Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日はちょっとだけ進めておきます

2013-01-31 22:32:08 | Bluebird 1933
本日の山陰は天気が良くて温かく外で作業をするのにはもってこいの天気でした。
今年になってから寒い日が続いていましたので久々に畑作業をしてみようと言う事で製作は夕方になってしまいました。
外で畑仕事をする間もボディの上下を合体させる方法を考えていましたが・・・やはりこの方法しか無いと言う結論が出ましたので夕方からの製作開始は間違えではなかったかも・・・
畑仕事の詳細はHPのトップからダイアリーをご覧頂く事にして・・・
製作の方のご紹介をいたしましょう。

先日ボディとシャーシの組み合わせ方を変更したのは書きましたがこの方法で唯一困ってしまうのがフロント側の固定方法です。
今まではボディの下側にステーを通してありましてそこにシャーシ側を貫通させてビス止めと言う方法でしたが、上から真っ直ぐ下ろした状態でボディを固定致しますのでビス止めの為のステーがかなり邪魔になります。
そこで思い切ってこのステーをカットしておいてボディ裏側からシャーシに向って円筒形のステーを下ろしてみようかと思った次第です。
早速ステーを作りますが、このステーは直径が5mmの真鍮の丸棒を使い中心に1.6mmの穴をあけて2mmの内ネジを切ります。

シャーシ側にも2.0mmの穴をあけておいて下から皿ビスでステーを固定致します。

ステーとボディの固定ですがこんな場合は先にボディの裏にステーをハンダ付けしたい所では有りますがメタルのボディの裏側に真鍮のステーを当てておいてハンダ付けをしてもなかなか溶け切らなくて強度が出ない可能性があります。
そこでボディ側に穴をあけておいてこの状態でステーをシャーシに固定した物にボディをあてがっておいてからハンダ付けをいたします。
貫通でハンダ付けをする訳ですからボディのメタルも確実に溶かし込む事が出来ます。

余分なハンダを削ってからボディ全体を削りあわせますと元通りの形状にする事が出来ます。
但し固定は確実で位置関係もきちんと決まります。


さて数日前にエアブラシの塗料カップの蓋を塗装ブースの先側の隙間に落としてしまいまして紛失してしまいました。
多分塗装ブースをスチール棚ごと動かせば有ると思いますがそれは結構難しい事でして、フジミ模型にパーツを発注する事にいたしました。
タミヤで同じ部品を発注した事が有りますがその時はカップと蓋をセットで買わなければならなくなりまして大変高価な物(うる覚えでは有りますが確か5000円近かった様な記憶が有ります)に付いた事が有ります、今回も覚悟だけはしておきましたがフジミの場合は蓋だけの注文が有りまして400円+消費税80円と結構良心的な値段に有りました。エアブラシは硬化な物ですので蓋だけ入手出来ればかなり助かりますね。

明日と明後日はWolf-Ford WR-5の納品のため上京しますので更新はお休み致します。
次の更新は2月3日の夜になるかと思われます、何卒ご了承ください。

久々のロータスセブンSr2です・・・どこまで組んだのかちょっと忘れてます

2013-01-28 22:59:20 | Lotus Seven S2
ロータスセブンに付いては大分時間が空いてしまいましたのでどこまで組んだのか次は何を組み付ければ良いのか思い出すまでしばらく時間がかかりましたね。
フレームは完成していますので次はサスペンションなのですがフロントを決めようと思うと独特のクラムシェルフェンダーの為にホイールの位置がつかみ難い・・・なのでリアのフェンダーを取り付けてアクスル位置を決めてからクラムシェルフェンダーを決める事にいたしました。
まずはリアフェンダーの加工です。
キットのリアフェンダーには取り付け用のピンなど一切有りませんので多分エポキシ系の接着剤でそのまま接着しなさいと言う事でしょうけれど仮組にはその方法は無謀ですね。
厚さが最小限なのでピン打ちはなかなか難しいのですが何とか0.4mmの洋白ピンを植えました。

