Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日も暑かったですね~!

2013-06-30 21:48:58 | Maybach Zeppelin
本日は何も用件は無かったはずなので朝から製作が出来るはずなんですが、昨日のバーベキューの後片付けが残っていまして朝一番から製作という事は出来ませんでしたね。
そして午前中からかなりの蒸し暑さでテントやシートの片付けなどでかなりクタクタになってしまいましたよ。
この時期は暑さもそうですが湿度が高いのも有って余計に疲れますね何だか空気が体にまとわりついて来る様な気がするのは私だけでしょうか??(笑)

後で新入荷商品のお知らせにも出しますがアルファロメオディスコボランテのエッチングパーツを販売致します、ABCのキットにつける製作したものの為に残っている数量は一桁なので早い者勝ちになるかと・・・
1枚は1000円で普通郵便での送料はサービス致します。
エンブレムだけはABCのキット以外にもプロバンス製の物にも使えると思われます。
キットのデカールよりも仕上がりになる事は容易に想像出来ますね(笑)
グリルに使うアルファロメオ
のエンブレムのデカールを付けております。


さて本命の製作ですがスリットの付け方をハンダから接着に変更致します。
ハンダ付けでは余りにも繊細なスリットを綺麗にスッキリと取付ける事が出来ませんでしたので接着方式に変更という事ですね
まず邪魔になるグリル裏のシャーシとボディを連結する為のビスをとめるステーの部分を削り取ってしましたこれが有るとスリットの位置に穴を開ける事が出来ないのです。

スリットが入る為の段を作ります。
これは簡単でして超硬タガネで削るだけです大きくならない様に気をつけながら削れば難しい事では有りません。

スリットが入るだけの段が完成したら穴を開けます、これも難しい物では有りませんよ1.0mm前後の穴をあけてゆき穴をつなげてヤスリで仕上げれば簡単ですね。
何時もの事なのでいちいち途中の画像は載せませんけど・・・

スリットを接着しました位置決めは瞬間接着剤で行い裏からエポキシ系の接着剤を使っています、強度は瞬間接着剤だけでも問題ないのではないかと思います。

僅かな隙間にはポリパテを使って埋めておきます今回は隙間が小さかったのでワークのスベスベを使っています。スベスベは硬化剤が透明なので本来白いパテになりますが混合具合がわからないのでロックのポリパテの別売り硬化剤(エロー)を使っていますので黄色なパテになっています。

グリルが一段落したので次はタイヤです。
タイヤはすでの真鍮製の原型を作っていますがサイドウォールに文字が入っています、この文字も当時の写真を見ると白い文字が入れて有るのも有りますが、文字の部分だけ凸になっている物が圧倒的に多く白い文字の物も恐らく出っ張りを白く塗った物ではないかと思われます。
よってエッチングで文字を作ってタイヤの原型に貼付けて文字入りにしようという魂胆です(笑)
先日作った真鍮製のエッチング板の中に文字を作っていましたのでそれを接着する事にいたしました。
文字は一文字づつ別々に作っていますので一文字づつ切り出しております。

途中までの物を・・・

そして全ての文字が並びました。

文字は板をエッチングした物ですので平たい物でしてタイヤの丸い曲面に付いていますので必要以上に出っ張ってしまいますので接着してから角の部分を少し研磨しております。どれくらい研磨したら良いのかわかりませんが調子を見ながら削ってゆきます。
文字を接着するのは結構時間がか有りますのでスリットのパテが硬化しましたのでパテを削っております。

まずまずの形状が出ましたのでボンネットをボディに戻しております。
戻すと言ってもメタルを盛らないといけませんから強度が出る様にポイントでメタルを盛ります。

ボンネット部分を切って取り出していますのでボディに戻しても隙間がかなり空いてしまいます。
ここはメタルを・・・と言いたいですがこの入り角は整形が無理なので裏からメタルを盛って表側はポリパテを盛ります。

裏からは表側に影響しない様にメタルをしっかり盛っておきます。

パテも盛っておきました。

リアバンパーの取り付けの斜めのステーも忘れずに取付けておきましょう。

メッキに出す部品も揃って来ましたのでバンパーをバフ掛けして磨き出しておきましょう。フロント側も忘れない様に磨いておきますよ

本日は今年一番の多忙日でした・・・!

