Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日はF2007の予定だったですが・・・蕁麻疹が出まして休憩しています

2022-06-30 20:41:46 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰も暑かったですね〜。
屋外では35度くらいはあったのではないかと思います。

そんな中ですが畑のじゃがいも残っていた1/4を掘りました。
今日はあまりにも暑いからアクエリアスを買ってきて準備をしまして・・・
このところ連日屋外の作業をしていますから少しでも涼しい方が良いわけでしてファン付きのベストを着ての作業でした。
このベストは結構涼しく少々音がうるさいのは仕方がないかな〜と(笑)

ここまではいつものパターンだったんです・・・しかし!!
厨房係のために屋内に入って着替えをしたのですが・・・
その直後から腕に湿疹が・・・
最初は腕だけだったのですが足やお腹・脇など皮膚の弱いところにどんどん湿疹が出てきまして・・・
それでも痒いのを我慢して厨房係をこなします。
と言うのももうかかりつけの内科の病院はお昼の休憩時間ですから午後の診察時間でないと診てもらえないわけです。
私の想像では着替えたTシャツに毛虫の毛が付着していたか、蟻に刺されてい為にアレルギー反応が出たのではないかと・・・で身体中に蕁麻疹が出たんじゃないかな??
内科の先生に聞いても多分そうかも・・・ってい事で血液検査と注射をしてもらって帰りました。
それ以後も蕁麻疹は引いてきたり散発的に新しい部分が痒くなったりを繰り返しております。

まあこのところの疲れもあるのでしょうね(笑)

痒くて集中できないので今日は制作をお休みしました。
流石にこれは無理です・・・しかし痒くて仕事が出来ないって・・・初めてですね。

仕方がないので昨日最後の方で行っていた作業でまだご報告をしていなかった部分を更新しておきましょう。
ドアの内装です
塗り上がったので組み立ています。
元々は全部フラットブラックだったのですが、ところどころに赤い部分が入りますとなかなか感じが良いですね。

昨日塗ったエキゾーストもこの通り組み立てました。
一層実車に近くなった・・・と自画自賛ですね(笑)

他のお客様に頼まれたゴルフクラブのヘッドのショーケースです。
明日到着予定だったアクリルのカバーが本日届いちゃったんで夕方お客様に発送しておきました。

そしてモデルガレージロムさんからパーツのオーダーがあったのでそれも一緒に発送をしておきました。
自分の体の不具合でお客様に迷惑をかけるわけにはゆかないからです。

明日は多分良くなって普通に仕事ができる・・・と良いな〜(笑)

 


今日も812GTSをやっています(笑)

2022-06-29 20:33:39 | 1/18 Ferrari 812 GTS

今日の山陰もかなり暑いです。
午前中は既に暑い中ジャガイモを収穫していました。
残り1/4を残して暑さのためにギブアップです(笑)
その後・・・雀の餌(パンの耳ですね)を買いに地元のパン屋さんに行ってきました。
中庭で餌をやっています、街中の方ですと鳥に餌付けをしますと糞などでご近所に迷惑がかかりますが当地では広い中庭がありますから隣近所様にはご迷惑はかかっていないと思います!?
Cafeにいらっしゃったお客様には大変評判がよろしいようで雀のダンスを写真に撮られたり動画で撮影されたりと・・・当方の大事なスタッフですね〜私のお小遣いから給料を払っています(笑)
たまにメジロやイソヒヨドリなども来ますが皆仲良く餌をついばんでますね。

明日からは隣のギャラリーの展示が変わりますので今頃になって慌てて案内状を印刷しています(滝汗!)
イラレでデータを作りまして・・・

即印刷ですね〜。
今日中に印刷して投函したいですね・・・300枚もありますとなかなか印刷が終わらないのです。

今年は雨が少ないので朝は植物に水をやっていますが・・・
給水制限がかかったらちょっと厳しいですね。
井戸水でもあれば助かるのですが・・・水やりしていて気がつきましたグリーンカーテンの小玉スイカですがどうやら受粉をしたみたいで・・・実が大きくなってきました。
きちんと受粉しなかったものはこの時点で黄色く枯れて落果してしまうのです。