ピンの位置も内側のフレームに当たってしまうとなかなか穴を開けづらいので位置関係は確認してからになります。
シャーシ側にもピンを差し込む為の穴を開けております。
位置決めは慎重にしなくてはなりませんズレると穴を塞ぐのが大変ですね。

最初に右側を取り付けまして何の問題も無く取り付ける事が出来ましたが・・・左側はちょっと問題がありましたリアフェンダーの長さがかなり違います。
フェンダーの前と後の端の位置はシャーシ側の下側と同じ位置に来ます、すると上側はシャーシの上側からやく1.5mm程下に来る事になります。この1.5mmの間隔は幌カバーのかぶりの部分が来ますので必要な寸法なのです。
左側は目視でも2mm近く短くてフェンダーの位置をシャーシの下側に合わせるとシャーシの上側とのクリアランスがかなり広くなってしまいます、丁度良い位置に持って来る為には2.3mm程短い様ですね。
仕方が無いのでプラリペアを使って少し延長致しました。
延長した長さは前側が2.0mm後ろ側が0.3mm程になります。
下の画像をご覧になるとわかりますが前縁と後縁の半透明な部分がプラリペアを使って延長した部分ですね。

よく見るとフェンダーの幅も左右で少し違っていまして左右のフェンダーの幅までサイズ合わせが必要になりました、市販が前提のキットとは思えない位アバウトなキットですね~。
幅を調整して取り付けるとこんな感じになっています。
ついでに床板もキットのエッチングを削って作ってみました。

次はフットスペースの上側の板になります。
実車の場合ここにはブレーキマスターやヒーターユニットとかが付いていました。
形状も大きさも随分いい加減だったので削り合わせております。

次はエンジンフードなのですがこれがまた問題が有りましてシャーシの寸法よりもわずかに幅が広いのです・・・一瞬寸法を間違えたのかな?と思いましたがエッチングとシャーシをくらべてみるとやはり同じ寸法です。
間違えてなくて良かったです。
仕方が無いのでボンネットを縦にカットしまして幅を詰めて接着し直しております。

またボンネットをシャーシの上に乗せてみるとボンネットは前に向かって下がっていないと不自然ななのですが、このパーツはシャーシの上側とほぼ平行です、ボンネットの下側を削って僅かに前下がりに致しました。

そして全体を削り合わせてみました・・・
まだまだ十分じゃないですがこんな雰囲気と言う事で・・・

ボンネットは金属板で作り直すかもしれませんがノーズやコクピット前のパネルを削るにのにボンネットが無いと処置が難しいのでこれらの部品を並べて加工してみました。

明日は定休日ですので更新はお休みです。
明後日はブルーバードのシャーシとボディの固定方法に付いて再検討をしてみます。


本日はボディの合わせを変更する事についての考察です(笑)

2013-01-28 19:27:01 | Bluebird 1933
昨夜投稿したはずだったのですが、下書きのまま投稿した様でして昨夜ご訪問頂いた方にはご迷惑をおかけ致しました。
本日はもう一度ロータスセブンの制作について夜にアップするつもりですのでよろしくお願い致します。

もう寒いのも峠を越えたんでしょうか??
今朝も出勤したら雪掻きが待っておりました、駐車場/アプローチ/進入路とそのまわりの道路/第2駐車場と雪掻きを致しました。
体を動かすと幾ら寒い中でも汗が出て来まして脂肪が燃えている事を実感致します。
そうそう、先日の健康診断で私の脂肪肝が無くなった事が判明致しました(笑)
腹部エコーで調べるのですが大体この歳になりますとかなりの方が脂肪肝ですね~と言われているのではないかと推察します。
私も随分前(いつの頃からなのかわからない位前から・・・)から脂肪肝ですね・・・ダイエットして下さいと言われておりました。
それがこの1年少々の畑仕事で肝臓の脂肪を燃焼してしまいました。
今回腹部エコーをしてくれたのは近くの大学病院から来られた先生で私の脂肪肝はご存じない方でしたがエコーが終了して特に変わった事はありませんと一言。
私は『???』何か忘れ物が有る様な・・・いつもの脂肪肝が宣告されない・・・?
主治医の先生がまとめの説明をして頂きましたが「脂肪肝が直っています」と一言!
体重は余り変化が無いのに脂肪肝が無くなっているのはやはり運動のおかげでしょう、畑は作物が育って来ますと自動的に体を使って作業をしなければなりませんので自然に運動をする事が出来る様です。
何かの運動(散歩とかルームランナーとか)をし続けるよりも続けやすいのではないかと考えるのです。
しかも作物が育つとなんか嬉しいですし・・・。
畑ダイエット・・・お勧めです(爆笑)