2013-06-29 23:03:19 | Maybach Zeppelin
今日もマイバッハを作る予定でしたが、朝になってスケジュール帳をチェックすると今日は13:30分から卒業した高校の卒業生の会の理事会でして出席をする予定になっていまして18:30分からは安来市安全協会の総会に出席予定同じく18:30から親戚やご近所を集めてビアガーデンの計画も有りまして何と忙しい事でしょう。
とりあえず朝からガーデンの照明を取付けたり机やシートの準備またバーベキューコンロやテントなどの力仕事やそ屋外での運搬作業は全て私が一人で行わなければなりませんでした。
しかも、安全協会の総会は今年から私が副会長らしいので欠席は許されない様なのでこれを優先してバーベキューはそれが終了次第という事で8時半頃からの参加となりまして先程片付けをして帰宅した所です。
まあ副会長というのはどれくらい忙しいのかわからないですが自営業がかり出される事が多くこれはこれでなかなか大変ですね。

午前中からこの作業をこなして机に座ったのは午前中の1時間と午後4時から1時間程でしてこれでは製作もなかなか進みませんでした。

こんな中で進める為には昨日の続きをコツコツ仕上げてゆく他は有りません、昨日満足いかなかったエッチングの加工を再度してゆきます。
エッチングのスリットの周りに洋白線をハンダ付けするのは昨日と変わりません、ただ昨日は2辺にしか貼付けておりませんでしたが本日は3辺にバージョンアップして変形を防ぎます。

そして竹を探して来まして竹べらを作りスリットを押し出しました・・・竹べらはなかなか良い感じですね少なくとも同じ様に見えますがアクリルよりは滑りが良いですよ。

明日は今回制作したエッチングを新入荷商品のお知らせで御案内出来るかと思いますよろしくお願い致します。





エッチングが到着しました

2013-06-28 21:39:30 | Maybach Zeppelin
本日は曇り空でしたがまずまずの天気で2週間に1度の芝刈りを行ないました。
並行して薫製も作りまして大活躍です。

少々前に発注したエッチング板が届きました。
今回の物はステンレス製です。

このエッチングは少し前に仕入れたアリファロメオディスコボランテの物です。
エンブレムだけのつもりでしたがステアリングのスポークとグリルの部分も入れておきました。
ただこのグリル形状はキットのボディに添った物ですのでグリルを作り直しされる方はグリルごと作り直ししてください、あくまでもサービスの一環という事です。


こちらは群馬の某方にご依頼頂いた物でしてこんな感じでいかがでしょうか?
大量生産じゃないので少し高価になってしまいますが・・・


そしてこちらは自分用です。
これから作る予定のメルセデスベンツ350Eのウインド枠や右上にはスーパーセブン用のウインド枠が見えていますね。
このウインド枠は裏の部分は段落ししてあってウインドガラスを挟み込める様にしてあります。
左の上は現在進行中のSAアペルタ用の物ボンネットの中にあるエンブレムとダッシュボードの物に使えそうですね。
ピニンファリーナの物はBBR製が使えるつもりだったのですがこの実車がエンブレムまで作り替えてあるらしいので同じ様に作り直しておきました。


他にもタミヤ1/20ロータス79用のタイヤロゴテンプレートも地元モデラーさんのリクエストで作っています。
これから連絡をしなければなりませんね・・・。

さて制作の方ですが精密なエッチングが到着したのは良いのですが、その繊細なエッチングがなかなか難しいのです。

取り敢えず切り出してみました・・・

このままスリットを押し出してみますがスリットの加工製を重視した真鍮板なので全体が曲がってしまい使い物にならない事が発覚しました。
そう言えばホルヒの時には裏打ち用の真鍮製のガイドも作っていましたね、今回はすっかり忘れてしまいました。