そう言えば・・・昨日ですが荷物が届きました。
そう!
泡の出る飲み物ですね(笑)
息子から少し遅れて父の日のプレゼントらしいです。

さて午後からは本業をスタートします
この数日は草刈りや収穫そして畑起こしなどの雑用がありまして本業の時間が不足気味ですので今日も812GTSを進めておきましょう。
少しずつですがダッシュボードの組み立てを始めます
昨日の最後の写真はダッシュボードのステッチが終わって上下のダッシュボードを接着したところまでだったかな?
今日はエアコンの吹き出し口を付けています。
この部分は一見何も加工されてないように見えますが・・・
ミニカーではエアコンの吹き出し口付近にはカーボンのパネルが付けられていますがお客さまの車にはありませんのでここも塗り直しておきます。
Ferrariのエンブレムも元に戻しまして・・・雰囲気が良くなってきましたね。

続いて昨日途中になってしまったセンターコンソールですが、昨日セミグロスブラックを塗って帰宅しましたので今日は塗装も乾いて触る事ができます。
縫い目の部分に赤いステッチのデカールが貼られていましたが凹んだ部分が有るのに上に貼っていますからシルバリングで見栄えが良くない・・・こんな場合はこのステッチの凹みの部分にエナメル塗料のレッドを筆塗りします。
少々はみ出しても気にしません・・・どうせ拭き取りますからね。

エナメル塗料が乾いたら綿棒にエナメルの溶剤をつけて拭き取ります。
穴の中に入った部分は綿棒では拭き取れませんのでステッチがくっきりと浮かび上がってきます。
デカール貼るよりこの方が簡単ですしシャープに見えますよね。

センターコンソールをシャーシに取り付けスイッチ類を取り付けました・・・
ついでにシートも戻してみて雰囲気を確認します。
お客さまの車に近づいてきましたね〜(笑)

続いてダッシュボードにステアリングハンドルを戻しましょう。
カーボン製のパドルスイッチも元に戻しておきましたよ、カーボン目がよく見えますね
多少回り道ではありましたがここがエッチングそのままで金属地がそのまま見えていましたから・・・せめてガンメタリックか何かで塗っておいてほしかったですね。
今回の場合はシフトのパドルスイッチですからお客様がいつも触られる部分になりますから実車との違いにはすぐに気が付かれたはずなんです。
ついでにステアリングホイールの上部にもカーボンデカールが貼られていましたのでこれもまた実車通りに塗装をしておきました。

続いてマフラーの出口の部分ですね
この車の場合ここがボディと別部品になっておりましてセミグロスブラックで塗り直すために外しております。
エッチング部品などを元に戻しております・・・がまだ終わっていません。

エキゾーストパイプは実車の場合こんな感じになっています。
ミニカーではアルミの挽物で作られていまして角がパキパキっと出ているものなんですね。
まあ模型的にはシャープな方がいいのですが・・・
今回はちょっと違うのです。

実車はこんな感じです。
マフラーエンドは意外と丸いですね。
しかも内側はシルバーなんですね。
昔の車は排気管の内側はフラットブラックに決まっていましたが・・・
最近の車は排気系に触媒がついていますし燃料噴射で燃料を厳しくコントロールしていますから排気管の中が黒くなることも少ないのでしょう。

エンドパイプの外側はガンメタリックで塗りました。
ミニカーではエンドパイプの外側はアルミ地のまま内側はフラットブラックに塗られているのです、それじゃあ余りにも実写と違いすぎですからね。
エンドパイプの内側は綿棒にシンナーを含ませたものを突っ込んで塗装を落としました。
外側は上に書いたようにガンメタリックに塗ったわけですね。

この部品を旋盤に咥えてマフラーエンドを丸く削りまして・・・
内側の奥の部分だけフラットブラックに塗りました。

内側の手前側はアルミ地のまま残して・・・と言う加工をしてみました。
奥の部分だけは穴が空いているように見えないと困りますからね。

さてここで今日も時間となりました。
明日はどんな1日になるのかな〜!?
良い1日になると良いですね〜〜。


熱中症・・・まだ倒れてませんよ(笑)