さて前振りが長くなってしまいましたが、
制作です。
作品の作り方ですが大体大まかな構成は最初に決めるのですが今回は途中変更をする事に致しました。
構造からちょっと複雑な組み立て方をしなければならないと考えておりましたがそれでは仮組が十分に行なえず最終的に合の良くないモデルになってしまいそうでして・・・予定を変更します。
当初の予定ではアクスルはボディとシャーシとを合わせてから組み立てる予定にしていましたがそれでは仮組時に何度も分解組み立てを繰り返すのに問題が出て来ます。
そこで上からボディを被せられる構造に変更致します。
問題が出てくるのは整流板に囲まれたリア側です。
その部分を切ってしまうと当初真鍮から置き換えた部分がブラブラになってしまいますので何か方法を考えなければなりません・・・そこで不要な部分をカットする前に補強を入れておく事にいたしました。
開口部の上下を結ぶ2本の補強が今回取り付けた物です。

余分なハンダを削って様子を見ます、ここで見る様子とは強度ですね。
強度が無いとこの補強の意味は無いでしょうから・・・

この後この2本の補強の間の真鍮の部分を糸鋸で切りました。
ここを切ればアクスルがこの部分に入りますのでシャーシにアクスルを組み込んだままボディを被せる事が出来ます。
一応余分なステアリング系やエンジンは下ろしておきましたがこの通りアクスルを付けたままボディが脱着出来ます、これぐらいの融通は無いとフルディティールは完結しないかもしれませんね~私の腕では(笑)
プレッシャーはかかりますがこのプレッシャーは心地良いですね。


Cam No003 HONDA S800 1967

2013-01-28 12:26:16 | 最近手に入れたキットのご紹介
またポチってしまいました(笑)
もう病気ですね(爆笑)

最近余り出る事も無いCamの1/43HONDA S800です。
1967年と言うと1961年にホンダS600からS800にスケールアップされてチェーンタイプのままで発売された後、リアのサスペンションを普通の5リンクのリジットアクスルに変更したタイプのモデル化になります。
これ以降のタイプはリアバンパーの下側からスペアタイヤを収納したスペアタイヤパンが見えるのが特徴でして私に知人のS800乗りはここにツインカムクラブのステッカーを貼っていましたが・・・それが眩しかったですね(笑)
その後大きなマイナーチェンジが有って最終型のS800Mになります。
プロバンスからレジンのキットはオープン/クーペともいくつか出ていますが気の利いたメタルのモデルとしては多分これが唯一のモデルでは無いでしょうか?

このキットもまた何度かトライしていましたがいつも上を越されてしまい入手が出来なかったキットなのです。
元S600/800乗りとしてはかなり気にはなっていたんですけどね~。
ちなみにトヨタS800のキットもcamで出ておりましてそれは随分前に知人から譲って頂きました。

内容はこんな感じでメタル/エッチングの構成となっています。
気になる処理としてはフロントグリルの枠の部分はボディ一体のメタルになっています、つまりエッチングは中の枠の部分だけしか無いのがちょっと不満ですね。
以前作ったエッチングが使えれば一番良いのですが・・・合わないとショックだからまだ確認してません。

