもの ◆ エプロンなど、ポテトマッシャー(持っていれば)
お願いと注意 ◆
    できるだけ汚れても気にならない服装でご参加下さい。
    大豆やこうじの繊細な香りをお楽しみ頂くため
     フレグランスはできる限りご遠慮下さい。
    つけ爪、マニュキアをされている方は作業に参加できません。
    お肌の弱い方はビニールなどの手袋をお持ちください。
    当日仕込んだ味噌を宅配便でお届けご希望の場合、
     送料自己負担で承ります。

◆◆これまでの「手前味噌」関連の記事です◆◆
2005.10.31手前味噌の蔵出しです~発酵食品万歳!
2006.2.8“手前味噌仕込みの会”やりますっ!
2006.3.26“春分のこの佳き午後に味噌仕込み”
2006.11.13“手前味噌仕込みの会”自慢の宴
2007.2.6第2回「手前味噌仕込みの会」開催のお知らせ
2007.3.22春分の日にはみんなで味噌仕込み
2007.4.11『手前味噌仕込み会』写真集
2007.9.30【手前味噌自慢の会】で味噌三昧
2008.2.9【手前味噌仕込みの会】をやります
2008.3.21みんな職人肌、三回目の『手前味噌仕込み会』
2008.3.25『手前味噌仕込み会』写真集
2008.9.28【手前味噌自慢の会】今年も熱く美味しく
2009.2.28今年もやります 【手前味噌仕込みの会】
2009.4.19【手前味噌仕込みの会】参加者追加募集中です
2009.5.10【手前味噌仕込みの会】無事終了
2009.5.22【手前味噌仕込みの会】ギャラリー
2009.11.30【手前味噌自慢の会】今年も美味しく暖かく
2010.2.14【手前味噌仕込みの会】仕込完了!
2010.9.30【手前味噌自慢の会】贅沢な宴
2011.2.21お疲れさまです【手前味噌仕込みの会】
2012.3.25麦味噌仕込完了『手前味噌仕込みの会』
2012.11.25『手前味噌自慢の会』手前豆板醤を仕込む


冷え込み厳しい寒の入りとなりました

2013年01月05日 16時16分28秒 | まち歩き

 旧十一月二十四日。今日は二十四節気の【小寒(しょうかん)】、寒の入りです

  冬至より一陽起るが故に陰気に逆う故、益々冷ゆるなり
             『暦便覧』(天明八年/1788年発行)

 今日から【立春】(今年は2月4日)の前日、つまり節分までの三十日間が一年で最も寒い“寒”ということになります。
 この冬は、年の瀬の12月から寒い日が続き、日本海側などの雪国では
記録的な豪雪となっているところが多いようです。C0104sazanka今日が寒の入りといわれても、もはやすっかり寒い思いをしている人は多く、さらに寒さのピークがこれからだと聞けば、うんざりしてしまいます。(写真は江東区の木場公園で撮った山茶花の大木。みごとな花つきで気持ちを明るくさせてくれます)

 お正月も、こんなに寒かった記憶はありません。小寒の日は一日か二日ほどずれることもありますが、気象庁のホームページで過去10年、1月5日東京の最高気温と最低気温を調べてみました。
 最低気温が最も低かったのは10年前、2003年の0.7℃、続いて2006年が1.1℃、2012年が1.9℃。最高気温が低かったのは2006年の6.7℃、2005年の8.1℃、2008年の8.7℃で、10℃を越した年が4年もあります。
C0104mansaku  で、今日はというと、最低気温が0.2℃、最高気温は4.7℃。この冬が如何に寒いか、というのがおわかりいただけたと思います。暦どおりにこれからひと月が寒さのピークとなるのか、早くから寒かった分春の訪れも一足早くやってきてくれるのか、祈りながら寒さと戦ってゆこうと思います。(新春にまず咲く「まんさくの花」。例年ではちらほら黄色い花が開く頃。よ~く見ると蕾がわずかに開いています。春はここから始まるのだと思います。)

 すっかり申し遅れましたが、平成24年最初のブログアップとなりました。どうぞ本年もよろしくお願い致します。皆様にとって健やかで幸せな佳き年となりますことを、心より祈念しております。