このたびの豪雨被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
日本プロサッカー選手会（JPFA）主催による令和4年豪雨災害の復興支援チャリティーオークション第1弾が昨日から開催されておりますので、ぜひご覧いただければと思います（＾＾）
栃木からは最多の12選手が出品中です。それらのスパイクを出場記録と照らし合わせながら、その付加価値を高めるための解説をしたいと思います！
根本選手の出品スパイクは爆発的な加速力で他のプレーヤーを圧倒するナイキのスピードモデル、『ナイキ・マーキュリアルヴェイパー14 エリート FG』の2021年春夏コレクション「SPECTRUM PACK」です。アッパーにはフライニットを採用。粘着性のある軽量のメッシュ素材を使用し、トップスピードでの走行時にも適切なボールタッチができるようサポートしてくれるモデルです。
栃木では練習のみの使用で公式戦着用歴はありませんでしたが、湘南所属時にはこのスパイクで公式戦に出場しています。
鈴木選手の出品スパイクは軽量性と耐久性を兼ね備えたプーマのスピードモデル、2020年夏発売の『ウルトラ1.1 MX SG』を出品しています。ポリエステルとカーボンファイバーによるPUMA独自の軽量ウーブンアッパー素材で軽量化。スピードに乗ったドリブルやボールコントロールなどをサポートするスパイクです。
鈴木選手がプロ1年目のジュビロ磐田ルーキーイヤーに着用していたスパイクです。ソールは見えませんが、おそらく6本取替えスタッドと5本固定スタッドのMIXスタッドモデルかと思われます。
佐藤選手はペナルティのトップモデル、『ジョガドールNEO･プレミオ』のホワイトを出品しています。オーストラリア、パッカーレザー社の最高級カンガルーレザーが採用され、3Dジャパンラストと一体成型されたヒールカウンター×アウトソールの組み合わせがスムーズかつ極上の足馴染みを実現しているモデルです。ソールはMIXスタッドに加工されています。
佐藤選手は今シーズンからジョガドールNEOを着用しており、公式戦は主にブラックを好んで着用。出品されたホワイトは今季開幕戦と第2節で着用し、その後は練習時に着用していたモデルではないかと思われます。
大森選手は『O-Rei Futebol T006』を出品しています。ノンステッチカンガルーレザーを採用、アッパーには天然皮革の過度な伸び防止のため低反発スポンジのフレームを内蔵したモデルです。ソールはMIXスタッドに加工されています。
ルーキーイヤーの開幕戦スタメンに抜擢されて以来、大森選手はずっとこのモデルを着用し続けています。同モデル、同色のスパイクを数足所有しているでしょうし、出品されたスパイクも今季の実戦で着用していたものと思われます。
森選手は「究極のサッカーシューズ追求」がコンセプト、『プーマ・ワン FG/AG』の2020年6月発売「RISE PACK（ピンク×イエロー）」を出品しています。サイドに配置されたウーブンアッパーのSPRINT WEBが本革の弱点であった横の動きに対して効果的なサポートを生み、外側に足型が崩れるというレザーの変形を抑制しています。
森選手はルーキーイヤーの2020年11月頃から公式戦でこのスパイクを着用するようになりました。プロ2年目の2021年シーズンには好んでこのスパイクを着用し、ゴールやアシストを量産しています。
西谷選手の出品スパイクは上質なカンガルーレザーを使用し、レジェンド級のボールタッチを実現したナイキのフィッティングスパイク、『ナイキ・ティエンポ レジェンド8 FG
』の2020年9月発売モデル「Tech Craft Pack」です。
2021年シーズン第13節から公式戦で西谷選手が着用していたモデルです。色あせ具合や革の伸び具合からもかなりのヘビーユース品だったことが伺えます。ファンには見逃せないポイントです。
黒崎選手の出品スパイクはモレリア2の弟分とも言うべきモナルシーダシリーズの第2世代、2021年2月発売の『モナルシーダNEO2 JAPAN』のホワイト×レッド×ネイビーです。モナルシーダシリーズは部活プレーヤーのために作られたモデル。安価でハードに使える天然皮革モデルで、素材こそ違いますがモレリア2と同じ型のアウトソールを採用しています。限りなくモレリア2に近い作りにも拘らず非常に安価でコストパフォーマンスが高く、毎日ガンガン使用する部活生向けのスパイクです。
黒崎選手は公式戦ではモレリアNEOシリーズを愛用してるため、おそらく耐久性が高いモナルシーダは練習用スパイクとして使用していたものではないかと思われます。
大谷選手の出品スパイクは、モレリアシリーズに受け継がれる「軽量、柔軟、素足感覚」のコンセプトをより進化させたミズノの最新フィッティングスパイク、『モレリアNEO3 JAPAN』です。
大谷選手は長年ナイキのティエンポシリーズを愛用しており、今季もここまでの出場全試合でティエンポ レジェンド 9 FGを着用しています。出品スパイクは練習用かと思われます。
