W杯出場権をかけた戦い

W杯出場権がかかった女子サッカーアジア杯。グループAはすべての日程を終えました。その結果、中国が全勝で1位通過、タイがフィリピンを撃破し2位を確保。中国とタイがW杯フランス大会への切符を手にしました。

＜グループA＞
1位　中国　3勝0分0敗　+15
2位　タイ　2勝0分1敗　+3
――＜決勝トーナメント進出＞――
3位　フィリピン　1勝0分2敗　-4
―――＜5位6位決定戦進出＞―――
4位　ヨルダン　0勝0分3敗　-13

そしていよいよ今夜、日本はオーストラリアとの大一番。勝てばW杯出場、負ければおそらく決定戦へ回ることになるはずです。

現在の成績は以下のようになっております。

＜グループB＞
1位　オーストラリア　1勝1分0敗　+8
2位　日本　1勝1分0敗　+4
――＜決勝トーナメント進出＞――
3位　韓国　0勝2分0敗　0
―――＜5位6位決定戦進出＞―――
4位　ベトナム　0勝0分2敗　-12

日本がドローに終わり、もし3カ国が1勝2分で終わった場合の順位の決め方ですが、レギュレーションを確認したところ以下のような優先順位で順位を決める事になっていました。

①当該チーム同士の対戦における勝ち点
②当該チーム同士の対戦における得失点差
③当該チーム同士の対戦における得点数
④ここまでを適用し、なお2チーム以上が並ぶ場合は、それらのチームのみに対して1から順に判断を行う。これにより順位が決定できないチームがある場合は、次へ進む。
⑤グループ全試合での得失点差
⑥グループ全試合での得点数
⑦PK戦（2チームのみが並び、かつその2チームが最終戦で対戦している場合）
⑧イエローカード・レッドカードによる点数（イエローカード：1点、2枚目のイエローカードによるレッドカード：3点、直接のレッドカード：3点、イエローカード後の直接のレッドカード：4点）
⑨抽選

韓国がベトナムに勝利し、日本とオーストラリアの試合が引き分けた場合、日本とオーストラリアのスコアが0-0ならオーストラリアと韓国がW杯出場権を獲得し日本が決定戦へ（1位と2位の順位は得失点差での争いとなります）。1-1以上のスコアでのドローの場合は日本が2位、オーストラリアが1位でW杯出場権を獲得し韓国が決定戦に回ります。
というわけで、日本としてはまず得点を奪うことが絶対条件。その上でドロー以上の結果が求められます。試合が守備的に進めば展開としては不利になりますから、出来る限り早い段階でゴールを奪ってその後の様子を伺いたいところです。

まぁ、勝てば文句なく1位通過＆W杯出場権獲得ですからね、オーストラリアに勝ちましょう！！

キックオフは日本時間22時45分。今宵は21時から先日お亡くなりになられた高畑勲監督の『火垂るの墓』の放送がございます。私この映画で100％泣くんですよ。そんな映画の終盤、サッカーにチャンネルを変えなければならないのが心苦しいですね（　；∀；）

追記:スコアレスドローの場合はまた少し条件が複雑に変わるようです。