議事録が出ました

team YELLOW BLOOD がクラブに対し公開質問状を送付し、それが受け取られてからわずか2日で議事録が出て来ました。まずは議事録を公開していただく事が、公開質問状送付の一番の目的であるため、我々が目指していた最低限の目的は無事に達成となりました。

今回の公開にいろいろと思うところはありますが、それは公開質問状の質問内容にもあるので今はいいとして。まずはお忙しい中で議事録を作成し公開していただいた事に対し深く感謝を申し上げます。

中津社長、水沼副社長をはじめご出席いただいた役員の皆様、そして議事録作成担当者の皆様。サポカンの開催、そして議事録の公開、本当にありがとうございます。



それでは、しっかり内容を精査してみたいと思います。



『【議事録】２０１４年　第１回　サポーターカンファレンス』（栃木SC公式）

【２０１４年　第１回　サポーターカンファレンス議事録】（pdf）

【経営３か年計画書】（pdf）



内容の柱は大きく分けて4つ。

①クラブの経営状況・経営改善3カ年計画について（中津社長＆水沼副社長）
②2014シーズンのチームの闘い方について（上野GM）
③試合運営方針について（星運営部長）
④その他（質疑応答）
・カンファレンスの内容は後日クラブから発表があるのか
・これから栃木SCのサッカーをどうしていくのか
・これまでなぜサポカンを開催できなかったのか
・持ち株制度に関して
・（プレシーズンマッチで）アウェーゴール裏が降雪で使えなかったのはなぜか
・松本育夫取締役が出席していないのはなぜか
・ホームページの更新や情報開示の遅さを改善できないか
・サポカンの開催告知や形式に関して
・三カ年計画にある「平均観客数6000人」を達成するための具体的な方法に関して

我々が当日知りたかった事がしっかり質問されているじゃないですかー。アウェーゴール裏の閉鎖の件とか、もう2ヶ月も経つと忘れかけている出来事もありました。



これはPSMの際にも書きましたが、もし仮に指定管理者の責任だと断言するのであれば、県や指定管理者への正式な抗議をするべきです。しかしもう2ヶ月近くが過ぎてしまった以上、それを指摘しても今更感が漂うだけです。これに関しても、もっと早い段階で知りたかったというのが正直な気持ちです。
松本育夫氏が欠席している事に対する質問も出ていますし、もう少し早く出していただけていればこんな面倒な手順でクラブに問いかけなくてもよかったのに・・・。

私が最も気になるのは経営3カ年計画の収入。質疑応答にもありましたが、特にチケット収入の試算が甘いなぁと感じます。つまりは「これくらいの予算が欲しいから、このくらいの入場者数が欲しい」という逆算を行っている部分があるのが非常に気になります。これ、予算ありきの収入計画になってはいませんか？
こういう経営計画は脆弱性が非常に高い。現実的な数値から予算を立て、それに見合った経営をしていただきたいですが、まぁなんだかんだ言っても経営陣はその道のプロです。素人があーだこーだと口を挟むのはやり辛さが増すだけでしょうし、こうして計画書を出して来た以上はそれを達成するため必死にがんばってくれるものと期待したいです。

あとは質問にもある通り今回が第1回目のサポカンでしたし、2回目以降の形式の改善を望みたいですね。告知をもっと早くするとか、開催時期を早くするとか、事前に質問を募集するとか・・・。



いずれにしても、こうした事をあれこれ考えられるのも議事録があるからです。今回は遅くなりましたけれど、次回以降はこういう事はないと信じたいです。



・・・でもこれ本当に全文なんですかね？



と、こんな感じで疑ってしまいます。実際に参加した方々のご意見も伺いたいです。実際のやり取りと比較して議事録から大きく抜けている部分等ございませんでしょうか？