2022-06-28 21:25:28 | 1/18 Ferrari 812 GTS

今実の山陰もカンカン照りで・・・暑い一日でしたよ。
こんな暑い日に隣の畑を草刈りです。
普通の方にはかなり暑い日ですが・・・毎日畑に出ている私には時々涼しい風が吹きまして
そんなに苦痛ではないのですが・・・慣れとは恐ろしいかも(笑)
まあ草刈りをしていても普通でした・・・気温は36度くらいあったかも知れませんがね。
隣の畑のおじさんの妹さん(だったらしい)がたまたま墓参りにいらしてまして私が草刈をしているのを見かけられたらしく・・・。
休憩をしてこれ飲んでくださいってスポーツドリンクやコーヒーをわざわざ買って来て下さいました。
もちろんこちらがかってにしている事なので気遣いは無用にとお願いしておきました。
隣のK脇さんの奥さんが見かねて刈った草を掃除に出てくださいましたのでこちらの飲み物はお譲りしておきました。
私はスポーツドリンクを別途3本も準備していたので大丈夫だったんです。
私にお付き合いいただき熱中症にでもなられたらそれこそお詫びのしようがありませんからね。
畑の管理は生前に大変お世話になっておりますからその約束はオジサンが亡くなられても続行中ということで・・・ね。
これだけの畑を草を刈ってから隣のおじさんの耕運機で起こしています。
「時々エンジンをかけておいてね」と言われていたのとこの時期の草は結構根が深いのでこのタイプの耕運機が深く起こせるから出動になりました。
古いけど調子はいいですね。

まあ遺族の方から辞めてくれと言われればしませんが今のところ良い関係を築けていると感じておりますからそのまま続行です。
まあ私もおじさんにご迷惑をかけていたかも知れません(おじさんは無口だったからね我慢していらっしゃったかも知れません)何しろ街中で生まれて畑などした事が無かったんですから田舎の作法などとは全く無縁だったんです。
今はどうかわからないですけどこれもまた「思いやりの連鎖」になってくれれば少し嬉しいかな〜。

さてさて、少しの時間でも本業を進めますよ。

まだ手付かずの812GTSのセンターコンソールですが、ミニカーはこんな感じになっています。
多分オプションのカーボンパネルを配置してありまして、その脇には赤いステッチがデカールで入っています。

しかしながら・・・ステッチはモールドに凹モールドで入っていましてその上にステッチを印刷したデカールを貼られていますからその下はシルバリングを起こしていまして見た目は非常に不細工です。

デカールを貼るなら下地はモールドをせず平面にしていただきたいですね。

仕方がないのでこのデカールを全て剥がしましょう。
と言ってもシンナーにドブ漬けするのではなく綿棒にクレオスのシンナーを含ませた物で拭いてゆきます。

そしてステアリングですが・・・下の部分は全車種カーボン製なのですが上側はお客様の車ではセミグロスブラックなんですよね。
上側だけをクレオスのシンナーで拭き取りましてカーボン仕様から普通の仕様に戻します。

続いて・・・
パドルシフトのレバーですがこちらはミニカーでは金属板で作られていますが、実車ではカーボンなんですね。
仕方がないので分解してカーボンデカールを貼ってカーボン仕様にしましょう。

そして少しづつではありますが組み立てに入ります
まずはシートですね。
フラットクリアーを塗ったシートですが・・・いかがでしょう?
感じはよろしいかと思いますが。

そしてダッシュボードも組み立てを開始します。
感じは良いような気がしますが・・・。

さて本日の作業はここで終わりです。
時間が短かったんで少々少ない内容ですが・・・。


シートがほぼ完成ですね

2022-06-27 20:47:29 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰も晴れ時々曇りの天気でした。
大変蒸し暑いのはまあいつもの通りです。

私のアトリエは大きな窓がありましてここから空の様子が見えるのですが白い雲黒い雲そして青い空を見ますと何だか落ち着きますね。
思わず深呼吸をしたくなります。

午前中は近くのスーパーに買い物に行ってきました。
いつも行くスーパーでは無いものがありまして・・・夜に行った時には無くなっているのかも知れないので偵察に行ってきました。
やっぱり無かったですね・・・何を探していたのかと言いますと「赤い紫蘇」なんですよ。
ご近所の一人暮らしの女性の方から家内が相談をいただきまして探してみたら・・・どこにも売ってないのです。
確かに赤い紫蘇は梅干しを漬ける時に使いますが最近は梅を漬けられる方も少なくなってきていますので売ってないんでしょうね。

そして厨房係です。
今日も平日という割には忙しかったですね・・・何ででしょうね?

