工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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遺恨が残りそう・・・

2023年07月07日 17時45分34秒 | サッカー馬鹿
昨日開催された「なでしこジャパン壮行会-BE YOUR BEST SELF-」、アーカイブが残っていますので、ぜひ多くの皆さんにご覧いただきたいです。



女子W杯が迫っているのにTV中継も決まらず、報道されることが少なかったなでしこジャパンでしたが、新しい学校のリーダーズのおかげでワイドショーを中心にかなり多く取り上げられていました。お互いにとってWIN-WINでしたね(^^)




女子W杯開幕まであと2週間。もうこの時期になってもTV中継・配信の話が一切出てこないので、悔しいですがもう生中継・ライブ配信はないものと思っています。なでしこジャパンの活躍を視聴できないのは女子サッカーの未来のためには相当な痛手ですけど、もう仕方がないです。W杯で躍進し、日本の女子サッカーの復活を自力でアピールするほかありません。浜野選手のケガの情報など気になる出来事もありますが、選手たちは相当な覚悟でW杯に挑んでいるはずです。女子サッカーファンとしてはそんな選手たちを全力で応援したいです。



さて。



今シーズンの夏の移籍ウインドー(第2登録機関)は7月21日から8月18日までです。あと2週間ほどでウインドーが開くわけですが、7月に入って移籍のリリースが非常に活発化しております。
6月にシーズンを終えたばかりのWEリーグは例年になく主力級の選手がどんどん動いております。おそらくWEリーグ開幕にあわせたプロ契約移行時に2年半契約だった選手が多かったことがその要因だと思っていますが、ゼロ円移籍と思しき事案により女子サッカー界は移籍市場が活発化しております。
男子も例年になく大物の動きが見られており、夏以降のリーグ戦順位に大きな影響が出そうです。我らが栃木SCも負けていられませんが、果たしてどうなりますか。

そんな中、J2首位のFC町田ゼルビアさんが優勝争いをしている2位東京ヴェルディさんの主力をこのタイミングで強奪するという、Jリーグ史上おそらく最もエグい夏の移籍がリリースされております。



7月2日のJ2第23節でJ2通算50試合出場を達成したバスケス・バイロン選手。5日の第24節はベンチ外で、ターンオーバーかな?と思いきや突然の移籍リリースとなりました。首位チームが昇格争いのライバルから主力の引き抜き・・・これには驚きを禁じ得ません。


シーズン前にライバルチームから選手を引き抜いてチーム力を下げさせたり、同カテゴリのクラブの主力選手を集めて相対的に優位性を保ったりするクラブは過去にもありました。ただ今回の移籍が極めて異例だと言える理由は、シーズン中に首位チームが、同じ地域でダービー関係にある2位チームの主力獲得に動き、それがあっさり成立してしまったというところです。

町田さんの黒田監督はバスケス・バイロン選手の高校時代の恩師。誘われたらそりゃ嬉しいでしょうし、黒田監督の力になりたいと思うのは自然なことです。町田さんは正当な手続きで正式に移籍を成立させたのだから文句を言われる筋合いはまったくありませんし、お金をかけてもなかなか勝てないクラブが多い中でしっかり結果を残しているのだから、町田さんのやり方は批判されるべきではありません。
東京VさんもJ1復帰を狙える位置にいるからこそ難しい判断だったかと思いますが、現状は潤沢な資金があるわけでもなく、提示された移籍金はかなり魅力的だったのだと思います。本人が行くと言うなら断りきれない事情もあったのでしょう。ですが東京Vサポーターの皆さんの複雑な心境を思うと、感情的には惨い、酷いという印象を受けてしまうのも理解出来ます。

奇しくも次節は新国立での東京ダービー。町田さんと東京Vさんがこのタイミングで対戦します。町田さんへ移籍したバスケス・バイロン選手はまだ出場できませんが、このカードが遺恨試合になること必至です。未来永劫語られるであろう今回の東京ダービーは見逃せません。

・・・余談ですが、このカードの前回対戦時はバスケス・バイロン選手が東京Vペースにもかかわらず執拗な異議で2枚のイエローカードを受けレッドカードで退場、1-0で町田さんが勝利していますよね。それはまぁ・・・偶然でしょうけどね。


他所様のことよりも、栃木SCが後半戦持ち直しますように(‐人‐)
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