Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ブレーキドラムの製作と取り付け

2016-05-28 21:23:33 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も結構暑かったような気がします。
遠くも霞んでいたのは昨日と同じです・・・どうも梅雨が近くなった様な気がしますね。
高温多湿の季節が近くなりましたね~。

さて昨日ご紹介をしたマセラティバードケージ75ですがたくさんの反響を頂いておりまして自分でもびっくりしています。
まあ「さとし」さんが一生懸命に作られたのですからそれだけの反響が有っても不思議ではないと思います。
私はただご紹介をしただけです
この波が大きくなって飛躍して頂きたいですね、興味のある皆様の協力をお願い致します。
その「さとし」さんですがメールでやり取りする間に島根に来られた事が有るらしいと言う事に・・・
10年程昔ですが浜乃木自動車学校のコース内で旧車のミーティングにこられたと言う事がわかりました。
その旧車ミーティングには私も参加していまして最初の年はランボルギー二カウンタックで参加していたんですね。
その事を確認しましたら何と当時の写真を送って頂きました。
大きな画像だったので仕事場のPCの壁紙にしてしまいました(笑)
良く見ますと右の端に黒いキャップをかぶった私と高校生だった長男が写っていました(笑)
当時は余り写真を撮っていませんでしたし途中でPCが壊れてデータが無くなったりしましたのでほとんど残っていないのです。
さとしさん貴重な写真を有り難うございました。


さて良い写真を壁紙にして気分良く仕事を始めましょう(笑)
本日はブレーキドラムを作ります12mmの真鍮丸棒を9.0mmまで削りまして・・・

0.3mm刻みに階段状に削っています。
と書くとすぐ出来た様に感じますが寸法を思い出すまで数十分、実際に出来る様になるまで数分・・・気分はいいけど思い出すのに時間がかかるんですよ(笑)

中央にセンタードリルで凹みを付けてから1.0mmのキリで穴を開けます
これはリア側ですから1.0mmの穴ですよ。

フロント側は昨日作ったアップライト部分が嵌まりますから3.0mmの穴にしました。

次はリアブレーキのレバーアームを作ります
素材は0.3mm厚の洋白板でして2つの穴を開けますが一方は0.8mmもう一つは0.4mmですね
0.8mmの方には0.8mmの洋白線を差し込んでハンダ付けします。

ブレーキのアームをドラムの内側に取り付けてみました。
画像ではよく見え無いのですが0.8mmの穴を開けてアームをとりつけます。

画像はT57Gのフレームですがドラムがなるべく内側に入る様にしておいて仮止めをしようと思ったたら・・・忘れ物に気が付きました。

忘れていたのはリアのアクスルの前側の位置を決めているアーム(多分スタビライザーを兼ねると思うのですが・・・)がまだ作っていなかったのです。
このアームはちょっと難しい形状だったのでT57Gの分解されたこの部品を洋白板の上にハンダ付けしておきまして同じ形状に削り出します。

もちろんですが新しい洋白板は2枚重ねてハンダ付けをしていますので余分な部分を切り出して穴を開けたらこの様に同じ物が3つで来ますよね。

このレバー式のアームをシャーシに取り付けますとこんな感じになります
どこについているのかわかりますよね~??

先程のアームを付けてからホイールが干渉しないか確認作業中です
この画像ではホイールは置いただけです

この画像ではセンターに1.0mmの真鍮のピンを刺しておきましてそれにホイールを固定してみました。
やはり問題は無いようですね~よかったです。
アトランティック5号車のリアは合格ですね(笑)

つぎは5号車の為に分解されてしまったT57Gの方ですね
ブレーキドラムは問題が無いようですね・・・

T57Gはホイールが違うのでこんな感じになります・・・これもオフセットが違う訳ではないんで上手く収まりました。