仕方が無いので洋白線潰した物で裏打ち致します。
今回は後で外してしまいますから何でも良いのです・・・。

押し出すのは本来は竹製のヘラが良いのですが竹がどこにも見つからないのでアクリルで作ってみました。
ただ、竹製の方が滑りが良くていい様な気がします。
アクリルは滑りが良くないですね・・・竹は適度な油を持っていますので滑りが良いのでしょう。竹を探さなければ・・・(笑)

スリットを裏から押し出すとこんな感じです・・・

変形は無いので裏打ちはこれで良いですね。

次はボディに取り付けです。
ここでも問題点が出て来ました、裏打ちをした時にエッチング番自体にハンダメッキをされていますのでボディにハンダで取り付けようとするとスリットに流れ込んでしまいます・・・これじゃあダメですね・・・

幸いにもエッチング板はかなりの数を準備していますので何回でもやり直しOKです(笑)
心ゆくまでやり直し致します・・・明日もマイバッハ決定です!
フ~ッ!


欲を出すと・・・落とし穴に落ちる話し(笑)

2013-06-27 21:59:07 | Rossoの休日
昨夜かなり雨が降った様で朝になると芝がかなり水分を含んでおりまして今日は芝刈りを出来る状態ではないようでしたので明日に順延という事に致しました。
しかし昼間はまずまずの天気でして急速に芝の水分も蒸発していったようです。
少し前から工事をしていた新しい造成地の土留めですがこの通り完成致しました。
まだ土を元に戻したりと雑務は残っていますがなかなか素晴らしい土留めですよ。


昨日パテを盛ったトランクを削りながら考えたんですが・・・。

このままSAアペルタを作ってトランクが完成したら仮組を完了して塗装に入る事が出来る・・・塗装ブースは限り有る大きさなのでこの行程の物がダブってしまうと非常に効率が良く無い事も事実。
ここはSAアペルタを進めて塗装行程に入ってしまった方が良いのではないかと・・・。
と言う事でSAアペルタを進めてしまいましょうと思ったのが不幸の始まり・・・(笑)

ヒンジのボディ側を作ります。
この板は少々厚めの0.5mmです、厚めの物を使って強度を十分に持った物にしなければなりません。

ヒンジの可動部に真鍮パイプを使います。

先程取付けた真鍮パイプの内径に丁度の真鍮線を通してヒンジの形状に曲げて整形致します。

仮組を何度も必要としますので2.0mmのビスを使ってきちんと固定出来る様にしておきます

トランクフードを所定の位置にマスキングテープで仮止めしておきましてヒンジの調整をいたします。

トランク本体もボディに固定出来る様にしておく必要が有ります。
せっかく固定用のビスを差し込む穴が有りますのでこれでビス止めいたします。

しかしこの位置関係ではトランクフードがボディと干渉して開かないんですよ・・・(不幸その1・・・笑)

ヒンジを作り直してやっと開く様になりました・・・。
今日二つ目のヒンジを作りましたよ。

何気なくロールバーの部品を付けてみると今度は干渉して開かない・・・(不幸その2・・・笑)
今までの2つのヒンジは支点が前側に有るタイプでフード自体はボディから大きく前側に出て行くタイプなんですがこのタイプだと必ずロールバーに当たってしまいます。

2つ目のヒンジも使えない様なので3つ目のヒンジを作ります、今度は支点が後ろ側に有る物になります。
このタイプはトランクフードの前側がボディ面よりも下側に沈み込むタイプになります。
ですからこのタイプですとロールバーとの干渉は無いですね。

これで仮組終了と思ったのも束の間、部品箱を漁って全ての部品を組んで仮組を終了しようと思ったのですがハードトップも作らなければならなかった事を思い出しました(不幸その3・・・滝汗)

大きな部品であるハードトップが完了しないと塗装行程に進めないのです、これをしないで塗装に進めば絶対に傷が付いて塗り直しになる事は明らかですね。
やっぱり順番通りマイバッハを進めておいた方が良かったですね・・・明日はマイバッハですよ。

