Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールの制作Ver.2

2016-05-20 20:37:11 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も天気が良く暑い一日でしたね。
まだこれくらいで暑いを連発していては夏が思いやられますが・・・(笑)
今日はいつもよりも早く出勤しましたよ。
出発が7時半でしたので8時までには到着していました。
何故今日は早出だったのか・・・午後からは仕事にならないからです。
出勤からの仕事をダイジェストで・・・(笑)
いつもの様に鉢植えの草花に水やりをして、建物の中の掃除を済ませました。
そしてパン生地の分割をして・・・珈琲の準備をしてからアトリエに・・・
そうなんです今日はこの時間帯に仕事を始めます。
昨日作ったセンターバブを切り離します
ここで注意をしなくてはならないのはホイールのオフセットをなるべく大きめに取りたかったのでハブの厚みをなるべく薄くしたかったのです。
以前に作った物は2.2mm程でしたので同じ厚みが目標ですね。
実際に切ってみますと縁が少し薄くなりますが何とかなりそうです・・・。

全てのハブを切り出しました・・・縁が薄いので1個くらいは失敗をするのかな?と思いながら作業をしましたが余分な心配でした。

昨日切り出したリムも切り口には薄いバリが残っていますのでナイフで切り取ります
薄いので金属ですがナイフで十分切れますよ

そして切り口はペーパーで整えます。
この部分はハンダ付けをしなければならないので綺麗に合う様にしておきたいですね。

そしていよいよ組み立てを行ないたい所ですがその前に準備が必要です。
細い金属線は絡みやすくまた一旦絡みますと始末が悪いのです。
その為にハンダリールを使うと良いと聞きましたのでハンダリールを買いましたが、シャフトをセットしますとシャフトが変形していてうまく回らないのです・・・さすが安物!(笑)

良く見ますとシャフトがこの様に変形していましてハンダリールの壁に干渉しましてうまく回らないのです。
わざとではない様な気がしますが・・・

仕方がないのでシャフトを旋盤にくわえて盛り上がった部分を削ります・・・

クルクルと軽く回る様になりました。
動画ではないので雰囲気だけ・・・(笑)

しかしこのシャフトは購入した銅線の巻いてあるボビンよりも太くて使えませんでした
よってシャフトは真鍮丸棒で作り直しました。
またボビンは片側に寄っていますので全体を支えられる様にABS樹脂の丸棒からアダプターを削り出しています。

中央にシャフトの径と同じ7.0mmの穴を開けまして・・・

次はハンダリールのペット素材のケースを流用して周り止めを作ります
この周り止めですが適当な抵抗を持っていて線を引っぱった反動で余計に回らない様に回転を抑制する為に取り付けたいのです。
この余計に回る事で金属線が絡んでしまうのです・・・

こんな風にボビンの内幅に合わせてカットしてビスの為の穴を開けます。

この角度ではよく見えないのですが下側のアースのビス穴を使いまして先程の透明な板を取り付けます。

下側から見ますとこんな感じです。
この部品が有りますと線を引っぱった場合でも反動で回り過ぎる事は有りませんね。
余計に回り過ぎますと隣の線の下側に入り込んでしまい絡んでしまうのです。


なぜ今日は朝の時間しか仕事にならないのかと言いますと、午後3時にCafeの営業を終了してから家内を迎えにゆかなければならないのですよ・・・つまり本日退院する事になりました。
まだ完璧では無いですが後は通院で様子を見る事になりますし、1ヶ月半も入院していましたから仕事を開始するまでに体を動かしてリハビリも必要なのです。
今後1ヶ月を目処に少しずつ体を慣らしてゆくつもりです。