五十嵐選手の出品スパイクは『アディダス・エックス スピードフロー.1 FG』のフットウェアホワイト×レガシーインディゴ×スカイラッシュです。つま先エリアをやや高めに設定したスピードフレームアウトソールとCarbitexカーボンファイバーのインサートが爆発的な推進力に貢献。あらゆるジャンプやサイドステップを安定感でサポートするアジリティケージに軽量のアディダスPrimeknitを合わせることで足元をしっかりと固定し、本能のままの動きを可能にしたスパイクです。
公式戦では『ナイキ・マーキュリアルヴェイパー14 エリート FG』や『ミズノ・モレリアNEO3 JAPAN』との併用ですが、ここまでで最も着用率が高いのは今回の出品スパイクであるエックス。ファンには嬉しいヘビーユース品です。
磯村選手の出品スパイクは、スピード＆ボールタッチモデルのレビュラシリーズ4作目となる『レビュラCUP JAPAN』です。往年の名スパイク「ウェーブカップ」と最新モデル「レビュラ」のハイブリッドスパイクで、基本設計はレビュラシリーズを踏襲し、シュータンの5つ星デザインと前足部のステッチパターンにウェーブカップの要素を用いています。
磯村選手は今季の出場全試合をレビュラCUPでプレーしていますが、レッド×ブラックは一度も着用していません。出品スパイクは長崎時代に着用していたスパイクです。
大島選手の出品スパイクはナイキのフィッティングスパイク、『ナイキ・ティエンポ レジェンド 7 FG』の2018年8月発売、ストリートサッカーをイメージ、コンクリートをモチーフにしたカラーリングの「RAISED ON CONCRETE PACK」でした。
長年ティエンポを愛用している大島選手ですが、栃木では2020年シーズンに着用していたスパイクです。
最後に、GK川田選手はスパイクではなくGKグローブを出品しています。
川田選手の出品グローブは2022年3月発売『ロイシュ・アロー ゴールドＸ』です。パームにはロイシュグリップゴールドXが採用され、カッティングはエボリューションカットベースのネガティブカット仕様。ややタイトなフィット感で、指のフィット感を重視するプレースタイルのGKが愛用しているモデルです。
川田選手は今シーズン、このモデルのトゥルーブルー×ゴールド、ホワイト×レッドを併用しています。出品したグローブも今シーズンの公式戦で使用したモデルです。
日本プロサッカー選手会（JPFA）主催による令和4年豪雨災害の復興支援チャリティーオークション第1弾が昨日から開催されておりますので、ぜひご覧いただければと思います（＾＾）
令和4年豪雨災害 復興支援チャリティーオークション【第1弾】開始のお知らせ #日本プロサッカー選手会https://t.co/mfbWYTKlm2#水戸ホーリーホック#栃木SC#浦和レッズ#大宮アルディージャ#柏レイソル#川崎フロンターレ#京都サンガ#ファジアーノ岡山@J_League @JFA pic.twitter.com/DAeW9sCMts
— 日 本 プ ロ サ ッ カ ー 選 手 会【３つの密を避けましょう】 (@JPFA_NEWS) September 26, 2022
栃木からは最多の12選手が出品中です。それらのスパイクを出場記録と照らし合わせながら、その付加価値を高めるための解説をしたいと思います！
根本選手の出品スパイクは爆発的な加速力で他のプレーヤーを圧倒するナイキのスピードモデル、『ナイキ・マーキュリアルヴェイパー14 エリート FG』の2021年春夏コレクション「SPECTRUM PACK」です。アッパーにはフライニットを採用。粘着性のある軽量のメッシュ素材を使用し、トップスピードでの走行時にも適切なボールタッチができるようサポートしてくれるモデルです。
栃木では練習のみの使用で公式戦着用歴はありませんでしたが、湘南所属時にはこのスパイクで公式戦に出場しています。
鈴木選手の出品スパイクは軽量性と耐久性を兼ね備えたプーマのスピードモデル、2020年夏発売の『ウルトラ1.1 MX SG』を出品しています。ポリエステルとカーボンファイバーによるPUMA独自の軽量ウーブンアッパー素材で軽量化。スピードに乗ったドリブルやボールコントロールなどをサポートするスパイクです。
鈴木選手がプロ1年目のジュビロ磐田ルーキーイヤーに着用していたスパイクです。ソールは見えませんが、おそらく6本取替えスタッドと5本固定スタッドのMIXスタッドモデルかと思われます。
佐藤選手はペナルティのトップモデル、『ジョガドールNEO･プレミオ』のホワイトを出品しています。オーストラリア、パッカーレザー社の最高級カンガルーレザーが採用され、3Dジャパンラストと一体成型されたヒールカウンター×アウトソールの組み合わせがスムーズかつ極上の足馴染みを実現しているモデルです。ソールはMIXスタッドに加工されています。
佐藤選手は今シーズンからジョガドールNEOを着用しており、公式戦は主にブラックを好んで着用。出品されたホワイトは今季開幕戦と第2節で着用し、その後は練習時に着用していたモデルではないかと思われます。
大森選手は『O-Rei Futebol T006』を出品しています。ノンステッチカンガルーレザーを採用、アッパーには天然皮革の過度な伸び防止のため低反発スポンジのフレームを内蔵したモデルです。ソールはMIXスタッドに加工されています。
