Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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発送の準備です

2019-08-12 22:27:37 | Ford Model T Truck
本日も大変暑かった山陰です。
台風10号の進路の方もだいたい定まったようでして・・・山陰では出雲方面から日本海に抜けるらしいです。
今まで何回か変更になっておりまして数日前には当方の住んでいる安来市付近を通過するような進路が予想されていましたが少し西側にそれたみたいですね。
一安心と言いたいところですが・・・
実はそうじゃなくて、台風の進行方向に向かって右側は風や雨が強くて被害が大きいのです。
台風が西側にずれるということは当方が進行方向に向かって右側になる訳でして・・・ヤバイじゃん!!ってことなんですよね。
しかもこのルートを通るということは四国山脈は避けて豊後水道を北上しますから海の上で水蒸気を補給しながら発達してくる訳でしてね。
台風が衰えないままに北上してくる恐れがあります。
・・・と未公認気気象予報士の私が言っています(爆笑!)

台風前の暑い山陰ですが今日は朝一番で珍しい車が来ましたよ
特に私のアトリエに用事があった訳ではないのですが・・・隣のアトリエを見学されてCafeの方でお茶されていましたね。

今日は昨日印刷したブログをクリアーファイルに綴じておりました。
これが結構時間がかかりましてね・・・
400枚近い枚数になりますからね〜
ただし、順序が変わらないように日付けとか少し読んで確認しながらの作業なので懐かしい様な気がします

その後は完成画像の撮影をします
これはギャラリー用に使う写真でしてね・・・ショップカード等にも使います。
ミニカーが壊れたりしない限りもう会うことはないはずなので・・・まさに一期一会ですね〜。

荷台の積荷は固定しないでくれというリクエストなので梱包には少し気を使います

ティッシュとマスキングテープで養生をしておきましょう
こうしておきますと輸送中に荷物がガタつくこともないですしね、傷がつくのをさける事ができます。

台風が来るのが14日の夕方以降なので明日中に発送しておきましょうかね・・・


ブログの印刷

2019-08-11 21:08:52 | Ford Model T Truck
本日もかなり暑い山陰です。
個人的には昨年よりもいいな〜と思うのです
それはたまに雨が降ってくれるからですね
数日前の夜中に雨が降った様で朝は道路が濡れていました。
昨年は全く降らなかったですからね〜

今日も朝から収穫です
キュウリにオクラは毎朝収穫が必要なんですね。
と言うことでオクラの畑です・・・
雑草も多いけど・・・(笑)
大きすぎる(硬くなっていて食べれない)オクラが一本見えますね。
これは種用かな!?

収穫が終わらないうちに広島のYさん登場!
勝手口から外に出たらいらっしゃいました(笑)
お昼頃になって収穫再開です
と・・・いきなり携帯のアラームが
今日は安来市文化協会の展示のお手伝いだったと言う・・・
すっかり忘れていました・・・と言うかすっかり忘れたつもりでブルーベリーの収穫を続行していましたが、どうも気になりまして電話をしてみましたら男手が足りないと言うことで召集がかかってしまいました。
汗だらけ(それでも扇風機付きの上着のおかげで普通よりもず〜っと少ないです)なので着替えて支度をするのにちょっと時間がかかりました。
終わってアトリエに戻りますといつものEさんがお待ちかねでした
先週はいらっしゃらなかったので今週はいらっしゃるだろうと・・・織り込み済みでした。


ホットロッドの方は昨日大体完成しましたので今日はブログの印刷です。
実はご依頼者のY様は最近私のブログをご覧になっているようでしてブログの印刷は不要とご連絡をいただいていたのを失念しておりました(笑)
でもまあPCに指示しておきますと勝手にやってくれますから・・・
こんな調子です

そしてプリンターから出てきます・・・
それにしても2ヶ月以上かかってしまいましたね〜
印刷された物を見ますと新年の挨拶やら色々入っていましてなかなか楽しいですね
CDに焼いたものを送る方法もありますが、PCで見るならブログをご覧になればいつでも見れますからね〜(笑)
PCが無くても見る事ができる印刷の方がいいと思うのですが・・・如何でしょう!?

