Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

フロントスプリングマウントの制作

2016-05-29 20:54:16 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は朝はまずまずの天気だったのですが出勤した頃には雨がポツポツと落ちて来まして午後からは雨模様になってしまいました。
この所「雨が降るよ」と言う予報が出ていても少ししか雨が降らなかったので丁度良い雨になりましたね。
畑や庭の植物にとっては恵みの雨と言えるかもしれませんね。
午前中の空いた時間に遅くなりましたが今年もパッションフルーツの挿し木をした苗を植えました、今年の冬は-6度という大変厳しい寒さが襲いましたので苗が全て枯れてしまいました。
今日植えた苗は室内に1本だけ残して置いたパッションフルーツから春になってから挿し木をした物でしてまだ根の張りが弱いのですが・・・果たして元気に大きく育ってくれるでしょうか!?

さて今日の製作です
本日はタイトルにも有りますがフロントサスペンションのリーフスプリングのマウントを作ります。
リーフは2本ですからマウントは4つです、まずは前側の二つから作りましょう。
最初に作った物は真鍮の丸棒から削り出しでしたが今回は長さを少し調整したいので真鍮の部品を組み合わせて作る事にいたします。
真鍮の帯金を4枚重ねて穴を開けます。
この穴の位置が狂うと左右が変わって来ますから同じ位置に開けたいので4枚を重ねて穴を開けるのです。

間に真鍮パイプを入れて左右に先程の帯金を入れます・・・これでハンダ付けします。

ハンダ付けした部品はこの様な物になります
穴はハンダで埋ってしまいますからもう一度さらっておきたいですね。

これをT57Gのフレームに取り付けます
なぜ寸法を変えたのかと言いますと車高を変えたかったからですね。
せっかく作るなら格好が良い方が良いですからね(笑)

T57Gの方は後ろ側のマウントは元々作ったもので組み立てます。
アクスル部分は今回作り直したもので新旧の組み合わせになりますがこの通り組み立て出来ました。

ボディをかぶせてみますとこんな感じ・・・
少しだけですがホイールが内側に入っています・・・どうせ作り直すならこれが目標だったんですよね(笑)
5号車も増やすけどT57Gもさらにレベルアップするんです。

さて次は5号車のリアスプリングマウントを何とかしなければなりません、思い出して頂くと良いのですがリアのスプリングマウントは左右で違った形状をしていますよね・・・ちょっと困難な仕事ですね。
最初に真鍮の丸棒を削ります、フライスを使って大まかな形状に削ります。
何故こんな作り方なのかと言いますと細かな部品をハンダ付けしなければならない為に基本的な部分は一体に作らないと何度もハンダ付けを出来ないのです。

コチラが右側のスプリングマウント用の物です

そしてコチラが左側・・・違いは大きさだけなのでそんなにたいした事も無いのですが・・・。
失敗すると困るので2つずつ作って一つを予備にしているのは内緒です(笑)

