Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディをカットしてつなげました

2022-01-31 19:47:28 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は朝の内は曇り時々雨、強くは降ってないですが・・・細かな雨が降ったり止んだり・・・。
でお昼頃だったかな!?雪が混じりまして冷たくベトベトの雪でした。
ちょうど郵便局に行く用事がありましたので外出しましたがダウンが濡れてしまいました。
もっと寒くて粉雪の様な感じならダウンも濡れないのですが・・・気温が高めなんですね。
で夕方からは晴れて青い空が見えていましたよ。
何て移り変わりの激しい天気なのでしょうね。

そうそう1/12ワタナベホイールを再販します。
予定は2月中旬くらいでしょうか・・・
詳しくはこちらのStudio_Rossoの新入荷商品のお知らせをご覧下さい。
ご予約も承っております。

昨日の事でしたが・・・厨房係で超忙しい時間帯に郵便局さんが何やら荷物を運んで来て下さいました。
家内が対応しましたが着払で9800円らしいよと・・・言ってきましたので財布を渡して受け取ってもらいました。
荷物を見てびっくりです・・・一昨日だったと思いますがモデルアート111からの荷物が国内に入ったらしい事は知っていましたが、もう届いちゃったんですね。

本業に入る前に早速開封して確認です。
税金やら何やらの請求書類です・・・いつも金額が微妙に違う様な気がするのは私だけでしょうか?
何も支払いが無い時も有りますしね〜一体どうなっているのでしょう??

今回は少なめの入荷です、と言うのも追加分なので・・・。

既にご予約を頂いている方には明日発送致します。

さて本業を進めましょうね・・・明日からお休みなんですが、今日も手抜きはしません(笑)
シンナー風呂に浸けられてスッキリと塗料が剥離してしまったイグニッションモデルのケンメリスカイライン2000GT-Xです。
クレオスのシンナーでもこれだけ綺麗に剥離出来ます、しかもアルコールよりも早いです。
レジンの傷みも有りません(いつもそうとは限りませんが)

スカイライン1800GLをご注文頂いたお客様は同時に当時のカタログを送って頂いております。
当時は4気筒モデル専用のカタログが有ったんですね。
しかも4種類もカタログが存在すると言う事は小さなマイナーチェンジを繰り返したんですね。

カタログが残っているのが凄いですね〜。

ホイールベースを調べます。
4気筒モデルは6気筒モデルと比較してホイールベースが短いのです。

2515mmですから1/43に換算しますと約58.5mmになります。
何所を切れば良いのか・・・何所でも勝手に切れば良いと言う物では有りません。

ステンレス物差しで寸法をあたりますと・・・2.7mm程ホイールベースを短縮する必要が有ります。
但し、先ほども書きましたが何所を切っても良いと言う事では有りません。
実車は4枚のドアは6気筒モデルも4気筒モデルも変わらないのです・・・と言う事はFフェンダーの後の部分を2.7mm短縮したい訳なのですが・・・ここを上まで2.7mm幅でカットしますとボンネットの後側に有るモールドやフロントガラスの前側のスリット等モールドを復活させるのにはちょっと荷が重い部分が無くなってしまうのです。
そこで、下側はフェンダーアーチの後側の部分を2.7mm幅でフライスで切ります。
そして上側はフェンダーアーチの上側を2.7mmフライスで削って間を糸鋸を使ってカットする事に致しました。
文章ではよくわからないかもしれませんので取り敢えずやってみます。

その前に・・・
フライスにレジンのボディを固定しなければなりませんが・・・レジンは柔らかいのでバイスで固定しても変形してズレてしまう事が有ります・・・そうなりますと正確な作業が不可能になってしまいます。
バイスに固定した時にボディが変形しない様に内側に支えの棒を入れておきます。

前後に一本ずつ入れておきますとバイスで挟んでもきちんと固定する事が出来ます。
一工夫ですが・・・以前にフライスで同じ様な加工をしてボディが動いてしまって壊してしまいましたからね〜。
その時はもう一個買ってそれを使いました・・・つまり弁償したと言う事かな(笑)