インストもかなり細かな物ですがここまで無くても迷う程の部品点数ではありませんね。

元々ボディが小さい(新規格の軽自動車よりも小さいんじゃないかな~??)のでサンプル用のエブロの日野サムライのミニカーとくらべても決して大きくないですね。

珍しいのはデカールの部分がホワイトとブラックのインレタになっている事でしょうか?出来ればクロームは無理でもシルバーの方が良かったかな!?まあ贅沢を言っても仕方有りませんが・・・
まだ使えるのかどうかわかりません・・・古い物なので説明文に「使用不能かも・・・」と書いて無かったとしてもクレームには当たらないでしょう。この部分も以前にエッチングを作っていますので大丈夫でしょう。

この他にもS600/S500/S360のエッチングも準備してありますのでボディを複製して形状を直せばホンダのSシリーズが仕様ごと又は色ごとに制作可能になります。
あ”~ダメダメまた妄想が膨らみますね~(笑)

足回り組付け編です

2013-01-27 22:30:01 | Bluebird 1933
山陰は昨日から雪が降りました、量はそう多く無いのですがアトリエの周りでは10cm~13cmくらいでしょうか・・・外は結構寒いです。
本日の帰り道では道路の温度計が-2℃を表示しておりましていつにも増して寒いですね。
先程も山陰では「雪起し」と言うのですが雷が鳴っていました、今夜も雪が降るのでしょうか??
今までは比較的雪が少なかったので安心していましたがここ数日は寒くて雪が降りやすい天候の様ですね。
皆さんの所は如何でしょうか?寒くなると空気が乾燥して風邪をひきやすくなりますので十分お気をつけ下さい。

さて本日の製作は昨日の予告?にも有りました様に足回りの組付け編をお届けしたいと思います。
まずは組付けの前にまだ作っていなかったブレーキドラムを削ります。
もちろんこの部品はキットにも準備されていまして数日前にホイールのあてがった部品をご覧頂いていますがキャスティングの出来が今一歩でして余りよろしく無いので作り直しをいたします。
ホイールと同様に真鍮の丸棒から挽きだしております、端面を最初に削ったら次は極小の加工突っ切りバイトで冷却フィンを削ってゆきます。

次に任意の幅に切り飛ばします、今回は2.3mmになる様にしております。
2.3mmというのは大変中途半端な数字ですがこのサイズですとホイールの幅よりも少し内側に出て来る寸応でして見た目のバランスからいけば私なりのグッドサイズなのです。

フロントのサスペンションにナックルをはめてドラムを付けてホイールを仮に合わせてみました。

さていよいよ4輪の仮組をしてみます・・・

何か車らしくなったと思いませんか?(笑)
ウ~ン今一歩と感じられた方も多いでしょうね、理由は多分タイヤが無いからでしょう。
タイヤも付くともっと車らしい感じになる筈なのです。
このキットのタイヤはゴム製では有りますがOリングを流用した物でして実車画像のタイヤから見ると少しトレッドとサイドウォールの間の角が無く丸い感じがします。
確かにスピードトライアル用のタイヤはスリックでパターンの無い物ですが角の部分はもうちょっと角ばっています・・・どうやらタイヤを作り直す必要がありますね。
と言う事でABS樹脂の物を削ってみました・・・如何でしょう?
いつものトレッドパターン付きの物なら樹脂でゴムタイヤを作り直すのですが今回はどうやらスリックタイヤなのでABS樹脂製の方が良い様ですね。

同様に4つ分のタイヤを削りました。
在庫していたABSの丸棒は20mmとタイヤを削るのにはほんの僅かに小さくてかなり大きな丸棒からの削りになりましたので無駄が多いのなのって大変な量を削りました。
お陰でかなり時間がかかってしまいましたね。

これで一層車らしく見えませんか??

明日はボディマウントの再考に付いてご紹介する予定です。
ここに来てスーパーセブンはどうなっているのかというご意見が・・・(汗)
そちらの方も順次再開をさせて頂きます、またツェッペリンも始めなければいけませんね・・・(滝汗)