もう擁護するのも限界

今日行われたSTAP細胞疑惑の渦中の人、小保方晴子さんの会見。みなさんはどうご覧になりましたか。
そもそも会見なんてしなくていいのに・・・という思いもありましたが、医師の制止を振り切ってでも本人がどうしてもやるというのだから、理研の主張を覆すSTAP細胞の存在に関する革新的な発言があるものと思っておりました。

私は今までずーっとこの人はウソは言ってないんじゃないかと考えておりました。ただ単純に実験が粗雑過ぎて未分化細胞が混ざってしまうコンタミネーションが起こった結果、それを「STAP現象だ！」と思い込んでいるのではないかと・・・。もしそうだとすれば、それはもう当然ながら科学者としては失格ですけれど、捏造や虚言ではなくただの「天然」だという見方もできます。きっとそういうオチだと思って、今日の会見を拝見しました。



正直、誰も得しない会見だなぁという感想です。

記者からの質問はほとんどがどうでもいいような内容でしたし、たまに核心に迫る質問があれば小保方さんが回答を濁すような歯切れの悪い内容でした。
「割烹着報道は恐ろしかった」とかどうでもいい内容はさておき、会見の大事な部分を要約するとこんな感じでした。

・200回以上STAP細胞作成に成功しています。
・その写真も1000枚以上あります。
・理研には2冊しか出さなかったけどノートは4、5冊あります。
・でも秘密なので見せることはできません。
・公開実験してもいいけど秘密だからやっぱりできません。
・私以外にも成功した人はいます。
・私の実験を見ていた人もいます。
・でも個人名は出せません。
・個人名を出せば証拠になるのでは？→なるほど。

なるほどって（　-＿-）

このやりとりを聞き、さすがにもう擁護できないなぁと思いました。
今日の会見を見た限り、以下の記事内容がすべてだという気がしてなりません。

『ＳＴＡＰ論文「なぜ」を問わずに組織防衛に走る「理研」』（時事ドットコム）

結局は誰も得しない会見でした。
今夜や明日以降のニュースでどう伝えられるのか、逆に小保方さんが心配になります。



そんなことよりだ。



お昼まで元気にしていたうちのネコ、フワちゃんが夕方急死してしまいました。
仕事が落ち着いたのでコーヒー淹れに行ったら、台所の前で横になっていたんですよ。
こんなところで寝ちゃったのかーかわいい奴めーと頭をナデナデしたら、もう硬くなっていました。
驚きで涙も出ません。体には傷もないし、何があったのか全くわかりません。
やっと1歳になったばかり。フワちゃんの母親が年末に事故で死んでしまったばかりでした。
外で何かおかしなものでも食べちゃったのかな・・・とにかくショックです。