Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ダッシュボードの取り付け(2号車)

2016-04-30 23:23:05 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は良い天気でしたが朝は結構寒かったですね。
放射冷却だったんでしょうか・・・!?
出勤しようとして外に出たら寒くて上着を取りに家に戻りましたよ(笑)
TVのニュースでは北海道は積雪30cmだそうですね・・・GWに積雪30cmってどうよ・・・山陰の真冬並みですね。
でも山陰の昼間は暑いくらいの気候になりまして思わず窓を開けて仕事をしていましたよ。

さて今日は先日のTVをご覧になられた方が何組か越しになりましてオスカドロモスを興味深くご覧になっていましたね。
有り難い事ですね~。
今日の製作ですが一昨日は1号車、今日は2号車のダッシュボードを取り付けなければなりません。
まあ1号車で大体作り方が確立出来ていますから2号車ではそう時間はかからないのだろうと思うのはちょと考えが甘いですね。
細かな寸法が違うのでこれがなかなか大変なんですよ。
まずはダッシュボードを固定するステーを作ります
これは昨日までの経験からちょっと厚めの0.5mmの真鍮板を使います・・・これより薄い物だとダッシュボードを固定した時に左右にぶれてしまう事が有るんですよね。
良く見て頂くとわかるのですが折り曲げる部分には糸鋸で溝を切っています
こうしておきますと曲げた部分がきちっと90度になります。
切り目を入れてないと角が丸くなってしまいます、なるべくキッチリと仕上げたいのでねやるべき事はやっておかないといけません。

切り目を入れた部分を山折に致しますと角の部分が無くなってしまいます、なので角の部分にメタルを盛っておきます。
こんな部分はハンダよりも粘りの有るホワイトメタルの方が大きく盛る事が出来ますね。

盛ったホワイトメタルを削ってキッチリと角を仕上げます。
綺麗な角が出ていますと気持ちがいいですね~(笑)

高さを調節しながらダッシュボードをハンダ付けします。
この時に高さを調節しないとうまく収まらないのです・・・この辺りが一番難しいですかね・・・。

ボディをかぶせてみますとこんな感じに収まります。
重要なのはウインドウの下側の辺よりも少し下側にダッシュボードを納めることですね
このウインドウの下辺とダッシュボードの間にはもう一つのパネルを取り付けますので適度な隙間が必要なのです。

隙間を埋めるパネルを作ります
このパネルは結構立体的な部品なので0.5mmの真鍮板を重ねて作ります。
実車ではこの部分もウッドで出来ていますので最終的には塗装で再現しなければなりませんね。

3つの真鍮板をハンダ付けしました。
上側にハンダ付けした2枚の短い真鍮板は内側になっている部分を斜めに削って付けています、後で綺麗に削るのは難しいのです
ハンダ付けした物を削って仕上げます・・・下の画像はまだ仕上げ前ですので綺麗では有りませんけどね(笑)

作ったパネルはこの様に取り付けます。
取り付けはハンダ付けですね斜めに取り付けなければならない事その為に接続する部分は面積が小さいので接着では十分な強度は望めないのです。

そして所定の場所に納めますとこんな感じになりますよ
雰囲気はなかなか良いと思いますが如何でしょうか?


あと3台同じ作業を必要としますね・・・ウ~ン先は長い(笑)

本日は臨時休業致しました

2016-04-29 23:44:59 | その他
今日からGWが始まった方も多いとは思いますが、当ブログをご訪問頂く皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
ちなみに本日は当店は臨時休業を頂いております。
理由はズバリ「お米」です!

当Cafeで使うお米は全て広瀬町宇波のNさんが作られたお米を使っています(メニューにも表示をしております)
このNさんというのは家内の父でして私の義理の父親になります。
広瀬町の宇波というのは大変山の中でしてどこを見ても山しか見えないのですが、この山奥の水田と言いますと非常に狭くまた歪な形状をした水田が多くて草刈りも大変なんですね。
しかし寒暖の差が激しいので美味しいお米が育つのも事実の様でして・・・普通に買った米がまずいとは言いませんが美味さが違う様に感じるのは私だけではないでしょう。
そんな水田でさらに除草剤を使わずに米を作る為には草刈りは欠かせない作業なんですが義父ももう結構な歳なので草刈りの手伝いに行って来ました。
美味しいお米を皆さんに食べて頂く為には一日の営業をお休みしても十分にご理解を頂けるのではないかと思っています。
休日の大切な営業時間をつぶしてまで草刈りをする価値があるのか?
と言われると営業的には決して正しい選択では無いかもしれませんが、食の安全を守る・・・と言うよりは美味しい物を食べたいと言う思いからの判断でしたね。それに今年の新年会の時に義弟と約束しましたから・・・約束は守らなければなりません。
私自身が結構食いしん坊なんで・・・(笑)