明日はサインを入れて発送の準備をします
そうそう!
完成写真も撮影しなければなりませんね〜。

PCとプリンターが仕事をしている間に他の仕事を進めましょう
昨日に続いて1/18のFerrari330P4の修理です
今日はNo.6を触ります
こちらの方のミニカーはワイパーが折れてしまったようですね
幸いにもワイパーは一緒に送っていただいています
折れたのはボディ側の止めの部分です
穴が空いていてピンを差し込むのですが穴の部分が弱くて何かに引っかかって折れてしまったのでしょう
ステンレス製のエッチング製のワイパーですが裏から真鍮板をハンダ付けします
ステンレス用のフラックスとハンダを使えば簡単に付ける事ができます

穴を開けてから削って整形してタッチアップして整えます
そんなに難しい事じゃないですよね

そして取り付けます
接着剤はエポキシ系のものですので硬化するまでマスキングテープで固定しておきます

ボディのドアの部分に何やら接着剤がついていますので掃除をしておきましょう
多分僕がつけていないと思うのですが・・・(笑)
綺麗な方がいいですからね。

コンパウンドで磨きますとすぐに綺麗になりますから心配はいりませんよ

足回りを分解しまして車高を下げます
No.21の方も車高を下げて調整しましたのでこちらはそのままというわけにもゆきません
こちらの方も修正しておきます

車高を下げる作業自体は昨日と同じ作業なので今日は繰り返しません
完成後の姿はこちらです・・・
驚いたことにフロント側は既にスプリングをカットしてありました・・・誰がやったんでしょうね〜??
僕はまだボケは出ていないと思いますよ(笑)

フロントの車高も大体揃いましたね〜
まあ全く同じということはないですが・・・実車も個体差がありますし模型も同じです。

修正の方はこれにて終わります
次は発送のためにクリーニングを行います

ダイキャストミニカーでは古くなりますとボディカラーに少し浮いた部分が出ます
これはおそらく塗料がダイキャストのアルミに反応しているのではないかと思います、御多分に洩れずこのミニカーにも少し症状が出ていますがこれは磨いても綺麗になりません

しかしながら少しでも綺麗な方がいいですからほんの僅かな擦り傷が屋根の上についていましたのでコンパウンドで磨いておきましょう
クリアーが塗ってないのでコンパウンドで磨きますと綿棒が赤く染まりますが心配は不要です、下地が出るようなことはありませんから


明日はお客様にご連絡をしましてお送りいたします。
そして明日から今回最後の修理物件を始める予定ですね。

ホットロッドのナンバープレートの制作

2019-08-10 20:33:47 | Ford Model T Truck
本日の山陰も暑いです・・・もう何日続いているでしょう??
かなり暑い感じがしますね〜台風はまだ来ないかしら・・・と思ってしまいます当初は13〜14日と予報されていた筈ですが少しずつ遅れてきまして今は14日以降という大変アバウトな予報だったと思います。
今日は10日ですからまだ4〜5日先ですね〜。

そんな中ですが今日もキュウリとオクラそしてブルーベリーの収穫です。
これだけ収穫しますと午前中はかかりますね〜
でも今日は・・・いつもと違います。
涼しいのです!!
こんな新兵器を息子が送ってくれたんです。
一見普通のベストしかも通気性の良く無い化学繊維の安物と思われるかもしれませんが、今普通の工事現場や工場などでも現場で大活躍しているファン付きのベストです。
モデルは私です・・・農作業の時は大体こんな格好です・・・誰も見てないので大丈夫でしょう(笑)
農業をされる方はこれを使った方が良いですね・・・かなり違いますよ。
脇腹の部分の左右に付いている黒い丸い物がファンになっていましてバッテリーはポケットの中です。
ファンが稼働しますと耳元でドローンが飛んでいる様な音がしますので慣れない内は気になりますが・・・
ファンで送風された空気は首の辺りから顔に向けて出てきますので顔も涼しい、でも冷たい空気を作る力は無いので汗はかいていると思いますが汗が乾いて蒸発する時に熱を奪ってくれますので結構涼しく感じます。
通常、外で作業をしていますと上着が貼り付く位汗が流れますが、これを着て作業後にベストを脱ぎますとほんの少し汗が出ている程度です。
多分風を送られて乾いているのだと思います・・・。
かなり良いですね〜
1回の充電で8時間使えるらしいので2〜3日は使えそうですね。
皆さんも外で作業をされる場合はこれを試してみる価値はありますね。