Fフェンダーアーチの後側を削っています・・・。
ここで気をつけなければならないのはエンドミルの長さです。
希望の深さの部分まで届く長さが必要ですよ。
細いエンドミルでは長さが短い物が多いですからね。

下側の加工を終わりました・・・
黒く線が入っている様に見える部分が削った部分ですね。
このまま上まで切れれば楽なのですが・・・上側にはスリットが有りますからね・・・これを壊しますと修復は困難な物になりますね。

ボンネットの上側の形状は6気筒モデルと4気筒では形状が違いますから余り心配する必要は有りませんが・・・
下の切り込みの部分と少し離しておいた方が接着面が余分に取れます・・・つまり少しは強度が出ると言う事だと思います。

今度は上側のカットをしましょう・・・
ボンネットの部分のモールドは・・・目をつぶります(笑)

深さは下の切れ込みの部分までとしています・・・と言うか下の切れ込みを入れた時に上から切り込んだ時にホイールアーチのオーバーフェンダー部分に当たらない様な高さを選んでいます。
オーバーフェンダー形状の部分まで削ってしまうと後の修復が少々面倒になるからですね。

続いて糸鋸で切れ込み同士貫通する様に水平にカットしてゆきましょう。
なるべく真っすぐ切る事が必要ですね。

やっと切断出来ました
あ〜もう元には戻れません・・・前に進むだけとも言います(汗!)

ボディをカットする作業は心臓に悪いですね〜何度やっても慣れません・・・ポロッと落ちた時にドキッとするのです。
まあミニカー(確か1万円以上で買った)がただのゴミになるかもしれない・・・その一瞬ですからね。
僕は貧乏人なのでこんな部分で動揺するのです(笑)

糸鋸でカットした面はやはり少しガタガタです。
もう一度フライスをかけて面を綺麗にします。
この場合高さが足らなくなりますが、綺麗で平行な面に合わせる事が肝心ですね。

面を綺麗にしますとこんな感じです・・・
側面に長四角な穴が空いているのは糸鋸で切った時に無くなった刃の厚さ分とフライスで上下の面を綺麗に仕上げた時に削った厚みです。
約1mmですがこの間はプラ板を挟んで接着します、そのプラ板の厚みでノーズの高さを調整します。

さすがに安物のフライス(頂き物でした・・・失礼)ですがこの部分は綺麗に削れますね。
指で支えてやるだけでも継ぎ目はほとんど見えません。
私の腕が良いからでは無くフライスのお陰ですね。

ノーズを接着しました・・・
上下のスペーサーは1.0mmのプラ板です。
この辺りの寸法も予定通りですね。
この長方形の穴はポリパテで埋める事になります。

早速ポリパテを盛りました。
横から見ますと完全にショートホイールベースのケンメリですね〜!
作業が思った通りに進みますとなんか嬉しいです!!

明日は488ピスタですね、もう少し進めないと見積もりが書けない事が発覚しました・・・。
明日から2月ですね・・・もう2月か〜!!
楽しい事をしていると時間の経過が早い様な気がするのは私だけかな〜!!??


後部フレームの作り直しをしました

2022-01-30 20:37:56 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は朝の内は曇りでしたが午前10時位からは雨が降って来ました。
気温はそれほど下がっていないので雪ではなく雨でした・・・こんな中・・・自宅にスマホを忘れて来てしまいまして。
家内には呆れられるし仕事上スマホが無いと写真が撮れないので・・・時間が無駄になりますが往復30分程かけて取りに帰って来ました。ついでに自宅のストーブ用の灯油が無くなったのでポリタンクを積んで来ていましたのでスマホを取りに帰るついでに灯油も買って自宅に持ち帰っておきましたので全部無駄な仕事だった訳では有りません。

で・・・厨房係までの時間は再びガレージの片付けです。
今日は少しストーブ用の薪を片付けました。
片付け・・・まだまだ有るんですよね〜(笑)

さて、昨日のデカールを剥がす記事で、早速反応がありました。
東京のお客様ですがBBRの1/43ミニカーのラインを剥がすことは出来ますか?とお問い合わせをいただきました。
反応があるって楽しいですよね(笑)
もちろん出来ますよってお答えをしておきました。
ミニカーの発送・・・楽しみにしております。