そして午後からは普通通り(ちょっと遅めに)本業を開始しします。

今日は812GTSですね
シートの制作の続きからです。
シートはベース色の赤を塗っていますがここから塗り分けがあるのです。
と言っても複雑な面の塗り分けなのでここはデカールをカットして貼りました。

続いて鉛の板を圧延しました、ロールというローラーのような器具を持っていますのでそれを使って薄く伸ばします。

この鉛の板ですが鉛自体も重いので指で摘んで持ち上げようとしますとこんな感じで曲がってしまいます。
厚みはかなり薄いですね。

何に使うのかと言いますとシートの中央に黒いレザーのラインが入っていましてレザーなのである程度の厚みがあるのです。
まあ厚みというか存在感ですかね・・・。
結構あるんですよね、別物感が。

鉛板をグロスブラックに塗りますがその前に幅が1.8mmほどにカットします。
そしてシートに接着します。
接着はゴム系の接着剤です・・・シートの微妙な面に密着させないといけないので鉛板を使った訳ですね。
そして赤いステッチをデカールで入れました。
このステッチですが両側にありますが片側ずつ作業をしないと水の表面張力で寄ってしまいます。
少し中性洗剤を入れた水を使えば大丈夫だったかも知れませんが・・・とりあえず片側ずつ作業をします。
ヘッドレストの部分には黒い跳ね馬の刺繍が入れられていますのでPCデカールを作って貼っておきました。

ステッチに使ったのは以前作ったPCデカールの縫い目のデカールです。
もう使うこともないと思っていましたが・・・出番がありましたね。

他にもダッシュボードの一部に赤いステッチが入れられています。
省略した方が良いのかも知れませんが・・・出来るのであれば入れた方が良いのです。
一応ここにも鉛のシートを貼り付けてステッチのデカールを貼っておきました。
・・・ちなみに鉛のシートはグロスブラックを塗っていますがこれは質感の問題ではなくデカールが貼りやすいようにグロスにしております。

最初に貼った片側のステッチのデカールが乾きましたのでもう一方のステッチを貼りました。
時間はかかりますが乾いてからの方がデカールが動かないので作業性が良いですね。

艶消しのクリアーを塗ってみました。
このラッカー塗料はデカールの密着を促進して後で剥げてしまうのを防止するのです。
塗ったばかりなのでまだ艶がありますが乾くと艶消しになるはずです。

ダッシュボードの部分ですがステッチを貼りかけています。
まだ全部終わった訳ではありませんがちょっと複雑な形状なので四苦八苦しています(笑)

明日から2日間は定休日ですが隣の畑の草刈りと畑おこしの予定です。
多分本業の時間は短いかも知れないので812GTSを続投しましょう。

まあ熱中症で倒れなければですが・・・(笑)

 


3日目のヒノサムライです

2022-06-26 20:11:17 | Hino Samurai

本日の山陰も暑い1日でした。
天気予報では最高気温は34度らしいのですが・・・
とにかく蒸し暑かったですね。

畑には十分に水分がありますので水やりはしていません・・・
こんな日は早めに本業を進めようかと思うのですが雑用も山のようにありますから(笑)
雑用第一弾です。
ガレージの中の段ボールを片付けます。
最近スーパーに買い物に行きますと買った商品を入れて帰られる様に空になった商品の段ボールが置いてあるのです。当方も当然エコバッグは持ってゆきますが業務用食材を買いに行きますとエコバッグでは収まらずこの段ボールを頂いて帰ります。
そうしますと段ボール箱が溜まってくるのです。
この段ボールはどうするのかと言いますとリサイクル業者が置いているリサイクルステーションに持っていってポイントと交換してもらって500ポイントで500円分のQUOカードと交換してくれます。
今日このステーションに持ち込んだのですが、溜まった段ボールの回収のためにゴミ収集車が来ていましてすぐ後ろに軽トラックを止めて待っていました。
通常なら2人くらいでやっているのですがしばらく見ていましたが1人なんですね。
車の中で待っていても時間がかかりそうなので外に出て「積み込みを手伝おうか?」って言いました。
ゴミ収集車の中に段ボールを投げ込むのは思ったよりも面白いですが重労働でしたね(笑)
終わってからその回収係のお兄さん(私よりも少し若そうだった)がポツッと一言。
「もうこの仕事を3年していますが、手伝ってくれるお客さんは貴方が最初だった」と・・・
皆んな車の中でエアコンつけて待っているのです・・・中には早くしろと小言を言われることもあるのかもしれませんね。
気がつくと私の車の後ろには2〜3台の車が待っていました。

