工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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自由にポジティブな応援がしたい

2023年11月28日 19時43分59秒 | サッカー馬鹿
ここ数日SNSで「ゴール裏論」「応援論」みたいな話を結構見かけるので、今日はそのことについて私の思うところを書き連ねてみます。

おそらく先日のサポカンに参加された方々から出てきた話だと思うのですが、この週末以降、栃木SCのゴール裏には一体感がない、まとまっていないという話がちらほら見受けられるようになりました。どうやら選手側からそういう発言があったという話が間接的に流れてきている様子です。栃木フットボールマガジンにも橋本社長が選手から聞いた話として同様の話が出て参ります。



その比較対象として、プレーオフのジェフ千葉さんのゴール裏映像がクローズアップされるという流れがありました。実際にこの動画を観ると、確かにすごい迫力です。この動画がUPされて以降、急に「栃木SCのゴール裏もこうあるべき」「こうでなきゃダメだ」みたいな論調をちらほら見かけるようになりました。



でもね、思うんですけど。これは自戒の念も込めてね。

ゴール裏の応援って強要されるものではないよね?

「試合を観たい」という思いより強く「選手の後押しをしたい」「応援したい」っていう気概を持った方たちが集まって、それぞれが思い思いの表現で声援を送っているのがゴール裏という場所だと考えています。「座るな」「声を出せ」とか、ましてや「動きを揃えろ」なんて強要されるのは応援とは言えない気がするんです。だってそれを突き詰めると、行き着く先はこれ↓ですよ?



これって誰のための応援なんですか?本当に選手のためにやってるの?って疑問に思います。

千葉さんのゴール裏の統率が取れた動き、確かにそれをリードしているサポーターは大勢いるとは思いますが、決して強要ではないと思うんです。ゴール裏にいるならやらなきゃダメだと強要したり、練習を積み重ねてああなったわけではないはずです。長い年月、何シーズンもかけて自然発生的にああなったからこそ「美しい」「素晴らしい」「すごい迫力だ」と感じるわけで、見ている者を圧倒する力を感じるわけです。実際、北朝鮮の応援からはエンタメ要素は感じるものの、選手たちを鼓舞する力は感じられません。

応援は強要するもの、されるものではなく、自然発生的に沸き起こるもの。だとすれば、いろんなかたちの応援が混在しているのが健全なゴール裏の姿じゃないかなって。私はそう思っています。

コロナ禍を挟み、栃木のゴール裏は世代交代もあってここ数年で大きく変わった印象があります。シゲルさんというカリスマが一線を退いた影響もあってか、まだまだ我々のゴール裏の応援は成熟していないと、率直に言えば私もそう感じています。でもそれは時間と経験が解決してくれるはずなので、辛抱強く機が熟すまで続けるほかありません。一朝一夕で作り上げることは出来ないと思うんです。
そこで私達一人ひとりに今何ができるかというと、せめて的外れな文句やブーイングなどネガティブな声を止めること。そして前向きな声で選手の背中を後押しすること。私が思うに、選手たちが栃木のゴール裏に感じている違和感はそういうことなんじゃないかなぁと・・・。

応援のやり方や動きがどうとかってのはほんの一部分に過ぎないのであって、選手たちが本当に気になっている、モヤモヤしているのは酷いヤジや誹謗中傷の声なのかも知れません。応援の動きや見た目のこと云々ではなく、もっと本質的な部分で一緒に戦ってほしいと願っているんじゃないでしょうか。



最後にひとつだけ。



選手がゴール裏の応援に対して意見するのはどうなの?とも思いますし、そもそもその話は内々の話で外に出すことではないはずです。
チームをもっと良くしたいという思いからなのはわかりますが、そのことを公の場で発信してしまった橋本社長も少し軽率だったような気がします。
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