さらに加工を進めます
これは右側のマウントですがアジャスト用のボルトが入る様な穴を開けました

コチラが左側ですが部品が光っていてよく分りませんがルーフスプリングが入る様にフライスでコの字型に溝を掘っております。

右側のマウントですが補強のリブを作る為に糸鋸で溝を入れ、この溝にT型に2枚の真鍮板の0.2mmを差し込んでハンダ付けします

余分な部分を削って右側のマウントの完成ですね。

本日は時間が無くて左側は完成しなかったので明日はこの左側から製作を始めましょう。

Meri Kits 1/43 Ferrari365BB Le Mans 1977

2016-05-29 08:06:24 | 最近手に入れたキットのご紹介
今日は天気が良くて暑い一日でしたね。
午前中に赤タマネギを全て収穫して、午後からはアトリエでゆっくり制作をしようと思っていました。
が・・・そんなに簡単に終わらなかったですね。
いやいや赤タマネギは午前中で確かに完璧に終わったんですが、少し離れた所に植えてあるニンニクですが赤さび病が出て途中で枯れたと思っていました。
それでも片付けないといけないな~と思い1本抜いてみましたら何とニンニクが出来ているじゃないですか~!?
赤さび病が出たのはニンニクが枯れる前に弱って赤さび病になったんですね・・・どうやら・・・良かったですちょっとホッとしましたよ。
枯れる前は弱ってきますから病気が出ても不思議じゃないですよね。
と言う事になりますと早く掘って収穫してしまわないとニンニクが土の中でバラバラになってしまうのです。
多分1000個以上有るニンニクを全部掘っていたら夕方までかかってしまいました。
お陰で腰が痛いし指も痛い・・・肩はもちろん痛いです。
体中バラバラになりそうなくらいですね。
しかも今日は暑くて水分補給もしながらのきつい作業でした、帰ってからシャワーをしたら顔がヒリヒリします。
帽子をかぶっていたのですが日焼けをしたんですね。

と言う事でとても制作が出来ませんでした・・・
替わりと言ってはナニですが・・・少し前に入手したキットをご紹介しておきます。
本日のご紹介はMeri Kits 1/43 Ferrari365BB Le Mans 1977です
下のパッケージをご覧になって512BBじゃないの?と思われるかもしれませんが365BBで間違い有りません。
実はこれと同じキットを2006年1月に制作していましてその時はどうだったのかはっきり記憶していません

その作品のギャラリーはコチラです
http://blogs.yahoo.co.jp/kphng827/folder/1374730.html
しかし、このキットはもう一個所有していましてそのキットも512BBと記載してありますのでこのキットと同じロットなのかもしれませんね~
それとも全部間違っていたとか・・・そんな事は無いですよね(笑)

キットの主要部品はこんな感じですね。
今から見ますと結構荒いキットですね・・・
まあ設計はかなり古いキットですから仕方が無いかもしれませんがキャストも結構荒い様な気がします。

ボディはこの様な感じです
今ならサイドウインドウのサッシはエッチングのパーツを使うと思いますがこのキットは古い設計なのでメタルのパーツのままですね。そのサッシの後ろ側に付いているドアオープナーのレバーは以前の作品では省略していた様ですが現在同じ物を作れば当然作って取り付けるでしょうね・・・。

今までこのキットの原型氏が誰だったのか余り気にした事が無かったのです。
Meri Kitsの512BBLMとかはルフ氏の原型と思われます(実際にはルフ氏が原型を作った事はシャーシには記載が有りません)がMerikitsによって結構変更されている様です。
上記の理由で僕の頭の中ではMerikits=Ruf氏が原型氏という様な図式が有るのですがこの365BBは何とL.タメオと有るじゃないですか!?
つまりL.タメオ氏がタメオ社を起す前にMeriで修行していたという事なのかな??
又はMeriの為に原型を作っていたという事でしょうね。

メタルの部品はこんな感じですね・・・袋に入っていて良くわからないのですが少なくとも今の目で見ますとホイールは作り直しをした方が良いですね・・・そうなればタイヤも不満が出て来るでしょうね。

この時代はまだエッチングが高価だったのかな・・・
テールランプもこのエッチングに樹脂を盛った物が付属していますが数が不足していますね・・・
まあ多分テールランプは作り直しになるでしょうから数が不足していても欠品でも良いのです。

スポイラー関係やF/Rのグリルもエッチングの部品が入っていますがただ一枚のエッチングを付けるだけでは奥行きが無いのでこの辺りも当時作り直しているはずです。
ここ使えそうなのはスポイラー関係だけですね・・・それも大きさが合えば・・・と言う事なのですが。

インストはきちんと356BBになっていますね・・・。

デカールは最小限ですね・・・
使えるかどうかは保証の限りでは無いのです(笑)


今この仕様を作るならアイドロンの365BBをベースに作った方が良いかもしれませんね、ただどうしてもメタルモデルが良ければやはりMeriがベースになると思います・・・AMRのキットも同仕様が有るはずですがそれは結構高価ですしなかなか入手出来ません。
そうだ!!
知人のN田さんが持っていないかな~(笑)
またチャンスが有れば聞いてみましょう・・・!