ゴミの回収車が避けてくれて私がトラックを前に進めてカードを機械に読み込ませて振り返ると私の次に待っていた軽自動車の女性(歳は私よりも少し上かな!?)が「お手伝いしましょう」って手伝ってくださいました。
私が驚いた顔をしていますと「貴方はゴミ収集車に段ボールを載せるを手伝っていましたよね」って・・・
シャツの色が同じような色だったので回収業者の一人だったと思っていたらしく・・・
軽トラックを動かして段ボールを下ろそうとしていたので業者じゃないと気がつかれた模様です(笑)
そして次に待っていた人の段ボールも皆んなで下ろしました。
もちろん回収業者のお兄さんも全員で手伝ってね・・・

まさに「思いやりの連鎖」でした。
今日は朝から何となく良いスタートが切れたような気がしますね〜。

さて本業ですね昨日の続きでヒノサムライを進めましょう。
エンジンルームの中のフレームを作っているのですが頭の中で考えた事を区切りの部分まで進めておかないと何となく落ち着かなくてね・・・他の作品をお待ちのお客様もう少し待ってやってください。

今日はエンジンのサイドの上側のフレームからですねリアのバルクヘッドは1.0mmの穴を開けて中央のバルクヘッドまで通します。
これを付けてしまうのは簡単なんですがこの後の組み立てや塗装を考えながら進めておかないといけないのです。
作ったのは良いけど後でエンジンが入らないとかありますと最悪ですからね(笑)

左右のフレームがつきました。
リアのバルクヘッド側はハンダ付け、コクピット側のバルクヘッドは差し込んだだけです。

続いて左右の上下2本のフレームにトラスをつけます。
この部分は実車のフレームの画像があります

なので、そこから構造を想像して作ってゆきます。
ハンダが流れるほどコテを当てますとリアのバルクヘッドが溶けてしまうので注意しなければなりません、ここだけはホワイトメタルですし・・・なんせ細いので熱が回りやすいのです。
きちんと付いていればダンゴになったハンダは後で削れば良いのです。

続いて・・・こちらです。
また真鍮パイプと真鍮線で部品を作っています。
この部品はエンジンフードを下側で支えるステーなんですね。
キットでは細いエッチングと真鍮パイプを組み合わせて作るようになっていますが下の写真のパイプの部分はエッチングで断面形状が四角になってしまうのです。でも実車はパイプなんです。
この部分の写真は24日にブログにアップロードしたエンジンルームの写真に少し映り込んでいます。

ステーをエンジンルームのパイプフレームにハンダ付けしました。
この部分は強度が必要なので接着ではなくハンダ付けですね。
しかも塗装を考えてエンジンルームのフレームと一体で外すこともできます。

これで何とかエンジンの下の方は地面が見えるようになりました。
なぜこの部分のこんなにこだわるのか・・・もう一つの理由をお教えしましょう。
この車の制作のご依頼を頂いたのはもう随分前になります。
どの様に実車を再現するのが良いのか自分なりに考えました。
実車はカーグラフィックの1964年7月号を読む限りですがエンジンはヒノコンテッサの1300ccでヒノのスポーツキットを使っただけ、ヒノのツインカムヘッドもあったけど耐久性を考えてOHVのままとされたらしい。
そして富士スピードウェイに持ち込んで5ラップしたところ例の30度バンクでオイルの片寄りからコンロッドベアリングを破損してしまった。
なのでオイルの片寄り対策からオイルパンをヒノブリスカ(当時のヒノの商用車でエンジンはコンテッサと共用なのです)の深かいオイルパンに交換した為に最低地上高が8cmとなりレース前の車検にパス出来なかったと言うのは皆さんご存知だろうと思います。
モデルカーを作るに当たってこの低くなってしまったオイルパンも作るべきだろうと考えた次第です。
覗き込んでみないと見えないオイルパンですがその為にはエンジンが板の上に乗っているような形状ですとちょっとイメージが違うな〜と言う事でここの部分は出来るだけ(強度も絡んでくる部分なので)シースルーにしたかったんです。

ボディの中にフレームを収めてみました。
雰囲気を確認ですね・・・
このフレームですがこれから先アチコチに見えますから・・・随分苦労させられるかもしれませんね。

さて明日は今週の最終日・・・812GTSを進めます。
ピッチを上げてゆかなければなりませんが・・・
粗末なことは出来ませんからね。

楽しくも頑張らなければなりません(笑)