さて午後からは本業です。
今日は予定通りゴールデンアローですね。
リアの燃料タンクの部分ですがフレームの配置を少し変えましてタンクをフレームの下に抜き出せる様に致しましたそして前側にも少し伸ばしましてシートサイドの2本のプロペラシャフトのカバーの下側に入り込んでゆく様にしてみました。
如何にも前の方につながっている様に見せるか・・・と言う事になります。
左右にも少し伸ばして自然な感じに見える様にしておきましょう。

重量配分の問題でフレームの前側が持ち上がってしまいましてアルミのカバーを押し上げてしまっていますが・・・、フレームが水平になりますとアルミのカバーには干渉しなくなりますので大丈夫でしょう。

フレームだけを取付けますとこんな感じになります
このコクピットの周囲のカバーを脱着式にする場合にはやはりフレームの再現は必須でしょうね。
透し図の様にフレームレスになっていますとタンクとか色々な部品を支えられませんし不自然に見えて来ますよね。

アルミのカバーも微調整しましてフレームも収まった・・・
シートは付いていませんがこの部分だけ見ても自然に収まっている様に感じますね。
多分ですが・・・シートとガソリンタンクの有る部分の間には隔壁が必要なんじゃないかと思いますが・・・何所にもその証拠写真が無いのです。
案外、シートのすぐ後の部分と一体になっていたのかもしれませんね。

燃料タンクの問題も解決した(させた!?・・・笑)のでタンクの加工を進めます。
タンクには必ず給油口が有るのです・・・
ベースになったウェスタンモデルのモデルには給油口がどこにも無いのですよね。
実車の写真を見ますとドライバーの後の高い場所に穴が有りましてその奥に蓋が見えます。
・・・しかしレコードカーなのにこの給油口の付く部分には空力的に考えるとボディと一体になる様な蓋位は有っても良さそうなのにただ穴が空いているだけなんですね〜。
これだけ空力を意識したボディデザインなのにね。

タンクの前側の部分に給油口を取付ける為の穴を開けておきましょう。

ついでにタンクの後側のフレームにU字型の部品が取付けられていますが・・・これわかりますか?
このゴールデンアローですがボディを支えるフレームの一部に木骨が使われているのです。
こんな(当時の)最先端の車のボディに『木』ですよ(笑)
せっかくなのでこの木も取付けておこうと思いましてねステーを付けておいたと言う訳

U字型のステーと燃料タンクに開けた給油口の穴・・・この角度からだと良く見えますかね・・・ちょっとピンボケですが。

この後ボディの中身を一旦全部外しましてボディの外側にパテを盛っています。
微妙なボディの歪みをこれで修正致します。
パテに硬化剤を混ぜてから盛り付けまでに時間がかかってしまいましてちょっと固まり加減になってしまいました。

パテが完全に硬化するまでにナイフでカットラインを入れて外せるカウルは全部外します。
何故かと言いますと取れなくなっちゃうんです。
カウルを外したまま硬化させて合わせの部分を削ってボディに乗せて削ります。

パテを盛ったら硬化するまで触れませんのでここで本日の制作終了ですね。
明日はスカイライン1800のご紹介を致します。


センターラインを除去しました

2022-01-29 21:17:40 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は曇時々晴れの天気でした。
アトリエのある場所ではほんの少し雨がパラつきまして・・・あ〜また雨かよ〜!!と思ったのですが幸いな事に道路が濡れる程では無くて果たして雨と言える様な物だったのかどうかね〜。

出勤してすぐに行なったのはタマネギの肥料ですね。
普通は1月20日頃に行なうのですが、作業が少し遅れていますね。
そして今日も少しだけガレージの片付けです。
昨日の事ですが同級生のK下君が現地確認に来てくれました。
いよいよガレージ母屋の床上げが始まりそうですね。
浸水を気にせずにガレージライフを満喫出来たら良いのですが・・・(笑)