水田のあぜを刈りました、中央部分はまだ荒起こしも終わっていないですけどね・・・残りは義父がぼちぼち刈るという事なので程々に・・・(笑)

1号車ダッシュボード取り付け

2016-04-28 22:07:05 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は雨がよく降りましたね~。
風もあってほぼ一日中横殴りの雨が降っていましたよ
この雨を利用した訳ではないのですが通勤途中の水田に水が入りました。
もう田植えの準備なんですね、田植えはいつ頃なのかな~!?
GWは田植えかな??


さて製作を進めますが、結果から言いますと今日は進みませんでした。
御来店が多かった訳では有りませんよ

ボディ側にダッシュボードを付ければ合わせが楽なんですが、ダッシュボードをシャーシ側に付けるとボディをかぶせた時の納まりの調整がなかなか難しい。
しかもメーターパネルは少し斜めに付けないといけないので場所を決め辛い訳です。
ボディ側に取り付ければダッシュボードとセンタートンネルのクリアランスには気をつけなければなりませんが左右の傾きとかボディとのクリアランスはあわせやすい。
その上にこのメーターパネルの上側に有るウッドパネルのあわせもやりやすいですよね。
この上側のパネルがまた微妙なんですよね
ダッシュパネルを支えるステーですがこの時点では0.3mmの真鍮板を使っていますが少し強度が欲しいのでこの後このままの寸法で0.5mmの真鍮板に作り替えております。

その面倒な上側のパネルですがこんな感じになります。
実はこのパネルだけボディ側に付けようかと思ったのですが最終組み立て時に苦労する事を考えますとダッシュパネルにつけておいた方が良さそうなのでこの時点で取り付けております。
なぜ最終組み立て時に苦労するのかと言いますとドアの開閉の向きに有ります。
普通は後ろ側を開きますがこの車は前側が開きますのでピンセットを差し込み難いのです。

先程のステーのままボディをかぶせますとこんな感じになります。
ドアを開いた状態でこんな感じですからとてもピンセットを差し込む様な事は出来そうにないですね。

ダッシュボードの位置が決まったら上側のパネルの一番上の部分の角をヤスリで削っています。ここは窓から見えてしまいますので窓にかかってしまってはよくないのです。
自然な感じに収まれば良いですが・・・難しいですね。


こんな微調整が多いので時間がかかる訳ですね・・・
1台に1日掛かると言う事は5台作るのに後4日もかかってしまいます・・・ウ~ン難しいな~。

ダッシュボードの製作

2016-04-27 22:54:25 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は連休の2日目ですが朝も少し遅めの起床
知人の娘さんがケーキ屋さんを開店されるので大安の本日お祝いをお届けしておきました。
今まで方々で修行をされたらしく待望のショップオープンという事でして元気で頑張って頂きたいと思います。
JR安来駅の中に有りますのでお立ち寄り頂けたらと思います。

買い物をして出勤しますとすでにお昼前になっていました、少し雨が降っていましたが「里芋」を植えておきました。
本来ならもう少し早く植えたかったのですが、この半月は忙しくてとてもそんな事をやっていられなかったのです。

さて本日の最初の仕事は117クーペの製作ファイルの整理でした。
昨日書いた最後のブログを印刷してファイルに入れて背表紙を印刷し・・・

完成しますとこんな感じになります。
メイクアップ経由で製作のご依頼を頂いたY様は確かブログをご覧になっていなかったはずなのでブログの117Coupeのカテゴリーを全て印刷してファイルに綴じ込んでお送りしています。
喜んで頂ければ良いですね。

そして本日、私もベストカーを買いました。
中身は差し支えが有ると困りますので何も書きませんが・・・(笑)
楽しく拝読致しました。



製作の方は何を・・・
と思ったのですが、ず~っと気になっていた。
No.2のシャーシのバルクヘッドの寸法違いに気が付いていたのですがなかなか時間が無くて直せなかったのでバルクヘッドをカットします。
形状は良いのでコンパスを使ってケガキましてカットします。