さてここからは本業ですね。
今日はナンバープレートのデータを作ります
ネットで調べた所によりますと1956年以降のカリフォルニアのナンバープレートは黄色に黒文字だったらしい・・・
そして1969年以降になりますとカリフォルニアの空の色という事でブルーだった様です・・・。
そう言えばずっと前に買ったホンダS600のLHDはアメリカからの逆輸入車だったのですがカリフォルニアのブルーの物が付いていましたね〜1969年以降に再登録されていたんですね〜。
本来なら1965年式だったはずなので最初のナンバーは黄色だった筈なんですよね〜。

デカール完成しました
水に浸けてこれから貼ります・・・

デカールを貼って乾燥機で乾燥させます今なら1時間も有れば十分に乾きます
そしてラッカークリアーをパラ吹きして定着させましょう

そしてウレタンクリアーを塗ってクリアーコートです
出来るだけ耐久性を上げたいので細かな部品でもクリアーコートしておきましょう

乾燥機を掛けて2時間程中研ぎを入れてもう一度クリアーをのせておきます
デカールの段は完全に無くなりましたね〜
まあそんなに厳密にしなくても良いかもしれませんが・・・まあ綺麗で怒られる事は有りません(笑)

そしてナンバープレートを取付けました。
このナンバープレートはお任せで良いですよって言って頂いたのですが・・・何か不始末が有ると困りますからゴム系接着剤で取付けておきました。
いざとなればエナメルシンナーで取り外す事が出来ますから・・・

そして完成画像です・・・取り敢えずのですが・・・。
前からの風景です

斜め後からは・・・

正式な完成画像は後日撮影致します。
そして制作解説の為にブログを印刷するのは明日の仕事かな・・・

そして本日の修理は塗料が硬化する時間を使って並行して行なっています。
本日の患者さんはGMPの1/18Ferrari330P4です
以前車高が高い物を分解して調整した事が有りましたが・・・
車高の調整と修理のご依頼を頂いています
まずは車高を検討しなければなりませんね
車高を検討する時にはその車の静止状態で撮られた物で真横からなるべく離れて写した物が良いですね。
走行中の写真は車体が傾いている可能性が有りますので余り参考になりません。
そのレースのピットインの時の物ならもっと良いです・・・レースによって車高が違う恐れが有りますからね〜。
まずは一般的なルマンですね・・・残念な事にリアカウルが開いていますのでリアのホイールアーチとタイヤのバランスはわかりませんね。

こちらは私が持っている洋書のP4です

真横では有りませんが視線の高さは良い感じですね
フロントのタイヤにホイールアーチがかかっていないですね。

リアはタイヤにホイールアーチがかぶっています・・・

ですが・・・
これは比較的最近の画像なので参考にしかなりません。
今のオーナーが車高を下げているかもしれないからです。
まあ参考という事で・・・
皆さんは車高を決める時にどこで決めますか?
タイヤとホイールアーチの被りと言う方も有るかもしれませんね・・・まあ良いでしょう。
一般的にはサイドステップの高さかな〜と思います。
この様にスチールの定規をステップの下の部分に当ててやりますとホイールリムの一番外側の部分になりますね。

このミニカーのステップの下に定規の下側を合わせますとこの高さなのです。
サイドステップとホイールの高さでは実車の車高に近い物と言う事が出来ますね。

では21番はどうかと言いますと・・・
そんなに車高が高い訳では有りません・・・。

でも見た目が車高が高く見えるのは何故か・・・
ホイールアーチが違うのです
ホイールアーチが大きいのでしょうね。
でも模型は見た目も大事です、お客様には最初の時点で車高は良さそうです(写真で見る限り)よって言っていますが見た目が高いのですこし直しておきましょう。
と言うのもこの21番はリアサスペンションが壊れていましてね瞬間接着剤で直されているのです・・・
それを修理する為にはサスペンションを分解する必要が有りますので一緒に車高調整もしてみましょう。
下の写真のリアサスペンションの下側のテンションロッドが折れていますね・・・
ドバドバと付けられている瞬間接着剤を取り去りました。

