Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Fアクスルシャフトの製作

2016-05-26 21:22:12 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は降りましたよ!
まあそんなに沢山じゃなかったのですが夕方にドバ~ットね・・・何度かに分けて降りました。
この数日間「降る」「降る」と言われていまして降るまでは結構湿度が高くムシムシしていましたからね。
今日はCafeでは一日中エアコンを入れていました。

そんな中ですが1週間程前に異常が出てメーカーに修理に出したインクジェットプリンターが戻って来ましたよ。
どうやら縁なし印刷ばかりしていたら溢れたインクを貯める部分が一杯になった様でして・・・いちいちメーカーに送り返さないと対応出来ないのは不親切ですね。
しかも料金は送料を含めて9700円程かかります・・・洗浄してスポンジを交換するだけのはずなんですが・・・。
そんな物は引き出し状にしておいて差し替える様に出来ると思うのだけど。
修理を依頼した電話で新しい複合機を勧められたりしますが複合機は壊れるとプリントもスキャンもFaxも使えなくなってしまいますから困りますと丁寧にお断りしておきました。
それにいちいちメーカーに送り返さなければならないのも複合機ですと大変ですからね(笑)


さて製作です
今日はランチタイムを過ぎるまでは大変忙しかったですがその時間を過ぎますとピッタリとティータイムになりましたので楽が出来ました・・・いやいや製作を始められました(笑)
今日はこのフロントアクスルを作ります(画像の物はT57Gの物です)

フロントアクスルを作る時に一番寸法が厳しいのがブレーキドラムを差し込む部分なんですがまずはそこを旋盤で仕上げます。
素材は直径が1.5mmの真鍮線を使いましてブレーキドラムを差し込む部分は0.9mmになる様に削っています。
旋盤で加工する場合は少しずつ削らないと刃物の抵抗で真鍮線が曲がってしまいますからね~注意が必要ですね。

先程削った部分につながる様にリューターを使ってまわしながら斜めに削ってゆきます
左右で分割していますので左右とも同じ様なRを描く様に削ります。

リーフスプリングを固定する為の四角なリングを固定する為にアクスルシャフトを削っています
斜めの部分に削り込みを入れなければならないのでフライス盤を使ってエンドミルで削ります

先程削った部分ですがフライスを使ってもバリが残っていますのでヤスリをかけて整えておきます。
機械加工だからと安心せずに気にして手をかけておくのが良いですね。

次は旋盤を使うついでに
左右のアクスルをつなぐ為のパイプ・・・と言うかジョイントを作ります。
内径が1.5mmの真鍮パイプは外径が2.1mmなのでこれを外径1.8mmになる様に外部を削っております
これもまた旋盤で一度に削る量をかなり少なくして削ってゆきます。

少しずつ削りまして、何度か計っては削り計っては削りを繰り返しましてやっと1.8mmの外径になりました。
内径が1.5mmだから肉厚は0.15mmしか無いパイプになりました。

先程削ったパイプを長さ3.5mmに切り出しましてアクスルを組み立てる準備をしています。

片側のアクスルにパイプをハンダ付けしました。
この場合最小限のハンダでハンダ付けをする必要が有ります。
十分に熱を伝えてハンダ付けをしますとこんな感じになります・・・・。

反対側のアクスルをハンダ付けして組み立てました・・・
ついでにリーフスプリングを通す四角に加工した真鍮パイプをハンダ付けしました
まだ磨きは掛けていませんが・・・一応それらしい形状になって来ましたね~。