シャーシにボディをかぶせた時に前後とも少しずつ持上がっていたんですね、どちらか片方なら大きく持上がったのですがたまたま前後がバランスしていたのでしょう、両方が少しずつだったので気が付かなかったのです。

今日はダッシュボードのパネルを作ろうと思うのですが先日大阪のさる方から頂いたブガッティの本を見ますとダッシュボードのパネルやメーター/スイッチの配置にはかなり種類が有る様ですね
下の画像の物はステアリングシャフトに何やらスイッチが付いています。
またワイパーにモーターが付いている様ですね。

コチラはパネルの形状がCMCの物と違いますね。
但しワイパーは初期の!?手動式
助手席の足元にはヒーターも付いています。
多分CMCはラルフローレンの車を取材して作られているはずだから基本的にCMCを参考にしておいた方が良いかもしれませんね。

真鍮板を切って準備をしましょう
板厚は0.5mmを使います。

一枚だけ希望の形状に削っておきまして重ねた真鍮板の上にハンダ付けします。
この後周りを削りまして同一形状のメーターパネルを作ります。
気が付かれたかもしれませんがこのメーターパネルを使うのは4台だけでは・・・?
と思われたかもしれませんが、1台増えてしまいました、ひょっとしたらこれは「ナンカゲツマチ』効果かな!?
もうこれ以上は無理ですよ(笑)

メーターパネルの上下関係がわからなくなると困りますのでステアリングシャフトの位置に1.0mmの穴をあけておきます。右ハンドルなのでこの穴が右側に来る様にします。

メーターパネルの余分なハンダを削り取りまして、このパネルの位置関係を決めましょう。
古ハガキを使ってステーを作りまして位置関係を見てみます。
バルクヘッドから6.0mm離れた物を出こんな感じになります・・・これですとボディを取り付けた場合にボディから離れてしまいますので4.0mmくらいが良いかと・・・
本来ですとダッシュボードはボディ側に付けておいた方が組み立ては楽なんですが・・・

ちなみに4.0mmで少し位置を下げますとこの位置関係になります。
このパネルの上側にもう一枚パネルが付きますのでこの位置が正解ですね。
2号車のご依頼を頂いた御客様から完成後にボディとシャーシを分離して楽しめる様にしてほしいとリクエストを頂いていますので全てその仕様にしておきましょう。

メーターパネルはこの状態では真っ直ぐに立っていますが
少し斜めになっているのが正しいですね・・・ステーを真鍮で作る時には斜めに付く様にしておこうと思います。

上側の斜めの板を真鍮板で作ってみました。
パネルも上側の幅の狭い板も実車は木製なので最終的にはハンダ付けして一体に塗装が出来る様にしておこうと思います。


ダッシュボードを作ったら次はストラトスに戻る予定です・・・ただ一日の作業時間が短いから結構時間がかかりそうですね。

いすゞ117Coupe完成

2016-04-26 23:12:41 | いすゞ117Coupe
今日は数日前にアバルトアセットコルサの車検が終わりましたとご連絡を頂いていましたので50kmほど離れた車屋さんに列車(ディーゼル気動車なので電車ではないですね・・・ここの部分が田舎を感じる所ですね)に乗って行って来ました。
駅のホームで待っていると上りの列車がホームに入って来ました、余りにも派手なラッピングだったのでついつい写真を撮ってみました。

帰りは車検が終わって初めてのドライブと言う事で少し山道を走って来ました。
時間短縮の為なら迷わず高速なんですが・・・楽しくないのでね。

117Coupeは昨日完成致しました。
展示ベースに止めてクリアーのカバーをかぶせて記念撮影致しました(笑)
4月6日から家内が入院してしまったので最終組み立てはかなり時間がかかってしまいました、こんなペースでは良く無いのはわかっているのですが、今は他の方法がない・・・。

再び展示ベースから外しまして完成写真を撮影致しました。
ここではあくまでも部分的な写真しか出しませんがいずれ近い内にギャラリーに完成画像を公開致します。

半分だけ開いたサイドウインドウから見えるメーターパネルは前世代的では有りますがなかなか心地良いコクピットだと思います。


そして完成間際になってから塗り直したフロントグリルの下側のボディカラーですがこの角度で見ますとやった甲斐があった様な気がしますね