お昼は相変わらず厨房係です・・・
そんなに忙しくはないのですが、それでも家内一人では無理なんでね、黙って手伝います。

午後からは本業ですね。
今日は早くもS木さんの仕事の締め切り日でして・・・少々慌てながらも進めます。
完成はまだですが先にS木さんに「午後なら部品の塗装を完了と連絡しておきました」まあ引き取りに来られるS木さんにも色々スケジュールは有りますから・・・予定を先に伝えてスケジュールに入れてもらっておいてから、期待に答えられる様に仕事をしておきます。

で本当は ゴールデンアローに戻る所なのですが488の方をもう少し進めておかないと見積もりが出来ないのです。
と言う事で・・・もうちょっと488にお付き合い下さい、実はここからが大事な所なのです・・・何故かって?
『ご覧になればわかります』(笑)

488は昨日途中まで分解致しました。
ウインドウや内装まで分解したのはこの後の事が有るからなのです・・・
このモデルでは屋根の上には中央にラインが入っています、BBRのモデルではボディカラーの上にデカールのラインを貼ってそのままである事が多いのです。
一方お客様のお車は488ピスタピロティもボディのベースカラーはレッドでしてセンターには専用のラインが入っているのです。
ベースカラーが同じなら今のボディカラーをそのまま生かす方法は無いのか!?
それならお客様の方もご負担が少なくて済みますし私も余分な作業をしなくても済む、しかもボディのレジンの傷みも少なくて済む訳でして・・・メリットは有ってもデメリットは無いのです。
BBRの場合ボディカラーの上にデカールを貼ってクリアーコートは無いと書きました。
そこでデカールをクレオスのシンナーで拭き取ってみました。
ウレタンクリアーの場合クレオスのシンナーが付いても長時間浸からなければシワシワになって剥離してしまう事は有りません・・・下の写真の様にデカールが溶けて除去する事が出来ました。

お客様の仕様ではこのリアウイングの下の部分もラインが入っていますのでこのスポイラー部分も取り外しが必要ですね。
考えながらなので・・・なかなか進みません(笑)

リアスポイラーの部分も」この様に外しました
なるほど〜!!
なかなか複雑な造形ですね。

ボンネットからルーフそしてリアスポイラーの部分まで全てのラインデカールを除去しました。
これが出来れば見積もりが出来ますね。
これが出来るか出来ないかで制作料が25%位変わって来ますからね・・・
だって剥がして下地を整えて塗り直す事が必要に無って来ますからそれ位は変わってくると思うのです。
お客様からやってない作業の分を余分に頂く訳にもゆきませんからね・・・・。
もしも、自分が塗り替えたほうが絶対に良い作品が出来るとしたら全て剥がしてやり直しますが・・・微妙な判断なのです。

次はS木さんのお仕事です。
今週土曜日には仕上げますよって言っておいたので・・・
エキゾーストの塗り替え以外にもナンバープレートもご依頼をいただいておりますのでデータを作ってデカールを印刷します。

デカールを貼ってラッカークリアーをパラ吹きして定着させてからウレタンクリアーでコーティングですね。

乾燥機で午前中のうちに硬化させました。

肝心のエキゾーストの方もメッキ調塗料を塗ってからウレタンクリアーでコーティング。
そして焼け色を塗って・・・溶接部分を剥がして完成ですね。

午後からはS木さんが引き取りに来られましたので本日のミッション完了ですね。


488ピスタの分解を始めました

2022-01-28 21:02:51 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰も比較的穏やかで暖かかったですね。
お昼頃には雨が降る様な天気予報も出ていましたが・・・大丈夫でした。

今日は出勤してからすぐにやったのは・・・ガレージの鉄くずをスクラップ屋さんに運ぶ事です。
動かなくなった農機具や昔の車の部品やら・・・ありとあらゆる金属を軽トラックに乗せて運びました。
義理の妹が教えてくれたのですが・・・そのスクラップ屋さんは一番値段が良いらしいです・・・(笑)
書きませんけど・・・250kg程有ったらしいですが11250円もくれました。
こんな事だから外国人の方が鉄くずを探して歩くんですね〜。
ガレージまで帰った途端に外国人の方が「鉄くずは有りませんか?」と来られましたので「今捨てて帰った所だと・・・」
ガッカリして帰られました・・・(笑)

