本日の山陰は朝の内は曇り時々雨、強くは降ってないですが・・・細かな雨が降ったり止んだり・・・。
でお昼頃だったかな!?雪が混じりまして冷たくベトベトの雪でした。
ちょうど郵便局に行く用事がありましたので外出しましたがダウンが濡れてしまいました。
もっと寒くて粉雪の様な感じならダウンも濡れないのですが・・・気温が高めなんですね。
で夕方からは晴れて青い空が見えていましたよ。
何て移り変わりの激しい天気なのでしょうね。
そうそう1/12ワタナベホイールを再販します。
予定は2月中旬くらいでしょうか・・・
詳しくはこちらの「Studio_Rossoの新入荷商品のお知らせ」をご覧下さい。
ご予約も承っております。
昨日の事でしたが・・・厨房係で超忙しい時間帯に郵便局さんが何やら荷物を運んで来て下さいました。
家内が対応しましたが着払で9800円らしいよと・・・言ってきましたので財布を渡して受け取ってもらいました。
荷物を見てびっくりです・・・一昨日だったと思いますがモデルアート111からの荷物が国内に入ったらしい事は知っていましたが、もう届いちゃったんですね。
本業に入る前に早速開封して確認です。
税金やら何やらの請求書類です・・・いつも金額が微妙に違う様な気がするのは私だけでしょうか?
何も支払いが無い時も有りますしね〜一体どうなっているのでしょう??
今回は少なめの入荷です、と言うのも追加分なので・・・。
既にご予約を頂いている方には明日発送致します。
さて本業を進めましょうね・・・明日からお休みなんですが、今日も手抜きはしません(笑)
シンナー風呂に浸けられてスッキリと塗料が剥離してしまったイグニッションモデルのケンメリスカイライン2000GT-Xです。
クレオスのシンナーでもこれだけ綺麗に剥離出来ます、しかもアルコールよりも早いです。
レジンの傷みも有りません(いつもそうとは限りませんが)
スカイライン1800GLをご注文頂いたお客様は同時に当時のカタログを送って頂いております。
当時は4気筒モデル専用のカタログが有ったんですね。
しかも4種類もカタログが存在すると言う事は小さなマイナーチェンジを繰り返したんですね。
カタログが残っているのが凄いですね〜。
ホイールベースを調べます。
4気筒モデルは6気筒モデルと比較してホイールベースが短いのです。
2515mmですから1/43に換算しますと約58.5mmになります。
何所を切れば良いのか・・・何所でも勝手に切れば良いと言う物では有りません。
ステンレス物差しで寸法をあたりますと・・・2.7mm程ホイールベースを短縮する必要が有ります。
但し、先ほども書きましたが何所を切っても良いと言う事では有りません。
実車は4枚のドアは6気筒モデルも4気筒モデルも変わらないのです・・・と言う事はFフェンダーの後の部分を2.7mm短縮したい訳なのですが・・・ここを上まで2.7mm幅でカットしますとボンネットの後側に有るモールドやフロントガラスの前側のスリット等モールドを復活させるのにはちょっと荷が重い部分が無くなってしまうのです。
そこで、下側はフェンダーアーチの後側の部分を2.7mm幅でフライスで切ります。
そして上側はフェンダーアーチの上側を2.7mmフライスで削って間を糸鋸を使ってカットする事に致しました。
文章ではよくわからないかもしれませんので取り敢えずやってみます。
その前に・・・
フライスにレジンのボディを固定しなければなりませんが・・・レジンは柔らかいのでバイスで固定しても変形してズレてしまう事が有ります・・・そうなりますと正確な作業が不可能になってしまいます。
バイスに固定した時にボディが変形しない様に内側に支えの棒を入れておきます。
前後に一本ずつ入れておきますとバイスで挟んでもきちんと固定する事が出来ます。
一工夫ですが・・・以前にフライスで同じ様な加工をしてボディが動いてしまって壊してしまいましたからね〜。
その時はもう一個買ってそれを使いました・・・つまり弁償したと言う事かな(笑)
Fフェンダーアーチの後側を削っています・・・。
ここで気をつけなければならないのはエンドミルの長さです。
希望の深さの部分まで届く長さが必要ですよ。
細いエンドミルでは長さが短い物が多いですからね。
下側の加工を終わりました・・・
黒く線が入っている様に見える部分が削った部分ですね。
このまま上まで切れれば楽なのですが・・・上側にはスリットが有りますからね・・・これを壊しますと修復は困難な物になりますね。
ボンネットの上側の形状は6気筒モデルと4気筒では形状が違いますから余り心配する必要は有りませんが・・・
下の切り込みの部分と少し離しておいた方が接着面が余分に取れます・・・つまり少しは強度が出ると言う事だと思います。
今度は上側のカットをしましょう・・・
ボンネットの部分のモールドは・・・目をつぶります(笑)
深さは下の切れ込みの部分までとしています・・・と言うか下の切れ込みを入れた時に上から切り込んだ時にホイールアーチのオーバーフェンダー部分に当たらない様な高さを選んでいます。
オーバーフェンダー形状の部分まで削ってしまうと後の修復が少々面倒になるからですね。
続いて糸鋸で切れ込み同士貫通する様に水平にカットしてゆきましょう。
なるべく真っすぐ切る事が必要ですね。
やっと切断出来ました
あ〜もう元には戻れません・・・前に進むだけとも言います(汗!)
ボディをカットする作業は心臓に悪いですね〜何度やっても慣れません・・・ポロッと落ちた時にドキッとするのです。
まあミニカー(確か1万円以上で買った)がただのゴミになるかもしれない・・・その一瞬ですからね。
僕は貧乏人なのでこんな部分で動揺するのです(笑)
糸鋸でカットした面はやはり少しガタガタです。
もう一度フライスをかけて面を綺麗にします。
この場合高さが足らなくなりますが、綺麗で平行な面に合わせる事が肝心ですね。
面を綺麗にしますとこんな感じです・・・
側面に長四角な穴が空いているのは糸鋸で切った時に無くなった刃の厚さ分とフライスで上下の面を綺麗に仕上げた時に削った厚みです。
約1mmですがこの間はプラ板を挟んで接着します、そのプラ板の厚みでノーズの高さを調整します。
さすがに安物のフライス(頂き物でした・・・失礼)ですがこの部分は綺麗に削れますね。
指で支えてやるだけでも継ぎ目はほとんど見えません。
私の腕が良いからでは無くフライスのお陰ですね。
ノーズを接着しました・・・
上下のスペーサーは1.0mmのプラ板です。
この辺りの寸法も予定通りですね。
この長方形の穴はポリパテで埋める事になります。
早速ポリパテを盛りました。
横から見ますと完全にショートホイールベースのケンメリですね〜!
作業が思った通りに進みますとなんか嬉しいです!!
明日は488ピスタですね、もう少し進めないと見積もりが書けない事が発覚しました・・・。
明日から2月ですね・・・もう2月か〜!!
楽しい事をしていると時間の経過が早い様な気がするのは私だけかな〜!!??