本日で今年度の経絡治療学会関東支部講習会が終了いたしました。
本日は第10回目。3年目の研修科は実技が中心となりました。脈状診を知ることで、脈差診で決まった経穴（ツボ）にどんな手技を用いて施術を行うかが決まります。より高度な治療を組み立てられるようになる脈診法ですが、それを活かすためには臓腑経絡の病理病証をしっかり理解しておく必要があります。
まだピンと来ない受講生もいるかも知れませんけど、脈診上達のコツって実は脈をたくさん診ることではありません。ここに気付けるかどうかがとても重要です。
おそらく来期も私は3年目の研修科で講義を担当させていただきます。今年度3年目を受講された方は、ぜひ来期は4年目の臨床科へお進みいただき、臨床における経絡治療の活かし方を学んでいただきたいですし、2年目を受講された方には来期3年目に来ていただければと願っております。
今年度1年間、ありがとうございました。また来期もよろしくお願いします。あ、8月には鍼灸経絡治療夏期大学もありますので、そちらでもお会いできれば嬉しいです（夏期大では私は2年目の高等科にいると思います）。
さて！何年かぶりのNACK5スタジアム！