島根県も昨日からマンボウなので、今日は暇だろうとたかをくくっていましたが・・・
暇な事は暇なのですが・・・それでも14時頃まではランチのお客様がいらっしゃいますね。
マンボウは何所に行ったのだろう??
まあ皆さん元気で普通通りならそれが一番良いのですけどね・・・。

さて今日はFerrari488ピスタピロティを始めます。
と言ってもまだ正式に始める訳では有りません・・・何しろこのタイプのミニカーは初めてなのでまず分解してみないと見積もりも出来ないからです。
今までにも頭の中でどうしたら最良なのか・・・と考えてはいました。
普通なら分解して塗装を剥がしまして塗直しをする・・・と言うのが一般的なのですがレジンのボディなので出来れば剥がしたくないのです。
ボディがダメになってしまう恐れも有りますからね〜。
ましてこのミニカーは私が自腹で買ったもの10万近くしましたし国内では他に見た事が無い位数が少ないのです。
たまたま画像検索していてドアの開いた写真が有りましたので探してゆきますと大阪のロムさんのHPだったのです。
その時点で在庫は1個だったのですかさず入手しておきました。
もし無かったら・・・もっと安いダイキャストミニカーをベースにピスタピロティに作り直す必要が有ったのです。
その作業は気の遠くなる様な時間がかかるからなのです。

で届いたのがこちらのミニカーなのです
発送中に開口部分が開いて傷がつくといけませんのでマスキングテープで仮固定してあります

一応確認のために全てのカウルを開いてみました
問題があるのはフロントのボンネットですかね・・・少し開き方が少ないのです

後で気がつきましたがステーが塗料で固着していました。
固着が外れたら普通通り開くようになりました。

さて分解を開始します
まずはシャーシの部分ですね
展示ベースから3本のビスをゆるめてミニカーを取り外しまして、シャーシも外してみました。
シャーシにはシートもつけられたままなのでボディの裏側はなんだか寂しい感じですね。

しかもありとあらゆる部品はグルーで取り付けられていまして先が思いやられます。

外したシャーシ側はシートが取り付けられて・・・なかなか良い感じに作られていますね。

エンジンルームは十分な質感で再現されているように見えます
リアのウインドウはこの後グルーをドライヤーで温めながら剥がさなければなりませんので外しておきましょう。
ウインドウに熱が加わりますと歪んでしまうのです。
これはオットーのシルビアで経験済みです。

先に剥がしておくのが良いですね。

フロントウインドウも外します
これも熱変形を恐れての事なのです。

この後どこを分解するのが良いのか・・・
初めての作業なのでわかりにくいのですよね。

でも・・・
多分ダッシュボードは外したほうがいいと思いますので外しました。
結構接着がきつくて大変でしたよ。

ボンネットは結構複雑なヒンジがついていまして・・・
樹脂と金属板なのですが精度を必要とする部分なので作るんは大変だったのではないかと心配するのです。

これだけ分解しますとずいぶんバラバラなのですが・・・
もうちょっと進みますとやっと見積もりができます。

正確な見積もりは目処が立たないとできないのですよね。

 

 

 


まずはベースモデル分解しました

2022-01-27 21:01:23 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は青空が出ていましたね。
屋外でも結構暖かくて過ごしやすかったです、気温は10度くらいは有ったのではないかと・・・。
ガレージの引っ越し作業ですが今朝もやっていました・・・ガレージの母屋の方の1/3は荷物が無くなりましてこれなら床のかさ上げ作業をやって頂けそうですね。
まだ扇風機とか棚が1つ残っていますが・・・それも今日の内に移動させました。
早速工務店のK下君に連絡して下見をして頂く事になりました。

代わりと言っては何ですが・・・
床のかさ上げが終了した右側は荷物が一杯になりつつ有ります・・・
お馬さんが出られないですが・・・どうせ春までは出しませんので・・・大丈夫でしょう。
これだけの荷物を一人で運ぶのは結構大変だったですね。
しかも必要な物と不要な物と分けてゴミの始末も有りますしね〜。

さて今日から島根県もコロナの蔓延防止になってしまいました。
お客様は少なめながらそれでも厨房係は必要ですからね・・・結構大変なんです(笑)

