"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

“手前味噌仕込みの会”やりますっ!

2006年02月08日 11時27分35秒 | 主催する催し

 旧一月十一日。立春(2月4日)を過ぎてようやく天気予報から“三寒四温”という言葉を聞くことができるようになりました。

28miso このブログでも何度がご紹介している“手作り味噌”ですが、我が家では例年より二月ほど早く1月8日(日)に仕込みました。前回の居酒屋寄席で恥ずかしながら参加者の皆さんにお味を見ていただき、まずまずの評価だったかな、と思い、今年は倍の分量を仕込むことにしたのです。大豆を潰す作業はさすがに筋肉痛を伴いましたが、今年で三回目となる自家製手前味噌仕込み、ずいぶん慣れてきたこともあり、楽しい年中行事の一つになりそうです。
(上の写真は左が昨年仕込んだ1年もの。右が一昨年の2年ものです)

 さて、想像するよりはるかにシンプルな工程で仕込むことができる自家製味噌。しかもじっくり時間を掛けて熟成させればスーパーなどで売っている味噌とは比べものにならないほど美味しく出来上がります。この楽しさと奥深さを皆さんにも体験してもらおう、と居酒屋寄席でお馴染みの居酒屋ニュー信州とのコラボイベント【手前味噌仕込みの会】を企画しました。自分で味噌を仕込んでみたいけど初めてなのでちょっと不安、という方。ぜひご参加下さい。ニュー信州・店主の慎ちゃんこと榎慎一さんが、西京焼きの味噌床やゆず味噌、など味噌を使った料理の作り方を指導してくれるパートもあります。実施要項は以下の通りです。


【暮らしのリズム&居酒屋ニュー信州主催“手前味噌仕込みの会”】
日 時 ◆ 平成18年3月21日(火・祝日)13時集合
会 場 ◆ 居酒屋ニュー信州
    
渋谷区渋谷 3-20-6 tel:03-3797-6966
内 容 ◆ 手前味噌仕込み作業、
      各自仕込み味噌2kgをお持ち帰り(容器付き)、
      味噌と使った料理の実習、
      酒宴
費 用 ◆ ○仕込み味噌お持ち帰り=5000円
     
(仕込み味噌2kg、乾杯の一杯と味噌料理2品付き)
      ○仕込み作業参加のみ =3000円
     
(作業参加、乾杯一杯と味噌料理2品付き)
   
酒宴での追加お飲み物、酒肴は各500円です。


最低催行人数◆7名
参加者がご用意するもの◆エプロン、マッシャー(持っていれば)
お願いと注意◆できるだけ汚れても気にならない服装でご参加下さい。
       つけ爪、マニュキアの方は作業に参加できません。
       当日仕込んだ味噌を宅配便でお届けご希望の場合、
       送料自己負担で承ります。

写真左(左上から時計回りに):材料(一部)です→水に浸します→翌朝こんなに膨らんでます→踊らないように煮ます

写真右(左上から時計回りに):気合いを入れて潰します→だいたいこんな感じになるまで→塩とこうじを混ぜます→全体愛情を込めて混ぜます

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節分です~邪気を祓いましょう

2006年02月03日 10時45分51秒 | 季節のおはなし

 旧正月六日。今日は節分です。炒り大豆をまいて邪気を祓いましょう。

 もともと節分は、立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことで、季節の分かれ目を表す日のことでした。それがいつの間にか特に立春前日の今日のことを言うようになりました。“一陽来復して春になる”ということで、季節とともに年が変わる日、という位置づけがされるようになったのだそうです。身近なお話しでは、中国起源の占いでもこの日がターニングポイントになることが多いですね。

 旧暦でのお正月は、今年の場合1月29日日曜日でしたが、共通の認識としては節分が大晦日で邪気を祓い、晴れて【立春】で新年、春の到来を祝っていたのでしょう。まだまだ寒い日が続きそうですが、季節は“春”です。身近な春を感じてみましょう。