同じ側のダンパーの下側のマウントもちぎれていますね・・・
これはクラッシュの跡かな??(笑)

ちぎれてしまったテンションロッドですがダイキャストなのでハンダ付けは無理です。
接着剤で無理矢理というのは論外です・・・
このテンションロッドですが、悪い事に前側の取り付けが下側からは外す事が出来ないのです・・・。
なので付けたまま中心に0.8mmの穴を開けましょう深さは4.0mm程ですね。
これが開けばもう修理は終わった様な物です。
ここの部分を一番心配しておりました。

マウント部分を作りますどうやったら一番良いのか考えましたがまずは真鍮線の0.8mmを曲げて作ります。
中心の穴の部分にハンダを流して・・・

中心にピンの穴を開けましょう
ピンは0.8mmなので0.9mmの穴を開けています。

取り付けますとこんな感じ・・・
ちょっと形状が良く無いですね・・・首の部分が細すぎます。
左右を見比べた時にちょっと問題が有りそうです

仕方が無いので次は別の方法を・・・
旋盤で2.0mmの真鍮線の一部を4.0mm程太さ0.8mmに削っています
この細い部分が差し込み部分になります。

太い部分を平たく削ってから最終的にピン穴を0.9mmで開けてこんな感じに・・・これなら首の部分が細くならないので大丈夫そうですね。
では0.8mmの真鍮板で作れば良いじゃないかと思われるかもしれませんが差し込み部分を丸く削るのが難しいのです出来るだけ穴とキッチリの寸法にしないと接着が弱くなってしまいますので挽き物で作ってみました。

次はダンパーですね
ダンパーは下のマウントがちぎれてしまっていますので残った部分をカットして1.0mmの溝を掘ります

1.0mmのプラ板を接着しましてマウントの形状に削っています中央に穴を開けて・・・

塗装は剥げてしまうのでサフを塗っています

ホワイトの次にレッドを塗って・・・乾けばダンパーの修理は終わった様な物です

塗料が乾くまでにフロントを下げましょう
アップライトを留めている3本のビスを外しますとダンパーの下側のマウントにアクセス出来ます。
このピンは普通の棒でして頭は有りませんから前でも後ろでも抜く事が出来ます。
ニードルと小さなハンマーを使って打ち抜きます。

リアサスペンションですがピンを打って組み立てましたタッチアップもしておきます・
ダンパーも元どおりになっています。
車高を下げるにはダンパーのスプリングをカットする必要があるのは実車と同じですね
リアは2巻フロントは1.5巻カットしてみました
これ以上のカットは他に干渉する部分がありますので無意味かな〜

車高を下げた21番はこんな感じですね〜
フロントhホイールアーチが狭くなっていますしリアはフェンダーアーチがタイヤの被っていますね
フェンダーアーチを中心に考えたらこれくらいの車高が良いですね。

6番と並べてみますとほんの少し低くなりましたが・・・これくらいの方が自然かもしれませんね。

詳細な画像ですと
こちらが6番の未加工です

こちらは21番の車高を調整したものです・・・

リアはこんな感じです
手前側が6番のノーマル車高、奥側が21番の車高調整したものです

このミニカーの車高調整は実は大変手間がかかります
今日半日で他の作業はナンバープレートを作っただけですからね〜
いかに手がかかる作業か察していただけると思います。
こうなったら6番も車高を少し調整した方が良いかもしれませんね〜。

段ボール箱に封をしました!?

2019-08-09 20:46:56 | Ford Model T Truck
本日の山陰も暑かったですね〜
息子がボーナスが出たらしくファンの付いた作業用の上着を送ってくれました。
今、外で作業をする方にとっては必需品かもしれませんね〜。
今日は早速充電をしてみましたよ・・・充電しないと使え無いですからね〜。
明日からのブルーベリーの収穫では使ってみようかと思っています(笑)
・・・そこで問題なのは・・・私は自分の親にプレゼントをしただろうか?と言う事ですね。
結婚してからはかないがそう言う事は良く気をつけてくれるので安心出来るんですが・・・独身の時はどうだったのかどうしても思い出せません。
思い出したくなくて記憶を閉鎖しているのかも・・・(笑)