で本業を始めましょう。
今日はスカイライン1800GLですね。
お客様のお父様が乗っていらっしゃった物を作って欲しいと言うリクエストを頂いております。
残っている写真やカタログを参考に作る事になります。

ベースとなるのはこの2台です。
一つはハイストーリーのスカイラインワゴンでして、こちらはお客様が送って下さった物です。
ただ今回制作の1800GLは4ドアショートホイールベースのセダンだったので加工用の4ドアが別途必要になりますが、4ドアのボディの加工ベースに送って頂いたのは京商のダイキャストミニカーだったのです。
ダイキャストミニカーを切ってつなげる事は出来ない事は有りませんが後々分解してしまうと困りますのでレジン製のミニカーを探しました。

今回はヤフオクでイグニッションモデルの4ドアGTXを見つけましたのでこちらをベースにして作り直す事にしましょう。

まずは分解ですね。
イグニッションモデルのGTXを分解致します。
と言うのもこのボディの方はホイールベースを切り詰めて接着しましてもう一度型取りをしてショートノーズのボディを作ります。
あ〜、皆さんご存知ですよねケンメリのスカイラインには1800と1600が有ってそのいずれもが4気筒のプリンス系エンジンを積んでいたって・・・。
なのでGTXやGT-Rの様に6気筒では有りませんのでノーズが短いのです。
ちなみに・・・私が中学校の時に父がケンメリスカイラインのGTだったか1800GLだったかを買おうとしていましたね。
東京まで買いにゆきましたが・・・結局イギリスフォードのフォードカプリ2000GTになって・・・乗って帰った記憶が有ります。
そのカプリですが珍しい事にV型4気筒エンジンだったんですね。
普通は直列4気筒なんですけどね・・・ついでに書きますとその後ルーカスの電気系におおいに悩ませられる事になります(笑)
遠出をしますと不時着してJAFさんのお世話に何度なった事か・・・スカイラインなら多分不時着する様な事は無かった・・・でも今の様な車好きにはならなかったかもしれませんが・・・。

お話が横道に逸れてしまいました
シャーシは後部だけ2重構造になっていましてネジが隠れていますので分解の時にはご注意を・・・
まあ良い子の皆さんは分解する事は無いと思いますが・・・

ボディとシャーシを分解してボディから全ての部品を外します。
理由はこの後塗装を剥離するからです。
下地の状態がわからないとリスキーなんですよね〜。

そしてワゴンの方ですがフロントグリルを外します。
と言うのもこのワゴンからはホイールとグリルだけ流用する事になります。
1800GLはこのグリルなんですよね〜

ついでにワゴンのグリルをイグニッションのボディに合わせてみました・・・
メーカーが違っているので当然付かない場合もありますが、意外とすんなり付きそうですね。
まあ多少は削り合わせを必要としますけど・・・ちょっと安心しました。
ダメなら両方分解してワゴンのノーズとGTXのボディを接続しなければなりませんでした。
まあ実際にはそこまでしなくても良いみたいですね。
実際の最終的な判断はボディの塗装を剥がしてグリルを当ててみないとわからないです

バラバラになりました・・・部品が無くならない様に整理をして箱の中に納めておきます。
ボディだけ入っていないのはこの後塗装を剥離する為にシンナー風呂に入ってもらったからです。

で・・・昨日の事になりますがS木さん登場です。
この方が登場されますととにかく忙しくなります(笑)
1台分だけどエキゾーストを塗って欲しいと・・・土曜日がリミットなので・・・やっぱり忙しいですね。

早速サイレンサーの出口の部分にはパテを打っています。
ここの隙間は先に塞いでおかないとね〜。

そして下地のクリアーを塗っておきます・・・完全硬化するのに一晩かかりますからね、早くしておかないと土曜日に間に合わないのです。

明日は1/18の488ピスタピロティの分解編ですね〜。
これもまた考えなければならない部分が多々有ります・・・塗り替えと言ってもいつも同じでは有りません。
普通に塗り替えと言いますと、剥がして塗る・・・と考えがちですが・・・(笑)