SAアペルタ更新です

2013-06-26 20:58:16 | Rossoの休日
今日は朝から雨降りでした。
やっぱり昨日の天気予報が当たりましたね(笑)
結構な勢いで降っていたのでCafe入り口のドアの調整が出来ませんでした、この作業は明日の午前中に延期になりました。
明日午前中にご来店頂くお客様には少々ご迷惑をおかけ致しますがよろしくお願い致します。

さてストレートですが(笑)休日の定番!SAアペルタ更新です。
前回の番外編でトランク周りの雨よけを整形しておりました最後にパテを盛っていましたので本日はその整形からです。
この時点で削っておかないと後で溝の中を整形するのはなかなか大変ですからね。

前側のブレーキダクトの開口部もパテを盛っていましたのでこれも整形・・・この部分は奥行きの部分をBBRから移植していますので自然な形状に整形するのはなかなか難しいです、しかも金属メッシュを貼らなければなりませんので段はそのまま残して置かないといけません。

一番最初の画像と同じ様に見えますがこの部分の仕上げになります。
雨がトランクの中に落ちない様にエッジが上がる様にプラ板を張ってあります。
後部のミニカーのままの金属部分と自然につながる様に貼ってゆきます・・・この後パテを盛って自然なラインに仕上げます。

トランクフードのハイマウントストップランプの凹みを仕上げます。
ここはホットホイールの部品を使えばそのままで良いのですが見た目は圧倒的にBBR製の方が良い訳でしてBBR製の物からハイマウントストップランプの部品を外してみますと・・・意外に奥行きが有りますね・・・プラ製のトランクの厚みの中で収まるかな??

上下寸法は1.5mmなので超硬タガネの1.5mmでトランクのこの部分を削っております。
かなり奥行きが有りますがこれくらい奥行きが有ると雰囲気は実車のようですね。

トランクの厚みギリギリで収まったようです。
上下寸法は少し甘くしておきます、塗料の厚みが乗って来ますから手加減が必要ですね。

テールランプも比較するとBBR製が良さそうですねまずは綺麗に外さないと使えないですから・・・
ハイマウントストップランプも同じですがこんな場合はまずエナメルシンナーを部品の部分に流し込んで10分程放置します。
すると接着剤が溶けて外れます・・・。

ボディの方はテールランプが付く部分が少し盛り上がっています。
この部分をリューターで削り取るとBBR製のレンズがそのまま付いても雰囲気が悪くない様なのでこの出っ張りを削っております。

削った所に部品をあてがってみると・・・良い感じじゃないですか!?

トランクの箱の部分を整形しましょう、ここは残った作業の中で厄介な物の一つです。
599GTBでスペアタイヤでも有ったのか丸く出っ張っていた部分を切り取ってプラ板を貼付けております。

上側の直線を綺麗に出す為にトースカンでケガキ線を入れます。

実車画像を見て見るとこの部分が四角く高くなっていますがこの部分は恐らくサスペンションが下側に有るのか補強の為かこの様な形状になっているようです。

その前側も少し凹んでいて荷物が入れられるようですね・・・。
中央部のボディ形状が凹んでいますのでトランクも削って合わせる必要が有りますね・・・目印に鉛筆で線を入れてみました。

裏側も自然な感じに削っておきました強度が必要な部分も有りますので全てを削る訳にはいきませんが削る部分を考えておかないとダメですよ(笑)

継ぎ目が少し有ったり致しますし段が付いている部分も有りますのでパテを盛っておきます。
見えない部分も有りますがキッチリと面を出しておきましょう。

トランクの箱とボディを合わせるとこんな感じです凹みの部分もキッチリと合っていますね。

これは偶然ですがトランクをボディの所定の部分に当てたまま(接着はせずに)シャーシを取付けるとトランクの箱を押さえておかなくてもこんなにぴったりと合っています・・・奇遇ですね。
しかもずれませんよ。