さて暑い中ですがいつもの様にキュウリとピーマンそして茄子を収穫したらまたまた倉庫にこもって棚の組立てです。
Cafeのレジ周りが狭くなってきましたので少し整理整頓をしようかと思いまして木製の棚を買ってきました。
只今組立てております。
組立てはそのまま組むのであれば難しくは有りませんが少し加工して幅を詰めたいので加工が少しだけ面倒になりますね。
でもまあこんな事位は僕にとっては朝飯前です。
幅を4cm程詰めて組立て完了です。

なぜ幅を詰めなければならなかったか・・・と言いますと。
当店のレジ前にはこの様に羽目殺しの窓が有りまして幅の広い物をそのままおきますと壁の厚み分のスペースが無駄になってしまいます。
つまり手前側の通路の部分にも飛び出して来るのです。
かと言って幅が狭い物を買いますとこのデッドスペースの何割かは使う事が出来ますが100%生かしたい私は幅広の物を買って来てギリギリの寸法に詰めてやるのです。
勿論、後側のロールカーテンが下がる部分は開けておきます。
設置しますとこんな感じになります。
逆光なのでよく見えないかもしれませんが・・・

こんな風に壁の厚みまで有効利用しているのがわかりますかね〜!?


午後からは本業を始めましょう
この頃作った段ボール箱にガムテープを表現しようかと思ったのですが・・・ガムテープを貼りますと厚みが有り過ぎて完全にオーバースケールなんですね。
仕方が無いのでここはいつも使っているP.P.テープを細切りにしましてね貼ってみました。
これなら余りスケール感が無いので良さそうですね。

やっと全部貼り終わりました・・・
中央にきちんと貼るのはなかなか至難の業でして・・・何度も貼り直しをしました
このP.P.テープですが静電気が起きますのでゴミとかを拾い易いんですね〜。

発送用の段ボールが出来たらトラックの荷台に積んでみたくなるのも人情というヤツです(笑)
なかなか良くなりましたね〜
こんなジョークの効いた作品も面白い事に気が付きました。

完成までに残っている作業も少なくなりました
後は展示ベースへの取付けとナンバープレートですね。
先に展示ベースへの取付けをやっておきましょう
いつもの様に木製ベースの加工をします・・・今回はお客様のご注文で当方の木製ベースの明るめの物をご希望になっていますのでメイクアップさんのではなく私の物を使っています。

後側はガソリンタンクの部分にスペーサーが当たりますが接地面が極端に少なくて円筒形のタンクですので線状にしか当たりませんから間にフェルトを入れてなるべく力が集中しない様にしておきます
前の部分もエンジンのオイルパンの部分に留めネジが入ります
エンジンも後ろ下がりになって搭載されていますからここにもフェルトを間に入れて留めております。
まあ必要以上の力がかかってしまうと壊れてしまうのでしょうけど・・・出来る限りの手は打っておきます。

前側には恐らくメイクアップさんのプレートが付く筈なので前側は少し開けておきました

これで明日ナンバープレートを作れば完成になりますね。
植本社長さんにはお盆までに完成する予定ですと伝えておいたので約束は守れそうですね・・・。

さて次はまた修理です。
そんなに修理していたら修理の仕事が無くなってしまいませんか?と心配される方も有るかもしれませんね。
でも私は作品を作る事が仕事なので・・・ついでに修理をしているだけ?いやいや勉強の為に修理をしていると言う事も有りますね。
今日の患者さんはイグニッションモデルのサバンナRX−3ですね。
バンパーが斜め上を向いて取付けられています。
残念ながら作業前の写真を撮り忘れてしまいました。
でもお客様は覚えていらっしゃる筈なのでその変わり様に驚かれるかも・・・。
まずはバンパーの取り外しですね
エナメルシンナーを流せば簡単に外れます

なぜ斜め上を向いてバンパーが付いてしまうのか・・・
この原因を確かめないと修理にはなりません・・・
よく観察しますとバンパー下のウインカーの付く部分の出っ張りがバンパーに干渉している様でして・・・それでバンパーが上を向いてしまうのですね。
このウインカーの取付け部分を削りますと最悪の場合ボディ塗装をやり直しする必要が出てきます。
なのでパンパーのウインカーの付く部分の角を少し削っています
ほんの少し削る事でこの問題は解決するでしょう。