ルーキーイヤーの開幕戦スタメンに抜擢されて以来、大森選手はずっとこのモデルを着用し続けています。同モデル、同色のスパイクを数足所有しているでしょうし、出品されたスパイクも今季の実戦で着用していたものと思われます。
森選手は「究極のサッカーシューズ追求」がコンセプト、『プーマ・ワン FG/AG』の2020年6月発売「RISE PACK（ピンク×イエロー）」を出品しています。サイドに配置されたウーブンアッパーのSPRINT WEBが本革の弱点であった横の動きに対して効果的なサポートを生み、外側に足型が崩れるというレザーの変形を抑制しています。
森選手はルーキーイヤーの2020年11月頃から公式戦でこのスパイクを着用するようになりました。プロ2年目の2021年シーズンには好んでこのスパイクを着用し、ゴールやアシストを量産しています。
西谷選手の出品スパイクは上質なカンガルーレザーを使用し、レジェンド級のボールタッチを実現したナイキのフィッティングスパイク、『ナイキ・ティエンポ レジェンド8 FG
』の2020年9月発売モデル「Tech Craft Pack」です。
2021年シーズン第13節から公式戦で西谷選手が着用していたモデルです。色あせ具合や革の伸び具合からもかなりのヘビーユース品だったことが伺えます。ファンには見逃せないポイントです。
黒崎選手の出品スパイクはモレリア2の弟分とも言うべきモナルシーダシリーズの第2世代、2021年2月発売の『モナルシーダNEO2 JAPAN』のホワイト×レッド×ネイビーです。モナルシーダシリーズは部活プレーヤーのために作られたモデル。安価でハードに使える天然皮革モデルで、素材こそ違いますがモレリア2と同じ型のアウトソールを採用しています。限りなくモレリア2に近い作りにも拘らず非常に安価でコストパフォーマンスが高く、毎日ガンガン使用する部活生向けのスパイクです。
黒崎選手は公式戦ではモレリアNEOシリーズを愛用してるため、おそらく耐久性が高いモナルシーダは練習用スパイクとして使用していたものではないかと思われます。
大谷選手の出品スパイクは、モレリアシリーズに受け継がれる「軽量、柔軟、素足感覚」のコンセプトをより進化させたミズノの最新フィッティングスパイク、『モレリアNEO3 JAPAN』です。
大谷選手は長年ナイキのティエンポシリーズを愛用しており、今季もここまでの出場全試合でティエンポ レジェンド 9 FGを着用しています。出品スパイクは練習用かと思われます。
五十嵐選手の出品スパイクは『アディダス・エックス スピードフロー.1 FG』のフットウェアホワイト×レガシーインディゴ×スカイラッシュです。つま先エリアをやや高めに設定したスピードフレームアウトソールとCarbitexカーボンファイバーのインサートが爆発的な推進力に貢献。あらゆるジャンプやサイドステップを安定感でサポートするアジリティケージに軽量のアディダスPrimeknitを合わせることで足元をしっかりと固定し、本能のままの動きを可能にしたスパイクです。
公式戦では『ナイキ・マーキュリアルヴェイパー14 エリート FG』や『ミズノ・モレリアNEO3 JAPAN』との併用ですが、ここまでで最も着用率が高いのは今回の出品スパイクであるエックス。ファンには嬉しいヘビーユース品です。
磯村選手の出品スパイクは、スピード＆ボールタッチモデルのレビュラシリーズ4作目となる『レビュラCUP JAPAN』です。往年の名スパイク「ウェーブカップ」と最新モデル「レビュラ」のハイブリッドスパイクで、基本設計はレビュラシリーズを踏襲し、シュータンの5つ星デザインと前足部のステッチパターンにウェーブカップの要素を用いています。
磯村選手は今季の出場全試合をレビュラCUPでプレーしていますが、レッド×ブラックは一度も着用していません。出品スパイクは長崎時代に着用していたスパイクです。
大島選手の出品スパイクはナイキのフィッティングスパイク、『ナイキ・ティエンポ レジェンド 7 FG』の2018年8月発売、ストリートサッカーをイメージ、コンクリートをモチーフにしたカラーリングの「RAISED ON CONCRETE PACK」でした。
長年ティエンポを愛用している大島選手ですが、栃木では2020年シーズンに着用していたスパイクです。
最後に、GK川田選手はスパイクではなくGKグローブを出品しています。
川田選手の出品グローブは2022年3月発売『ロイシュ・アロー ゴールドＸ』です。パームにはロイシュグリップゴールドXが採用され、カッティングはエボリューションカットベースのネガティブカット仕様。ややタイトなフィット感で、指のフィット感を重視するプレースタイルのGKが愛用しているモデルです。
川田選手は今シーズン、このモデルのトゥルーブルー×ゴールド、ホワイト×レッドを併用しています。出品したグローブも今シーズンの公式戦で使用したモデルです。
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