工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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『声出し応援運営検証試合』の中止は何を意味するのか

2022年07月26日 20時50分01秒 | サッカー馬鹿
高校総体女子サッカーが今日から始まりましたが、男子の磐田東に続き、女子でも常盤木学園が出場辞退となりました。



全国的に感染者が爆発的に増えております。皆様もどうぞ御自愛ください。

日常生活を送る上である程度のリスクに晒されるのは仕方がない部分もありますが、今は安全性を担保しつつ日常を取り戻す努力をしなければならないフェーズなのだと思っています。

そういう意味で、この決定はとても残念です。


これに関しては青森県という地域性や地方の事情も考慮する必要はあるのかなぁと思います。地元の理解が得られぬまま検証実験をすれば、クラブそのものに否定的な感情や抵抗を持たれることも否定できません。田舎にはエビデンスより感情論が先走る特有の空気があるのも事実です。
でも今回の件で八戸さんはコロナ禍が完全に収束するまで、ゼロリスクになるまでは声出し応援が出来なくなる可能性を残してしまいました。それはほぼ半永久的に声出し応援が再開出来ないことを意味します。そうなることまで予見した上で市や保健所に相談したのでしょうか?

意見が二分することはわかっています。それでも私は一サッカーファンとしてどうしても言いたいことがあります。

そりゃ昨今の感染状況で市や保健所に相談すれば、行政側としては「中止にして」と要請するに決まっています。しかし我々がやっているのは感染拡大には影響がないという科学的・医学的な根拠を持って実施している「サッカーの日常を取り戻すための検証」です。決してリスクを犯して検証実験を繰り返しているわけではありません。ルールを守れば安全性が担保されている、ルールさえ守れば以前と同じ声出し応援をしても感染拡大の原因とはならないという事実を客観的に検証しているのです。そしてこれまでの検証では「問題なし」というエビデンスが得られていました。それを根拠に、八戸さんにも当初の予定通り検証実験に参加していただきたかったというのが正直な思いです。

Jリーグや多くのJクラブはこのコロナ禍でどうすれば声出し応援を再開できるか、サッカーの日常を取り戻せるかを模索し続けてきました。今回の検証中止は今まで各クラブが協力し、Jリーグが積み重ねて来た検証実験のエビデンスを全否定するものです。これが悪しき前例にならないことを願いたいです。



さて。声出しに関連する話題がもうひとつ。



今現在、声出し応援はJリーグが指定した検証試合以外はルールとして認められていません。J1浦和さんが処分されたのにはそれなりの理由があります。

懲罰決定について:Jリーグ.jp

懲罰決定について:Jリーグ.jp

公益社団法人日本プロサッカーリーグ 野々村 芳和チェアマンは下記の件について裁定委員会に諮問し、浦和レッズに対し下記のと...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

 


自分たちが応援するクラブの足を引っ張る行為です。サポーターとしてルールを守れないのは論外。次はより重い処分が下される見込みです。浦和サポーターは一人ひとりが自覚を持って、ルール遵守に対する意識を変えなければなりません。
コメント
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