バンパーとの干渉が無くなったらバンパーはこの様に・・・あれ??硬化するまでテーピングしているので見えないかも・・・

接着剤が硬化しましたのでテーピングを外しました・・・
如何でしょうか?
バンパーが本来の角度で取付けられますとなかなか格好が良いですね。

次はドアノブですね
左のドアノブが付いていなかったらしいので・・・接着痕は有りましたのでどこかで脱落してしまったんでしょう。
洋白板の0.5mmをカットして2枚重ねてハンダ付けをしまして同じ形状になる様に削りました。
写真は無いですが・・・ステンレス板に接着しておきましてバフ掛けしてピカピカに磨きます。
そしてアセトンで掃除をしてから取付けますとこんな感じ・・・。

なぜ2枚作ったのかと言いますと左右で質感が違う物を付けたら目立ちますよね・・・
ここは回り道をして2枚同じ物を作って左右同じ感じにした方が見栄えが良いかと言う配慮です。

牽引フックやウインカー、そしてナンバープレート等作業に邪魔だった物は一旦外しておきましたので取付け致します。

真横から見てもバンパーが水平に付いているのはいいですね。
本体はこれで修理完了なのですがこのミニカーは展示ベースを取り替えてくれという相談なので完全な完了はもう少し先になりますね。


明日はナンバープレートを作って取付けたらホットロッドは完成ですね。
次の修理は1/18の330P4の修理ですね。
これは難しいのです・・・・

荷物を積んでみました

2019-08-08 21:27:10 | Ford Model T Truck
本日の山陰も天気が良くて暑かったですね。

本日は広島県からNさんが修理品を取りにいらっしゃいました。
修理したミニカーを一つづ確認してお持ち帰りになられました、今日は早めのお帰りだったのでもうご自宅に到着されているとは思いますがさぞかしお疲れじゃないかと思います。
本日はありがとうございました
再び修理品をお預かりしてしまいました・・・少しずつではありますが難易度が上がっているような気がしますね。

そして午後からは娘の車の車検で隣町の松江市にある陸運支局に行ってきました
今まで軽自動車は全てユーザー車検だったのですが普通車は今まで1回しかしたことがありません。
同じようなものなのですが場所が違いますと緊張しますね。
車検自体は1時間ほどで全て完了、自賠責保険以外でかかった手数料は重量税を含めて18100円でした
まあ娘は車検代金が安く収まって良かったんでしょうけど・・・私は昨日も炎天下の中で車両の点検と整備をしてクタクタです。
その上時間を取られて踏んだり蹴ったりです・・・(笑)
かなり余裕がなかったので写真は撮り忘れました・・・。

夕方にアトリエに戻りまして仕事をしようかと思ったら明日の朝9時にミニトマトの注文が入りまして新鮮なものが必要になります。
明日朝収穫していては間に合わないので本日のうちに収穫しておいてください・・・と言うことでまた炎天下の中トマトとオクラの収穫です。

そんなことをしていたら本業を進める時間がなくなってしまいました。
あので本日やった作業は昨日まで作っていた段ボールをホットロッドの荷台に積んでみたくらいですかね・・・
全く情けないほど時間がないですね。
色々配置してみましたが荷台には目一杯積んでみて後ろに2箱くらい積んでみようかと思っています。
出荷に行こうとしたら積みきれなかったと言う感じを想定しています。



そういえば先日ファイヤストーンのパーネリージョーンズの事を書きましたが・・・
質問のメールをいただいておりました・・・多分若い方じゃないかと思いますがイメージできなかったみたいですね。
下の画像は1973年のカーグラフィックの広告の部分の画像なのですが、広告なので全体の画像を出す訳にはいかないのですがこんな感じのタイヤを売っていたんですね。
まあ最近はホワイトレターのタイヤなど一般的には売ってないですからね〜。

ちなみに作ったタイヤはこんな感じ・・・時間がなくて、しかも思いつきで写真を撮ったので多少埃が付いていますがご勘弁を。
まあまあの雰囲気じゃないかと。


明日は茄子とピーマンとブルーベリーを収穫してからの制作になりますが今日よりは時間が取れるかな。